決算短信：川田テクノロジーズ（3443）

2025年３月期　決算短信〔日本基準〕（連結）

決算短信（要約） — 川田テクノロジーズ株式会社（コード：3443）

（対象：2025年3月期 連結決算：2024年4月1日〜2025年3月31日、発表日：2025年5月13日）

基本情報

• 企業名：川田テクノロジーズ株式会社
• 上場：東証
• 代表者：代表取締役社長 川田 忠裕
• 問合せ先責任者：常務取締役 渡邉 敏（TEL 03-3915-7722）
• URL：https://www.kawada.jp/
• 備考：2024年4月1日付で普通株式1株→3株の株式分割を実施（開示数値は分割後換算で算定）。

報告概要

• 提出日（決算短信）：2025年5月13日
• 対象会計期間：2024年4月1日〜2025年3月31日（連結）
• 決算補足説明資料：有
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け）

セグメント（報告セグメント）

• 鉄構：鋼製橋梁・建築鉄骨の設計・製作・架設据付、鋼材製品販売（主な会社：川田工業等）
• 土木：PC橋梁、プレビーム橋梁の設計・製作・架設据付および橋梁保全工事（川田建設）
• 建築：一般建築・システム建築の設計・工事請負（川田工業）
• ソリューション：ソフトウェア開発・販売、次世代型産業用ロボットなど（カワダロボティクス、川田テクノシステム等）
• その他：橋梁付属物販売、航空機使用事業、不動産等

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：17,474,210株（2025年3月末）
• 期末自己株式数：89,873株（2025年3月末）
• 期中平均株式数：17,275,696株（2025年3月期）
• 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定（開示事項）

• 定時株主総会：2025年6月26日（予定）
• 配当支払開始予定日：2025年6月27日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月24日
• 決算説明資料・決算説明会動画：開催後に当社ウェブサイトで公開予定

財務指標（連結・主要数値）

• 売上高：132,905百万円（前期比＋2.9%）
• 営業利益：9,684百万円（同＋10.9%）
• 経常利益：12,616百万円（同＋19.7%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：11,107百万円（同＋47.3%）
• 1株当たり当期純利益（EPS）：642.96円（分割後換算）
• 1株当たり純資産（BPS）：5,238.20円
• 総資産：165,511百万円
• 純資産（株主資本合計）：91,569百万円
• 自己資本比率：55.0%
• 営業活動によるCF：＋9,839百万円
• 投資活動によるCF：△2,981百万円
• 財務活動によるCF：△8,659百万円
• 現金及び現金同等物 期末残高：14,279百万円

（注）持分法損益：3,052百万円（当期）

収益性・主要比率（会社開示）

• 売上高営業利益率（営業利益率）：7.3%
• 総資産経常利益率：7.7%
• 自己資本当期純利益率（ROE）：12.8%

財務安全性

• 流動資産：87,241百万円、流動負債：56,700百万円 → 流動比率（概算）約154%
• 有利子負債（貸借対照表上の短期・長期借入等）：減少傾向（短期借入金は前期9,750→当期6,345百万円）
• 負債合計：73,942百万円（前期77,874百万円）
• 自己資本比率：55.0%（前期51.1%）

効率性（簡易）

• 総資産回転率（売上高/総資産）：約0.80回（132,905 / 165,511）
  • 前期：約0.81回（129,127 / 160,238）→ 横ばい〜僅減
• 売上高営業利益率：6.8%→7.3%に改善（前期→当期）

セグメント別（連結、当連結会計年度）

（数値は「セグメント計（内部売上等含む）」ベース。単位：百万円）
– 鉄構
– 売上高（計）：63,172
– 営業利益：6,274
– 受注高：70,983（受注実績は同セグメントで増加）
– 土木
– 売上高（計）：38,622
– 営業利益：2,106
– 受注高：44,137（前年同期比＋40.0%）
– 建築
– 売上高（計）：15,473
– 営業利益：1,444
– 受注高：15,398（前年同期比△18.7%）
– ソリューション
– 売上高（計）：7,949
– 営業利益：2,982
– 受注高：8,053（同＋4.7%）
– その他
– 売上高（計）：9,798
– 営業損失：△172

セグメント合計（報告セグメント計）：売上高125,217（内部取引含む）、営業利益12,806（合計）。連結との調整後、連結営業利益は9,684百万円。
※各セグメントの売上・受注・次期繰越高は脚注表（受注・販売・繰越高の状況）参照。次期繰越高合計：167,917百万円（前期比＋8.5%）。

