2025年12月期 第2四半期決算説明資料
決算説明(要約) — 株式会社I-ne(2025年12月期 第2四半期、資料日:2025/08/08)
※本要約は提供資料に基づき事実を整理したものであり、投資助言を目的とするものではありません。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社I‑ne(証券コード:4933)
- 主要事業分野:ヘアケア(BOTANIST等)、美容家電(SALONIA等)、スキンケア・新ブランド(TOUT VERT、WrinkFade、ReWEAR等)
- 代表者名:代表取締役社長 大西 洋平
- 説明会情報
- 開催日時(資料日):2025年8月8日(決算説明資料)
- 説明会形式:–(資料のみ、形式の明示なし)
- 参加対象:–(資料の想定対象は投資家/アナリスト等と推定)
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料中は代表取締役社長等の役職記載あり)
- 発言概要:上期実績、要因分析、下期の製品投入計画・組織施策(JBIST設立等)、株主還元拡充、ストックオプション導入等を説明
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年12月期 第2四半期累計(2025年1–6月)
- 決算説明資料作成日:2025年8月8日
- 配当支払開始予定日:–(権利確定日は12月末)
- セグメント(主な事業セグメント)
- ヘアケア系:BOTANIST、YOLU、DROAS、Qurap等(オンライン・オフライン展開、ドラッグストア配荷)
- 美容家電:SALONIA等(ヘアアイロン、ドライヤー等)
- スキンケア他:TOUT VERT(M&Aでグループ化)、WrinkFade、ReWEAR、SKN REMED等(スキンケアを中心に健康食品等の新カテゴリーも計画)
業績サマリー(上期:2025年1–6月)
- 主要指標(連結)
- 売上高:223.2億円(前年同期比 +9.9%)
- EBITDA:25.4億円(前年同期比 +15.2%)
- 営業利益:16.8億円(前年同期比 △17.0%)
- 経常利益:–(未記載)
- 当期純利益:–(未記載)
- 進捗状況(対会社開示計画)
- EBITDAは計画比104%
- 営業利益は計画比110%
- 通期計画達成に向けて下期施策(大量の新商品投入、JBIST設立等)を推進
- セグメント別売上高・構成
- ヘアケア系:126.7億円(前年同期比 △10.8%)
- 美容家電:53.0億円(前年同期比 +0.3%)
- スキンケア他:43.4億円(前年同期比 +432.7%)
- 内訳(スキンケア他計43.4億円のうち) TOUT VERT:25.6億円、他ブランド:17.7億円(資料記載)
- オンライン売上高(全社):前年同期比 +58.8%(オンライン比率:約32% → 約46%へ上昇)
業績の背景分析
- 業績概要・ハイライト
- 売上増の主因はスキンケア他の大幅伸長(TOUT VERTの連結寄与、新ブランドの成長)およびオンライン販売拡大。
- EBITDAは増益だが、営業利益は前年度の大型M&Aに係る償却費計上により減益。
- 売上原価率は前年同期比△4.0ptと大幅改善(オンライン比率上昇、OEM/商流改善、美容家電の中間マージン削減等の効果)。
- 増減要因(詳細)
- プラス要因
- スキンケア他の急成長(M&Aによる連結や既存ブランドの伸長)
- オンラインチャネルの拡大(販売効率向上、比率上昇)
- Artemis(美容家電関連)の統合による粗利改善(資料で+6~11ptの改善と示唆)
- OEMパートナーとの協力・商流最適化による売上原価低下
- マイナス要因
- 2024年度実施の大型M&Aに伴うのれん・無形資産の償却費計上(営業利益を圧迫)
- ヘアケア系は中国市場からの撤退や一部ブランド(YOLU)リニューアルに伴う認知形成の遅れで減収
- オンライン比率増により販売手数料率は上昇(+1.6pt)
- 競争環境・優位性
- I‑neの強み:①ブランド創出力(IPTOS等)、②OMO(デジタルマーケ×オフライン配荷力)、③ファブレスによる迅速な製品化・OEMネットワーク
- オフライン配荷実績:約65,000店舗(資料引用)
- 市場シェアの具体数値は資料に明記なし
- リスク要因(資料記載・示唆)
- のれん・無形資産償却による利益圧迫
- サプライチェーン、QCD(品質・コスト・納期)管理、PMIの進捗遅延
- 為替・国際関税等のマクロ要因(ただし「トランプ関税」等の影響は、売上の97%超が国内であるため限定的と同社見解)
- 規制変更や消費マインド変化等
戦略と施策
- 全社戦略(中期方針)
- 2028–30年を目標に売上高1,000億円、EBITDA140億円(営業利益目標110億円/11%程度)を掲げる
- 成長戦略の柱:①ヘアケア系・美容家電の持続成長、②スキンケア他・新カテゴリーの拡大、③M&Aによる事業領域拡張、④グローバル展開(東南アジア・米国等)
- 収益性目標:既存主力事業の営業利益率・EBITDAマージンを約15–17%目安、M&Aなど新規関連費用は売上比4–6%程度想定
- 進行中の施策(具体)
- 下期の商品投入:資料上部では上期48品→下期81品(計画)として多数の新商品/新ブランドを投入予定
- カテゴリ別の下期計画(一例)
- ヘアケア系:上期22品 → 下期44品(予定)。新ライン「BOTANIST SANTAL」等
- 美容家電:SALONIA 上期4品 → 下期11品(予定)。中高価格帯製品比率拡大、新ブランドローンチ(2025年8月末予定)
- スキンケア他:上期22品 → 下期26品(予定)。TOUT VERT成長施策、新ブランド3–5本ローンチ予定(健康食品・オーラル等含む)
