2025年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

決算短信サマリ(Markdown形式)

対象資料:株式会社中村超硬 2025年3月期 第1四半期決算短信(日本基準・連結)
提出日:2024年8月9日

基本情報
  • 企業名:株式会社中村超硬(証券コード:6166)
  • 上場取引所:東(東証)
  • URL:http://www.nakamura-gp.co.jp/
  • 代表者:代表取締役社長 井上 誠
  • 問合せ先:取締役 管理本部長 田植 啓之(TEL 072-274-0007)
  • 報告概要:
    • 提出日:2024年8月9日
    • 対象会計期間:2025年3月期 第1四半期連結累計期間(2024年4月1日~2024年6月30日)
    • 決算説明資料:作成あり
    • 決算説明会:開催なし
セグメント

(報告セグメント名称と概要)
– 特殊精密機器事業:耐摩耗工具、実装機用ノズル等(工作機械・電子部品向け等)
– 化学繊維用紡糸ノズル事業:不織布用、炭素繊維用紡糸ノズル等(風力発電ブレード向け等が好調)
– D‑Next事業:ダイヤモンドワイヤ(パワー半導体・難削材向け)および関連装置
– マテリアルサイエンス事業:ナノサイズゼオライト等の新規事業(量産化・用途開拓フェーズ)

発行済株式
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):11,020,900株(2025年3月期1Q)
  • 期末自己株式数:1株
  • 期中平均株式数(四半期累計):11,020,899株
  • 時価総額:–(資料に記載なし)
今後の予定
  • IRイベント:決算補足資料作成(あり)。決算説明会は「無」。

(その他の詳細日程は資料に記載なし)

財務指標(要点)

※単位は百万円(表記のない場合は注記します)。四捨五入差により合算と一致しない場合があります。
– 主要損益(第1四半期累計:2024/4/1–2024/6/30)
– 売上高:880百万円(前年同期 645百万円、+36.5%)
– 売上総利益:195百万円(売上高に対する粗利率 ≒22.1%)
– 販管費:193百万円
– 営業利益:2百万円(前年同期は▲88百万円の営業損失)
– 経常利益:8百万円(前年同期は▲87百万円)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:3百万円(前年同期は▲108百万円)
– 包括利益:6百万円
– 1株当たり四半期純利益:0.32円
– 連結財政状態(当第1四半期末)
– 総資産:5,745百万円(前期末 6,003百万円)
– 純資産:859百万円(前期末 854百万円)
– 自己資本(注):848百万円
– 自己資本比率:14.8%(前期末 14.0%)
– 流動資産:2,710百万円、流動負債:3,151百万円 → 流動比率 ≒86%(流動資産/流動負債)
– 現金及び預金:1,631百万円(前期末 1,495百万円、増加 +135百万円)
– 短期借入金:2,040百万円(変動なし)、長期借入金合計:733百万円(前期末 792百万円、減少)
– キャッシュ・フロー:
– 当四半期での四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
– 減価償却費(当第1四半期累計):54,941千円

収益性・効率性指標(簡易)
  • 営業利益率(期1Q):約0.23%(2 / 880) ← 前年同期はマイナス
  • 純利益率(期1Q):約0.34%(3 / 880)
  • 総資産回転率(期1Q):約0.153(売上/総資産:880 / 5,745)
  • 粗利率(期1Q):約22.1%(194.9 / 880)

