2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)

神鋼鋼線工業株式会社(証券コード:5660) 2025年3月期 決算短信サマリ(Markdown)

以下は提出された決算短信(2025年5月12日)に基づき、個人投資家向けに整理した要点まとめです。投資助言は行いません。不明な項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業名:神鋼鋼線工業株式会社(Shinko Wire Co., Ltd.)
  • 上場取引所:東証
  • コード:5660
  • URL:https://www.shinko-wire.co.jp
  • 代表者:代表取締役社長 北山 修二
  • 問合せ先:取締役常務執行役員 吉田 裕彦(TEL: 06-6411-1051)
  • 決算短信提出日:2025年5月12日
  • 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
  • 決算説明資料作成:有
  • 決算説明会:有
  • 定時株主総会予定日:2025年6月26日
  • 配当支払開始予定日:2025年6月27日
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月25日
  • 連結子会社数:7社、持分法適用会社:2社
セグメント(報告セグメント)
  • 特殊鋼線関連事業:PC鋼線、鋼より線、ばね用鋼線、ステンレス鋼線等の製造販売(主力)
  • 鋼索関連事業:ワイヤロープ等の製造販売
  • エンジニアリング関連事業:吊構造関連製品、特殊品等の製造販売
  • その他:不動産関連等
発行済株式等
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):5,912,999株(2025/3/31)
  • 期末自己株式数:3,110株
  • 期中平均株式数:5,910,102株
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定(主な日程)
  • 定時株主総会:2025年6月26日(予定)
  • 配当支払開始:2025年6月27日(予定)
  • 有価証券報告書提出:2025年6月25日(予定)
  • 決算説明会:実施(資料あり)
主要財務指標(連結、金額は百万円)
  • 売上高:34,293(+4.8% 前期比)
  • 営業利益:1,167(+14.1%)
  • 経常利益:1,235(+15.8%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:1,034(+14.2%)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):175.04円
  • 1株当たり純資産(BPS):4,064.74円
  • 包括利益:1,516(+7.2%)
  • 総資産:44,081
  • 純資産:24,022
  • 自己資本比率:54.5%

(注)単位:百万円。前年比は決算短信記載値。

財務諸表の要点
  • 貸借対照表(主要項目、2025/3/31)
    • 総資産:44,081
    • 流動資産合計:24,471(現金及び預金:3,330、売掛金合計:約9,370(売掛金4,633 + 電子記録債権4,737))
    • 固定資産合計:19,609(有形固定資産:13,979、投資その他の資産:5,382)
    • 流動負債合計:11,615(短期借入金:6,044)
    • 固定負債合計:8,443(長期借入金:4,326、退職給付に係る負債:3,950)
    • 純資産合計:24,022
  • 損益計算書(2025年)
    • 売上総利益:5,867(売上高34,293−売上原価28,425)
    • 販管費合計:4,700(主な項目:給料等1,593、研究開発563、運搬費952)
    • 営業利益:1,167
    • 特別損益:特別利益172、特別損失123(主に災害損失)
    • 税引前当期純利益:1,283、法人税等合計249 → 当期純利益1,034
  • キャッシュ・フロー(2025年)
    • 営業CF:+1,133(前年1,369)
    • 投資CF:△697(前年△462、投資支出増)
    • 財務CF:△132(前年△283)
    • 現預金期末残高:3,330(前年3,025)
収益性・効率性・安全性(主要指標)
  • 売上高営業利益率:3.4%(2025)
  • 経常利益率:3.4%(経常利益1,235 / 売上34,293)
  • 自己資本比率:54.5%
  • 有利子負債(報告表参考):10,370(2025予想欄記載の有利子負債)
    • 現金3,330を差し引いたネット有利子負債概算:約7,040
  • 流動比率(概算):流動資産24,471 / 流動負債11,615 ≒ 210.6%
  • 総資産回転率(売上/総資産):34,293 / 44,081 ≒ 0.78回/年

