決算短信：阿波銀行（8388）

2025年３月期　決算短信日本基準

阿波銀行（8388）2025年3月期 決算短信 要約（Markdown）

以下は、提供資料（2025年5月9日提出の2025年3月期 決算短信および決算説明資料）をもとに、個人投資家向けに整理した要点です。投資助言や価値判断は含めていません。不明項目は「–」としています。

基本情報

• 企業名：株式会社阿波銀行（証券コード 8388）
• URL：https://www.awabank.co.jp/
• 代表者：取締役頭取 福永 丈久
• 問合せ先：取締役経営統括部長 豊田 晃（TEL 088-623-3131）
• 上場取引所：東証（東）
• 決算短信提出日：2025年5月9日
• 対象会計期間：2024年4月1日～2025年3月31日（2025年3月期）
• 決算補足説明資料：作成あり（同日添付）
• 決算説明会：開催なし（補足資料はあり）
• 定時株主総会予定日：2025年6月27日
• 配当支払開始予定日：2025年6月10日
• 有価証券報告書提出予定日：2025年6月20日
• 特定取引勘定設置の有無：無

セグメント

• 報告セグメント（2セグメント）
  • 銀行業：預金・貸出・有価証券投資・為替等。連結子会社の信用保証、カード、コンサル、EC、投資等を包含。
  • リース業：阿波銀リース（連結子会社）によるリース事業。
• セグメント業績（連結、2025年3月期）
  • 銀行業（外部経常収益）：62,572百万円
  • セグメント利益（経常利益ベース）：17,648百万円
  • セグメント資産：3,986,950百万円
  • リース業（外部経常収益）：16,391百万円
  • セグメント利益：676百万円
  • セグメント資産：52,734百万円
  • セグメント間調整後（連結）：経常収益78,964百万円、経常利益17,861百万円

発行済株式等

• 期末発行済株式数（自己株式を含む）：40,000,000株（2025/3期）
• 期末自己株式数：409,180株（2025/3期）
• 期中平均株式数（連結）：39,902,441株（2025/3期）
• 時価総額：–（本資料に記載なし）

財務指標（主要数値）

（単位：百万円、注記なき項目は連結）
– 経常収益（総収入）：78,964（前期76,107、+3.7%）
– 経常利益：17,861（前期16,624、+7.4%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：13,202（前期11,263、+17.2%） — 過去最高益
– 1株当たり当期純利益（EPS、連結）：330.88円
– 総資産：4,024,901百万円（期末）
– 純資産：334,216百万円（期末）
– 連結自己資本比率（国内基準 / バーゼルⅢ・連結）：10.68%（2025/3）
– 単体自己資本比率：10.43%
– 自己資本（連結、期末）：247,103百万円（別途注記あり）
– 現金及び現金同等物（期末）：401,423百万円
– 営業CF（連結）：+28,212百万円（前期−31,464）
– 投資CF：+1,991百万円（前期−44,644）
– 財務CF：−4,914百万円（前期−4,254）

参考率・効率性等（資料より）
– 総資産経常利益率（連結）：0.4%
– 自己資本当期純利益率（ROE、連結）：3.9%（資料内の表示）
– コア業務純益（単体、コア利益）：177億円（2025/3期、単体）

財務の要点・背景説明（要約）

• 経常収益増加の主因は貸出金利息・有価証券利息配当金等の資金運用収益増。
• 経常費用は国債等の債券売却損が増加した影響等で増加したが、資金調達費用は減少。
• 結果、経常利益・当期純利益は増益。親会社株主に帰属する当期純利益は過去最高。
• 預金は法人預金・公金預金の増加等で増加（期末残高約3兆3,956億円）。貸出金は地域密着の取組で増加（期末残高約2兆4,580億円）。
• 有価証券は円貨債券中心に減少（期末残高約1兆355億円）、評価益は約1,123億円（評価益減少）。
• 与信関係：金融再生法基準の開示債権（連結）は50,381百万円、引当率・保全率は一定の水準（保全率約85.79%（連結））。貸倒引当金（連結）約19,367百万円。
• 自己資本比率はリスクアセット増加により若干低下したが高水準を維持（連結10.68%）。

配当

• 2024年3月期（実績）：年間75円（中間35円、期末40円）、配当総額3,049百万円、配当性向（連結）27.0%
• 2025年3月期（実績）：年間95円（中間45円、期末50円）、配当総額3,803百万円、配当性向（連結）28.7%
  • 期末配当は当初45円予定から5円増配し50円に修正（株主還元率目標達成を理由）
• 2026年3月期（予想）：年間100円（中間50円、期末50円）予定
• 株主還元方針：配当＋自己株式取得を合わせた株主還元率を「親会社株主に帰属する当期純利益の40%以上」を目標に設定。過去に自己株式取得・消却の実績あり。

