2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
第一稀元素化学工業株式会社(コード:4082) — 2025年3月期 決算短信 要約
(注)不明な項目は「–」としています。投資助言は行いません。数値は百万円未満切捨てで記載されている原資料に基づきます。
基本情報
- 企業名:第一稀元素化学工業株式会社
- 上場取引所:東(東証等)
- 証券コード:4082
- URL:https://www.dkkk.co.jp/
- 代表者:代表取締役社長執行役員 國部 洋
- 問合せ先:財務経理部長 井上 敬一(TEL 06-6206-3311)
報告概要
- 提出日:2025年5月13日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
- 決算説明資料の有無:有
- 決算説明会の有無:有
今後の予定(決算短信より)
- 定時株主総会開催予定日:2025年6月20日
- 配当支払開始予定日:2025年6月23日
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月19日
- その他IRイベント:決算補足説明資料および決算説明会(詳細期日は別途)
セグメント(当社の扱い)
- 会計上は単一セグメント(化学工業製品の製造販売)としているが、事業分野別の販売実績は開示あり:
- 戦略分野(半導体・エレクトロニクス、エネルギー、ヘルスケア 等)
- 自動車排ガス浄化触媒分野
- 基盤分野(工業用触媒、構造部材等)
- セグメント別売上(2025年3月期)
- 戦略分野:5,142 百万円(構成比 15.3%)
- 半導体・エレクトロニクス:1,761 百万円
- エネルギー:1,396 百万円
- ヘルスケア:1,983 百万円
- 自動車排ガス浄化触媒分野:20,816 百万円(構成比 61.9%)
- 基盤分野:7,682 百万円(構成比 22.8%)
- セグメント別の利益貢献度:決算短信では個別のセグメント損益は非開示 → 利益貢献度は「–」
発行済株式等
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):24,400,000株(2025年3月期)
- 期末自己株式数:180,070株(2025年3月期)
- 期中平均株式数:24,269,227株(2025年3月期)
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
主要業績(連結) — 2025年3月期(2024/4/1–2025/3/31)
- 売上高:33,641 百万円(前期 35,220、前期比 △4.5%)
- 営業利益:2,282 百万円(前期 2,422、前期比 △5.8%)
- 経常利益:632 百万円(前期 2,942、前期比 △78.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:792 百万円(前期 1,140、前期比 △30.5%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):32.64 円(前期 46.87 円)
- 包括利益:2,938 百万円(前期 875 百万円)
(参考:個別業績は別表にて開示。個別売上 32,146 百万円、個別当期純利益 2,490 百万円 等)
主要財政状態(連結)
- 総資産:64,754 百万円(前期 65,605)
- 純資産:38,483 百万円(前期 36,316)
- 自己資本比率:58.6%(前期 54.5%)
- 1株当たり純資産(BPS):1,565.62 円(前期 1,467.26 円)
キャッシュ・フロー(連結)
- 営業活動CF:+3,498 百万円(前期 +5,310)
- 投資活動CF:△551 百万円(前期 △3,447)
- 補助金受取 1,247 百万円を含む。有形固定資産取得による支出 1,218 百万円
- 財務活動CF:△3,525 百万円(前期 △2,444)
- 主に長期借入金返済 5,233 百万円、長期借入れによる収入 3,000 百万円、自己株式取得 113 百万円
- 現金及び現金同等物 期末残高:8,920 百万円(前期 8,289)
収益性・効率性・安全性(計算値・要点)
- 売上高営業利益率(営業利益率)
- 2025年:2,282 / 33,641 = 約 6.8%(短信記載:6.8%)
- 2024年:2,422 / 35,220 = 約 6.9%
- 売上高総利益率(粗利率)
- 2025年:8,352 / 33,641 = 約 24.8%
- 総資産回転率(売上高 / 総資産)
- 2025年:約 0.52 回(33,641 / 64,754)
- 2024年:約 0.54 回
- 流動比率(流動資産 / 流動負債)
- 2025年:31,932 / 8,708 ≒ 3.67 倍(約 367%)
- 負債比率(負債 / 純資産)
- 2025年:26,271 / 38,483 ≒ 0.68(68%)
- 総資本に対する負債比率(負債 / 総資産)
- 2025年:26,271 / 64,754 ≒ 40.6%
- インタレストカバレッジ(営業利益 / 支払利息)
