2025年3月期決算説明会資料・FACTBOOK
決算説明(要約:株式会社エイジス / 2025年3月期)
※出所:提供いただいた決算説明会資料(2025年5月15日ほか)。不明な項目は「–」と記載しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社エイジス(証券コード:4659)
- 主要事業分野:リテイルサポート事業(棚卸・補充・改装等)、マーケティング事業(リアルマーケティング・リサーチ・人材派遣等)、国際事業(海外での棚卸・リテールサービス等)
- 代表者名:代表取締役社長 福田 久也
- 説明会情報
- 開催日時:2025年5月15日(木)
- 説明会形式:–(資料は提示、形式は明記なし)
- 参加対象:–(明記なし)
- 説明者
- 発表者(役職):資料中で経営陣・経営企画が説明(代表者・役員名複数記載)。IR問合せ先:経営企画室長 小川 善央(連絡先:TEL 043-350-0911、E-mail: ajis_ir@ajis-group.com)
- 発言概要:決算ハイライト、次期業績見通し、中期経営計画「vision50」の初年度総括と今期重点施策、株主還元方針の説明(資料に基づく報告)
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年3月期(2024年4月~2025年3月)
- セグメント(2025年3月期より再編)
- リテイルサポート事業:国内棚卸、集中補充、改装等。小売向け現場ソリューションが主軸。
- マーケティング事業:リアルマーケティング、リサーチ、人材派遣等。mitorizグループ含む。
- 国際事業:海外棚卸・リテールサービスを東アジア中心に展開(東アジア、ASEAN、米国など)。
業績サマリー(連結・2025年3月期 実績)
- 主要指標(金額は百万円、以下同)
- 売上高:33,960(=339.6億円) 前期比:113.2%(+13.2%)
- 営業利益:3,032(=30.3億円) 前期比:120.2%(+20.2%)
- 経常利益:3,134(=31.3億円) 前期比:119.6%(+19.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,104(=21.0億円) 前期比:110.2%(+10.2%)
- 1株当たり当期純利益(EPS):249.63円(2025.03期)
- 修正予想比:売上高 102.9%、営業利益 108.3%、経常利益 109.2%、当期純利益 103.4%
- 進捗状況(中期経営計画「vision50」)
- vision50(目標:2029年3月期 売上高500億円、ROE/ROIC 10%)の初年度総括:成⾧セグメントの拡大、人材・デジタル・事業投資を進める段階。売上高は増加基調だがROE/ROICは目標未達(2025年:ROE約8.7%、ROIC約8.4%)。一部施策は順調、収益性向上は継続課題。
- セグメント別(2024.03期 → 2025.03期、金額は百万円)
- 売上高
- リテイルサポート:24,010 → 25,361(+5.6%)
- マーケティング:3,068 → 5,377(+75.2%)※mitorizグループの寄与
- 国際事業:2,999 → 3,323(+10.8%)※東アジアが牽引(構成比 東アジア78%等)
- 営業利益
- リテイルサポート:2,354 → 2,765(+17.5%)
- マーケティング:91 → 104(+14.3%)
- 国際事業:107 → 152(+42.3%)
- セグメントの補足
- リテイルサポートは国内棚卸サービスで在庫量・料率・実施店舗数増、補充サービスが伸長(補充売上+18.7%)。生産性向上により売上総利益率改善。
- マーケティングはmitorizのグループインで売上が大幅増。
- 国際は東アジア中心に拡大、韓国・タイで黒字化の回復あり。為替影響は売上で+290百万円程度(2025年)。
業績の背景分析
- ハイライト/トピックス
- 全セグメントで増収増益を達成し、上方修正予想を達成。特にマーケティング事業の成長が大きい(mitoriz)。
- 収益の柱であるリテイルサポートは前年度の減益から回復傾向。
- 増減要因
- 増収要因:国内棚卸(在庫数量・料率・実施店舗増)、補充・改装案件増、mitorizグループ効果、東アジアでの売上拡大。
- コスト要因:デジタル投資、物価高・賃金上昇により販管費増(次期計画では販管費(人件費除く)で約4億円の増加を見込む)。
- 為替:一部プラス影響(前期で約+290百万円)。
- 競争環境
- 国内棚卸市場でシェア拡大施策(後述の事業譲受で国内シェアが上昇予定)。業界内統合や外部提携(例:soucoとの倉庫シェアリング)で競争上の優位性強化を図る。
- ただし収益性向上(ROE/ROIC向上)は中期課題。
- リスク要因(資料での指摘含む)
- 賃金上昇トレンド、最低賃金上昇、労働単価の上昇 → 生産性向上/値上げ交渉が必要
- デジタル投資やM&Aの費用・のれん償却
- 為替変動、海外展開に伴う市場リスク、サプライチェーン等の外部要因
- 規制変更等(明示的な詳細は資料に限定的記載)
戦略と施策
- 現在の戦略(vision50)
- 目標:2029年3月期 売上高500億円、ROE/ROIC 10%
- 方針:収益力向上と成長軌道回復(人的資本・デジタル・事業投資)、外部共創によるNEXT事業創出、リテイルサポート事業の基盤強化(国内棚卸1本足からの脱却、AMS・mitorizを主力企業へ)
