2025年2月期 決算説明資料
株式会社テラスカイ(証券コード:3915) 決算説明(要約)
(出典:2025年2月期 決算説明資料、発表日 2025年4月14日)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社テラスカイ
- 主要事業分野:クラウドインテグレーション(主にSalesforce関連)、クラウド製品開発・提供(mitoco 等)、クラウド移行(SAP 等)、関連ソリューションおよび運用
- 代表者名:代表取締役社長 佐藤 秀哉
- 説明会情報
- 開催日時:2025年4月14日(資料の日付)
- 説明者(発表者/発言サマリ)
- 明確に記載のある個別の発言者一覧・発言原稿は資料内に明記なし。代表者名は資料に記載(代表取締役社長 佐藤秀哉)。発言概要は以下の資料内容に基づく(業績ハイライト、戦略、子会社動向、FY2026見通し 等)。
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年2月期(FY2025、第19期)
- セグメント(定義)
- ソリューション事業(クラウドインテグレーション):Salesforce関連、IaaS(AWS等)、SAPクラウドマイグレーション等。コンサル〜構築〜運用まで含む。
- 製品事業:自社製品(mitoco、mitoco X、SkyVisualEditor、その他SaaS/サブスク製品)およびライセンス/サブスク販売。
業績サマリー(FY2025 実績)
- 主要指標(連結、単位:百万円)
- 売上高:24,709(=約247.09億円) 前年同期比 +29.1%
- 営業利益:1,452(=約14.52億円) 前年同期比 +177.8%
- 経常利益:1,603(=約16.03億円) 前年同期比 +144.7%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,018(=約10.18億円) 前年同期比 +239.4%
- EBITDA:1,959(百万円)
- EPS:78.94円(前年 23.35円)
- ROE:9.2%
- 計画に対する進捗(FY2025計画:1/14公表)
- 売上高達成率:102.8%(計画 24,040 → 実績 24,709)
- 営業利益達成率:124.4%(計画 1,167 → 実績 1,452)
- その他主要KPI(経常利益・純利益等)も計画を上回り、売上・営業利益とも過去最高を更新
- セグメント別(FY2025 実績、単位:百万円)
- ソリューション事業
- 売上高:22,946(前年 17,643、YoY +30.1%)
- 営業利益:2,927(営業利益率 12.8%、前年比増)
- 構成比:売上高の約92.1%
- 製品事業
- 売上高:1,973(前年 1,684、YoY +17.2%)
- 営業利益:▲68(赤字幅は縮小)
- 構成比:売上高の約7.9%
- KPI等
- グループ従業員数(FY2025):1,470名(前年から増)
- Salesforce関連プロジェクトでの既存顧客比率:高水準(既存:新規 ≒ 89.0%:11.0%)
- サブスクリプション売上高(製品側)は前年同期比 +14.5%、FY2025のサブスク比率上昇傾向
業績の背景分析
- 業績ハイライト(要因)
- Salesforce需要およびBeeXによるクラウドマイグレーション案件の好調が売上牽引
- 大型案件受注増、イベント費用削減などで販管費を抑制し営業利益率が改善
- 採用・教育の進展によりSalesforce認定資格保有エンジニアが増加(国内トップ水準)
- 既存顧客からのリピート案件が多く、受注環境は安定
- プロジェクト管理の強化により開発工数削減、低採算案件減少で利益率向上
- 増減要因(売上・利益)
- 売上増:クラウド(Salesforce、AWS等)導入需要が堅調で受注拡大
- 利益改善:コスト削減(イベント等)+高採算案件比率の増加+内製化による工数低減
- 競争環境
- 市場はクラウド導入・マイグレーションの成長領域(Salesforce/AWS/GCPの売上は高成長)で競争激化
- テラスカイはSalesforce認定資格者数や実績で強みを有している点をアピール(資料内に「国内トップを継続」との記載)
- 競合との定量比較(市場シェア等)は資料に詳細開示なし
- リスク要因(資料から読み取れる主な外部要因)
- 保有有価証券の株価変動(投資その他の資産への影響がB/Sに出ている)
- クラウド需要のマクロ変動、為替・経済環境(資料は一般的な将来リスクに注意喚起)
- 子会社(タイ・量子関連等)の事業立ち上げや黒字化の遅延リスク
- サプライチェーン等明示的な項目は資料に限定的
戦略と施策(FY2025の取り組み・FY2026方針)
- 現在の戦略(資料に明記の主要3点)
- NTTデータとの資本業務提携を入口としたビジネス拡大(協業、チャネル・シナジーの追求)
- 内製化支援の拡充(DevSecOpsツール、CI/CD、テスト自動化等のツール導入支援)
- mitoco製品(mitoco X・mitoco ERP 等)の販売強化と製品ライン拡充(会計シリーズ完成へ)
- 進行中の施策(具体例・進捗)
- NTTデータとの提携発表(資本業務提携):共同事業や新サービス企画・提供を想定
- mitoco X V2リリース計画(2025年6月のV2リリース目標)/mitoco ERP にて会計(GL/AP/AR)リリース済、FAはFY2026後半着手予定
- リスキリングセンター(テラスカイ・テクノロジーズ)開設(2025年3月)、エンジニア育成強化
- TerraSky Day、Dreamforceでのmitoco Copilotの受賞等、製品・ブランド施策の実行