- 2025年:2,282 / 510 ≒ 4.47 倍
(注)上記は決算短信の開示数値を基に簡易算出した指標。
セグメント別・事業概況(記載内容の要約)
- 全体:販売数量は前期比で約 3.4% 減、売上高は33,641百万円(前期比 △4.5%)。業績予想に対する達成率は売上高98.9%、営業利益103.8%。
- 戦略分野(合計 5,142 百万円、前年同期比 △9.0%)
- 半導体・エレクトロニクス:上半期の好調で微増(1,761 百万円)
- エネルギー(二次電池、SOFC/SOEC 等):需要鈍化で大幅減(1,396 百万円、△36.3%)
- ヘルスケア:欧州・東アジアで需要増(1,983 百万円、+12.6%)
- 自動車排ガス浄化触媒:20,816 百万円(△7.8%) — 自動車メーカーの生産調整や中国勢の台頭の影響で減収
- 基盤分野:7,682 百万円(+9.8%) — 北米向け中心に増収
(セグメント別の営業利益等は開示なし)
配当
- 2024年3月期(実績):年間 26.00 円(中間 12.00 円、期末 14.00 円)/配当性向(連結) 55.5%
- 2025年3月期(実績):年間 26.00 円(中間 12.00 円、期末 14.00 円)/配当性向(連結) 79.7%(親会社株主に帰属する当期純利益減少により配当性向上)
- 2026年3月期(予想):年間 28.00 円(中間 14.00 円、期末 14.00 円)/配当金総額(連結)452 百万円(注:短信の表示)
- 特別配当:無し(2025年は特別利益の計上ありが配当に対する特別配当の明示なし)
中長期計画との整合性・成長投資
- 短期見通し・投資事項:
- ベトナム子会社の本格稼働準備(2025年7月から本格稼働予定)に伴う人的投資・基幹システム刷新など、当面費用負担が見込まれると明記。
- 中期経営計画(数値計画)は本短信に明示されていないため、進捗評価は「–」。ただし業務改革・生産体制強化の取り組みが継続中である旨の記載あり。
競合状況・市場動向(短信での言及)
- 市場動向:
- 自動車市場:世界の新車販売は増加する一方、電動化の進展により内燃機関車の比率は変化。ハイブリッドは堅調、電動車は伸長(特に中国での拡大)。
- 半導体・エレクトロニクス:半導体用途は上期の好調が寄与。コンデンサ需要の回復等あり。
- エネルギー分野(二次電池、SOFC等):主要顧客の在庫調整などで需要取り込みが難航。
- 競合比較:決算短信では同業他社との直接比較データは提示されていない → 「–」
- 競争優位性に関する記載:特定の優位性や市場シェアの数値は開示されていないが、主要顧客は自動車業界等である旨の記載あり。
今後の見通し(2026年3月期 連結業績予想)
- 前提為替レート:1米ドル = 145 円(前提)
- 第2四半期累計(予想、対前年):
- 売上高 16,000 百万円(△6.0%)、営業利益 500 百万円(△67.9%)、経常利益 100 百万円(+508.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益 75 百万円
- 通期予想:
- 売上高:34,000 百万円(前期比 +1.1%)
- 営業利益:1,000 百万円(前期比 △56.2%)
- 経常利益:200 百万円(前期比 △68.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:150 百万円(前期比 △81.1%)
- 1株当たり当期純利益(予想):6.19 円
- 達成に向けた留意点:米国の通商政策、地政学リスク、為替変動等を織り込んだ予想。
リスク要因(短信での指摘)
- 為替相場の変動(当期は円高で為替差損を計上)
- 各国の通商政策(相互関税など)や地政学的リスクの長期化
- 主要顧客(自動車業界等)の需要動向・生産調整
- 原材料市況や在庫評価の影響(販売子会社の高額在庫処分等の影響あり)
- ベトナム子会社の立ち上げに伴うコスト増
重要な注記・会計方針等
- 連結範囲の変更:なし
- 会計方針の変更:有(「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等の改正を期首から適用)。ただし、当該変更による連結財務諸表への影響は「なし」としている。
- 修正再表示:なし
- 継続企業の前提に関する注記:該当事項なし
- 重要な後発事象:該当事項なし
備考(短信中の主要ポイント)
- 2025年3月期は売上・営業利益ともに概ね業績予想に近い実績(売上達成率98.9%、営業利益達成率103.8%)。ただし経常利益は為替差損等で大きく下振れ。
- 補助金収入(特別利益)1,247 百万円等の影響で当期純利益は一部下支えられた。
- 財務面では自己資本比率が上昇(54.5% → 58.6%)。現金預金残高は増加。
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4082 |
企業名 | 第一稀元素化学工業 |
URL | http://www.dkkk.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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