2025年8月期 第3四半期決算説明資料
決算説明(要約)
出典:株式会社グッドパッチ「2025年8月期 第3四半期 決算説明資料」(2025年7月15日)
基本情報
- 企業概要
- 会社名:株式会社グッドパッチ(証券コード:7351)
- 主要事業:企業変革支援(デザインパートナー事業)、UI/UXデザイン、ビジネスモデルデザイン、ブランド体験デザイン、組織デザイン、ソフトウェア開発、デザインプラットフォーム(ReDesigner、Strap 等)、HR関連(People and Design 等)
- 代表者:代表取締役社長 / CEO 土屋 尚史
- 説明会情報
- 開催日時:2025年7月15日(資料の日付)
- 説明者
- 資料中に経営陣(代表取締役、CFO 等)の情報は記載あり。ただし説明会での個別発言者の明示は資料からは特定できず、発言概要は資料内容に基づき以下に整理(発言者名の特定が必要な場合は別途公表資料を参照ください)。
- 発言概要(資料の主旨)
- 財務面(CFO 想定):FY2025 3Q の業績(売上・利益の増加、進捗率)と通期見通しおよび配当開始の方針。
- 事業・成長戦略(CEO / 事業責任者 想定):デザインパートナー事業の拡大、プラットフォーム事業の収益改善、HR・AIを重点領域としての拡張、M&Aや自己株式取得による成長投資。
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年8月期 第3四半期(3–5月)および累計(FY2025 3Q累計)
- 配当支払開始予定日:(支払日明示なし)ただし「2025年8月期末より配当を実施予定(初配)」と発表
- セグメント(資料に基づく)
- デザインパートナー事業(事業共創/UI/UX/開発支援、Goodpatch、Studio Details、Goodpatch Anywhere 等)
- デザインプラットフォーム事業(自社サービス:ReDesigner、ReDesigner for Student、Strap、People and Design のHR/AIソリューション等)
業績サマリー(FY2025 第3四半期:3–5月/単位:百万円)
- 主要指標(四半期)
- 売上高:1,366(前年同期比 +46.1%)
- 営業利益:179(営業利益率 13.1%、前年同期比 +17.5pt)
- 経常利益:193
- 当期純利益:132
- 主要指標(累計:FY2025 3Q累計)
- 売上高累計:3,835(前年同期比 +27.8%) ※3/18 修正予想(通期)4,946 進捗率 77.5%
- 営業利益累計:509(前年同期比 +14.4倍) ※通期修正予想 419 進捗率 121.6%
- 経常利益累計:534(進捗率 126.6%)
- 当期純利益累計:364(進捗率 133.4%)
- 全社KPI(FY2025 3Q)
- 月額平均顧客単価:6,322 千円(+10.2% YoY)
- 顧客社数:63.7社(+34.5% YoY)
- 有効商談数(四半期):128件(+0.8% YoY)
- デザイナー数(FY2025 3Q末):150名(年間計画:4Q末 158名)
- セグメント別状況(FY2025 3Q 四半期)
- デザインパートナー事業
- 売上高:約1,255(前年同期比 +49.1%)
- 営業利益(セグメント、M&A関連費用除く):約202(M&A関連減価償却等で-17 等の表記あり)
- 主因:大型プロジェクトの継続、顧客社数増、月額顧客単価上昇
- デザインプラットフォーム事業
- 売上高:約110(+19.0% YoY)
- 営業利益:赤字縮小(四半期で-4 程度。前年同期はより赤字)
- 主因:Strap/ReDesigner 等の事業成長と収益性改善
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- FY2025 3Q 四半期で売上高は過去最高(13.6億円=1,366百万円)を記録。営業利益は2Qに続き黒字(179百万円)となり、会社の修正予想を上回る進捗。
- デザインパートナー事業で大型プロジェクトが継続し、Goodpatch Anywhere を含む外部パートナー活用により顧客単価が上昇したことが主要ドライバー。
- プラットフォーム事業は売上伸長とコスト管理により営業赤字が縮小。
- 増減要因
- 増収要因:大型・継続プロジェクトによる稼働増、顧客社数拡大、月額平均顧客単価の上昇(付加価値提案の浸透)。
- 費用動向:業務委託費(開発パートナーへの外注)が増加。人件費・採用費も増加しているが、売上拡大で吸収。
- 投資フェーズ:4Qに向けてマーケティング・採用等の積極投資を計画(通期予想は据え置き)。
- 競争環境
- 市場背景としてDX投資の本格化、UI/UX デザイナー需要の増加が継続。
- 競争優位性として資料は「豊富な実績とブランド」「体系化されたデザインプロセスとノウハウ」「社内外のデザイナープール(固定費と変動費の組合せ)」を挙げている(差別化要因の提示)。
- リスク要因(資料上/一般的な観点)
- 大型案件の期ズレ・中止や顧客の投資抑制、採用競争に伴う人材確保の難化、M&A関連ののれん償却等費用、マクロ要因(景気・金利・為替など)が業績に影響する可能性。
- 資料末尾に将来見通しに関する免責事項あり(前提の変化により実績が異なる可能性)。
戦略と施策
- 現在の戦略(FY2025の方向性)
- 既存事業の深耕:営業強化、人員拡充、プロデュースチーム設立による案件継続率・単価向上。
- プラットフォームとSaaSの強化:Strap、ReDesigner 系の収益化促進、HR関連のサービス化(People and Design)によるリカーリング収益拡大。
- 新規領域の拡張:HR(組織領域)・AI を重点テーマとして戦略的に拡張。M&A を用いたケイパビリティ獲得。
