2025年3月期決算説明会書き起こし記事公開のお知らせ
株式会社ペルセウスプロテオミクス — 2025年3月期 決算説明会まとめ
注意:以下は提供資料(決算説明会の書き起こし)に基づく事実整理です。投資助言や価値判断は含みません。不明項目は「–」と記載しています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ペルセウスプロテオミクス(PPMX、証券コード:4882、東証グロース)
- 主要事業分野:最先端の抗体技術をコアとした(1)抗体医薬品の創薬・開発、(2)抗体研究支援、(3)抗体・試薬の販売
- 代表者名:代表取締役社長 執行役員 横川 拓哉
- 説明会情報
- 開催日時:2025年5月19日 16:00~16:40
- 説明会形式:オンライン(機関投資家向け)
- 参加対象:機関投資家(株主・投資家・ステークホルダー向け開示を目的)
- 説明者
- 横川 拓哉(代表取締役社長) — 会社概要、パイプライン・技術戦略、事業展開等を説明
- 鈴川 信一(取締役執行役員 管理部長) — 2025年3月期 決算概況(損益・貸借・資金調達等)を説明
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)
- セグメント(説明会での事業区分)
- 抗体医薬品の創薬・開発(自社パイプライン:PPMX-T003、T002、T004等)
- 抗体研究支援(スクリーニング/作製サービス、VHHスクリーニング等)
- 抗体・試薬販売(ADC研究用抗体、疾患研究用抗体等)
業績サマリー(2025年3月期 実績)
- 主要指標(損益計算書の要旨、金額は日本円)
- 売上高:1億2,000万円(120百万円、前年同期比:約+20%)
- 営業損失:8億2,600万円(△826百万円)
- 経常損失:8億2,900万円(△829百万円)
- 当期純損失:9億400万円(△904百万円)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に記載なし)
- 売上の主な内訳:抗体研究支援 2,430万円(前年比 +17.4%)、抗体・試薬販売 9,600万円(前年比 +20.5%)
- 研究開発費合計:5億9,400万円(594百万円)
- 主な内訳:PPMX-T003 ANKL(医師主導試験) 8,400万円、PPMX-T003 PV(第I相) 6,300万円
- 管理費(その他):3億3,500万円(335百万円)
- 進捗状況(中期計画・年度目標に対する達成率等):
- 明確な数値目標と対比した達成率は資料に記載なし(–)。ただし主要パイプラインは計画から一部遅延や延長が発生。
- セグメント別状況(売上・寄与)
- 抗体・試薬販売:9,600万円(売上構成比の多数を占めるが詳細比率は記載なし)
- 抗体研究支援:2,430万円(増収)
- 抗体医薬品(創薬・開発):製品売上はまだ限定的で、主に研究開発費を計上(収益化は導出/ライセンス待ち)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト・トピックス)
- 売上前年同期比増(約20%増)。主に抗体・試薬販売と研究支援の増収。
- 研究開発投資を継続(研究開発費 5.94億円)により大幅な営業赤字を計上。
- パイプラインの進捗は混在:一部試験完了/報告済(PPMX-T003 PV 第I相)、導出活動継続(導出未達成)、医師主導試験の延長(ANKL)等。
- 増減要因
- 売上増加要因:抗体・試薬販売の新製品導入(ADC研究用抗体等)、抗体研究支援サービスの開始(VHHスクリーニング)による増収。
- 費用増加要因:臨床・治験関連費(PPMX-T003のANKL 医師主導費用等)および研究開発投資。
- 研究開発の一部遅延が導出タイミングに影響。
- 競争環境
- 真性多血症(PV)領域では近年競合薬が増加。ヘプシジン関連作用機序の薬剤を大手が導入する動きがあり、競争は激化。
- 一方で関心が高まっているため、導出候補となる大手の関心増は期待要因として挙げられている(会社側コメント)。
- リスク要因(外部要因)
- 希少疾患(ANKL)での被験者リクルートの難航(治験継続/延長の要因)。
- パイプライン導出の不確実性(交渉中で詳細非開示)。
- キャッシュ消耗(継続的なR&D投資)と追加資金調達の必要性。
- 競合登場による市場・導出条件の変化。その他為替・規制・サプライチェーン関連の影響は特記なし。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画的な方向性)
- 「最先端の抗体取得技術」をコアコンピタンスとして、(1)抗体医薬創薬、(2)抗体研究支援、(3)抗体・試薬販売 を相互に支援・強化する事業展開。
- 高難度抗原に対する抗体探索の効率化(ハイブリッド:実験×バイオインフォマティクス/AI)を推進。
