決算説明：のむら産業（7131）

2024年10月期　決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: のむら産業株式会社
  • 主要事業分野: 米穀包装資材・機械の製造・販売、物流梱包事業
  • 代表者名: 清川 悦男（代表取締役社長）
• 報告期間: 2024年10月期
• セグメント:
  • 包装関連事業: 包装機械の設計・製造・販売、包装資材のデザイン・印刷・販売
  • 物流梱包事業: 包装資材、緩衝材、梱包資材等の販売、ソリューション提供

業績サマリー

• 主要指標: (単位:百万円)
  • 売上高: 6,612 (前期比: +10.7%)
  • 営業利益: 505 (前期比: +12.8%)
  • 経常利益: 510 (前期比: +14.4%)
  • 純利益: 339 (前期比: +16.8%)
  • 1株当たり利益: 256.54円
• 進捗状況: 中期経営計画に対する達成率は、売上高、営業利益ともに計画を上回った。
• セグメント別状況:
  • 包装関連事業: 売上高5,662百万円(前期比:+11.5%)、営業利益474百万円(前期比:+9.6%)
  • 物流梱包事業: 売上高950百万円(前期比:+6.5%)、営業利益31百万円(前期比:+100.8%)

業績の背景分析

• 業績概要: 米の備蓄需要の高まりにより包装資材が好調に推移し、大幅増収・増益となった。
• 増減要因: 包装資材の販売好調が売上総利益の増加に大きく貢献し、営業利益の増益につながった。
• 競争環境: 市場シェア、競争優位性、競合他社との比較については言及なし。

戦略と施策

• 現在の戦略: 米穀包装業界を牽引するとともに、新市場への進出を加速化し、3年後に売上高80億円、営業利益6.5億円超を目指す中期経営計画を策定。
• 進行中の施策: M&Aや業務提携の積極的な展開、バランスの取れた資本政策の推進。
• セグメント別施策:
  • 包装関連事業: 新商品の開発、既存顧客へのソリューション営業、西日本市場での売上拡大、海外市場への進出。
  • 物流梱包事業: サステナブル新商材の提案促進、大手通販会社への導入促進。

将来予測と見通し

• 業績予想: (単位:百万円)
  • 売上高: 6,700 (前期比: +1.3%)
  • 営業利益: 544 (前期比: +7.8%)
  • 純利益: 352 (前期比: +3.8%)
  • 1株当たり利益: 266.37円
• 中長期計画: 売上高80億円、営業利益6.5億円超を目指す。

配当と株主還元

• 配当方針: 連結配当性向25%程度を目標としつつ、継続的かつ安定的な配当を実施。
• 配当実績: 2024年10月期は、1株当たり年間配当金62円(予想)。前期比7円増配。

製品やサービス

• 製品: 米穀用包装資材(米袋など)、包装機械(自動計量包装機など)、物流梱包資材(緩衝材、紙袋など)
• サービス: 包装資材のデザイン、包装機械のアフターサービス、物流梱包に関するソリューション提供

重要な注記

• リスク要因: 将来の展望に関する表明には、様々なリスクや不確実性が内在する可能性がある。
• その他: IRサイトをリニューアルした。

まとめ

のむら産業株式会社は、2024年10月期は米穀包装資材の需要増加により大幅増収増益となりました。2025年10月期は、包装資材を中心とした好調な業績を継続するとともに、重点施策の着実な実行により更なる増収増益を目指しています。中期経営計画では、3年後に売上高80億円、営業利益6.5億円超を目指しており、M&Aや新市場開拓など積極的な事業拡大戦略を進めています。

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