2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
決算短信(要約) — 株式会社オーバル(7727) 2025年3月期(連結)
作成日:2025年5月15日(提出日)
対象期間:2024年4月1日〜2025年3月31日
基本情報
- 企業名:株式会社オーバル(証券コード 7727)
- 上場取引所:東証
- URL:https://www.oval.co.jp
- 主要事業分野:計測機器等の製造・販売(主に流量計等のセンサ・システム・サービス)
- 代表者:代表取締役社長 谷本 淳
- 問合せ先:取締役兼常務執行役員 管理部担当 浅沼 良夫(TEL (03)3360-5061)
- 決算補足資料:作成あり(決算説明会あり・アナリスト向け)
報告関連予定
– 定時株主総会予定日:2025年6月27日
– 配当支払開始予定日:2025年6月30日
– 有価証券報告書提出予定日:2025年6月27日
– 決算説明会資料公開予定:決算説明会後(6月10日開催予定の説明会後に掲載予定)
発行済株式等
– 発行済株式数(期末、自己株式含む):26,180,000株
– 期末自己株式数:3,776,106株
– 期中平均株式数:22,403,910株
– 時価総額:–(決算短信に記載なし)
セグメント(社内区分)
– 会社としては開示上「単一セグメント(計測機器等の製造・販売)」としているが、実務上は以下の事業部門での運営・開示事項あり:
– センサ部門:流量計等センサ製品の開発・製造・販売(半導体、化学、電池、船舶など向け)
– システム部門:流体計測制御のシステムソリューション(石油関連、大型案件、研究機関向け等)
– サービス部門:校正・メンテナンス・提案型保守サービス
財務指標(要点)
(単位:百万円、%は対前期増減率。金額は決算短信の数値に基づく)
損益
– 売上高:15,048(+4.9%)
– 営業利益:1,422(△3.6%)
– 経常利益:1,444(△8.2%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:1,029(△6.6%)
– 1株当たり当期純利益(EPS):45.96円(前期 49.20円)
– 売上高営業利益率:9.5%(前期 10.3%)
– 経常利益率:6.0%(前期 6.9%)
貸借対照表(期末)
– 総資産:24,493百万円(前期 23,451)
– 純資産(株主資本+その他):16,320百万円(前期 15,364)
– 自己資本比率:64.8%(前期 63.6%)
– 1株当たり純資産:708.16円(前期 665.60円)
キャッシュ・フロー
– 営業活動CF:+1,987百万円(前期 +1,002)
– 投資活動CF:△844百万円(前期 △172)
– 財務活動CF:△606百万円(前期 △683)
– 現金・現金同等物(期末):3,846百万円(前期 3,197)
効率性・安全性(計算値)
– 総資産回転率(売上高/総資産):約0.61回(15,048 / 24,493)
– 流動比率(流動資産/流動負債):約295%(13,452 / 4,554)
– 負債合計:8,172百万円 → 負債/純資産(D/E):約0.50(8,172 / 16,320)
(注)上記一部は計算値。四捨五入により差異あり。
財務の解説(決算短信の記載から)
– 売上は前年に比べ増加したが、原材料高等の影響で営業利益・経常利益・当期純利益は期間で減少。
– 前期はライセンス契約に伴う一時金(Anton Paar GmbHに関する収入)が寄与しており、比較ベースでの影響がある。
– 流動資産増(現金・預金、売掛金の増加)および固定資産の増加等で総資産は増加。自己資本は利益剰余金等の増加により増加。
監査/会計
– 決算短信は公認会計士または監査法人の監査の対象外。
– 会計方針の変更:2022年改正の法人税等関連基準を当期首より適用(連結財務諸表への影響はなし)。連結範囲の変更はなし。
セグメント別(実務上の部門別動向)
(数値は販売実績:百万円、構成比は決算短信記載)
– センサ部門:売上 9,490.6(63.1%) ← 受注は前年から大幅減(受注 8,410.5、△18.4%)
– 国内:半導体向け前倒し受注の反動で低迷、一方化学向けは堅調。海外:中国の船舶関連は伸長したが、電池関連向けは低調。
– システム部門:売上 2,577.8(17.1%)/受注 3,022.8(+52.1%)
– 国立研機関向け、大口案件(石油関連、食品関連)により受注・売上とも大幅増。
– サービス部門:売上 2,980.2(19.8%)/受注 3,069.0(+13.9%)
– 校正・提案型保守の拡充、人件費・材料費上昇に応じ一部値上げ実施で増収。
セグメント戦略(記載内容の要約)
– 水素・アンモニア向け流量計測機器や校正機器、流体計測制御ソリューションを幅広く展開。
– 新製品(例:液体用電池駆動式クランプオン形超音波流量計 UC-1)販売開始。
– システム部門で大型案件を獲得し収益に寄与。サービス部門は提案型メンテで顧客基盤強化。
配当
- 2024年3月期(実績):年間14.0円(中間7.0円、期末7.0円)
- 2025年3月期(実績):年間16.0円(中間7.0円、期末9.0円) 配当総額 358百万円、連結配当性向 34.8%(純資産配当率 2.3%)
- 2026年3月期(予想):年間20.0円(中間10.0円、期末10.0円)※予想配当性向 48.7%(但し注記あり)
- 特別配当:なし(記載なし)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「Imagination 2025」は最終年度を迎え、2026年3月期〜2028年3月期を対象とした新中計「Imagination 2028」を公表(2025年2月)。
- フェーズ移行:PHASE1(構造改革期)→ PHASE2(成長期、2026年度〜)。構造改革で整えた基盤を活かし市場開拓・製品開発を推進する方針(決算短信記載)。
進捗評価:詳細な数値目標との比較データは決算短信に限定的記載のため、達成可能性の精緻な判定は資料不足につき省略。
競合状況・市場動向(決算短信に記載されたポイント)
- 市場トレンド:世界経済の不透明性(高金利、地政学リスク、中国の減速等)を背景に、国内は雇用・所得改善やインバウンドで緩やかな回復も続くが先行き不透明。
- 需要領域:水素・アンモニア、エネルギー安定供給関連の流量計測需要拡大を期待。石油計測での経験を活用。
- 競合他社との比較:決算短信に直接の比較データは記載なし(–)。
今後の見通し(会社予想)
- 2026年3月期(連結予想:2025/4/1〜2026/3/31)
- 売上高:15,500百万円(+3.0%)
- 営業利益:1,450百万円(+1.9%)
- 経常利益:1,530百万円(+5.9%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:920百万円(△10.7%)
- 1株当たり当期純利益:41.06円
- 見通しの主な前提:センサ部門でライセンス一時金の収受見込み、システム部門は大口受注継続、サービス部門は現状並み。人件費増を見込むが増収・増益を計画。
リスク要因(決算短信で言及された主な外部要因)
– 世界的な物価高・金融政策の変更、米国政策の不確実性、顧客設備投資の先送り、原材料・人件費上昇、為替変動等。
重要な注記・その他
- 会計方針変更:2022年改正の法人税等基準を当期首から適用(連結財務諸表への影響はなし)。
- 連結範囲の重要な変更:なし。
- 決算短信は監査対象外(監査報告の有無に注意)。
- 前期比較では、前期に計上されたAnton Paar GmbHとのライセンス契約に伴う一時金が業績に影響している点に留意すること。
(注)
– 本要約は、提供された決算短信の記載内容を整理・要約したものです。投資判断や具体的な投資助言は行っておりません。数字は決算短信掲載の数値に基づき記載しています。不明な項目は“–”としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7727 |
企業名 | オーバル |
URL | http://www.oval.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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