2026年3月期 第1四半期 決算説明資料

決算説明まとめ(Markdown)

以下は、株式会社うるる(東証グロース:3979)による「2026年3月期 第1四半期 決算説明資料(2025年8月14日)」をもとに、投資助言を含まない事実整理としてまとめたものです。不明な項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業概要
    • 企業名:株式会社うるる
    • 主要事業分野:CGS/SaaS(NJSS、nSearch、fondesk、えんフォト 等)、BPO、クラウドソーシング(シュフティ)、OurPhoto(出張撮影)等
    • 代表者名:星 知也(代表取締役社長)
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年8月14日(決算説明資料の日付)
    • 説明会形式:–(資料のみ。オンライン/オフラインの開催形式は資料に明記なし)
    • 参加対象:–(資料に明記なし)
  • 説明者(発表者)
    • 資料中に記載の経営陣:代表取締役社長 星 知也、CFO 内丸 泰昭、ほか執行役員・事業責任者等
    • 発言概要(資料での主要メッセージ要旨)
    • 全社:前年同期比で増収増益、通期業績予想に対し順調な滑り出し
    • NJSSのサブスクリプション売上が成長を牽引、fondeskは戦略的マーケティング投資を実行
    • 中長期成長のための人的資本投資を継続
    • 株式分割(1:4)実施決定(投資家層拡大・流動性向上)
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(FY26/3 1Q)
    • 報告書提出予定日:–(資料に明記なし)
    • 配当支払開始予定日:–(資料に明記なし。ただし配当予想は記載あり)
  • セグメント(報告セグメント)
    • NJSS:入札情報データベース等(サブスクリプション中心)。高粗利(約90%)のSaaS。
    • fondesk:電話代行サービス(サブスク+リカーリング)。新製品fondesk IVR等を展開。
    • フォト(えんフォト・OurPhoto):幼稚園・保育園向け写真販売システム「えんフォト」、出張撮影マッチング「OurPhoto」等。
    • BPO:ドキュメント電子化、データ入力、BPaaS(SaaS運用支援)等。
    • その他:クラウドソーシング(シュフティ)、新規施策等
業績サマリー(FY26/3 第1四半期)
  • 主要指標(単位:百万円)
    • 売上高:1,699(前年同期比 +14.4%)
    • EBITDA:201(前年同期比 +87.3%)
    • 営業利益:128(前年同期比 +115.9%)
    • 経常利益:134(前年同期比 +63.9%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:192(前年同期比 +298.4%)
    • 1株当たり四半期純利益:27.85円
  • 通期業績予想に対する進捗(進捗率は上限対比)
    • 通期売上高予想:7,710 百万円 → 進捗率 22.0%(FY25/3 1Q:22.2%)
    • 通期EBITDA予想:1,050~1,200 百万円 → 進捗率 16.8%(FY25/3 1Q:10.8%)
    • 通期営業利益予想:770~920 百万円 → 進捗率 14.0%(FY25/3 1Q:7.8%)
    • 通期親会社株主に帰属する当期純利益予想:500~600 百万円 → 進捗率 32.1%(当四半期は合併に伴う一過性の税効果を含む)
  • セグメント別(1Q実績)
    • NJSS
    • 売上高:896(+17.7%)
    • EBITDA:447(+38.0%)
    • 進捗率(通期予想 3,610):約24.8%
    • コメント:サブスクリプションとARPUの伸長が主因。高収益性を維持しつつ開発投資継続。
    • fondesk
    • 売上高:277(+17.3%)
    • EBITDA:▲2
    • 進捗率(通期予想 1,160):約23.9%
    • コメント:認知度向上のため計画的にマーケティング投資を実施、ARRは積上げ中。
    • フォト(えんフォト・OurPhoto)
    • 売上高:187(+11.5%)
    • EBITDA:▲17
    • 進捗率(通期予想 960):約19.6%
    • コメント:えんフォトのカメラマン派遣比率増、OurPhoto撮影件数増が寄与。プロダクト投資フェーズ。
    • BPO
    • 売上高:331(+5.9%)
    • EBITDA:8(前年同期は赤字)
    • 進捗率(通期予想 1,900):約17.4%
    • コメント:BPaaSや業務効率化による採算性改善で黒字転換。
  • SaaS比率・ARR等
    • SaaS売上高比率:約78.4%(NJSS・nSearch・fondesk・えんフォトをSaaS定義に含む)
    • ARR(合算):5,180 百万円(NJSS 3,439 / fondesk 1,110 / えんフォト 630 ※OurPhotoは含まず)
