2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信(要約)

株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ(連結) — 2025年3月期(2024/4/1–2025/3/31)
※本まとめは提示資料(決算短信/決算説明資料)を基に整理しています。不明な項目は「–」と表記しています。投資助言は行いません。

基本情報
  • 企業名:株式会社コンコルディア・フィナンシャルグループ(コード 7186)
  • URL:https://www.concordia-fg.jp/
  • 主要事業分野:銀行業(預貸金業務、資金運用、有価証券運用、役務取引等)
  • 代表者:代表取締役社長 片岡 達也
  • 問合せ先:経営企画部主計室長 櫻井 亮二(TEL 03-5200-8201)

報告概要
– 提出日:2025年5月12日(決算短信)
– 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日
– 決算説明資料・説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)

セグメント
– 単一セグメント:銀行業(グループは横浜銀行・東日本銀行・神奈川銀行等を中核)
– セグメント開示:銀行業の単一セグメントのため詳細セグメント情報は省略(決算短信記載)。

発行済株式
– 期末発行済株式数(自己株式含む):1,144,616,065株(2025/3/31)
– 期末自己株式数:3,128,973株(2025/3/31)
– 期中平均株式数(EPS算定基礎):1,155,888,296株(2025年)

今後の予定(資料より)
– 定時株主総会開催予定日:2025年6月20日
– 配当支払開始予定日:2025年5月28日
– 有価証券報告書提出予定日:2025年6月12日
– その他IRイベント:決算説明会(機関投資家・アナリスト向け)有

主要財務指標(連結、百万円)
  • 経常収益(営業収益相当):399,103(前期 358,303、+11.3%)
  • 経常利益:122,764(前期 77,004、+59.4%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:82,805(前期 66,931、+23.7%)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):71.63円(前期 57.16円)
  • 包括利益:58,438(前期 154,565、△62.1%)※有価証券評価差額の変動で減少
  • 総資産:24,793,138(百万円)=約24.79兆円(前期 24,381,712)
  • 純資産(期末):1,292,594(百万円)=約1.29兆円
  • 自己資本(参考):1,287,705(百万円)
  • 自己資本比率(報告ベースの算定):5.1%(注記:決算表での算出方法に関する注記あり)
  • バーゼルⅢ(連結、速報値)総自己資本比率:15.67%、普通株式等Tier1比率(CET1相当):15.39%(品質の高い資本構成)
  • 連結ROE:7.04%(前期 5.87%)

主要勘定(期末、百万円)
– 預金:20,412,965(期末)
– 貸出金:16,745,606(期末)
– 有価証券:2,922,081(期末)
– 貸倒引当金(連結):82,935(百万円)

キャッシュ・フロー(連結、百万円)
– 営業活動CF:+376,257(前年は △2,217,487)
– 投資活動CF:+21,589(前年 +37,479)
– 財務活動CF:△70,611(前年 △51,025)
– 現金及び現金同等物期末残高:4,353,143(百万円)

収益性・効率性
– 経常収益増加の主因:政策金利の上昇およびソリューション営業強化に伴う貸出金利息等の増加、役務取引等収益の増加。
– 経常費用は前期の外債等の損切りが無くなった反動でその他業務費用が減少。
– 貸出金利回(3行合算・国内業務部門):約1.22%(前期較上昇)等、利回り改善が寄与。
– 総資金利鞘(グループ・3行合算あるいは横浜等で差あり)により利ザヤ改善が見られる(決算説明資料参照)。

資産品質
– 不良債権残高:2,250億円(前年度末比147億円減少)
– 不良債権比率:1.3%(低水準)
– リスク管理債権等の保全率や引当状況は個別に銀行(横浜・東日本・神奈川)別で開示あり。
– 会計上の見積り変更:一部の「要注意先」に対する貸倒引当金の見積期間を従来の1年から3年へ変更 → 当期の貸倒引当金は3,144百万円増加(経常利益・税金等調整前当期純利益は同額減少)。

セグメント別(要点)
– グループは銀行業が基本の単一セグメント。決算説明資料では「3行合算」として横浜銀行・東日本銀行・神奈川銀行の合算値や各行の業績を詳細に開示。
– 3行合算の概況(抜粋):業務粗利益や実質業務純益、コア業務純益ともに前年増。与信関係費用の抑制、株式等関係損益の改善が寄与し、連結純利益の増加につながった。

財務の解説(資料に基づく要約)
– 収益面では貸出金利息や預け金利息の増加、役務取引収益の増加が主因。
– 費用面では、前期に計上した外債等の損切りがないこと等でその他業務費用が減少。
– 包括利益が減少したのは、その他有価証券評価差額金の減少(評価損)等の影響。
– キャッシュフローでは、預金の純増や資金運用による収入等で営業CFが大幅に改善。