(注)四半期ベースの数値のため、通期換算は留意が必要

セグメント別(第1四半期実績)
  • 売上高内訳(百万円・割合)
    • 特殊精密機器事業:185百万円(約21.0%) ※前年同期比 ▲10.2%
    • 化学繊維用紡糸ノズル事業:635百万円(約72.2%) ※前年同期比 +51.0%
    • D‑Next事業:57百万円(約6.6%) ※前年同期比 +251.3%
    • マテリアルサイエンス事業:1百万円(約0.2%) ※前年同期比 +31.0%
    • 合計:880百万円
  • セグメント利益(百万円)
    • 特殊精密機器:0百万円(実数 0.189百万円 → 端数で0)
    • 化学繊維用紡糸ノズル:55百万円(主力の利益貢献)
    • D‑Next:▲33百万円(損失だが売上は拡大)
    • マテリアルサイエンス:▲31百万円(開発投資・量産前評価フェーズ)
    • セグメント合計(調整後営業利益計上額):2百万円
  • セグメント戦略・状況(会社コメント要約)
    • 特殊精密機器:工作機械・電子部品業界の低迷で耐摩耗工具・実装機用ノズルの受注・売上は低調だが、自動車部品メーカーや大手ベアリングメーカーからの受注拡大は確認。
    • 化学繊維用紡糸ノズル:炭素繊維用ノズル(風力発電ブレード向け等)が好調で受注・売上が伸長。
    • D‑Next:パワー半導体・難削材向けダイヤモンドワイヤの採用企業が増加、販売数量は増加。ダイヤモンドワイヤ製造装置は商談長期化(インドの太陽電池自国内生産化遅延)の影響で今期1Qは契約に至らず。
    • マテリアルサイエンス:ナノサイズゼオライトの量産採用評価が進行中。2025年度の量産開始に向け準備、用途・顧客開拓中。
財務の解説(要点)
  • 売上は前年同期比で増加し、営業・経常とも黒字化。主に化学繊維用紡糸ノズル事業の好調が寄与。
  • 総資産は流動資産(未収消費税減少、商品・仕掛品の減少等)により前期末から減少。
  • 負債は契約負債・電子記録債務・長期借入金の減少で前期末から減少。だが、短期借入金が大きく残っており流動比率は1未満となっている点は留意事項。
  • 当第1四半期における減損損失等(特別損失計上):当期は合計6,294千円(内訳:固定資産減損等。セグメントではD‑Next関連の減損 5,129千円を含む)。
配当
  • 第1四半期末・中間・期末ともに0.00円(2025年3月期通期予想:0.00円)
  • 特別配当:無

(注)配当予想の修正はなし

中長期計画との整合性
  • 会社は前回公表の連結業績予想(2024年5月13日公表)から前提条件に大幅な変更がないとして、当該予想を据え置き。
  • 連結業績予想(通期:2024/4/1–2025/3/31、変更なし)
    • 通期売上高:3,300百万円(前期比 +36.8%)
    • 通期営業利益:110百万円
    • 通期経常利益:80百万円
    • 通期親会社株主に帰属する当期純利益:20百万円(EPS 1.81円)
    • 第2四半期累計(上期)予想:売上 1,550百万円、営業損失 ▲20百万円、当期純損失 ▲70百万円
競合状況・市場動向(資料中の言及)
  • 世界的な不確実性(地政学リスク、金融引き締め、円安、原材料・エネルギーコスト高等)を挙げ、業績に影響する外部環境として認識。
  • 個別事業では、化学繊維用紡糸ノズルは炭素繊維関連の需要増が追い風、D‑Nextは採用拡大フェーズだが一部(装置販売等)では顧客の投資動向に左右される点に言及。
  • 競合比較・市場シェアに関する定量的比較は資料に記載なし。
今後の見通し・リスク要因
  • 会社見通しは据え置き(上記の通期予想)。第1四半期の増収・黒字化を受けるも、上期は営業損失・当期純損失見込み。
  • 主なリスク要因(資料記載・説明より)
    • 世界経済・地政学リスク、為替(円安等)、原材料・エネルギーコストの高止まり
    • 工作機械・電子部品業界等の需要動向
    • D‑Next関連:装置販売等の商談の長期化(例:インドの太陽電池投資の遅延)
    • 新規事業(ナノサイズゼオライト)の量産・採用タイミングの不確実性
重要な注記
  • 会計方針の変更:無し
  • 連結範囲の変更:無し
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理:無し
  • 四半期レビュー(監査):レビューは実施されていない(無)
  • キャッシュフロー計算書:当第1四半期連結累計期間の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)

(不明項目は「–」と表記しました。投資助言は行っていません。上記は提供資料に基づく要約です。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6166
企業名 中村超硬
URL http://www.nakamura-gp.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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