業績の背景分析
  • 業績ハイライト/トピックス
    • 全社増収増益:NJSSのサブスクリプション成長が牽引。SaaS売上高は前年同期比+16.6%。
    • EBITDA・営業利益は成長投資(人的資本・マーケティング)を実施しつつ増益達成。
    • 通期見通しに向け順調に進捗。下期偏重の収益構造(SaaSモデル・フォト/BPOの季節性)。
    • 株式分割(1株→4株、基準日2025/9/30、効力発生日2025/10/1)を決定。配当は分割前換算で実質継続。
  • 増減要因(1Q)
    • 増収要因:NJSSのサブスクリプション/ARPU上昇、fondeskの契約増、OurPhotoの撮影件数増等。
    • コスト要因:人的資本投資増、システム関連委託費増、オフィス増床関連など。ただし売上総利益増と生産性向上で吸収。
    • 特記事項:OurPhotoの吸収合併に伴う繰越欠損等の税効果により法人税等が減少し、四半期純利益が通期想定を上回る要因となった。
  • 競争環境(資料に示す論点)
    • NJSSのTAM(入札市場)は大きく、現状の有料契約数は潜在顧客に対して小さいため成長余地あり(資料:落札実績のある企業数 約40万社、全省庁統一資格保有企業数 約7万社)。
    • fondeskはマス認知やターゲット拡大(IVRで店舗型BtoC等)により市場拡大を目指す。
    • 競合との定量比較は資料で限定的(ポジショニングや差別化点はNJSSの網羅性・クラウドワーカー×ITの融合等を強みとしている)。
  • リスク要因(資料内の注意等から)
    • マクロ要因:国内外経済動向、金利・為替変動等(注意書きに明記)
    • 事業特有:フォト・BPOの季節性、採用・人材育成の遅れ、M&A・統合リスク、プロダクト開発遅延
    • 一時要因:M&Aに伴う税効果等が業績に与える影響(ポジティブ/ネガティブ両面)
    • サプライチェーンや法規制の変化等(一般的リスクとして注意喚起)
戦略と施策
  • 現在の戦略(中長期経営方針:ULURU Sustainable Growth)
    • 売上高・EBITDAとも中長期でCAGR20%以上を目指す
    • 優先施策:1) NJSSを核とした入札マーケット拡大、2) fondesk/えんフォト/BPOの拡大、3) M&A・新規事業創出
    • 株主還元:累進配当(配当性向15%以上を目安)を導入
  • 進行中の施策(資料に明記された具体例)
    • 製品・機能
    • NJSS:「資料内全文検索機能」を2025/5/13にリリース(公示書・仕様書等の全文検索で案件探索効率化)
    • fondesk:「fondesk IVR」リリース、認知向上のためタクシー広告(2025/6/16〜)実施
    • M&A・提携・出資
    • OurPhoto(合併済)関連:OurPhoto吸収合併の税効果等
    • 横浜綜合写真の完全子会社化(取締役会決議 2025/6/16)→ 小学校等への展開によるえんフォトの市場拡大を狙う(連結組込:FY26/3 第3Q以降想定)
    • 出資・協業:Lightblue(AIスタートアップ)と連携し「AIブリッジ for Lightblue」を提供開始(2025/7/23)
    • IR/ガバナンス
    • IR・SR部の改組(2025/4/1)・経営推進本部直下での体制強化
    • 株式分割(2025/10/1効力)・累進配当導入
  • セグメント別施策
    • NJSS:ARPU向上、解約率改善、nSearch等との技術・営業シナジー、自治体向けサービス展開(GovTech等)
    • fondesk:ARPU向上施策、IVRでターゲット拡大、マーケティング投資による認知向上
    • えんフォト/OurPhoto:横浜綜合写真の取り込みで学校領域拡大、フォトグラファーのリソース強化、プロダクト改善
    • BPO:BPaaSを強化(SaaS運用の「ラストワンマイル」支援)、AI領域(Lightblue連携)でデータ整備支援
将来予測と見通し
  • 次期(FY26/3 通期)業績予想(資料記載)
    • 売上高:7,710 百万円
    • EBITDA:1,050~1,200 百万円
    • 営業利益:770~920 百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:500~600 百万円
    • 根拠:サブスクリプション収入の積み上げ、各事業のオーガニック成長、成長投資を織り込みつつ下期偏重の収益構造を前提
  • 中長期計画の進捗と達成可能性
    • 中長期方針(ULURU Sustainable Growth):売上・EBITDAともCAGR20%以上を目標。資料ではSaaS基盤強化とM&A/新規事業で拡大する計画。
    • 1Q実績は通期見通しに対して順調な滑り出しと位置付け(売上は前期並み、利益は前期を上回るペースとの整理)。
  • マクロ経済・市場要因
    • 入札市場(NJSS)自体は巨大(年間約25兆円規模の公的調達市場)で成長余地あり。
    • フォト・BPOは季節性・景気影響を受けるため需給変動に注意。
    • 金利・為替、国の調達方針や規制変更、景気動向が業績に影響を与える可能性あり。
配当と株主還元