(注)一部は計算値のため概算。詳細は財務諸表参照。

セグメント別(2025年3月期・連結)
  • 売上高構成
    • 特殊鋼線関連:18,044(52.6%)
    • 鋼索関連:13,936(40.6%)
    • エンジニアリング関連:2,251(6.6%)
    • その他:61
  • セグメント営業利益(営業利益ベース)
    • 特殊鋼線関連:485(営業利益全体に対する比率 ≒ 41.6%)
    • 鋼索関連:549(≒ 47.1%)
    • エンジニアリング関連:81(≒ 6.9%)
    • その他:50(≒ 4.3%)
  • 備考(セグメント動向)
    • 特殊鋼線:PC関連(橋梁)で新設減少・補修増。自動車向けばね用線は中国市場の影響で減少、プリンター分野は回復。販売数量トータルは微減だが販売価格転嫁等で増収・増益。
    • 鋼索:需要は低水準だが為替影響で輸出が増加。高付加価値品拡大や価格転嫁で増収・増益。
    • エンジニアリング:土木で大型案件終了影響、建築で万博関連受注増。売上は増加もコスト上昇で減益。
配当
  • 2024年3月期(実績):年間50円(中間25円・期末25円)
  • 2025年3月期(実績):年間60円(中間30円・期末30円)
    • 配当総額:354百万円
    • 連結配当性向:34.3%
    • 純資産配当率:1.5%
  • 2026年3月期(予想):年間45円(中間10円・期末35円)/予想配当性向:33.2%
  • 利益配分基本方針:連結配当性向30~40%(年間)目標
中長期計画との整合性(中期経営計画)
  • 中期計画名:Next Innovation 2026
  • 目標(計画の中核)
    • 「環境変化に適応し、持続的に成長できる企業基盤の構築」
    • サステナビリティ経営と事業成長の両立
    • 数値目標:ROIC 5%以上、経常利益21億円以上(継続的に確立)
  • 進捗(決算短信記載)
    • 2025期の経常利益は1,235百万円 → 目標21億円(2,100百万円)未達
    • 次期(2026)見通しでは経常利益950百万円(減益見込み)で、目標との差はある状態
  • 主要施策:価格転嫁、高付加価値品の拡大、生産性向上、コスト削減、新分野(新エネルギー等)市場開拓
今後の見通し(2026年3月期業績予想:連結)
  • 通期予想(2025/4/1~2026/3/31)
    • 売上高:36,600(+6.7%)
    • 営業利益:950(△18.6%)
    • 経常利益:950(△23.1%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:800(△22.7%)
    • 1株当たり当期純利益:135.37円
  • 投資計画・CF
    • 設備投資(2026予想):2,402(大幅増)
    • 減価償却費(予想):1,061
    • 営業CF予想:1,781(増加見込み)
    • 投資CF予想:△2,259(投資拡大に伴い支出増)
    • 期末現金残高予想:2,750(減少見込み)
  • 会社側コメント:諸コスト上昇、米国政策、為替、金融市場変動等の不透明性を前提に施策を推進
リスク要因(決算短信記載・主なもの)
  • 原材料・人件費その他コスト上昇
  • 米国の政策動向や為替変動
  • 金融資本市場の変動
  • 需要面(自動車、中国市場、土木・建築案件等)の不確実性
  • 災害等の突発事象(当期は災害損失計上あり)
競合状況・市場動向(短信の記載範囲内)
  • 決算短信では業界全体の詳細比較や市場シェアに関する具体的数値は記載なし。主要動向としては:
    • 橋梁や土木分野での補修需要、しかし新設案件減少
    • 自動車分野(ばね用鋼線)は中国等での販売停滞の影響
    • 為替変動が輸出に影響(輸出拡大要因となる場合あり)
  • 同業他社との相対的評価:–(短信に明確な比較データなし)
重要な注記(会計・その他)
  • 連結範囲の重要な変更:なし
  • 会計方針の変更:なし
  • 会計上の見積りの変更:なし
  • 決算短信は監査(公認会計士・監査法人)未済(監査の対象外)である旨の注記あり
  • 継続企業の前提に関する注記:該当なし
財務の解説(短信からの要旨)
  • 売上は増収(+4.8%)だが、諸コスト上昇を背景に価格転嫁や高付加価値品拡大、コスト削減で収益を確保した格好。営業利益・経常利益・純利益とも増益。
  • セグメント別では、特殊鋼線・鋼索が利益の大半を占める。エンジニアリングは売上増もコスト上昇で減益。
  • キャッシュフローでは営業CFはプラスだが、投資CFが拡大傾向(設備投資増)で今後の投資負担は増える見込み。短期借入の比率も高く、借入構成の動向に留意が必要。
まとめ(ポイント)
  • 2025年3月期は増収増益(営業利益1,167百万円、経常1,235百万円、当期純利益1,034百万円)。
  • 自己資本比率は高水準(54.5%)で財務の安全性は良好。流動比率も約210%と短期支払力は確保。
  • 一方で次期予想は売上増ながら利益減(価格転嫁・コスト上昇と設備投資増の影響)が見込まれており、中期目標(経常利益21億円、ROIC≥5%)とのギャップが残る。
  • 配当は連結配当性向目標30~40%に沿った配当政策(2025期は年間60円、配当性向34.3%)。

重要:本まとめは提出された決算短信の記載に基づく事実の要約です。投資判断・投資助言は行っていません。詳細な数値や注記は原資料(決算短信・決算説明資料・有価証券報告書)を参照してください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5660
企業名 神鋼鋼線工業
URL http://www.shinko-wire.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 鉄鋼・非鉄 – 鉄鋼

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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