決算短信：日東紡績（3110）

2025年３月期決算短信［日本基準］（連結）

決算短信（要約） — 日東紡績株式会社（証券コード：3110） 2025年3月期（連結）

（出典：提出された決算短信資料を基に作成）

基本情報

• 企業名：日東紡績株式会社（表示名：日東紡 / URL: https://www.nittobo.co.jp）
• 上場取引所・コード：東証 / 3110
• 主要事業分野：電子材料、メディカル、複合材、資材・ケミカル、断熱材、その他（産業機械等サービス）
• 代表者名：取締役代表執行役社長 多田 弘行
• 問合せ先：上席執行役 梶川 浩希（TEL: 03-4582-5040）
• （その他）長期ビジョン「Big VISION 2030」、新中期経営計画（2024–2027年度）を開始

報告概要

• 決算短信提出日：2025年5月9日
• 対象会計期間：2024年4月1日〜2025年3月31日（2025年3月期）
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向けオンライン）
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月19日
• 決算補足説明資料：作成あり

セグメント（報告セグメント）

• 電子材料事業：電子材料用途グラスファイバー製品（スペシャルガラス等）の開発・製造・販売
• メディカル事業：体外診断用医薬品の開発・製造・販売
• 複合材事業：プラスチック強化材料用途グラスファイバー製品の開発・製造・販売
• 資材・ケミカル事業：産業資材用途ガラスファイバー製品、ケミカル製品、芯地、機能資材、ふきん等
• 断熱材事業：断熱・保温・吸音用途グラスウール製品の開発・製造・販売
• その他事業：産業機械設備等の設計・製作・販売、施工・メンテナンス・サービス

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式を含む）：37,723,012株（2025年3月期）
• 期末自己株式数：1,316,229株
• 期中平均株式数（当期）：36,407,684株
• 時価総額：–（決算短信に株価は記載されていないため省略）
• （備考）1株当たり純資産：3,563.47円（2025年3月期）

今後の予定（開示済）

• 定時株主総会：2025年6月19日（開催予定）
• 配当支払開始：2025年6月20日（予定）
• 有価証券報告書提出：2025年6月19日（予定）
• 決算説明会：機関投資家・アナリスト向けオンライン開催（実施済／予定あり）
• IRイベントその他：決算説明会資料あり

損益（連結・2025年3月期）

• 売上高：109,035 百万円（前年同期比 +16.9%）
• 営業利益：16,445 百万円（前年同期比 +96.1%）
• 経常利益：17,568 百万円（前年同期比 +80.1%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：12,837 百万円（前年同期比 +76.0%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：352.61円
• 営業利益率（売上高営業利益率）：15.1%（前年 9.0%）

（参考：包括利益は14,327百万円（△14.8%））

財政状態（連結・期末）

• 総資産：223,105 百万円（前期比 +10,993 百万円）
• 純資産：135,829 百万円（前期比 +12,122 百万円）
• 自己資本比率：58.1%（前期 55.7%）
• 1株当たり純資産：3,563.47円

キャッシュ・フロー（連結・2025年3月期）

• 営業活動によるCF：+19,121 百万円（前期 5,057）
• 投資活動によるCF：▲11,418 百万円（主に固定資産取得）
• 財務活動によるCF：▲3,277 百万円（配当等）
• 現金および現金同等物期末残高：28,387 百万円（前期 23,517）

主要投資・費用等

• 設備投資（当期実績＝有形固定資産及び無形の増加額）：13,617 百万円
• 減価償却費：7,941 百万円
• 研究開発費（当期）：2,983 百万円
• EBITDA（営業利益＋減価償却）：24,386 百万円

安全性・効率性（計算値・連結ベース）

• 流動比率（流動資産 ÷ 流動負債）：115,256 / 40,142 ≒ 287%
• 負債合計：87,276 百万円
• 負債／純資産（負債比率）：87,276 / 135,829 ≒ 0.64（64%）
• 総資産回転率（売上高 ÷ 総資産）：109,035 / 223,105 ≒ 0.49回
• 売上高営業利益率：15.1%（前年 9.0%） — 利益率改善