- 株主還元と資本政策:配当開始(初配)と自己株式取得(1.5億円実行、M&A活用)。
- 進行中の施策(主要)
- 営業・マーケティング投資:営業部人員をFY2024末 17名 → FY2025末 22名(計画)、広告費 FY2024 55百万円 → FY2025 76百万円(計画)、FY2025 有効商談数目標 617件。
- 人材・リソース戦略:正社員デザイナー採用数は年間31名計画、Goodpatch Anywhere の稼働デザイナー数増加(FY2024 4Q末 41名 → FY2025 4Q末 80名目標)。
- 事業組織:顧客の事業フェーズ(Incubation / Growth / Transformation)に応じたチーム体制を構築。
- M&A・資本施策:自己株式の取得を完了済み(1.5億円)、M&Aを成長と領域拡張に活用。
- セグメント別施策
- デザインパートナー事業:プロデュースチームで既存案件の拡張を図り、提案力強化や意思決定者同席の獲得を重視。
- デザインプラットフォーム事業:Strap の機能・採用を進め、ReDesigner 系でキャリア支援の収益化を推進。プラットフォームの収益性改善を優先。
- HR領域:People and Design を組み込み、HRコンサル、HR SaaS、人材紹介などを事業化。HR領域のM&Aも検討。
将来予測と見通し
- 業績予想(通期:資料に記載の修正予想)
- FY2025 通期 修正予想(3/18 修正値)
- 売上高(通期予想):4,946 百万円(FY2025 3Q累計 3,835 に対し進捗率 77.5%)
- 営業利益(通期予想):419 百万円(累計 509 は進捗率 121.6%)
- 当期純利益(通期予想):273 百万円(累計 364 は進捗率 133.4%)
- 備考:4Qは翌期成長に向けた積極投資を計画しており、通期予想は据え置き。
- 中長期計画
- 目標:デザイン領域の拡張とSaaSリカーリング収益の拡大により、早期に売上100億円超を目指す(資料の中長期ビジョン)。
- 進捗のポイント:営業基盤の強化、Goodpatch Anywhere の稼働拡大、HR/AI 領域での事業化、M&Aの獲得効果。
- マクロ経済の影響
- DX投資の拡大が追い風となる一方で、景気変動や企業のIT投資抑制、金利・為替変動等は案件獲得やコストに影響を与える可能性あり(資料でも将来見通しの不確実性に言及)。
配当と株主還元
- 配当方針(資料記載)
- FY2025期末より配当を開始(初配)。
- 基準日:2025年8月31日
- 1株当たり配当(期末):9円(発表)
- 配当性向の目安:20–30% 程度
- 株主還元は「配当に加え、自己株式取得等も含めて機動的に判断」との方針を提示。
- 配当実績(比較)
- FY2025が初配のため、過去期との比較は該当無し。
- 特別配当
- 特別配当の記載なし。
製品・サービス・協業
- 主要製品・サービス
- デザインパートナー事業:企業向けの上流戦略(事業設計)からUI/UX設計・開発までのワンストップ支援(Goodpatch、Studio Details、Goodpatch Anywhere 等)。
- デザインプラットフォーム事業(自社プロダクト等)
- ReDesigner / ReDesigner for Student:デザイナー特化のキャリア支援プラットフォーム(中途/学生向け等)
- Strap:オンラインホワイトボードツール(SaaS)
- People and Design:HRコンサルティングサービスとHR SaaS/AIソリューション
- 販売状況・事例
- MUFG(Spark X フォローアッププログラム「Relight」)の共創支援(プログラム設計・キービジュアル制作等)
- JT(日本たばこ産業)の新デジタルサービス「Habee」:構想~MVP設計・実装、リリース後の改善まで伴走支援(Flutter を用いた開発含む)。App Store評価★4.5以上を継続的に記録(資料記載)。
- 協業・提携
- 事例として三菱UFJフィナンシャル・グループ、JT 等の共同プロジェクトを紹介。
- M&Aによるグループ拡張(例:Studio Details の買収、People and Design の設立・連携)を戦略的に活用。
重要な注記
- 会計方針・特記事項
- セグメントの営業利益表示では、デザインパートナー事業に関する M&A 関連費用(のれん償却等)を調整して示している旨の注記あり(セグメント利益とグループ単位では差異がある点に注意)。
- 資産運用:即時現金化可能な有価証券での運用を開始(運用益は営業外収益に計上)。
- リスク要因(資料の注意事項)
- 将来の業績・見通しに関しては前提条件の変化や外部環境変動により実績が異なる可能性がある旨の免責記載あり。
- その他(今後の重要な告知)
- 2025年7月15日付で「2025年8月期配当予想の修正(初配)に関するお知らせ」を公表(詳細は同お知らせ参照)。
- 自己株式取得(1.5億円)実施済み(M&A活用目的)。
注意事項:
– 本要約は提供資料(決算説明資料)に基づく整理です。投資判断や推奨を行うものではありません。資料に記載の数値は百万円単位の表記が用いられています。項目の不明・未記載部分は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7351 |
企業名 | グッドパッチ |
URL | https://goodpatch.com/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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