決算説明：ホリイフードサービス（3077）

2025年11月期第1四半期決算説明会資料

2025年11月期 第1四半期 決算説明（要約）

ホリイフードサービス株式会社（証券コード：3077）／提供資料に基づく整理
※不明な項目は「–」で記載しています。投資助言は行いません。

基本情報

• 企業概要
  • 企業名：ホリイフードサービス株式会社（HORII FOOD SERVICE）
  • 主要事業分野：外食事業（複数業態による飲食店運営）
  • 代表者名：代表取締役社長 藤田 明久
• 説明会情報
  • 開催日時：–（資料のみ提示、開催日時の明記なし）
  • 説明会形式：–（資料には動画配信開始の記載あり）
  • 参加対象：株主・投資家向け（想定）
• 説明者
  • 発表者：経営陣（資料内で代表取締役社長等による動画配信の案内あり）
  • 発言概要（資料に記載の要点）：第1四半期の業績ハイライト、DX推進による業務効率化・コスト削減、客単価向上施策（外部パートナー連携や商品開発）、インバウンド（ハラール）戦略、株主向け情報発信強化（売上速報、動画配信）、株主還元方針の検討継続
• 報告期間
  • 対象会計期間：2025年11月期 第1四半期（2025年4月～6月）
  • 配当支払開始予定日：–（配当の具体的予定は記載なし）
• セグメント（事業区分）
  • 事業セグメント名・概要：単一事業「外食事業（直営飲食店運営）」内で複数業態を展開（主力業態：隠れ菴 忍家 他）
  • 主な業態／ブランド例：忍家（44店）、常陸之國 もんどころ（6店）、赤から（9店）、五右衛門、うま囲、四〇屋、チェゴ、ふじ田、BG食堂 等
  • 店舗数：84店舗（2025年6月30日現在）

業績サマリー（第1四半期：2025年4月–6月）

• 主要指標（単位：千円）
  • 営業収益（売上高）：1,164,457 千円
  • 営業利益：45,115 千円
  • 経常利益：44,052 千円
  • 四半期純利益（当期純利益）：24,891 千円
  • 1株当たり利益：–（資料未記載）
  • 前年同期比（要旨）：売上高は前年同期比約109.8%（増収）。営業利益は前年の損失から黒字へ転換、営業利益は前期比で約 +63.9 百万円の改善（資料中の表記による）
• 進捗状況（通期予想に対する達成率）
  • 連結通期業績予想（当期）例：売上高 3,089,676 千円、営業利益 50,315 千円、経常利益 42,056 千円、当期純利益 36,000 千円（資料記載の通期予想）
  • 第1四半期実績の進捗率（通期予想比、単位：%）
  • 売上高：37.7%（1Q実績 1,164,457 / 通期予想 3,089,676）
  • 営業利益：89.7%（45,115 / 50,315）
  • 経常利益：104.7%（44,052 / 42,056） → 第1四半期で通期経常利益予想を上回る実績
  • 当期純利益：69.1%（24,891 / 36,000）
• セグメント別状況（数値は限定的）
  • 数値の細分（業態別売上高等）の明確な金額は資料に未記載のため省略。
  • 定性的：主力業態（忍家等）が中心で既存店の集客改善が進捗。新業態や地域特化業態の出店・強化を継続。

業績の背景分析

• 業績概要・ハイライト
  • 売上・利益とも前年同期を上回り、営業利益・経常利益・四半期純利益ともに前年の赤字から黒字へ転換。
  • 経常利益は第1四半期で通期予想を上回る実績となった。
  • 時価総額は前期末から増加（資料記載：前期末 1,843 百万円 → 1,905 百万円（2025年6月末終値））。
• 増減要因（寄与要素）
  • 集客増：予約数が前年同期比123%増、アプリ会員・LINE友だち登録がそれぞれ約116%増（会員獲得強化、アプリ仕様見直し、広告画像・コース見直し等）により来店数が増加。
  • 客単価：4〜6月の月別では一部で客単価がやや低下した月があるが、来店数増で売上拡大に寄与。
  • コスト面：DX化（モバイルオーダー導入など）で約4,400万円のコスト削減、販管費率で約3.8%低下。モバイルオーダー導入済店舗比率 39%（資料）。
  • 新商品・外部連携：外部パートナー（Globridge、andfoods等）によるブランド・商品導入、MakuakeでのECプロジェクトが短期間で目標超え等、客単価向上と収益源の多様化に寄与。
• 競争環境
  • 業態は地域密着型の外食チェーン（各地域に展開）。競合は各エリアの居酒屋・ダイニング・専門業態等。
  • 競争優位性として「業態の多様性」「DX導入による業務効率化」「外部パートナーとの商品・ブランド開発」「地域密着型の出店戦略」等を挙げている。
  • ただし資料上での市場シェア数値や詳細な競合比較は未提示。
• リスク要因（資料記載の主要外部リスク）
  • マクロ（景気・金利・為替等）および市場環境の変化。
  • 規制・法改正、サプライチェーンの混乱や原材料価格の変動。
  • インバウンド（ハラール戦略）の実施に伴う運営・認証面のリスク等。
  • 資料は見通し情報であり、将来の不確実性を明示。