セグメント別（2025年3月期・連結）

（売上高・営業利益／損失、前年対比を含む）
– 電子材料事業
– 売上高：40,911 百万円（+36.9%）
– 営業利益：13,880 百万円（+157.9%）
– 売上構成比：約37.5%（40,911 / 109,035）
– 概要：AIサーバー向け・半導体パッケージ基板向けなどスペシャルガラス等が好調で収益に大きく寄与（セグメント利益の過半数を占める）
– メディカル事業
– 売上高：13,603 百万円（+6.5%）
– 営業利益：2,381 百万円（△0.4%）
– 概要：体外診断用医薬品は堅調、ただしインフレ影響等あり
– 複合材事業
– 売上高：13,474 百万円（+6.2%）
– 営業損失：900 百万円（前年は営業損失731百万円）
– 概要：販売は増加するも定期修繕などでコスト増、赤字継続
– 資材・ケミカル事業
– 売上高：9,431 百万円（+3.5%）
– 営業利益：839 百万円（+1.8%）
– 断熱材事業
– 売上高：15,320 百万円（+3.8%）
– 営業利益：693 百万円（△24.1%）
– その他事業
– 売上高：16,294 百万円（+16.0%）
– 営業利益：409 百万円（△8.4%）

（注）セグメント合計の営業利益は16,445百万円。電子材料事業が利益面で主導（約84%超を寄与）している点が特徴。各セグメントの資産配分・投資額は資料のとおり（例：電子材料の有形固定資産増加額 10,072百万円、セグメント資産 102,912百万円）。

配当

• 2025年3月期（実績）
  • 中間配当：27円50銭（1株）
  • 期末配当（予定／株主総会付議）：78円50銭
  • 年間合計：106円00銭（配当金総額 3,877 百万円）
  • 連結配当性向：30.1%
  • 純資産配当率（DOE）：3.1%
• 2026年3月期（予想）
  • 中間配当（予想）：27円50銭
  • 期末配当：未定（現時点）
• 配当方針（会社表明）
  • 新中期経営計画における基本方針：1株当たり配当金55円を下限、定常収益に対する連結配当性向30％を基本

中長期計画との整合性

• 新中期経営計画（2024–2027年度）を開始し「Big VISION 2030」を掲げる。設備投資や成長領域（電子材料等）への投資を継続中。
• 2026年（予想）に向けては電子材料（スペシャルガラス等）需要を成長の前提として設定。設備投資計画（2026予想：20,000百万円）を増額見込み。
• 当期業績（特に電子材料の伸長）は計画の投資回収・成長戦略と整合している旨の記載あり。

競合状況・市場動向（資料記載分の要約）

• 市場動向（会社見解）
  • 世界経済は不安定（米国の政権交代、米中動向、為替変動、原材料・エネルギーコスト、人件費上昇等）
  • 電子材料分野ではAIサーバー・データセンター向け需要や半導体関連需要が旺盛で、同社のスペシャルガラスが恩恵を受けている
• 競合他社比較：決算短信内に詳細な同業他社比較は記載されていません → 比較情報は「–」として省略

今後の見通し（2026年3月期 連結予想）

• 通期（2025/4/1〜2026/3/31）
  • 売上高：120,000 百万円（前年比 +10.1%）
  • 営業利益：17,000 百万円（+3.4%）
  • 経常利益：17,000 百万円（△3.2%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：13,000 百万円（+1.3%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：357.08円
  • EBITDA（予想）：26,500 百万円
  • 設備投資（計画）：20,000 百万円
  • 減価償却費（予想）：9,500 百万円
  • 研究開発費（予想）：4,000 百万円（売上高研究開発比率 3.3%）
  • 為替想定（円/米ドル）：145.0（前期実績 153.0）

リスク要因（決算短信記載の主な外部要因等）

• 世界経済・金融市場の不確実性（米国の関税政策・金融市場混乱等）
• 中国の景気動向（低迷長期化リスク）
• 為替変動（特に円高・円安による影響）
• 原材料価格・エネルギーコストの高騰、人件費上昇
• セグメント別では複合材での生産・設備コスト、メディカルではインフレ影響など

重要な注記（会計・開示関係）

• 連結範囲の変更：なし（当期は報告セグメントの区分を変更）
• 会計方針の変更：あり（「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」の適用等）。ただし当該変更による連結財務諸表への影響はない旨。
• 決算短信は公認会計士・監査法人の監査の対象外（注記あり）
• 重要な後発事象：該当事項なし

（備考）
– 本要約は提供資料に基づく事実整理です。投資判断や投資助言は行いません。
– 記載のない情報、不明項目は「–」と記載しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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