決算短信：エスペック（6859）

2025年3月期　決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信（要約） — エスペック株式会社（6859） 2025年3月期（連結）

（出典：提出資料 2025年5月15日）

基本情報

• 企業名：エスペック株式会社
• 主要事業分野：環境試験器等の装置事業、サービス事業（アフターサービス・受託試験・レンタル）、その他（環境保全・植物育成装置等）
• 代表者：代表取締役 執行役員社長 荒田 知
• 連絡先：執行役員 コーポレート統括本部長 小田 秀征（TEL 06-6358-4741）
• URL：https://www.espec.co.jp

報告概要

• 提出日：2025年5月15日
• 対象会計期間（連結）：2024年4月1日〜2025年3月31日
• 決算説明会：有（機関投資家向け）、補足資料 作成あり

発行済株式等

• 期末発行済株式数（自己株式を含む）：23,781,394株
• 期末自己株式数：1,949,204株
• 期中平均株式数：21,832,284株
• 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定（資料記載）

• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月17日
• 定時株主総会予定日：2025年6月20日
• 配当支払開始予定日：2025年6月23日
• IRイベント等：決算説明会（機関投資家向け）実施

セグメント（報告セグメント）

• 装置事業：環境試験器、エナジーデバイス装置、半導体関連装置等の製造・販売、据付等
• サービス事業：アフターサービス・エンジニアリング、受託試験・レンタル
• その他事業：環境保全事業、植物育成装置等

財務指標（要点・連結）

• 売上高：67,288百万円（前期比 +8.3%）
• 営業利益：7,526百万円（前期比 +14.3%）
• 経常利益：7,793百万円（前期比 +12.6%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：6,003百万円（前期比 +20.8%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：274.97円
• 総資産：75,847百万円
• 純資産（自己資本）：56,693百万円
• 自己資本比率：74.7%
• 営業利益率：約11.2%（7,526 / 67,288）
• 経常利益率：約11.6%（7,793 / 67,288）
• 当期純利益率：約8.9%（6,003 / 67,288）
• ROE（自己資本当期純利益率）：11.0%

貸借対照表（主要項目、百万円）

• 流動資産合計：50,589
  • 現金及び預金：12,768
  • 受取手形・売掛金等：18,011
• 固定資産合計：25,257
• 負債合計：19,153
  • 流動負債：15,421（短期借入金は期末ゼロ。前期は5,000百万円）
  • 長期負債：3,732
• 純資産合計：56,693

キャッシュ・フロー（百万円）

• 営業CF：＋4,445
• 投資CF：△1,154
• 財務CF：△7,245（主な要因：短期借入金返済5,000、配当金支払1,870）
• 現金及び現金同等物 期末残高：12,765（前期 16,793）

効率性（注）

• 総資産経常利益率等は資料内に指標記載あり（総資産経常利益率 10.1% として記載箇所あり）。計算上の主要マージンは上記参照。

セグメント別（連結・当期）

（単位：百万円）
– 装置事業
– 売上高：57,507
– 営業利益：6,610
– サービス事業
– 売上高：8,425
– 営業利益：793
– その他事業
– 売上高：1,758
– 営業利益：126
– 連結調整等：△403（内部取引消去等）
– セグメント合計（売上高）：67,288、営業利益合計：7,526

セグメント別営業利益構成の概算（寄与度）
– 装置事業：約87.8%
– サービス事業：約10.5%
– その他：約1.7%

地域別売上高（外部顧客、連結・当期、百万円）
– 日本：32,334
– 米国：10,243
– 中国：11,699
– その他アジア：8,072
– その他：4,938
– 合計：67,288

財務の解説（資料中の要旨）

• 受注高・売上高とも国内が好調で、受注残の消化および生産能力増強（人員増・生産スペース拡大・外注活用）により売上高が増加。
• 販管費は増加したが増収により利益は増加。受注高・売上高・営業利益・親会社株主に帰属する当期純利益はいずれも過去最高を更新。
• 総資産は短期借入金返済に伴う現金減少等により前期比で減少。負債は短期借入金や買掛金の減少で減少。純資産は当期純利益計上等により増加。
• キャッシュの変動は、営業CF増加、財務CF（借入金返済、配当支払）による減少が主要要因。

