決算短信：日本電技（1723）

2025年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

日本電技株式会社（1723）2025年3月期 決算短信（連結）要約

注意：以下は提供資料（決算短信）に基づく整理です。投資助言は行いません。不明項目は "–" としています。

基本情報

• 企業名：日本電技株式会社
• 上場：東京（コード 1723）
• 主要事業分野：
  • 空調計装関連事業（空調自動制御システムの設計・施工・保守、制御機器販売 等）
  • 産業システム関連事業（工場向け計装・自動制御、FA機器・生産管理システム等）
• 代表者：代表取締役社長 島田 良介
• 問合せ先：取締役執行役員 企画管理本部長兼総務部長 小林 義明（TEL 03-5624-1100）
• 決算短信提出日：2025年5月7日
• 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日（2025年3月期）
• 決算説明会・補足資料：作成・開催あり
• 重要注記：本決算短信は公認会計士/監査法人の監査対象外

発行済株式等

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む、分割後換算）：16,395,000株
• 期末自己株式数：469,884株
• 期中平均株式数：15,923,149株
• 株式分割：2025年1月1日付で普通株式1株につき2株の株式分割を実施（各1株指標は分割後換算）
• 時価総額：–（資料に記載なし）

今後の予定（開示済み）

• 定時株主総会：2025年6月26日（予定）
• 配当支払開始予定日：2025年6月27日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月25日
• 決算説明会：開催（補足資料あり）
• 次期（2026年3月期）業績予想：公表（下記参照）

セグメント

• 報告セグメント（2）：
  • 空調計装関連事業：オフィス、工場、病院、研究所、学校、商業施設等向けの空調自動制御システム設計・施工・保守、制御盤・センサー等機器販売。
  • 産業システム関連事業：工場向け計装・自動制御工事、FA機械据付・保守、生産管理システムの販売・保守、制御機器販売。

• セグメント別（2025年3月期実績）：

  • 空調計装関連事業：売上 39,367百万円、セグメント利益 13,540百万円
  • 産業システム関連事業：売上 3,694百万円、セグメント利益 428百万円
  • セグメント合計 売上 43,061百万円、合計セグメント利益 13,969百万円

  → 全社（調整）△4,849百万円を控除し、連結営業利益 9,120百万円
  – 空調計装の内訳（受注・売上の新設/既設）
  – 受注高（空調計装）：38,883百万円（新設 14,003百円、既設 24,880百万円）
  – 新設：▲10.7%（減少）／既設：＋15.2%（増加）
  – 売上（空調計装）：39,367百万円（新設 16,606百万円、既設 22,761百万円）
  – 新設：＋23.3%、既設：＋6.4%
  – 次期繰越工事高（空調計装）：22,887百万円（前年同期比▲2.1%）
  – 産業システムの状況
  – 受注高：4,893百万円（＋28.9%）
  – 売上高：3,694百万円（▲8.3%）
  – 次期繰越工事高：2,967百万円（＋67.8%）

財務指標（主要数値）

（単位：百万円、％は前年比。1株当たりは円）
– 売上高：43,061（＋10.7%）
– 営業利益：9,120（＋46.0%）
– 経常利益：9,307（＋47.2%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：6,414（＋37.3%）
– 1株当たり当期純利益：402.83円（株式分割後換算）
– 利益率等（資料記載）：
– 売上高営業利益率：21.2%
– 自己資本当期純利益率（ROE）：17.3%
– 総資産経常利益率（資料表記）：18.8%
– 貸借対照表（期末：2025/3/31）
– 総資産：52,886
– 流動資産：32,681
– 固定資産：20,205
– 純資産：39,495
– 自己資本比率：74.7%
– 負債（期末）
– 総負債：13,391（流動 12,308、固定 1,083）
– キャッシュ・フロー（当期）
– 営業CF：8,135（前期 4,272）
– 投資CF：△4,280（前期 △2,117）
– 財務CF：△1,640（前期 △2,111）
– 現金及び現金同等物 期末残高：10,746（前期 8,530）
– 指標（簡易計算）
– 流動比率（流動資産 / 流動負債）：約 266%（32,681 / 12,308）
– 負債比率（総負債 / 純資産）：約 33.9%（13,391 / 39,495）
– 総資産回転率（売上 / 総資産）：約 0.81 回（43,061 / 52,886）

