決算説明：プログレス・テクノロジーズ グループ（339A）

2026年２月期 第１四半期 決算説明会 質疑応答要旨

基本情報

• 企業名：プログレス・テクノロジーズ グループ株式会社（コード：339A 東証グロース）
• 主要事業分野：デジタルツイン事業、ソリューション事業、エンジニアリング事業（製造業向けの技術／エンジニアリング提供等）
• 代表者名：代表取締役 中山 岳人
• 問合せ先：執行役員 CFO 根田 峻平（TEL. 050-3816-9386）

説明会情報

• 開催日時：2025年7月18日（資料日付）／対象：2026年2月期 第1四半期 決算説明会 質疑応答要旨

説明者

• 主な回答者：執行役員 CFO 根田 峻平（質疑応答での回答者）
• 発言概要：第1四半期の質疑応答を通じ、デジタルツイン事業の計画修正理由（製造業を取り巻く関税・為替等の不透明性）、新卒採用方針、ソリューション事業の案件単価動向、下期偏重の業績見通し、米国関税の影響とリスク、リソース振替時の所要期間などについて説明。

報告期間

• 対象会計期間：2026年2月期 第1四半期
• 決算説明資料日：2025年7月18日（資料日付）

セグメント

• デジタルツイン事業：仮想空間のシミュレーション技術を用いた新規技術領域の事業。メーカー側で新規取り組みとなるケースが多い。
• ソリューション事業：顧客向けの技術ソリューション提供（エンジニアチームによる案件対応）
• エンジニアリング事業：技術開発支援やエンジニアリング委託サービス等

業績サマリー

• 主要指標（営業収益・営業利益・経常利益・純利益・1株当たり利益・前年同期比）：–（数値は資料に未記載）
• 進捗状況：デジタルツイン事業の売上収益・売上総利益について通期計画を下方修正。ソリューション事業・エンジニアリング事業は第1四半期実績が期首計画どおりであり、通期計画の達成に相応の確度を見込むと回答。
• セグメント別状況：売上高や収益構成の数値は未開示。要旨としては、デジタルツイン事業のみ計画修正、その他セグメントは計画維持。

業績の背景分析

• 業績概要（ハイライト／トピックス）
  • デジタルツイン事業の計画修正：製造業を取り巻く関税・為替等の不透明感の増大により、新規技術投資が抑制される可能性を受けたため。
  • ソリューション事業はエンジニア数の増加によりチーム規模が拡大、案件単価は上昇傾向。
  • 中期的な人材投資は継続（2026年入社の新卒採用は80～90名予定）。
• 増減要因
  • マイナス要因：米国向けの関税政策（新関税・追加関税の適用予定があり、2025年8月1日以降の適用を想定）や為替等の不透明性がデジタルツイン需要に影響。
  • プラス要因：新製品開発に係る技術開発の需要は継続して強いと認識。ソリューション事業の単価上昇、既存プロジェクトの投資抑制は限定的との見方。
• 競争環境
  • 自動車業界向けの比率が高い一方、半導体、精密機器、医療機器、社会インフラ等の取引もあり、業界分散は存在。市場シェアや具体的な競合比較の数値は未提示。
• リスク要因
  • 新関税適用や交渉長期化、地政学リスク、為替変動、製造業の投資抑制等が業績に影響する可能性。加えて、特定業界の需要減少時の事業転換における遅延（リソース振替で2～3ヶ月程度のリードタイムがかかるケース）。

戦略と施策

• 現在の戦略
  • 人材投資継続（2026年新卒80～90名採用予定）。
  • ソリューション事業の案件単価向上を継続的に図る。
  • デジタル技術領域への長期投資は継続しつつ、短期の需給変化に応じた柔軟な対応。
• 進行中の施策
  • 新卒採用活動の推進（目標人員数確保の見込みは高いと判断）。
  • エンジニア数増加による大規模チームでの案件対応強化。
• セグメント別施策
  • デジタルツイン事業：需要環境を踏まえ通期計画を修正、選別的な案件対応。
  • ソリューション事業：チーム拡大を活かした単価引上げの推進。
  • エンジニアリング事業：期首計画通りの進捗管理。

将来予測と見通し

• 業績予想（次期予想：売上高・営業利益・純利益など）：–（具体数値未開示）
• 見通しの根拠：デジタルツインのみ計画修正。ソリューション／エンジニアリングは第1四半期実績が計画どおりで、通期達成の確度を見込む。今期は下期偏重の見通し。
• 中長期計画：中期経営計画に関する定量目標や進捗数値は未提示。人材確保とソリューション単価向上を通じた成長を目指す方針。
• マクロ経済の影響：為替、米国の関税政策、地政学的要因が受注・投資判断に影響。関税の帰趨により第2四半期以降にアップサイドまたはダウンサイドが生じ得る。

製品やサービス

• 主要製品／サービス：デジタルツイン（仮想空間でのシミュレーション技術）、ソリューション提供、エンジニアリングサービス。
• 提供エリア・顧客層：主に製造業（自動車が高比率）、半導体、精密機器、医療機器、社会インフラ等。米国向け輸出の影響を受ける取引も存在。

重要な注記

• 特記事項のリスク：8月1日以降に適用予定の新関税・追加関税、交渉長期化や地政学リスク等が業績に与える影響に注意。
• 今後の主なイベント／告知：2026年入社新卒採用（80～90名予定）、2025年8月1日以降に想定される関税適用動向。

（不明な項目は — として記載しています。）

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