2026年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)
ロート製薬株式会社(証券コード:4527) — 2026年3月期 第1四半期(2025/4/1–2025/6/30) 決算短信 要約
注意:資料に基づき事実を整理しています。不明な項目は「–」と記載しています。投資判断や助言は行いません。
基本情報
- 企業名:ロート製薬株式会社
- 主要事業分野:医薬品・医療用品・化粧品・ヘルスケア製品の企画・製造・販売(国内外で事業展開)
- 代表者:代表取締役社長 瀬木 英俊
- 問合せ先:取締役副社長CFO 斉藤 雅也(TEL 06-6758-8223)
- 上場市場:東証
- URL:https://www.rohto.co.jp/
報告概要
- 提出日:2025年8月6日
- 対象会計期間:2025年4月1日〜2025年6月30日(2026年3月期 第1四半期連結)
- 決算説明資料作成:有
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- 備考:当期において企業結合に係る暫定的会計処理の確定を行っている(前期比較には修正反映済み)。
セグメント(報告セグメント)
- 日本:国内の製品販売・グループ会社を含む(国内での処方・OTC・化粧品等)
- アメリカ:米国やブラジル等の現地法人を含む事業
- ヨーロッパ:英国、ポーランド、オーストリア等現地法人を含む事業
- アジア:中国、シンガポール、マレーシア、ベトナム等現地法人を含む事業
- その他:報告セグメントに含まれない国・地域(例:オーストラリア)
発行済株式
- 期末発行済株式数(自己株式含む):236,178,310株(2026年3月期第1Q)
- 期末自己株式数:10,213,942株(2026年3月期第1Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):225,964,374株(2026年3月期第1Q)
- 時価総額:–(本資料に記載なし)
今後の予定
- 次回決算(第2四半期等):–(本資料に具体日付記載なし)
- 株主総会:–(本資料に具体日付記載なし)
- IRイベント:決算説明会(機関投資家・アナリスト向け)実施(詳細日程は別資料)
- その他:本決算短信・補足資料参照のこと
損益(連結・第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30)
- 売上高:81,964百万円(前年同期比 +19.9%)
- 売上総利益:45,852百万円
- 販売費及び一般管理費:34,153百万円
- 営業利益:11,699百万円(前年同期比 △0.8%)
- 経常利益:16,127百万円(前年同期比 +31.4%)
- 営業外収益に受取配当金4,106百万円が含まれている(第1Qでの特徴)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:11,769百万円(前年同期比 +38.7%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):52.09円(希薄化後 51.39円)
- 包括利益:7,769百万円(前年同期 16,071百万円、△51.7%)
※Q1の受取配当金増加が経常・当期純利益を押し上げている点に留意。
連結財政状態(2025/6/30)
- 総資産:428,326百万円(前連結年度末 437,039百万円)
- 純資産:284,147百万円(前連結年度末 280,737百万円)
- 自己資本比率:62.2%(前連結年度末 60.2%)
- 現金及び預金:75,839百万円
- 流動資産合計:215,077百万円
- 流動負債合計:84,839百万円
- 固定負債合計:59,339百万円
- 負債合計:144,178百万円
主要計算指標(当第1四半期時点)
– 流動比率(流動資産/流動負債):約253.5%(215,077 ÷ 84,839)
– 総資産に対する負債比率(負債/総資産):約33.7%
– 短期・長期借入金+社債(有利子負債目安):約48,882百万円(短期借入6,843+長期借入16,682+転換社債25,357)
– ネットキャッシュ(現預金−有利子負債、概算):約26,957百万円(75,839 − 48,882) → 有利子負債を上回る現預金でネットキャッシュの状態
キャッシュ・フロー関連
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(本資料)。
- 減価償却費(のれん除く無形含む):3,579百万円(当第1Q)
- のれんの償却額:506百万円(当第1Q)
収益性・効率性(第1Qベース)
- 売上高営業利益率(営業利益/売上高):約14.3%(11,699 ÷ 81,964)
- 前年同四半期:約17.3%(11,790 ÷ 68,356) → 利益率は低下
- 売上総利益率:約56.0%(45,852 ÷ 81,964) → 前年同四半期 約57.2%
- 総資産回転率(当四半期売上/総資産):0.191(四半期ベース)/年換算では約0.76(参考)
セグメント別(第1四半期・連結累計:2025/4/1–2025/6/30)
(外部顧客への売上高・セグメント利益(営業利益ベース))
– 日本
– 売上高:40,757百万円(売上の約49.7%)
– セグメント利益:6,310百万円
– 増減:売上 +0.6%(前年同期比)、利益 △3.9%
– コメント:ロートV5、リップクリーム、ヘアマスク等が寄与。原価率上昇と販管費増で利益減。