財務の解説（短信記載の要点）

• 受注高は43,777百万円（前期比＋6.6%）。売上高は空調計装関連の工場や首都圏再開発の大型新設物件計上で増加。
• 収益性は、空調計装関連での売上増と選別受注により改善。結果、営業利益・経常利益・当期純利益とも大幅増。
• 固定資産増加の主因は投資有価証券の増加（投資活動での買付）。流動資産は現金・有価証券の増加で拡大。
• 税金等払額の増加等で負債合計は増加したが、純資産は当期純利益計上で増加。

配当

• 2025年3月期（実績）
  • 中間配当：82.00円（1株）
  • 期末配当：81.00円（1株）※株式分割前の実績表記あり（合計は株式分割前基準で244円/株）
  • 配当金総額（連結）：1,949百万円
  • 配当性向（連結）：30.3%
  • 純資産配当率（連結）：5.3%
• 2026年3月期（予想）
  • 中間：61.00円、期末：71.00円、年間合計：132.00円（予想配当性向 32.6%）
• 特別配当
  • 2024年3月期：期末に記念配当20.00円を含む（合計184円）。2025年は特別配当の記載なし。
• 備考：2025年1月1日の株式分割（1→2）に伴い、1株当たり配当の単純比較は留意が必要。

セグメント別詳細・戦略

• 空調計装関連事業（主力）
  • 2025年：受注・売上ともセグメントの主力。新設案件（工場・教育施設など）と既設案件（研究施設・工場等）の双方で売上増。
  • 課題：繰越高が高水準で推移しており、建設業の残業上限規制下で施工余力を勘案した受注活動が必要。
  • 今後：中長期視点での全社最適、各エリア戦略の明確化、既設と新設の連携強化、環境ソリューションの推進、DXによる生産性向上等。
• 産業システム関連事業（成長主軸化を目指す）
  • 受注は増加したが売上は減少（期ずれ等の影響）。次期繰越が大幅増。
  • 今後の戦略：プラントエンジニアリング会社向け営業強化による一括受注推進、スマート工場領域（生産管理と制御のデータ連携）拡大、グループ連携による食品工場向けソリューション開発、設計・積算業務の集約化等。

中長期計画との整合性

• 中期計画（数値目標の明示は短信に限定的）：資料では「空調計装に次ぐ事業として産業システム関連事業の収益基盤強化・確立」を掲げ、DX推進やグループ連携を重点施策にしている。
• 進捗（短信観点）：2025年は空調計装で高い収益性向上を実現。産業システムは受注増・繰越増で基盤強化の途上にあると示唆。

競合状況・市場動向（短信記載の要点）

• 市場環境：
  • 国内は公共投資が底堅く、民間設備投資に回復基調が見られる。
  • 建設業では残業上限規制の適用があり、施工余力や労働制約が受注・施工に影響を与える可能性。
• 競合との比較：短信に直接の同業他社比較は記載なし（–）。ただし、空調計装が主力であり、産業システムを第二の柱として強化中である旨が示されている。

今後の見通し（会社予想・リスク）

• 2026年3月期（連結業績予想）
  • 受注高：41,000百万円
  • 売上高：43,500百万円
  • 営業利益：9,200百万円
  • 経常利益：9,400百万円
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：6,450百万円
• 主なリスク要因（短信及び一般的要因を整理）
  • 建設業界の労働制約（残業上限）、施工余力不足による受注・工期への影響
  • 需要環境の変動（公共投資・民間設備投資の変動）
  • 原材料・資機材価格、調達リスク
  • 為替・金利等のマクロ要因（短信では一般的な注意喚起）
  • 競争激化や取引先動向
• 記載上の留意：業績予想は一定の前提に基づく見通しであり、実際は様々な要因で変動する可能性がある旨の注記あり。

重要な注記・会計上の変更

• 会計方針の主な変更：なし（基準等の改正対応含め変更なし）
• 連結範囲の変更：なし
• 継続企業の前提に関する注記：該当事項なし
• その他：
  • 決算短信は監査対象外（監査未実施）である旨の注記
  • 2025年1月1日付株式分割（1→2）実施により、1株当たり数値は分割後換算で表示

必要な追加情報（資料に記載なし、または別資料参照が必要なもの）
– 中期経営計画の具体的数値（複数年の収益目標等）：–（短信では方針中心の記載）

（出典：日本電技株式会社「2025年3月期 決算短信（日本基準）（連結）」 2025年5月7日）

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。

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