配当
  • 2025年3月期(実績):年間配当 29.00円(中間 13.00円、期末 16.00円)/配当金総額 33,467百万円/配当性向(連結)40.4%/配当率(純資産)2.6%
  • 2026年3月期(予想):年間配当 34.00円(中間 17.00円、期末 17.00円)/配当性向(予想)約40.6%
  • 特別配当:なし(記載なし)
  • 備考:配当は業績見通し等に基づくものであり、将来変更される可能性あり。
セグメント別情報(補足)
  • 事業構成は銀行業が中核。決算説明資料では以下のテーマが示されている:
    • ソリューション営業の強化により貸出拡大(中小企業・個人住宅ローン等)
    • 個人向け投資型商品(投信・保険等)の残高増加(グループ合計で前期比増)
    • 有価証券運用による損益管理(売却益・償還益・評価損益の管理)
    • 2025年4月に取得したL&F(不動産担保融資専門)をグループに取り込み、商品・与信ノウハウの拡充を図る(下記M&A参照)
中長期計画との整合性
  • 決算資料は中期経営計画の進捗を個別に詳細開示している箇所もあるが、ここでは資料に基づく主要トピックのみ記載:
    • 収益基盤強化(預貸金利差の改善、役務収益増)と資本の質維持(Tier1比率の確保)を両立。
    • M&A(L&F)により、不動産担保融資の専門性を取り込み、将来の多様化するニーズ(高齢者・外国人等)対応を強化。
  • 進捗判定や中期目標の詳細数値は資料断片のため一覧しづらく、不明点は「–」。
M&A(重要な後発事象)
  • 取得事案:三井住友信託銀行の完全子会社 三井住友トラスト・ローン&ファイナンス(商号変更:株式会社L&Fアセットファイナンス)株式85.0%を取得、子会社化(取得日 2025/4/1)。
  • 取得対価(現金):54,485百万円(取得原価)。
  • 取得理由:不動産担保融資の専門ノウハウや顧客基盤をグループに取り込み、銀行が十分対応しづらい顧客属性や築古物件等に対応するため。
  • FY2026業績予想にはL&F寄与(のれん償却後を含めた寄与)を織り込んでいる旨の記載。
競合状況・市場動向(資料からの要点)
  • 市場環境:政策金利の引上げ局面で、貸出利息収入が増加しており、利ざや改善が収益拡大に寄与。
  • 資産運用面:有価証券の売却損益・評価損益が業績や包括利益に影響(期による変動あり)。
  • 競合比較:資料内では同地域銀行等との比較指標(3行合算として横浜・東日本・神奈川の合算値)を提示しているが、同業他社の個別比較数値はここでは省略。詳細は投資家向け資料参照。

(注)上記は資料に示された市場要素・影響要因の整理であり、競合優位性の評価や推奨は行いません。

今後の見通し(連結:2026年3月期予想)
  • 経常利益:145,000百万円(前期 122,764、+18.1%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:95,500百万円(前期 82,805、+15.3%)
  • 1株当たり当期純利益(予想):83.66円
  • 前提・注記:次期見通しにはL&Fの収益寄与を織り込み。見通しは開示された前提に基づくもので、実際は各種要因で変動する可能性あり。

リスク要因(主なもの、資料に記載の観点を踏まえ整理)
– 金利変動リスク(短期金利・長期金利の変動が収益・評価に影響)
– 信用リスク(与信関連費用、貸倒リスク)
– 市場リスク(有価証券評価損益の変動)
– 経営統合・M&Aリスク(L&Fの子会社化に伴う統合やのれん・業績寄与に関する不確実性)
– 規制・会計基準変更リスク等

重要な注記
  • 会計方針の変更:期中における会計方針の変更は無し。ただし「会計上の見積りの変更」は有(要注意先の貸倒引当金見積り期間を変更:1年→3年、当期貸倒引当金は3,144百万円増加)。
  • 決算短信は監査(監査法人の監査)対象外と明記。
  • 包括利益の減少要因:その他有価証券評価差額金の減少(評価損)等。
  • 重要な後発事象:L&F株式取得(上記参照)。
  • セグメント情報:銀行業の単一セグメントにより詳細セグメント開示は省略。

参考(抜粋・主要数値)
– 経常収益:399,103百万円(+11.3%)
– 経常利益:122,764百万円(+59.4%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:82,805百万円(+23.7%)
– 総資産:24,793,138百万円、純資産:1,292,594百万円
– 現金同等物:4,353,143百万円(期末)
– 不良債権残高:2,250億円、不良債権比率:1.3%
– 連結バーゼルⅢ(速報値)総自己資本比率:15.67%、CET1比率:15.39%
– 発行済株式数(期末):1,144,616,065株、EPS:71.63円、BPS(1株当たり純資産):1,128.09円

以上。追加で特定項目(例:横浜銀行単体の詳細、貸出金・預金の地域別内訳、投資有価証券の内訳、詳細のれん・取得関連の会計処理等)を深掘り希望であれば、対象ページや関心領域を指定してください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7186
企業名 コンコルディア・フィナンシャルグループ
URL http://www.concordia-fg.jp
市場区分 プライム市場
業種 銀行 – 銀行業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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