– アメリカ
– 売上高:5,044百万円(約6.2%)
– セグメント利益:184百万円
– 増減:売上 +0.6%、利益 △39.4%
– コメント:医療用消毒薬会社が好調。販管費増加で利益減。
– ヨーロッパ
– 売上高:5,572百万円(約6.8%)
– セグメント利益:134百万円
– 増減:売上 +43.3%、利益 △62.2%
– コメント:ポーランド DAX等が牽引。英国での容器供給業者倒産に伴う生産低下・代替コスト増で原価率悪化。
– アジア
– 売上高:29,743百万円(約36.3%)
– セグメント利益:4,777百万円
– 増減:売上 +64.4%、利益 +10.6%
– コメント:東南アジア(ベトナム、インドネシア等)が好調。ユーヤンサン・インターナショナル(漢方等製造販売、シンガポール)を連結に含めたことが寄与。一方、ミャンマーの輸入規制で影響あり。
– その他
– 売上高:845百万円(約1.0%)
– セグメント合計(調整後営業利益合計)と整合あり。
セグメント利益構成(対営業利益11,699百万円)
– 日本:約53.9%
– アジア:約40.9%
– アメリカ・ヨーロッパ:合計で約2.7%
連結業績予想(通期:2026年3月期、2025/4/1–2026/3/31)
- 売上高:334,500百万円(前期比 +8.4%)
- 営業利益:39,000百万円(前期比 +2.0%)
- 経常利益:43,000百万円(前回予想から +2,500百万円の上方修正)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:31,500百万円(前回 +400百万円)
- 1株当たり当期純利益(予想):139.40円
- 為替想定:1米ドル = 142円、1中国元 = 19円(変更なし)
- 修正理由:第1四半期に計上した受取配当金等を反映し、経常利益および当期純利益を上方修正。
配当
- 2025年3月期(実績):年間36.00円(中間16.00円、期末20.00円)
- 2026年3月期(予想):年間42.00円(中間21.00円、期末21.00円)
- 直近公表の配当予想からの修正:無
- 特別配当:無し(今回開示分では特別配当の記載なし)
中長期計画との整合性
- 2025年5月13日に「ロートグループ 中長期成長戦略 2025~2035」および経営方針を公表済み。パーパス(目的)を掲げ、グローバル展開と健康/Well-being領域の拡大を目指す旨を明示。
- 当第1四半期では、M&A(ユーヤンサン、モノ、ロート・メディリュクス・ヨーロッパ)の連結化が進展しており、アジア・欧州事業の拡大が実績に反映されつつある。
- 進捗感:アジア売上の大幅増(+64.4%)は中長期成長方針に合致。ただし、販管費やのれん償却の増加、原価率上昇などコスト面の影響も見られる。
競合状況・市場動向(資料記載の要点)
- マクロ環境:国内は雇用・所得環境改善、訪日外国人増で緩やかに回復。ただし消費者の節約志向や海外経済の不透明感(米中等)、資源価格上昇等のリスクが継続。
- 市場動向(会社側言及):国内のインバウンド需要、東南アジアでの顧客ニーズ増加が成長要因。製品別ではスキンケア(肌ラボ等)、ヘアケア、サプリ等が寄与。
- 競合他社との比較:本資料に同業他社との直接比較データは記載なし → 詳細比較は外部データ参照が必要。
今後の見通し・リスク要因
- 今後の見通し
- 通期業績は経常利益・当期純利益を若干上方修正。受取配当金など一時要素が寄与している点を踏まえる必要あり。
- 為替前提は据え置き(USD142、CNY19)。為替変動が業績に影響する可能性あり。
- 主なリスク要因(開示内容より)
- 原材料・資材価格の上昇による原価率悪化
- サプライチェーンリスク(例:英国での容器供給業者倒産)
- 海外現地の規制(例:ミャンマーの輸入規制)による販売制約
- M&Aに伴うのれん及び無形資産の取扱い(暫定処理の確定による影響)
- マクロ経済(海外経済の減速、消費動向)、為替変動、法規制の変更等
重要な注記(会計・その他)
- 連結の範囲変更:ロート・メディリュクス・ヨーロッパ社を新たに連結。
- 企業結合の暫定的会計処理の確定:ユーヤンサン・インターナショナルおよびモノ社との企業結合について暫定処理を確定。のれんの金額修正等が行われ、ユーヤンサン関連ののれんは32,258百万円(暫定から減少)等。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない。
- 四半期決算で特有の会計処理:税効果会計の適用方法(実効税率見積りに基づく四半期税金等の算定)を採用。
- 公認会計士によるレビュー:無し(本四半期はレビュー未実施)。
必要に応じて、以下の追加情報を提供できます(別途データが必要)
– セグメント別の前年同期比詳細数値や構成率のグラフ
– M&A(ユーヤンサン、モノ等)の買収対価内訳・影響の詳細
– 他社(競合)との財務比較・バリュエーション指標
– キャッシュ・フロー詳細(過去期のCFからの推定)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4527 |
企業名 | ロート製薬 |
URL | http://www.rohto.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.0)」によって自動生成されました。
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