財務の解説（開示内容の要約）

• 連結業績は売上高・利益ともに過去最高を更新。受注高は148,202百万円（同＋12.9%）で増加。
• 鉄構セグメント：鋼製橋梁は設計→製作・施工への契約化や大型工事の受注により売上・利益増。鉄骨は大型再開発の反動等で売上は前年下回るが設計変更獲得で損益は改善。
• 土木セグメント：大型受注の獲得で受注・売上増。ただし一部工事で見込原価悪化に伴う工事損失引当金計上で営業利益は減少。
• 建築セグメント：大型案件の受注反動や進捗遅れで売上減、営業利益も前年を下回る。
• ソリューション：ソフトウェアのサブスクや受注増により売上・営業利益増。
• キャッシュ・フロー：営業CFは増加（9,839百万円）したが、財務CFの減少（借入返済等）等により期末現預金は14,279百万円（前期16,102百万円）に減少。

配当

• 2025年3月期（実績）
  • 中間配当：45円（今回より中間配当を実施）
  • 期末配当：100円
  • 年間合計：145円
  • 配当金総額：2,516百万円（連結）
  • 配当性向（連結）：22.6%
  • 純資産配当率（連結、DOE）：2.9%
• 2026年3月期（会社予想）
  • 中間：65円、期末：65円、年間：130円（予想配当性向：30.1%）
• 備考：2025年3月期より中間配当を導入（定款変更により9月30日を基準日として中間配当実施可能）。

中長期計画との整合性

• 第3次中期経営計画（2023〜2025年度）に基づき「基幹事業の収益力強化」「成長事業の事業規模拡大」を推進。
• 2024年度（計画2年目）は、基幹事業（鉄構・土木）の大型工事等、及びソリューションでの事業拡大により計画2年目の目標を上回る実績。
• 2025年度（計画3年目）の目標（会社が公表した修正後の数値）は下記（2026年3月期見込み）：
  • 売上高：1,250億円（125,000百万円）
  • 営業利益：78億円（7,800百万円）
  • 経常利益：96億円（9,600百万円）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：75億円（7,500百万円）
  • 受注高：1,280億円（128,000百万円）
• 会社は中期計画の累計数値目標を設定しており、年度ごとの変動は設計変更交渉等により大きくなる可能性があると注記。

競合状況・市場動向（開示内容）

• 建設投資環境：公共投資（防災・減災、国土強靭化）や民間設備投資により建設投資全体は底堅く推移と見込む一方で、
  • 鋼製橋梁（鉄構・鋼橋）の発注は金額ベースで制約があり、重量ベースでは低調の見込み。
  • 建設コスト上昇や人手不足、2024年4月からの時間外労働上限規制などで需給は逼迫。
• 競合他社との比較：決算短信内に同業他社との業績比較データは記載なし → 比較情報は「–」。

今後の見通し（会社予想）

• 2026年3月期（通期）連結業績予想（会社提示）
  • 売上高：125,000百万円（△5.9%）※前期比は会社資料の表記
  • 営業利益：7,800百万円（△19.5%）
  • 経常利益：9,600百万円（△23.9%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：7,500百万円（△32.5%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：431.42円
• 会社の見通し注記：大型工事の設計変更等により年度別の売上・利益は変動しやすい旨を明記。業績予想の前提・注意事項は別添資料参照。

リスク要因（開示）

• 発注動向の変化（公共・民間の発注量）
• 原材料価格・人件費の上昇
• 大型工事の採算悪化（見込原価悪化による引当金計上等）
• 建設現場の工程遅延（例：2024年問題等）
• 労働力不足および時間外労働規制の影響
• 為替やその他マクロ要因に関する記載は限定的（資料参照）

重要な注記・その他

• 会計方針の変更：2022年改正「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」を当連結会計年度の期首から適用（遡及適用により前期に影響あり。前連結会計年度の期首の繰延税金資産が21百万円増加等）。
• 持分法適用の範囲の変更：持分法適用会社である佐藤工業が新たに株式取得したため、持分法の適用範囲に変更あり（中間連結期間より適用）。
• 株式分割：2024年4月1日付で普通株式1株→3株の株式分割を実施。表示上は分割後換算で算定。
• 役員異動（予定）：2025年6月26日付で一部役員の異動予定（新任・退任の記載あり）。
• 監査：決算短信は監査対象外（公認会計士又は監査法人の監査対象外である旨の注記）。

※ 本要約は提供された決算短信（公表資料）に基づき事実を整理したものです。投資判断や投資助言は行いません。記載のない項目・数値は「–」としています。詳細や補足（業績予想の前提など）は会社添付資料・有価証券報告書等をご確認ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。

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