決算説明：モンスターラボホールディングス（5255）

2024年12月期 第3四半期決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 株式会社モンスターラボホールディングス
  • 主要事業分野: デジタルコンサルティング、システム開発
• 説明会情報:
  • 開催日時: 2024年11月14日
• 報告期間: 2024年12月期 第3四半期
• セグメント:
  • APAC: アジア太平洋地域
  • AMER: 米州地域
  • EMEA: 欧州・中東・アフリカ地域

業績サマリー

• 主要指標: (単位:百万円)

• 進捗状況: 中期経営計画や年度目標に対する達成率は、構造改革の進捗状況から判断すると、当初計画通りQ3までに構造改革に目途をつけたと言える。
• セグメント別状況:
  • APAC: 売上減少がQ2を底に回復基調。
  • AMER: 売上大幅増、Q3黒字化達成。
  • EMEA: 拠点閉鎖・非連結化により売上大幅減、Q4は連結PLへの影響は極小化の見込み。

業績の背景分析

• 業績概要: EMEAの構造改革により売上高が大きく減少したものの、構造改革費用を除いた営業利益は改善傾向にある。
• 増減要因:
  • 売上高減少: EMEAの構造改革による拠点閉鎖、人員削減。
  • 営業利益改善: 構造改革によるコスト削減、AMERの売上増加。
• リスク要因: 為替変動、構造改革に伴うリスク。

戦略と施策

• 現在の戦略: 成長重視から利益重視へ転換。APAC、AMER中心の体制へ移行。
• 進行中の施策: 構造改革、MSワラントによる資金調達。
• セグメント別施策:
  • APAC: 提案数増加、開発フェーズ移行による新規案件獲得。
  • AMER: 既存顧客の売上成長、コスト改善。
  • EMEA: 拠点閉鎖、非連結化による事業規模縮小。

将来予測と見通し

• 業績予想: Q4は全リージョンで構造改革費用を除いて黒字化の見込み。
• 中長期計画: 2025年からの再成長を目指す。
• マクロ経済の影響: 為替変動、経済状況の変化。

製品やサービス

• サービス: デジタルコンサルティング、システム開発
• 協業・提携: ペイメントソリューション企業との協業

重要な注記

• リスク要因: 為替変動、構造改革に伴うリスク、債務超過。
• その他: 債務超過解消に向けた取り組みとしてMSワラントによる資金調達を実施。

まとめ

モンスターラボホールディングスは、EMEAにおける抜本的な構造改革により、Q3において債務超過状態を解消する目処をつけました。Q4は全リージョンで黒字化が見込まれ、2025年からの再成長に向けた基盤構築が進んでいます。一方で、為替変動や構造改革に伴うリスク、債務超過状態の解消といった課題も残されています。今後の動向に注目が必要です。

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