2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信サマリー(Markdown形式)

出典:株式会社オービーシステム 2026年3月期 第1四半期決算短信(2025年7月23日公表)
対象期間:2025年4月1日~2025年6月30日(連結、四半期累計)

基本情報
  • 企業名:株式会社オービーシステム(証券コード 5576、東証上場)
  • 主要事業分野:システムインテグレーション(SI)サービス(サービスラインとして「金融事業/産業流通事業/社会公共事業/ITイノベーション事業」を記載)
  • 代表者:代表取締役社長 豊田 利雄
  • 問合せ先:取締役 管理本部長 杉本 繁治(TEL 06-6228-3411)
  • 決算資料備考:決算補足説明資料はTDnetで同日開示。決算説明会は開催せず。監査(四半期レビュー)は実施なし。
  • 提出日:2025年7月23日
  • 対象会計期間:2025年4月1日~2025年6月30日(第1四半期)
  • 発行済株式等:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):2,367,000株
    • 期末自己株式数:61,546株
    • 期中平均株式数(四半期累計):2,305,489株
  • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:決算補足説明資料はTDnetで開示済。決算説明会は無開催。株主総会・IRイベント等の具体日程:–(資料に記載なし)
セグメント(当社は単一事業セグメント:システムインテグレーション)
  • 会社はSI単一セグメントとして連結開示しており、内部で以下4つのサービスライン別に業績を開示している(売上高のみ開示)。
    • 金融事業:銀行、保険、証券、クレジット向けのソフト設計・開発・運用保守
    • 産業流通事業:産業流通、マイコン、医療向けのソフト設計・開発・運用保守
    • 社会公共事業:電力ICT、社会インフラ、メディア情報、公共・文教等のソリューション
    • ITイノベーション事業:クラウド、基盤構築、フロント系受託開発・運用保守等

※事業戦略上は上記4ラインを区分しているが、会計上は単一セグメント扱いのため、ライン別の利益(営業利益等)は開示されていない。

主要財務指標(連結・第1四半期累計:金額は千円表記/右欄は前年同期比)

(単位:千円、注:短信本文は千円表示。必要に応じ単位換算してください)
– 売上高:1,753,604(前年同期比 △4.0%)
– 売上総利益:318,391
– 販管費:279,241
– 営業利益:39,149(前年同期比 △46.1%)
– 経常利益:51,313(前年同期比 △38.1%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:66,096(前年同期比 △28.3%)
– 1株当たり四半期純利益:28.67円
– 包括利益(四半期):204,794千円(前年同期237,238千円、△13.7%)
– 連結資産合計:7,361,069千円
– 連結純資産合計:5,226,258千円
– 自己資本比率:71.0%(前連結年度末79.0%)
– フルイヤー(2026年3月期)業績予想(修正なし、通期):
– 売上高:9,400,000千円(+22.3%)
– 営業利益:720,000千円(+28.0%)
– 経常利益:767,000千円(+25.5%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:590,000千円(+21.6%)
– 1株当たり当期純利益(予想):254.26円

財政状態(ハイライト)
  • 流動資産:3,636,315千円(前期末から約300,706千円減)
    • 主因:現金・預金が246,179千円減少、売掛金・契約資産が104,422千円減少、仕掛品が51,248千円増加
  • 固定資産:3,724,754千円(前期末から約1,190,543千円増)
    • 主因:のれんが増加(取得に伴う増加)、投資有価証券の増加
  • 負債合計:2,134,810千円(前期末比 +777,388千円)
    • 主因:賞与引当金増(182,300千円)、1年内返済予定の長期借入金設定(100,700千円)、長期借入金増(234,158千円)、退職給付に係る負債増(88,251千円)
  • 純資産合計:5,226,258千円(前期末比 +112,447千円)
    • 主因:その他有価証券評価差額金の増加(+138,697千円)に対し利益剰余金は減少(△26,123千円)

財務安全性指標(計算値・四捨五入あり)
– 流動比率(流動資産 ÷ 流動負債):約 3,636,315 ÷ 1,432,358 ≒ 2.54(254%)
– 有利子負債(概算):1年内返済予定の長期借入金 100,700 + 長期借入金 234,158 = 334,858千円
– ネット有利子負債・詳細:現金預金2,392,335千円があるため、単純計算では有利子負債を大きく下回る(純有利子負債はマイナス)。
– 負債/純資産(負債合計 ÷ 純資産合計):2,134,810 ÷ 5,226,258 ≒ 0.41(約41%)

効率性(参考)
– 四半期売上を年率換算(単純×4):約7,014,416千円。総資産回転率(年率売上 ÷ 総資産)=7,014,416 ÷ 7,361,069 ≒ 0.95(注:四半期ベースの年換算であり推計値)

