決算短信：日東紡績（3110）

2024年３月期決算短信[日本基準]（連結）

日東紡（コード: 3110）2024年3月期（連結） 決算短信 要約

注意：以下は提出資料に基づく事実の整理です。投資助言は行いません。不明項目は「–」と表記しています。

基本情報

• 企業名：日東紡（日本語表記：日東紡績株式会社）
• 上場市場：東証（東）
• 証券コード：3110
• URL：https://www.nittobo.co.jp
• 代表者：代表執行役社長 多田 弘行
• 問合せ先：上席執行役 梶川 浩希（TEL: 03-4582-5040）
• 決算発表（本資料提出日）：2024年5月9日
• 対象会計期間：2023年4月1日～2024年3月31日（2024年3月期）
• 決算説明資料：作成あり（機関投資家・アナリスト向けオンライン会議あり）
• 有価証券報告書提出予定日：2024年6月20日
• 定時株主総会予定日：2024年6月20日（配当支払開始予定日：2024年6月21日）

セグメント（報告セグメント）

• 原繊材事業：グラスファイバー原繊製品（ヤーン、ロービング、チョップドストランド等）の製造・販売
• 機能材事業：グラスファイバー機能製品（ガラスクロス等）の製造・販売（電子材料向けスペシャルガラス等）
• 設備材事業：産業資材用途グラスファイバー製品、グラスウール（断熱材）等の製造・販売
• ライフサイエンス事業：体外診断用医薬品、スペシャリティケミカルス製品の製造・販売
• 繊維事業：芯地製品、機能資材、生活資材、ふきん等の製造・販売

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：37,723,012株（2024年3月期）
• 期末自己株式数：1,314,573株（2024年3月期）
• 期中平均株式数：36,409,143株（2024年3月期）
• 時価総額：–（期末株価の情報が資料にないため記載なし）

今後の予定（主な日程）

• 定時株主総会：2024年6月20日（予定）
• 期末配当支払開始：2024年6月21日（予定）
• 有価証券報告書提出予定：2024年6月20日
• 決算説明会：実施（機関投資家・アナリスト向けオンライン）

損益（連結・2024年3月期実績、対前期増減）

• 売上高：93,253 百万円（+6.5%）
• 営業利益：8,387 百万円（+71.9%）
• 経常利益：9,752 百万円（+60.7%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：7,296 百万円（+163.1%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：200.39 円
• 売上高営業利益率：9.0%（2023年は5.6%）

（参考：包括利益） 16,810 百万円（+206.9%）

貸借対照表（連結・2024年3月31日）

• 総資産：212,112 百万円（前期185,585 百万円）
• 純資産：123,707 百万円（前期108,948 百万円）
• 自己資本比率：55.7%（前期55.9%）
• 1株当たり純資産：3,246.26 円

主要項目：
– 現金及び預金（期末）：23,517 百万円
– 売掛金：25,130 百万円（増加）
– 投資有価証券：23,049 百万円（増加）

負債合計：88,404 百万円（前期76,636 百万円）
（負債増加の主因：長期借入金の増加等）

キャッシュ・フロー（連結・2024年3月期）

• 営業活動によるCF：+5,057 百万円（前期+7,643）
• 投資活動によるCF：-7,896 百万円（前期+1,979）
• 財務活動によるCF：+4,301 百万円（前期-7,249）
• 現金及び現金同等物期末残高：23,517 百万円（前期21,460）

収益性・効率性指標（資料記載）

• 自己資本当期純利益率（ROEに類似の指標）：6.6%（2023年2.6%）
• 総資産経常利益率：4.9%（2023年3.3%）
• インタレスト・カバレッジ・レシオ：12.4倍（2023年30.8倍、低下）

セグメント別（2024年3月期・外部顧客売上／営業利益）

• 原繊材：売上高 26,191 百万円、営業損失 △458 百万円
  • 電子材料向けスペシャルガラス好調、汎用ヤーン等低迷が影響
• 機能材：売上高 27,528 百万円、営業利益 5,550 百万円
  • AIサーバー向けなどスペシャルガラスが伸長（主力の収益源）
• 設備材：売上高 21,637 百万円、営業利益 1,188 百万円
  • 断熱材・設備建設向けガラスクロスが堅調
• ライフサイエンス：売上高 14,436 百万円、営業利益 2,955 百万円
  • メディカル順調、飲料子会社の連結除外影響あり
• 繊維：売上高 2,386 百万円、営業利益 24 百万円