配当

• 2025年3月期（実績）
  • 中間配当：35円（1株当たり）
  • 期末配当：60円（1株当たり、期末配当は5月に15円増額発表）
  • 年間配当：95円（配当総額 2,096百万円）
  • 連結配当性向：34.5%
• 2026年3月期（予想）
  • 中間配当：45円
  • 期末配当：70円
  • 年間配当（予想）：115円（配当性向目標：40.6% の見込み）
• 配当方針改定：連結配当性向を40%以上に設定、自己株式取得を機動的に行う方針。中期計画（PROGRESSIVE PLUS 2027）期間で3年間累計の総還元性向50%以上を目指す。安定配当として20円を維持（条件付）。

中長期計画との整合性

• 既存中期計画「プログレッシブ プラン2025」の2025年度目標（売上650億円、営業利益75億円、営業利益率11.5%、ROE10%以上）を2024年度（2025年3月期）に前倒して達成。
• 新中期計画「PROGRESSIVE PLUS 2027」を策定（基本方針：「筋肉質で持続可能な高利益体質の確立」）。
  • 2027年度（2028年3月期）目標：売上700億円、営業利益105億円、営業利益率15.0%、当期純利益76億円、ROE12%以上
  • 2025年度（2026年3月期）の計画（資料内当期予想）：売上680億円、営業利益85億円、営業利益率12.5%、当期純利益61.9億円、ROE11.0%
• 為替前提（米ドル）：145円（中期計画・2025年度の想定）

競合状況・市場動向（資料記載の観点）

• 市場トレンド（資料より）
  • 社会のデジタル化や脱炭素化を背景に、EV・バッテリー関連の試験需要が増加。
  • エレクトロニクス関連投資は堅調に推移。
  • 地域別では国内が堅調、北米・中国で受注増。欧州は一部減少。
• 競合他社との比較：–（資料に具体的な同業他社比較は記載なし）
• 競争優位性等：–（資料の範囲では定量的な市場シェアは非開示）

今後の見通し（業績予想・リスク）

• 2026年3月期（連結業績予想、2025年4月1日〜2026年3月31日）
  • 売上高：68,000百万円（+1.1%）
  • 営業利益：8,500百万円（+12.9%）
  • 経常利益：8,650百万円（+11.0%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：6,190百万円（+3.1%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：283.53円
• リスク要因（資料からの主な留意点）
  • 世界経済の不透明感、米国の関税政策などの外部要因（同社は米国現地生産比率が高く直接影響は軽微と想定）。
  • 為替変動（想定レートは1ドル＝145円）。
  • 半導体メモリ関連投資抑制など、顧客側の設備投資動向。
  • 受注・売上の季節性（契約納期が第2・第4四半期に集中）に伴う四半期変動。
  • 人員増・生産能力強化に伴う販管費増加等。

重要な注記（会計・その他）

• 会計方針の変更：
  • 「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を当連結会計年度の期首から適用。影響はなしと記載。
  • その他、会計基準等の改正に伴う会計方針の変更あり（詳細は添付資料P.16参照）。
• 連結子会社数：13社（主要子会社に ESPEC NORTH AMERICA, INC.、中国の関連会社等）
  • 子会社の事業年度の違い（一部上海拠点は12月決算、仮決算で連結）
• のれん：均等償却（償却期間20年以内）
• 業績連動型株式報酬制度（BBT）：
  • 信託を用いる制度を採用しており、本信託所有の自己株式を連結上自己株式として計上。役員株式給付引当金等計上あり。
• 重要な企業再編等の記載：当期中に連結範囲の重要な変更なし（注：一部子会社の吸収合併に伴う連結範囲の除外等記載あり）
• 重要な後発事象：該当なし

注記・留意事項
– 本要約は提出資料（決算短信）に基づき作成しています。数値は原則として資料記載の百万円単位を使用。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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