セグメント別(売上高のみ:第1四半期累計)

(単位:千円、前年同期比)
– 金融事業:650,304(前年同期 744,950、87.3%) — 主力の銀行分野で大型案件の端境により受注減。保険等は拡大。
– 産業流通事業:538,464(前年同期 523,765、102.8%) — 自動車関連・製薬向けが堅調。マイコン分野は米国関税政策の影響で受注減。
– 社会公共事業:415,058(前年同期 415,090、100.0%) — 電力ICT・メディアは堅調。自治体系が端境。
– ITイノベーション事業:149,776(前年同期 142,708、105.0%) — Azure等クラウド案件、基盤構築、投信案件など堅調。

業績の背景・要因(会社説明より)
  • 売上減(△4.0%)は主に金融事業(銀行分野)の一時的な受注減少。
  • 利益減(営業利益△46.1%等)は積極採用による採用費・人件費先行が主因。
  • 投資有価証券売却益36,237千円を計上したことにより、純利益は営業利益減ほど悪化していない(四半期純利益66,096千円)。
  • DX関連(クラウド、生成AI、ビッグデータ)を柱とする中期経営計画(2027年3月期最終年度)を推進中。人材採用・育成、M&Aによる事業拡大と統合、シナジー創出に注力。
企業結合(M&A)
  • 被取得会社:株式会社グリーンキャット(システムインテグレーション、ソフトウェア開発)
  • 取得日:2025年5月1日(株式取得)
  • 取得対価(現金):700,000千円(取得原価同額)
  • のれん(暫定):682,095千円(暫定算定、配分未完了)
  • 取得費用(アドバイザリー等):45,600千円(暫定)
  • 注記:当第1四半期は貸借対照表のみ連結(損益は当四半期の連結損益計算書に含まれていない)。のれんは均等償却予定だが償却期間は算定中。
配当
  • 2025年3月期実績:年間合計 80.00円(中間 40.00円、期末 40.00円)
  • 2026年3月期予想(修正なし):年間合計 100.00円(中間 50.00円、期末 50.00円)
  • 直近公表の配当予想からの修正:無
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画(~2027年3月期最終)を推進中。DX(クラウド・生成AI・ビッグデータ)を成長の柱とする施策を継続。
  • 当第1四半期は同計画の2年目に相当。人材確保・育成およびM&A(グリーンキャット子会社化)等により、計画達成に向けた投資(採用費・のれん等)を先行している旨を開示。進捗は「投資・採用が先行しており短期的には利益が圧迫されているが、中長期的な事業拡大を目指している」との説明。
競合状況・市場動向(会社コメント要約)
  • 情報サービス業界全体:レガシー刷新、クラウド・DXの加速、生成AI導入拡大が継続。
  • 課題としてIT人材不足が継続しており、人材の確保・育成を急務としている。
  • 競合比較や市場シェアに関する具体的な数値比較は決算短信には記載なし(–)。
今後の見通し・リスク(開示事項に基づく要旨)
  • 今期(通期)業績予想に変更なし(2025年4月23日公表分を維持)。
  • 決算短信の将来見通しに関する注意:予測は入手情報と合理的前提に基づくもので、実績は様々な要因で異なる可能性ありと明記。
  • 主なリスク要因(会社説明や業界環境より想定されるもの):
    • 大型案件の受注状況変動(特に金融分野の端境)
    • IT人材不足による採用・育成コスト増や案件遂行への影響
    • マクロ要因(海外景気、通商政策、原材料・物価の上昇など)
    • M&Aの統合リスク、のれんの償却・減損リスク
    • 為替・規制改定等(短信にて将来の不確実性として言及)
重要な注記(会計・開示)
  • 四半期連結財務諸表の作成は2025年3月期第1四半期より実施。
  • 当四半期における連結範囲の重要な変更:新規子会社1社(㈱グリーンキャット)の連結追加。
  • 会計方針の変更・見積りの変更・修正再表示:無(ただし、企業結合に係る暫定的会計処理の確定は2025年3月期末に行われている旨)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は当第1四半期で作成していない(注記あり)。
  • 公認会計士または監査法人による四半期レビュー:無

必要であれば、以下を追加で作成します(ご希望をお知らせください)
– 指標を百万円・億円単位に換算した一覧表
– 指標の前年同期および前期末との差分を含む簡易推移表(グラフ可)
– M&A(グリーンキャット)に関する財務インパクト(のれん計上、キャッシュ支出、投資有価証券の動き等)の整理

(注記)本資料は提供された決算短信の内容に基づき事実関係を整理・要約したものであり、投資助言や推奨を行うものではありません。判断はご自身で行ってください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5576
企業名 オービーシステム
URL https://www.obs.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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