セグメント別詳細・戦略

• 銀行業：貸出金利息、有価証券利息配当の増加が収益を牽引。中小企業向け事業性貸出を継続して強化（中小企業等貸出金比率76.88%）。広域ネットワーク（徳島中心に関西・関東・中四国）を活用した拡販。野村證券との包括提携による金融商品仲介の拡大。
• リース業：リース売上増加で増収・増益。規模は銀行部門に比べ小さいが安定寄与。
• セグメント戦略：中小企業向けをコアに、ストラクチャードファイナンスや大企業向け効率的取引、有価証券運用の強化、資産ポートフォリオの入替・政策投資株式の圧縮などで収益性向上を目指す。

中長期計画との整合性

• 長期経営計画：「Growing beyond 130th」等を掲げ、ROE向上・自己資本比率管理・株主還元充実を基本方針。
• 目標例：連結自己資本比率10%超の維持、ROE中期目標5.0%以上、長期目標7.0%以上、株主還元率40%以上（配当＋自社株買い）。
• 進捗：2025/3期は当期純利益で過去最高を達成、連結自己資本比率10.68%で目標ラインを維持。ROEは現状で目標に対してまだ乖離あり（資料で認識）。今後、貸出拡大・有価証券運用強化・コスト管理等で改善を図る計画。

競合状況・市場動向

• 立ち位置：地域（徳島）を基盤に関西・関東へ広域展開する地方銀行。中小企業向け貸出比率が高く（約76.9%）、地域金融に特化したビジネスモデルを展開。
• アライアンス：野村證券、四国アライアンス（百十四、伊予、四国銀行等）などと連携し、金融商品仲介や地域創生施策を強化。
• 競合比較（同業他社との相対位置）：–（本資料は同業比較の数値を直接示していないため省略）

今後の見通し（連結・2026年3月期予想）

• 2026年3月期通期（2025/4/1〜2026/3/31、連結）
  • 経常収益：83,000百万円（前期比 +5.1%）
  • 経常利益：19,200百万円（前期比 +7.4%）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：13,300百万円（前期比 +0.7%）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：335.93円
• 単体見通しも同方向の増益見込み（経常収益653億円、経常利益188億円、当期純利益133億円）。
• 前提条件：地政学的リスクや金利変動等を考慮した上での予想。前提が変われば業績見通しも修正あり。

リスク要因（開示事項より）

• 金利変動、市場金利の変化、地政学的リスク、資本市場の動向、為替変動、貸倒れや与信コストの変動、規制・会計基準の変更等。
• 決算短信内でも「想定が変化した場合、業績予想は変更される可能性がある」と明記。

重要な注記・会計方針等

• 期中における連結範囲の重要な変更：無
• 会計方針の変更：有（「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」の適用、期首から適用。影響額は記載なし）
• 潜在株式調整後EPS：該当なし（潜在株式なし）
• 重要な後発事象：従業員向け株式報酬制度の導入（2025年5月9日に取締役会で詳細決定し開示）
• 監査：決算短信は公認会計士／監査法人の監査の対象外（注記あり）

その他トピックス（決算説明資料抜粋）

• 広域店舗ネットワークを活かした中小企業向け貸出の強化（徳島中心、関東・関西・中四国に展開）。
• 野村證券との提携により金融商品仲介残高・口座数は増加（証券仲介残高は1兆円超）。金融商品仲介口座数は100,125口座（2025/3期）。
• ESG・地域貢献施策：四国アライアンスや創業支援、SDGs支援、太陽光設置、ZEB認証支店などの取組み。
• 人的資本投資：各種人事施策（出産祝い金、不妊治療支援、定年後継続雇用制度等）、従業員向け株式報酬制度導入。

短いまとめ（要点）

• 2025年3月期は貸出金利息や有価証券利息増により収益が増加、経常利益・当期純利益とも増益で当期純利益は過去最高を達成。自己資本比率はリスクアセット増で若干低下したが10％台を維持。貸出金・預金とも増加し、金融商品仲介残高や口座数も拡大。2026年3月期も増収・増益を見込むが、金利変動・地政学リスク等の外部要因に注意が必要。

（注）本要約は提供資料に基づく事実の整理です。個別銘柄の投資判断に係る助言は行っていません。必要に応じて原資料（決算短信・決算説明資料）をご参照ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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