  • 配当方針
    • 累進配当を基本方針に採用(原則減配しない方針を掲げ、配当性向15%以上を目安)
    • FY26/3における配当予想は、株式分割前換算で1株当たり11円(分割後の表示では 2.75円:2025/10/1効力)。
  • 配当実績(直近)
    • FY25/3:普通配当開始(資料では期別配当水準の推移を表示。FY25/3は11円予定/表示)
    • FY26/3(分割後予想):年間 2.75円(分割前換算 11円)
  • 特別配当:FY24/3に初配として特別配当を実施(資料参照)。FY25/3以降は普通配当へ移行。
  • その他株主還元
    • 株式分割(1→4)を実施し、投資家層拡大・流動性向上を図る。
    • 株主優待(1単元(100株)以上):自社サービス OurPhoto の3,000円割引クーポン(分割後も優待対象を維持)。
製品・サービス
  • 主要製品/サービス
    • NJSS(入札情報速報サービス):クラウド+クラウドワーカーで入札・落札情報を網羅的に収集・提供するSaaS。高粗利(約90%)。
    • nSearch:AI活用のWebクローラー等を用いた低価格・広域情報収集サービス(NJSSとポジショニング差あり)。
    • fondesk:月額電話代行サービス(オペレーター型)/fondesk IVR(自動音声で店舗向け等を拡張)。
    • えんフォト:幼稚園・保育園向け写真販売システム(園契約ベースのSaaS的収益)。
    • OurPhoto:出張撮影マッチング(フォトグラファーと依頼者のマッチング、手数料モデル)。
    • BPO(うるるBPO):スキャン、データ入力、BPaaS(SaaS運用の裏側支援)等。AI連携サービス「AIブリッジ for Lightblue」を開始。
    • シュフティ:クラウドソーシング基盤(約48万人のクラウドワーカー登録、2025/6末時点)。
  • 販売状況
    • SaaS売上(NJSS等)が全社成長を牽引。ARR合計は5,180百万円。
    • fondeskは有料契約5,700件超、解約率低下・ARPU上昇を実現。
    • OurPhotoの撮影件数は前年比+17.1%(高単価需要がけん引)。
  • 協業・提携
    • Lightblue(東京大学発AIスタートアップ)との連携/出資:AIデータ整備とBPaaS連携による新サービス(AIブリッジ)。
    • ULURU IMPACT BASEでのマイノリティ出資(Lightblue、いろはな、エイジレス 等)。
    • 行政向けイベント/連携:GovTech Bridge Conference 2025(開催予定 2025/10/3)等、自治体DX領域への働きかけ。
重要な注記
  • 会計方針/注記
    • 過去に一部事業で収益認識基準等の変更があり(FY21/3以降の記載)、また本資料ではセグメント振替(特定の新規施策関連売上高をNJSSから新規事業等へ移管)により期初予想を一部修正している旨の記載あり。具体的にはNJSS予想を60百万円減額し、その他CGS事業に振替(連結業績に与える影響はなし)。
    • OurPhoto吸収合併に伴う繰越欠損金引継ぎおよび税効果会計処理の影響が四半期純利益に反映(1Qで法人税等が減少)。
  • リスク要因(特記事項)
    • 資料末尾の注意事項に準じ、見通し情報には不確実性が含まれる旨の言及あり(市場状況、金利、為替変動等の影響を受けうる)。
    • また、M&Aや新規投資の実行・統合、人的資本の採用・育成、プロダクト開発の遅延など事業運営上のリスクが存在。
  • その他(今後の主なイベント・告知)
    • 株式分割:基準日 2025/9/30、効力発生日 2025/10/1(1株→4株)
    • GovTech Bridge Conference 2025(開催予定 2025/10/3)
    • 横浜綜合写真の完全子会社化:取締役会決議日 2025/6/16(連結反映はFY26/3 第3Q以降の予定)
    • 新サービス提供開始等:AIブリッジ for Lightblue(2025/7/23 提供開始)、NJSS「資料内全文検索」リリース(2025/5/13)、fondesk IVRのタクシー広告(2025/6/16より放映)
補足(IR・問い合わせ)
  • IR問合せ先:ir@uluru.jp
  • 公式IRページ: https://www.uluru.biz/ir/
  • 公式X(旧Twitter)等:資料参照

(注)本まとめは、提供資料の記載内容を整理したものであり、投資判断や助言を目的とするものではありません。不明な点や詳細な数値は原資料(会社IRページ/決算データシート)を参照してください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3979
企業名 うるる
URL http://www.uluru.biz/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.1)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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