2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社中村超硬(証券コード:6166) 2025年3月期 決算短信 要約(Markdown)
注意:以下は開示資料(決算短信)に基づく整理です。投資助言や評価は行いません。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:株式会社中村超硬
- 上場取引所:東(東証)
- コード:6166
- URL:https://www.nakamura-gp.co.jp/
- 代表者:代表取締役社長 井上 誠
- 問合せ先:取締役 管理本部長 田植 啓之(TEL: 072-274-0007)
報告概要
- 提出日:2025年5月12日
- 対象会計期間:2024年4月1日~2025年3月31日(連結)
- 決算補足説明資料:作成あり(社長の動画メッセージ等を開示)
- 決算説明会:開催なし(補足資料はウェブで公開予定)
- 有価証券報告書提出予定日:2025年6月27日
- 定時株主総会予定日:2025年6月26日
セグメント(報告セグメント)
- 特殊精密機器事業:電子部品実装機用ノズル、工作機械部品等
- 化学繊維用紡糸ノズル事業:化学繊維用紡糸ノズル、不織布関連ノズル等
- D−Next事業:パワー半導体・難削材向けダイヤモンドワイヤ、製造装置等
- マテリアルサイエンス事業:ナノサイズゼオライトの開発・販売
発行済株式等
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):11,020,900株(2025/3/31)
- 期末自己株式数:1株
- 期中平均株式数:11,020,899株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定(開示に基づく主な日程)
- 有価証券報告書提出予定:2025/06/27
- 定時株主総会:2025/06/26
- 決算発表(今回の開示日):2025/05/12
- IR関連:社長動画メッセージ・補足資料を同社HPおよびTDnetで公開予定
財務指標(連結:2025年3月期)
(単位は百万円。小数以下切捨て表記は資料に準拠)
損益(業績ハイライト)
- 売上高:2,640 百万円(前年:2,413、+9.4%)
- 営業利益:7.8 百万円(前年:営業損失 △532)
- 経常損失:△21.7 百万円(前年:△553.4)
- 親会社株主に帰属する当期純損失:△32.8 百万円(前年:+144.2)
- 包括利益:△32.2 百万円(前年:140.9)
- 1株当たり当期純利益(EPS):△2.98円
- 1株当たり純資産(BPS):73.51円
(主要率)
– 売上高営業利益率:約0.3%(営業利益 / 売上高 = 7.776 / 2,640.960)
– 経常利益率:約−0.8%(△21.669 / 2,640.960)
– 当期純利益率:約−1.2%(△32.793 / 2,640.960)
財政状態(連結)
- 総資産:5,355 百万円(前期:6,003)
- 純資産:819 百万円(前期:854)
- 自己資本比率:15.1%(前期:14.0%)
- 総負債:4,535 百万円(前期:5,149)
計上上の主な変動要因(財政状態の概況)
– 流動資産:現金・預金減少(▲186 百万円)、未収消費税等減少(▲212 百万円)等
– 固定資産:有形固定資産の減少(機械装置等)
– 負債:長期借入金減少(▲512 百万円)だが1年内返済予定の長期借入金は増(233→512 百万円)
– 純資産:利益剰余金が減少(当期純損失により)
キャッシュ・フロー(連結)
- 営業CF:+123 百万円(前年:+642)
- 投資CF:△45 百万円(前年:△1,771)
- 財務CF:△263 百万円(前年:+609)
- 現金及び現金同等物期末残高:1,308 百万円(前年:1,495)
財務安全性・効率性(計算値・概算)
- 流動比率(流動資産 / 流動負債):約74.6%(2,458.7 / 3,292.0)→ 流動負債超過に近い水準
- 負債/純資産(負債倍率、総負債 ÷ 純資産):約5.53倍(4,535 / 819)
- 総資産回転率(売上高 ÷ 総資産):約0.49回(2,641 / 5,355)
- ROA(概算、当期純利益 / 総資産):約−0.6%(△32.8 / 5,355)
- ROE(概算、当期純利益 / 純資産):約−4.0%(△32.8 / 819)
(注)上は単純計算による概算値。四捨五入誤差あり。
セグメント別(連結、2025年3月期)
(外部顧客売上高 / セグメント利益(営業利益ベース))
– 特殊精密機器事業:売上 707 百万円(前年 715)、セグメント利益 29 百万円(前年:△12)
– 化学繊維用紡糸ノズル事業:売上 1,679 百万円(前年 1,571)、セグメント利益 146 百万円(前年:△55)