- パイプラインの導出(T002、T003等)による収益化を重視。ADC等で外部企業(UBE等)との提携強化。
- 進行中の施策(具体的プロジェクト進捗)
- PPMX-T003
- PV:第I相終了(2024年6月報告)、主要結果(6例中5例で12週間の瀉血不要期間等)を学会報告。導出活動中(期内導出は未達)。
- ANKL:医師主導治験を実施中(被験者少なく延長→2026年3月まで延長)。AMEDの創薬支援事業で再採択(助成金獲得)。治験実施施設は7→9か所へ拡大。
- PPMX-T002(RI標識抗体)
- 放射性同位体を90Yから225Acへ変更し、非臨床で強い抗腫瘍効果を確認。導出活動継続中。
- PPMX-T004(ADC)
- 予備毒性試験で薬効を確認。毒性との最適化を継続中、非GLP毒性試験は2026年3月期以降に開始見込み。
- 共同研究・製品化等
- UBE社(リンカー・低分子抗がん剤提供)とADC共同研究契約締結。
- ADC研究用抗体(抗MMAE、抗Exatecan)や疾患研究用抗体(抗GPCR等)を発売。VHH抗体スクリーニング・作製サービスを2025年5月開始。
- セグメント別施策と成果
- 抗体医薬(創薬): 臨床試験推進とAMED助成の活用、導出活動を経営最重要課題として継続。
- 抗体研究支援:VHHスクリーニングサービス開始によりサービスライン拡充。
- 抗体・試薬販売:ADC研究用抗体等の製品化で売上拡大(前年比増)。
将来予測と見通し
- 業績予想(次期)
- 決算説明の資料内に具体的な数値(次期予想:売上高、営業利益、純利益等)は提示されていません。→(業績予想:–)
- 経営側コメント:T002・T003の導出結果、T004の開発進捗等を踏まえ必要に応じて資金計画を見直す方針。
- 中長期計画の進捗可能性
- コア技術(抗体取得技術、ライブラリ2、バイオインフォマティクス/AI)の強化を進め、創薬・研究支援・試薬販売の三位一体で事業拡大を目指す。進捗はパイプラインの導出次第。
- マクロ経済の影響
- 資金調達環境や製薬企業の導入意欲、臨床試験の被験者確保環境などが事業進捗に影響。為替・金利等の具体的影響は資料内で特記なし。
配当と株主還元
- 配当方針:資料中に配当方針の明確な記載なし(–)。
- 配当実績(中間/期末/年間):資料に記載なし(–)。
- 特別配当:資料に記載なし(–)。
製品やサービス
- 主要製品・パイプライン
- PPMX-T003:適応PV(真性多血症)・ANKL(アグレッシブNK細胞白血病)等。PV:第I相完了・学会報告済。ANKL:医師主導試験実施中(延長)。導出活動中。
- PPMX-T002:放射性同位体標識抗体(RIを225Acに変更)、非臨床で強い効果確認、導出活動中。
- PPMX-T004:ADC候補、予備毒性試験で薬効確認、毒性最適化、非GLP→GLPへ進める計画(2026年以降)。
- サービス・販売製品
- ADC研究用抗体:抗MMAE抗体、抗Exatecan抗体(新規発売、ADC評価用)。
- 疾患研究用抗体:抗GPCR抗体(2025年4月発売等)。
- 抗体研究支援:VHH抗体スクリーニング・作製サービス(提供開始 2025年5月)。
- 協業・提携
- UBE社:ADC(リンカー・低分子抗がん剤提供)との共同研究契約。
- AMED(公的助成):PPMX-T003のANKLで採択(既に助成実績あり、再採択で支援継続)。
- その他:アカデミア(基礎研究、モデル実験等)との共同研究あり。
重要な注記
- 会計方針:決算書の会計方針変更や特有の会計処理に関する記載は特になし(–)。
- リスク要因:資料中で強調されたリスクは「被験者リクルート難」「導出(ライセンス)未確定による不確実性」「資金調達の必要性」など。
- その他:決算説明会の書き起こし記事が2025年5月23日に公開済み(機関投資家向けの質疑応答含む)。Q&Aでは導出交渉継続や資金調達方針(状況に応じて見直し)等が確認された。
(補足:資金調達実績)
– 新株予約権による資金調達(第28回新株予約権)
– 割当日:2024年3月7日、行使期間:2024年3月8日~2024年7月1日
– 当初目標(手取り):15.4億円 → 実際の調達額:約9.5億円(手取り)に留まった旨の報告あり。
以上。必要であれば、特定項目(例:各パイプラインの現状を時系列で整理、貸借対照表の主要数値整理、Q&Aの要旨抽出等)についてさらに詳しくまとめます。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4882 |
企業名 | ペルセウスプロテオミクス |
URL | https://www.ppmx.com |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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