- 拠点展開:西日本・地方の拡大(大阪、名古屋、福岡、松江、秋田、盛岡、鹿児島 等)、サテライトオフィス開設
- Quemix(量子)に対する外部資金調達(SCSK 等)・資本業務提携によりR&D加速
- Clarivate等とのパートナー連携、コードレステスト自動化ツール(AccelQ)販売契約締結
- セグメント別施策
- ソリューション事業:Salesforceを中核としたインダストリーコンサル力+NTTデータ連携で大企業案件拡大、内製化支援ツールでデリバリー効率化
- 製品事業:mitoco系列の機能拡充(グループウェア→経費・勤怠→会計/固定資産/在庫等)でサブスク収益拡大、FY2026で赤字幅縮小を見込み
将来予測と見通し
- FY2026業績予想(連結、単位:百万円)
- 売上高:29,438(+4,728、+19.1% YoY)
- 営業利益:1,833(+381、+26.3% YoY)
- 経常利益:1,973(+369、+23.1% YoY)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,363(+374、+33.9% YoY)
- EPS:105.66円
- 会社コメントの根拠:ソリューション需要継続、エンジニア育成による内製化進展、mitocoサブスク増加、タイ子会社の改善等
- 中長期計画
- 目標:2027年2月期までに営業利益25億円達成を目指す(ROE10%目標も掲示)
- 成長投資:量子コンピューター事業等への継続的投資を継続しつつ、ビジネスモデル確立を目指す
- マクロ経済・市場要因
- クラウドプラットフォーム(Salesforce/AWS/GCP 等)は高成長が続く想定(資料内:Salesforce CAGR ≒25%、AWS ≒34%、GCP ≒40%等)。IDC Japan の国内パブリッククラウド市場予測も引用(2024→2029で約2倍の成長見通し)。
- 上記市場成長が同社の受注機会に影響する一方、景気・IT投資ペースや為替等の外部要因が業績に影響し得る旨を明記。
配当と株主還元
- 配当方針:資料中に明確な配当方針の数値記載なし。長期的には資本コスト・株価を意識した経営を目指す(ROE目標等の記載あり)。
- 配当実績(FY2025):資料に中間/期末配当実績の明示なし(–)
(注)資料は「資本コストや株価を意識した経営の実現」について、ROE改善や営業利益目標(2027年)を掲げているが、現時点の具体的な株主還元(配当増配・自社株買い等)の方針説明は限定的。
製品・サービス(主なもの)
- mitoco(グループウェア/業務プラットフォーム)
- mitoco X:データ連携プラットフォーム(V2を予定、エンドユーザー/システム間の連携強化)
- mitoco 会計(mitoco ERP):財務会計/支払/債権等を段階リリース中(GL/AP/AR実装、FAはFY2026後半着手予定)
- mitoco Work(経費・勤怠等)
- SkyVisualEditor:Salesforce画面をノンプログラミングで作成できるツール
- IAS / BeeX:AWS・SAPクラウドマイグレーション等のIaaS・移行サービス
- CSA(Customer Success Accelerator):運用・保守サービス(導入後の継続改善支援)
- 提携・協業:NTTデータ(資本業務提携)、Clarivate(パートナー)、AccelQ(テスト自動化ツール)等
- 事業会社・子会社:BeeX(SAP移行)、TerraSky Technologies(人材派遣/テクノロジー拡充)、Quemix(量子)、Sky365(MSP)等
導入事例(資料より抜粋)
– 大和証券:CSAを用いたCRM運用・改善
– パナソニック(エレクトリックワークス):Service Cloud によるCS基盤
– 太陽生命:Salesforce による団体保険管理システム刷新(mitocoX 等併用)
– りそなカード、薬物安全性試験センター 等:mitoco導入による業務改善
重要な注記
- 会計方針:資料内における会計方針の大幅変更や特異な会計処理の適用に関する明示的な言及はなし(詳細は有価証券報告書等を参照ください)。
- リスクおよび注意点(資料の留意事項より)
- 本資料には将来予測(業績見通し等)が含まれる。実際の業績は既知・未知のリスクにより異なる可能性がある旨の記載あり。
- 保有有価証券の時価変動等が貸借対照表に影響(投資その他の資産の変動が注記に記載)。
- 情報は十分注意して作成されているが、正確性や完全性の保証はない旨の注意喚起。
- その他重要告知など
- 主要トピックス:NTTデータとの資本業務提携、Quemix のSCSK等からの資金調達(シリーズB、約5.5億円)、テラスカイ・テクノロジーズのリスキリングセンター開設、mitoco Copilot が Dreamforce Demo Jam で優勝、各拠点(大阪・名古屋・福岡・松江・秋田・盛岡・鹿児島等)の拡張・開設等。
- 上場維持基準:直近基準日(2025/2/29)で東証プライムの上場維持基準を満たしている旨の記載。
※ 本要約は提供資料(決算説明資料)に基づく整理です。投資判断に関する助言は行いません。資料中に明示されていない項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3915 |
企業名 | テラスカイ |
URL | http://www.terrasky.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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