戦略と施策

• 現在の戦略（中期的重点）
  • DX化による利益率改善（デジタルツール活用、業務オペレーションのDX）
  • 客単価の向上施策（商品開発強化、外部パートナーとの連携、新ブランド展開）
  • 利益水準の引き上げ（リブランディング、成功業態の横展開）
• 進行中の施策（主要項目と進捗）
  • DX／コスト：モバイルオーダー導入拡大（導入済39%）、情報共有体制構築、約4,400万円のコスト削減、販管費率約3.8%減。
  • 外部提携：㈱Globridgeと業務提携（ブランド創出・展開力の獲得）、㈱andfoodsとの業務提携で「俺の生きる道」など人気商品を導入。
  • 商品化／EC：Makuakeにて「極太濃厚とんこつ塩焼きそば」等の販売を実施し、開始1時間で目標達成、60日で目標対比200%以上の推移など短期で成果。今後店舗導入・EC展開を予定。
  • インバウンド（ハラール）：ハラール対応ブランドの展開・出店（今秋オープン予定のハラール店舗、エンペラーステーキ新宿歌舞伎町店等）。パートナー（合同会社KenCompany等）との連携によりハラール市場へ参入。
• セグメント別施策
  • 主力業態（忍家等）：既存店の安定運営、顧客体験向上、個室中心の新和風ダイニングとしての強化。
  • 海鮮系・焼肉系等：地域市場に合わせた業態確立（四〇屋、チェゴ 等）。
  • 新業態・専業店：牛タン・馬肉業態（うま囲）、ナポリピッツァ業態（ボンジョルノ食堂）などの出店による顧客層拡大。
  • インバウンド向け業態：ハラール対応店舗の出店・運営。

将来予測と見通し

• 業績予想（通期：2025年11月期、資料掲載の連結予想）
  • 売上高（通期予想）：3,089,676 千円
  • 営業利益（通期予想）：50,315 千円
  • 経常利益（通期予想）：42,056 千円
  • 当期純利益（通期予想）：36,000 千円
  • 根拠（資料記載の主旨）：第1四半期の好調（経常利益は1Qで通期予想を上回る）とDX・商品投入・インバウンド施策による収益改善を前提とした見通し
• 中長期計画の進捗と到達可能性
  • DX導入・販管費低減、外部連携による商品力強化、ハラール等新市場参入が進捗中。第1四半期の経常利益超過などは進捗のポジティブな指標。
  • 一方で、通期売上は第1Q時点で進捗率37.7%と増収を確保しつつ、残り期間の既存店・新店施策の執行が重要。
• マクロ経済の影響（資料上の指摘）
  • 国内外の経済動向、金利、為替、観光（インバウンド）動向、原材料価格の変動などが業績に影響を与える旨の注意喚起あり。

配当と株主還元

• 配当方針：株主還元は最重要課題として継続的に検討中。企業成長・収益状況を踏まえ、自己資本強化および株主優待等も含めた検討を進めると記載。具体的な配当方針・配当額・支払日は資料に記載なし。
• 配当実績（中間・期末等）：–（資料未記載）
• 特別配当：現時点での特別配当の記載なし。

製品やサービス

• 主要製品・新製品：外部パートナー監修の商品（例：「俺の生きる道」監修の極太濃厚とんこつ塩焼きそば等）をMakuakeで販売、店舗導入・EC販売へ展開予定。
• サービス：店舗運営（複数業態）、モバイルオーダー導入、会員（アプリ・LINE）による販促施策、インバウンド向けサービス（ハラール対応、祈祷室、英語対応等）を実施。
• 提供エリア・顧客層：東北〜関東中心に展開、業態によりターゲットは主婦、高校生、サラリーマン、観光客、女性層等。
• 協業・提携：㈱Globridge、㈱andfoods、合同会社KenCompany 等との業務提携によるブランド創出・商品導入・ハラール対応支援。

重要な注記

• 会計方針：資料上における会計方針の変更に関する記載なし。
• リスク要因（特記事項）：将来見通しは不確実性を伴う旨の注意書き（一般的な市場・経済リスク、為替・金利等を含む）。資料に基づき、将来情報の更新義務は負わない旨の注記あり。
• その他（今後のイベント等）：
  • 月次売上速報体制を8月から開始（株主向けの迅速な情報提供）。
  • 代表取締役らによる定期的な動画配信を開始予定。
  • 新規出店（ハラール店舗、エンペラーステーキ新宿歌舞伎町店等）を今秋オープン予定。
  • IR問い合わせ先：統括本部 Email：horii-ir@horiifood.co.jp

（出所）ホリイフードサービス株式会社「2025年11月期 第1四半期 決算説明会資料」（提供資料）に基づく要約。

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