各セグメントの合計が連結営業利益（調整後）に連結されています。セグメント間の未配分全社費等による調整あり。

財務の解説（資料記載による背景）

• 売掛金増加により総資産が増加。
• 長期借入金の増加により負債が増加。これにより財務CFがプラスとなった。
• 減価償却費は7,166 百万円。営業CFは税金等調整前当期純利益や減価償却等でプラスの創出。
• 投資活動で固定資産取得支出等があり投資CFはマイナス。2025年には設備投資計画が大幅に増加予定（下記参照）。

配当

• 2024年3月期（実績）：年間配当 55.00 円（第2四半期末 22.50 円 / 期末 32.50 円）合計配当金額 2,012 百万円（連結配当性向 27.4%）
  • （注）2023年3月期は期末に記念配当含む内訳あり。2024年は普通配当のみ32円50銭。
• 2025年3月期（予想）：中間配当（予定）27.50 円、期末配当 未定（年間下限政策あり）
• 配当政策（新中期計画）：年間配当金 1株当たり 55円を下限、定常収益に対する連結配当性向 30% を基本方針

中長期計画との整合性

• 長期ビジョン：Big VISION 2030（再定義済み）
• 新中期経営計画（2024～2027年度）を開始。資本政策として配当下限や配当性向の方針を明示。
• 設備投資計画（2025予想）：17,800 百万円（2024実績約7,762 百万円）、研究開発費も増加見込み（2025予想 3,600 百万円）。成長投資を重視する計画。

競合状況・市場動向（資料記載に基づくポイント）

• 市場環境として：米国の金融引締め、中国経済の低迷、地政学的リスク、原材料・エネルギー価格上昇等の不確実性を指摘。
• 需要動向：電子材料向けスペシャルガラスはデータセンター／AIサーバー向けの需要が旺盛で、機能材事業に好影響。
• 競合他社との比較：資料上での直接比較データは記載なし（–）。

今後の見通し（2025年3月期 連結予想）

• 売上高：104,000 百万円（+11.5%）
• 営業利益：12,500 百万円（+49.0%）→ 売上高営業利益率目標 12.0%
• 経常利益：12,000 百万円（+23.0%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：8,500 百万円（+16.5%）
• 1株当たり当期純利益（予想）：233.46 円
• EBITDA（予想）：20,600 百万円（売上高EBITDA比率 19.8%）
• 設備投資（予想）：17,800 百万円（増強）
• 為替想定：1ドル = 141.0 円（2024実績 144.0 円）

想定される成長ドライバーは電子材料向けスペシャルガラス需要回復等で、増収増益を見込んでいると明記。

リスク要因（資料より）

• マクロ要因：米国金融政策、中国経済、地政学リスク等
• コスト要因：人件費、物流費、原材料・エネルギー価格の上昇
• 為替変動：決算予想は為替前提を含む（USD/JPY 前提あり）
• その他：業績予想は前提条件に基づくもので、実際の業績は変動する旨の注意書きあり

重要な注記（会計・その他）

• 連結範囲の主要な変更：期中に重要な子会社の異動なし
• 会計方針の変更・見積り変更・修正再表示：無し
• 決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外である旨記載あり
• 重要な後発事象：該当無し

補足（セグメントのポイント）
– 機能材事業が連結営業利益の中心（2024期：5,550 百万円）で、電子材料向けスペシャルガラスが主要な収益源となっている。
– 原繊材は売上は大きいものの当期は赤字（在庫・製品ミックス等が要因として記載）。
– ライフサイエンスはメディカル好調だが、飲料事業子会社の連結除外の影響あり。

以上。必要であれば、特定項目（例：セグメント別の前年比・構成比やキャッシュフローの詳細分析、主要BS勘定の増減要因など）をさらに掘り下げて整理します。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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