– D−Next事業:売上 244 百万円(前年 121)、セグメント損失 △92 百万円(前年:△317)
– マテリアルサイエンス事業:売上 9 百万円(前年 5)、セグメント損失 △96 百万円(前年:△156)
(貢献)
– 売上は化学繊維用紡糸ノズル事業が最大(約1,680 / 2,641 ≒ 63.6%)
– 利益改善は化学繊維用紡糸ノズル事業および特殊精密機器事業が牽引
財務諸表の要点(簡潔)
- 損益:売上回復(前年比 +9.4%)で粗利は大幅改善。販売費及び一般管理費が減少し営業黒字化(小幅)。
- 特別損益:前期に計上された補助金関連の特別利益が大幅に縮小。減損や訴訟関連費用は前年より減少。
- 貸借対照表:総資産・純資産は減少、負債は減少。短期借入金は高水準(2,040 百万円)。
- キャッシュ:営業CFはプラスだが前期比で減少。投資CFは縮小、財務CFは借入返済が継続。
配当
- 2024年3月期:期末配当 0.00円(無配)
- 2025年3月期(実績):配当 0.00円(無配)
- 2026年3月期(予想):配当 0.00円(無配予想)
- 特別配当:なし(決算短信に特別配当の記載なし)
セグメント別の状況・戦略(開示内容の要約)
- 特殊精密機器:受注環境は厳しいが新素材ノズルの量産出荷開始や商社経由での顧客開拓で売上拡大を目指す(次期売上見込:707→860 百万円)。
- 化学繊維用紡糸ノズル:炭素繊維用ノズルが好調。新工場の大型加工設備の活用や海外展開で拡大目標(次期見込:1,679→1,800 百万円)。
- D−Next:ダイヤモンドワイヤは採用拡大で販売は順調だが半導体市況の一時的低迷の影響受ける。海外顧客開拓を進める(次期見込:243→320 百万円)。
- マテリアルサイエンス:ナノサイズゼオライトは一部用途で正式採用。量産化・用途拡大に向け営業・生産体制整備(次期見込:9→20 百万円)。
(注)上記は会社開示の事業別戦略・見通しの要約です。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(公表の有無):決算短信内に特段の中期数値計画は明示されていないが、各事業での拡大方針と次期業績予想が示されている。
- 進捗:2025年度は売上回復、営業黒字化を達成も最終損益は赤字。事業別では化学繊維用紡糸ノズルと一部D−Nextの採用拡大が進展。
競合状況・市場動向(開示に記載の主な点)
- 市場環境:世界的な地政学リスク、米・中の政策変動、原材料・エネルギーコスト高止まり等が不透明要因として挙げられている。
- 競合動向:特殊精密機器分野では同業他社の廃業・撤退に伴う需要取り込みが発生している旨の記載あり。
- 主要顧客:NATIONAL FOX LIMITED.(化学繊維用紡糸ノズル事業)に対する売上が大きい(当期外部売上 520,818 千円)。
今後の見通し(連結・2026年3月期 会社予想)
- 通期業績予想(2025/4/1〜2026/3/31、百万円)
- 売上高:3,000(+13.6%)
- 営業利益:35(前期 7 → 35)
- 経常利益:55
- 親会社株主に帰属する当期純利益:10
- 1株当たり当期純利益(予想):0.91円
- 前提・注記:化学繊維用紡糸ノズル事業における原材料売却による営業外収益を第1四半期に織り込んでいる等。江蘇三超社との国際仲裁は未判断のため業績予想に未反映。
リスク要因(決算短信記載事項等の整理)
- マクロ要因:世界経済の不透明性(地政学リスク、米国・中国の動向等)
- 需要変動:半導体分野の需要低迷がD−Nextの販売に影響
- 原材料・エネルギーコストの高止まり
- 資金繰り関連:短期借入金の水準が高く、1年内返済予定の長期借入金が増加
- 訴訟・仲裁:江蘇三超社との国際仲裁(現時点で仲裁判断未出)は将来の業績に影響する可能性(未織込)
- その他:特定顧客への依存度(例:NATIONAL FOX LIMITED. の売上構成比)
重要な注記・会計方針
- 会計方針の変更:なし
- 連結範囲の変更:なし
- 継続企業の前提に関する注記:該当事項なし
- 決算短信は公認会計士/監査法人の監査対象外である旨の注記あり
以上
(出典:株式会社中村超硬「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」2025年5月12日開示)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6166 |
企業名 | 中村超硬 |
URL | http://www.nakamura-gp.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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