- 進行中の施策(主なもの)
- M&A / 事業譲受:パーソルマーケティング(棚卸・リテール・軽作業事業等)の事業譲受契約締結(事業譲受日予定:2025年9月1日)。想定効果:売上高約50億円/年の増加、国内棚卸シェア大幅上昇(当社予想で譲受後シェア約75%)。
- デジタル投資:基幹・営業・会計・人事・オペレーション系システム刷新、フィールドシステム改善等。デジタル投資に伴う減価償却費の累計計上見込み(長期で約5億円想定/2029年目安)。
- 人的資本:給与ベースUP、決算賞与支給、タウンホール・社内報刷新、研修・出向増等でプロフェッショナル化と人材流動化。
- オープンイノベーション:ビジネスピッチ、外部連携(souco倉庫シェア等)によるNEXT事業開発。
- セグメント別施策と進捗
- リテイルサポート:サービス価格・オペレーション条件の見直しで収益改善、販売管理部門の精鋭化、人材育成。
- マーケティング:グループシナジー創出(メーカーと小売の接続)とmitorizを中核に成長投資。
- 国際事業:東アジア中心の拡販、展開地域拡大の戦略実行。
- NEXT事業:新規事業開発室再設置、PJ化で事業化促進。
将来予測と見通し(2026年3月期)
- 2026年3月期 連結業績見通し(予想)
- 売上高:37,000(=370.0億円) 前期比:+8.9%
- 営業利益:2,350(=23.5億円) 前期比:△22.5%
- 経常利益:2,512(=25.1億円) 前期比:△19.8%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,070(=20.7億円) 前期比:△1.6%(ただし本社売却による特別利益の計上を見込む)
- 予想の根拠・背景
- 売上は3期連続増収を計画。だがデジタル投資(減価償却等)や物価・賃金上昇、本社売却に伴う変動で販管費が増加し営業利益段階では減益を見込む。上期計画の数値も提示(資料参照)。
- 中長期計画の進捗可能性
- vision50では2029年に500億円・ROE/ROIC 10%を目標。2026年は投資期として一時利益減速を見込むが、以降の回復・成長を目指すロードマップを提示している(売上推移・ROE/ROIC推移のグラフあり)。
- マクロ経済の影響
- 賃金上昇・最低賃金上昇が継続的リスク(生産性向上・値上げが必要)
- 為替変動は売上に影響(2025年は為替でプラス影響あり)
- 金利・景気動向等は営業費用や需要に影響する可能性あり
配当と株主還元
- 配当方針
- 「原則減配しない」旨を明示。資本政策に基づき配当を決定。vision50では配当性向40%台での増配を計画。
- 配当実績(1株当たり)
- 2025年3月期(支払):95円(普通配当)
- 2026年3月期(予想):95円(普通配当)
- 配当性向:2025年3月期 38.1%(予想では2026年に38.7%)
- 特別配当:特別配当の記載はなし(–)
製品・サービス(主な内容)
- 主要サービス
- 国内棚卸(在庫計数受託):店舗在庫の数量計上、料率管理、実施店舗数の拡大
- 集中補充(補充サービス)、改装サービス(売上拡大)
- リアルマーケティング、リサーチ、人材派遣(マーケティング事業、mitoriz等)
- 海外棚卸・リテイルサービス(国際事業:東アジア中心)
- 新製品・新サービス
- NEXT事業(新規事業創出)、デジタル連携サービス、フィールドシステム改善による新ソリューション
- 協業・提携
- souco(倉庫シェアリング提携)
- 事業譲受:パーソルマーケティング(棚卸・リテール・軽作業事業)取得予定(2025/9/1予定)
- グループ内M&A(mitorizの取り込み等)、海外拠点整備(AJIS USA, AJIS Singapore等)
重要な注記・その他
- 会計・セグメント
- 2025年3月期よりセグメントを3つに再編(リテイルサポート、マーケティング、国際)。
- のれん償却等を含めたセグメント数値で算定。事業譲受に関しては、のれん償却費を前提に営業利益はゼロで計画する想定等の注記あり。
- リスク・免責
- 資料にある将来予測は前提に基づくものであり、実際の業績は経営環境等の変動により異なる可能性あり(資料の免責文参照)。
- その他重要な告知
- 連結子会社の異動(中国3社株式の譲渡、エイジスリサーチ社株式譲渡等)や役員人事異動の告知あり。
- 事業譲受(パーソルマーケティング)が vision50に与える影響の説明(売上増/シェア拡大等)。
- IR問い合わせ
- 経営企画室長 小川 善央(TEL: 043-350-0911、E-mail: ajis_ir@ajis-group.com)
必要であれば、以下の詳細を追加で抽出します(いずれか指定してください):
– セグメント別詳細数値一覧(表形式)
– キャッシュフロー・バランスシート主要数値の抜粋と解説
– vision50ロードマップ(年次ごとの売上・ROE推移)
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4659 |
企業名 | エイジス |
URL | http://www.ajis-group.co.jp/ |
市場区分 | スタンダード市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。