- JBIST(日本美科学研究所)の設立(2025/08/01):竹内啓貴 所長
- 「ファブレス型R&D」を掲げ、差別化技術の内製化と外部連携でスピーディな商品化を推進。研究成果は2026年以降市場投入予定。
- PMI(買収後統合)推進:トゥヴェール、ArtemisともPMIは順調、販売・粗利改善を実現中
- サステナビリティ:CDPの気候変動分野で「B」スコア取得、サステナビリティ・リンク・ローン締結
- セグメント別施策と成果
- ヘアケア系:BOTANISTサブラインやROOTH成長、YOLUの詰替品がオンラインで伸長。店舗向け施策とデジタル強化。
- 美容家電:中高価格帯製品が伸長(前年同期比+69.4%)、SALONIAの製品ライン拡充とオフライン販売員導入等で展開。
- スキンケア他:TOUT VERTのAmazon販路拡大、WrinkFadeの定期販売伸長、ReWEARのEC先行→オフライン展開で高成長(TOUT VERT除くでも+117.6%)
将来予測と見通し
- 中長期計画の進捗
- 中期目標(2028–30):売上1,000億円、EBITDA140億円を掲げ、M&Aと新カテゴリー育成で事業ポートフォリオの変革を目指す。上期のスキンケア他急成長は中期方針に沿った進捗と位置付け。
- 進捗指標:上期のEBITDA増加、下期の大量新商品投入、JBIST設立、PMI効果による粗利改善などで中期目標達成に向けた基盤整備を進行中。
- マクロ経済の影響
- 為替・関税等の影響は一般リスクとして言及。ただし同社は国内売上比率が高く(資料によれば97%超が内需)為替・関税の直接的影響は限定的との見解。
- 消費動向、チャネル(EC/実店舗)トレンド、原材料・物流コストの変動は業績に影響する点として留意が必要。
配当と株主還元
- 配当方針:成長投資を最優先としつつ、キャッシュや株価状況を勘案して安定的・継続的な株主還元を実施(普通配当・株主優待の継続)
- 直近期の配当実績
- 2023年度:普通配当 13.0円/株(記念配当含む)
- 2024年度:普通配当 13.0円/株
- 2025年度(予定/実施):普通配当 13.5円/株(前年より0.5円増配)
- 株主優待(拡充)
- 100株以上:公式サイトで使用可能なポイント 2,000円分
- 500株以上:ポイント 14,000円分(新設)
- 権利付き最終日:12月末日(名簿確定:12/31)、ご案内発送:3月上旬
- 特別配当:–(資料に特別配当の記載なし)
- その他(株主施策)
- 自己株取得等は過去実施実績あり(2024年度は約5億円の取得実績参照)
製品・サービス
- 主要製品/ブランド
- ヘアケア:BOTANIST(SANTAL等)、YOLU、ROOTH、Qurap、DROAS 等
- 美容家電:SALONIA(ヘアアイロン、ドライヤー等)、新ブランド(2025年8月末ローンチ予定)
- スキンケア他:TOUT VERT(M&A)、WrinkFade、ReWEAR、SKN REMED、BUBLOS 等
- 新製品投入状況
- 上期発売数:資料により異なる表現あり(上位資料では上期リリース48商品、下期81商品予定/カテゴリ別では例:ヘアケア 上期22→下期44 等)
- 下期は多数の新商品・新ブランドを予定(全カテゴリーで展開)
- サービス/提供エリア・顧客層
- 主に国内個人消費者向け(国内チャネル中心、オンラインおよびドラッグストア等のオフライン配荷)
- 一部グローバル展開あり(海外子会社等、海外売上は小比率)
- 協業・提携
- OEM・ODMネットワーク(全国200社以上との連携で製剤化・量産)
- Artemis等買収先を通じた商流最適化
- JBISTでの産学連携・コンソーシアム型共創を計画
重要な注記
- 会計方針・会計処理
- 2024年10月実施のM&A(2件)についてPPA(Purchase Price Allocation)評価が完了し、2024年12月期4Qおよび通期の数値を遡及修正済み。これによりのれん・無形資産を計上、償却費の計上が営業利益に影響。
- のれん・無形資産の償却は損益構造に影響を与えている旨を開示。
- リスク要因(特記事項)
- 資料冒頭及びディスクレーマーにて、将来予想は不確定要素が多く実際の結果は異なる可能性がある旨の注意喚起あり。
- PMIの遅延、サプライチェーンや原材料・物流コスト、消費環境の変化等が業績に影響する旨。
- その他(今後の重要イベント等)
- JBIST(日本美科学研究所)設立:2025/08/01(所長:竹内啓貴)
- 業績目標連動型ストック・オプション導入決定:割当(取締役1名、従業員26名)、新株予約権2,400個(発行規模1.34%)、権利行使価格1,560円、行使は2028年業績目標に連動
- 株主優待拡充の詳細(100株以上 2,000pt、500株以上 14,000pt)
- 下期にかけ多数の新ブランド/商品投入(具体発売時期は個別発表予定)
(以上)
必要であれば、以下の追加対応が可能です:
– 資料中の数表・スライドごとの抜粋データ(表形式)化
– セグメント別損益や比率の更に詳しい整理(資料の追加データ参照が必要)
– JBISTやストックオプションの財務的インパクト概算(定量化希望時は許可の上で行います)
※繰り返しになりますが、本要約は資料の整理であり、投資判断や助言を行うものではありません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4933 |
企業名 | I-ne |
URL | https://i-ne.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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