1. 企業情報
企業名: 株式会社エイジス (AJIS Co., Ltd.)
概要: エイジスはアジア地域で小売店向けの棚卸サービスやリテールサポートサービスを提供しています。主な事業には店舗の棚卸、商品補充、マーケティング、研究、プロモーション、スタッフ配置、コンサルティングサービスが含まれます。製品は小売店、製造業者、店舗所有者、倉庫、公共消費者に使用されています。1978年に設立され、千葉県千葉市に本社を置いています。
事業内容:
– 連結事業: リテイルサポート74(11)、マーケティング16(2)、国際10(5)
市場区分: スタンダード（内国株式）
17業種区分: 情報通信・サービスその他
33業種区分: サービス業
Industry: Specialty Business Services
Sector: Industrials
住所: 〒262-0032 千葉市花見川区幕張町4-544-4
代表者名: 福田 久也
設立年月日: 1978年5月23日
従業員数: 894人
平均年齢: 44.3歳
今後のイベント:
– July 31, 2025 at 6:00 AM UTC – August 5, 2025 at 6:00 AM UTC: AJIS Co., Ltd. Earnings Date
– March 30, 2026 at 12:00 AM UTC: Ex-Dividend Date
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題:
– 競争優位性: 国内の棚卸代行サービスで首位。小売店向けの幅広いサービスを提供し、マーケティング提案の拡充により製造業にも進出。
– 課題: 個人消費マインドの停滞、コスト上昇、価格競争の激化、国際情勢の不確実性など。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
– 中期経営計画「vision50」: 2025年3月期～2029年3月期を掲げ、第1四半期は概ね計画通りの推移を報告。
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
– リテイルサポート事業の拡大
– マーケティング事業の強化
– 国際事業の強化
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
– 多様なサービスを提供し、市場ニーズの変化に対応。特に国内棚卸サービスは第2・第4四半期が繁忙期。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
– 技術革新の詳細は開示資料に記載なし。
収益を牽引している製品やサービス:
– 主力は国内棚卸サービスと商品補充サービス。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
– EPS（会社予想）: 245.44円
– BPS（実績）: 2,897.53円
– PER（会社予想）: 12.20倍
– PBR（実績）: 1.03倍
株価: 2,995円
時価総額: 32,260百万円
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
– 50-Day Moving Average: 2,989.64円
– 200-Day Moving Average: 2,628.92円
– 52 Week High: 3,175.00円
– 52 Week Low: 2,200.00円
直近10日分の株価履歴:
| Date | Open | High | Low | Close | Volume |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025-09-16 | 2990 | 3030 | 2990 | 2995 | 3000 |
| 2025-09-12 | 2990 | 2990 | 2990 | 2990 | 200 |
| 2025-09-11 | 2988 | 3005 | 2987 | 2987 | 400 |
| 2025-09-10 | 2997 | 3010 | 2997 | 3000 | 1500 |
| 2025-09-09 | 2989 | 2990 | 2966 | 2990 | 1000 |
| 2025-09-08 | 2959 | 3045 | 2956 | 2980 | 800 |
| 2025-09-05 | 2950 | 3045 | 2950 | 2972 | 3200 |
| 2025-09-04 | 3000 | 3000 | 2970 | 2970 | 4600 |
| 2025-09-03 | 2953 | 2971 | 2950 | 2970 | 2300 |
| 2025-09-02 | 2970 | 2970 | 2936 | 2953 | 2200 |
テクニカル分析:
– 現在の株価は50-Day Moving Averageより高く、200-Day Moving Averageより低い位置にあり、中長期的には上昇傾向にある。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
– 売上（過去12か月）: 34.55B円
– 利益（過去12か月）: 2.14B円
– キャッシュフロー（直近四半期）: 15.67B円
– ROE（実績）: 8.67%
– ROA（実績）: 6.84%
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
– 売上高、利益、ROE、ROAはいずれも上昇傾向。
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
– 配当利回り（会社予想）: 3.17%
– 1株配当（会社予想）: 95.00円
– 配当性向: 38.06%
自社株買いなどの株主還元策:
– 自己株式保有割合：21.7%
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
– 直近10日間の株価は安定しており、上昇傾向にある。
株価への影響を与える要因:
– 個人消費マインドの停滞、コスト上昇、価格競争の激化、国際情勢の不確実性など。
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
– エイジスは国内の棚卸サービスで首位の企業であり、幅広いリテールサポートサービスを提供しています。中期経営計画「vision50」を掲げ、第1四半期は概ね計画通りの推移を報告しています。財務面ではROE、ROAが上昇傾向にあり、株価も中長期的に上昇傾向です。配当性向は適度で、株主還元も積極的に行っています。ただし、個人消費マインドの停滞やコスト上昇などのリスクに注意が必要です。
企業情報
| 銘柄コード | 4659 |
| 企業名 | エイジス |
| URL | http://www.ajis-group.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
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