2025年3月期決算説明会資料

株式会社ペルセウスプロテオミクス(PPMX) — 2025年3月期 決算説明会 要約

※出典:提供資料(決算説明会スライド、2025年5月19日)。不明な項目は「–」と記載。

基本情報
  • 企業概要
    • 会社名:株式会社ペルセウスプロテオミクス(略称:PPMX)
    • 主要事業分野:抗体医薬品の創薬・開発、抗体研究支援、抗体・試薬販売
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年5月19日
    • 説明会形式:–(資料上は開催日記載のみ、形式明示なし)
    • 参加対象:–(資料上明示なし)
  • 説明者
    • 発表者(役職):–(資料に個別発表者名・役職の明示なし)
    • 発言概要(資料に基づく主な説明ポイント)
    • パイプライン(PPMX-T002/003/004)の開発状況と導出活動状況
    • PPMX-T003(PV、ANKL)の臨床成績と医師主導治験の進捗
    • ADC(PPMX-T004)・RI抗体(PPMX-T002)等の非臨床開発状況
    • 抗体ライブラリ技術(ライブラリ2、バイオインフォマティクス)と事業活用
    • 抗体関連の試薬・サービス拡充(VHHスクリーニング等)
    • 財務の概況、資金調達(新株予約権による調達)の報告
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年3月期(FY2025/3)
  • セグメント(事業区分)
    • 抗体医薬品の創薬・開発(創薬パイプライン、導出/ライセンス活動)
    • 抗体研究支援(技術サービス:シングルセル、クローニング、VHHスクリーニング等)
    • 抗体・試薬販売(研究用抗体・ADC/RIT研究用抗体等の販売)
業績サマリー(FY2025/3 実績)
  • 主要指標(単位:百万円)
    • 売上高:120(FY2024/3:100) → 前年比 約+20%
    • 売上総利益:104(87)
    • 販売管理費:930(982)
    • 研究開発費:594(616)
    • 営業利益:△826(△894) → 損失の縮小(改善)
    • 経常利益:△829(△879)
    • 特別損失:72(223)
    • 法人税等:2(1)
    • 当期純利益:△904(△1,104) → 赤字幅の減少(改善)
    • 1株当たり利益(EPS):–(資料未記載)
  • 進捗状況(中期経営計画や年度目標に対する達成率)
    • –(資料に対目標との達成率や数値目標の比較は記載なし)
  • セグメント別状況(売上高・構成比等)
    • 資料上の定量的セグメント別売上は非開示
    • 定性的:
    • 抗体・試薬販売、抗体研究支援ともに増加により売上高は前年同期比約20%増
    • 研究開発費はPPMX-T003(ANKLの医師主導試験、PVの第I相)等の費用が計上
    • PPMX-T004は抗体と薬剤/リンカーの最適化に遅れ有り(非GLP毒性試験は2026年3月期以降開始予定)
  • 財務指標(抜粋、単位:百万円、2025/3/31)
    • 現金及び預金:1,667(2024/3/31:1,541)
    • 流動資産合計:1,775
    • 固定資産:42
    • 資産合計:1,818
    • 流動負債:124
    • 固定負債:261(増加:AMED創薬事業採択による長期預り金等)
    • 負債合計:386
    • 純資産合計:1,432
    • 自己資本比率:約74.3%
業績の背景分析
  • 業績概要・ハイライト
    • 売上高は約20%増加。増収の主因は抗体・試薬販売および抗体研究支援の拡大。
    • 営業・経常・当期純損失はいずれも縮小(研究開発費は引き続き大きいが前期比で減少)。
    • 固定負債の増加はAMED助成金関連の長期預り金等が影響。
  • 増減要因(資料に明示された要因)
    • 増収要因:抗体・試薬販売の新製品投入(抗MMAE抗体、抗Exatecan抗体、抗GPCR抗体等)および研究支援サービス(VHH抗体スクリーニング:2025年5月開始等)。
    • 研究開発の増減:PPMX-T003のANKL医師主導試験およびPVの第I相関連費用。PPMX-T004の最適化遅延により一部試験開始時期がずれる。
    • 特別損失は前期(FY2024/3)で大きく計上されており、FY2025/3は減少。
  • 競争環境・優位性
    • PPMXのコアは「最先端の抗体取得技術(シングルセル、ハイブリッド、ファージライブラリ、独自ライブラリ2、バイオインフォマティクス)」。高難度抗原に対する技術的優位性の強化を掲げる。
    • PPMX-T003(PV、ANKL)はニッチ領域(特にANKLは超希少で有効治療薬がない領域)のポテンシャルを強調。PV領域でも類似資産の導出事例あり(市場での導出金額の例示あり)。
    • 競合薬とのポジション説明(PPMX-T003):既存治療(瀉血、DNA合成阻害、JAK2阻害、インターフェロン等)と比較して「赤血球生成のみ抑制」等を特徴として提示。
  • リスク要因(資料及び一般的な外部リスク)
    • 臨床開発の遅延あるいは不成功(PPMX-T004の最適化遅延、非GLP/GLP試験時期延伸等)。
    • 導出(ライセンス)活動が成立しないリスク(導出を主戦略の一つとしているが導出に至らないケースあり)。
    • 規制・承認リスク、治験施設の確保、サプライチェーンや原料調達の問題、為替変動(資料内はUSD換算で市場推計提示)など。
    • 設備投資の減損(前期に計上)等の会計上の影響。
戦略と施策
  • 現在の戦略(資料まとめ)
    • 「最先端の抗体取得技術」をコアに、①抗体医薬品創製・導出(ライセンス)、②抗体研究支援サービス拡充、③抗体・試薬販売の強化、を並行推進。
    • 高難度抗原に対する優位性確立(独自ライブラリ2のID化、バイオインフォマティクス・AI推定の活用)。
    • ADC分野での外部連携(UBE社との共同研究契約)やRIT/RI抗体の開発(PPMX-T002の225Acへの置換等)。
  • 進行中の施策(具体的プロジェクト)
    • PPMX-T003:PV第I相(健常人・PV患者での試験)終了、PV患者6例で良好な初期安全性・一部有効性(6例中5例で12週間の瀉血不要期間)を学会で発表。ANKLの医師主導第I/II相を実施(n=7)、治験期間を2026年3月まで延長。AMED創薬支援事業の採択(助成金計2.75億円 FY2023-FY2025、FY2026以降の補助もあり)。
    • PPMX-T002:RI抗体(既に米国P2治験でがん集積確認)について、225Ac(α線)へ置換することで効果向上を目指し導出活動継続。マウス実験では225Acで腫瘍消失のデータ提示。
    • PPMX-T004:ADC(抗体薬物複合体)について、抗体・リンカー・低分子薬剤の最適組合せを検討中。予備毒性試験実施中、非GLP毒性はFY2026/3以降に開始予定。
    • 共同研究/提携:UBE社とADCに関する共同研究締結(リンカー・低分子抗がん剤を協業で研究開発)。
    • 製品/サービス投入:抗MMAE抗体(2024年11月)、抗GPCR抗体(2025年4月)、抗Exatecan抗体(2025年4月)等の発売。VHH抗体スクリーニング・作製サービスは2025年5月開始。
  • セグメント別施策と成果
    • 抗体医薬品(創薬・開発):P3以降の導出を目指す(PPMX-T003等)。AMED採択・医師主導試験拡大等で臨床資金と体制を確保。
    • 抗体研究支援:シングルセル技術、組換抗体作製、VHHスクリーニング等の商用化により収益化推進。
    • 抗体・試薬販売:研究用抗体ラインナップ(ADC研究用、RIT用など)拡充で売上増加に寄与。
将来予測と見通し
  • 業績予想(次期予想:売上高・営業利益等)
    • –(資料に対期業績予想の数値は記載なし)
    • 備考:資料では導出活動、臨床進捗、製品/サービスの商用化により中長期的な収益化を目指す旨を記載。
  • 中長期計画
    • 中核技術(抗体取得技術、独自ライブラリ、バイオインフォマティクス)の深化を通じ、創薬(導出)・サービス・製品販売の三本柱で価値創出を図る旨を提示。進捗はパイプラインの臨床進捗と導出成否に依存。
  • マクロ経済の影響
    • 資料中に為替レート(USD1=JPY147)に基づく市場推計値が使用されているため、為替変動の影響は考慮される。その他、医薬品市場動向や規制環境、研究開発投資環境が影響する旨の注意あり。
配当と株主還元
  • 配当方針:–(資料に明示なし)
  • 配当実績(中間・期末・年間):–(資料に記載なし)
  • 特別配当:–(資料に記載なし)
製品・サービス(主要)
  • 製品(研究用抗体等)
    • ADC研究用抗体(抗MMAE抗体:2024年11月、抗Exatecan抗体:2025年4月)
    • RIT研究用 抗DOTA抗体
    • 疾患研究用 抗GPCR抗体(2025年4月)、抗mAQP4抗体
  • サービス
    • VHH抗体スクリーニング・作製サービス(提供開始:2025年5月)
    • シングルセル・クローニング技術(シングルセル遺伝子解析、希少細胞回収、導入後クローニング)
    • 組換抗体生産、配列解析サービス
  • 協業・提携
    • UBE社:ADCに関する共同研究契約(リンカー・低分子抗がん剤領域での共同研究)
    • 学術協力:複数大学病院を含む医師主導試験(PPMX-T003 ANKL、広島大学主導等)
    • 導出の市場事例として業界での導出契約(外部企業事例を紹介:Disc Medicine、Takeda、Ono等)を提示
重要な注記
  • 会計方針:特記すべき会計方針の変更は資料に明示なし。ただし、設備投資の減損損失が特別損失として計上された旨の記載あり。
  • リスク要因(資料で特に言及された点)
    • 臨床試験の遅延や非GLP→GLP移行の時期遅延(PPMX-T004等)
    • 導出活動の不確実性(導出に至らない場合の影響)
    • 試験費用・資金調達の必要性(AMED助成活用、過去の新株予約権による資金調達の実績あり)
  • その他(今後のイベント、問い合わせ)
    • 医師主導試験の拡大(PPMX-T003 ANKL:治験実施施設7→9か所へ増設)
    • 学会発表(PPMX-T003:JSH 2024、ASH 2024での発表)
    • 問合せ先(資料末尾)
    • Email: ir@ppmx.com
    • TEL: 03-6264-8224
    • URL: https://www.ppmx.com

免責:本要約は提供資料に基づく整理であり、投資助言を目的とするものではありません。投資判断はご自身の判断で行ってください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4882
企業名 ペルセウスプロテオミクス
URL https://www.ppmx.com
市場区分 グロース市場
業種 医薬品 – 医薬品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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