2025年3月期決算短信〔日本基準〕(連結)
株式会社フコク(証券コード:5185) 2025年3月期 決算短信(連結)要約(Markdown)
※本資料は提供された決算短信を基に整理した事実の要約です。投資助言は行いません。不明項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:株式会社フコク
- 上場取引所:東(東証)
- 証券コード:5185
- 主要事業分野:ゴム製品等(機能品、防振、ライフサイエンス、金属加工、ホース等)
- 代表者:代表取締役社長 大城 郁男
- 連絡先(IR):執行役員企画本部副本部長 中津川 徳雄(TEL: 048-615-4400)
- URL: https://www.fukoku-rubber.co.jp/
報告概要
– 決算短信提出日:2025年5月15日
– 対象会計期間:2024年4月1日〜2025年3月31日
– 決算補足説明資料:有
– 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
– 有価証券報告書提出予定日:2025年6月23日
– 定時株主総会開催予定日:2025年6月25日
– 配当支払開始予定日:2025年6月10日
発行済株式等
– 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):17,609,130株
– 期末自己株式数:1,489,742株
– 期中平均株式数:16,117,655株
– 時価総額:–(株価情報は未提供のため記載なし)
今後の予定(記載のあった主要日程)
– 有価証券報告書提出予定:2025年6月23日
– 定時株主総会:2025年6月25日
– 配当支払開始:2025年6月10日
– 決算説明会:実施(詳細は会社発表)
セグメント(報告セグメントの概要)
(会社は2025年度より区分変更。5セグメントで表示)
– 機能品事業:シール部品、ワイパーブレードラバー、OA製品等
– 防振事業:ダンパー、マウント、ウレタン等(上海子会社の「防振事業」で減損・不正事案あり)
– ライフサイエンス事業:バイオ関連製品(新設セグメント)
– 金属加工事業:トラック・建設機械用金属部品等
– ホース事業:ホース等ゴム製品
(注)前期比較は変更後セグメント区分に組替え済み。
財務指標(要点)
- 連結売上高:89,657百万円(前期比+0.9%)
- 連結営業利益:4,721百万円(前期比+29.5)
- 連結経常利益:4,569百万円(前期比+11.6)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,931百万円(前期比△3.9)
- 1株当たり当期純利益(EPS):181.87円(前期 189.35円)
- 包括利益:5,144百万円(前期 4,928百万円)
- 総資産:79,402百万円(前期 76,033百万円)
- 純資産:45,936百万円(前期 42,010百万円)
- 自己資本比率:54.5%(前期 52.0%)
- 1株当たり純資産(BPS):2,684.64円
- 自己資本当期純利益率(ROE):7.1%(前期 8.1%)
- 総資産経常利益率:5.9%(前期 5.5%)
- 売上高営業利益率:5.3%(前期 4.1%)
貸借対照表(主要項目)
– 流動資産合計:45,597百万円
– 現金及び預金:12,422百万円
– 売掛金:14,986百万円
– 固定資産合計:33,804百万円
– 有形固定資産:29,000百万円
– 無形固定資産:1,903百万円
– 投資その他:2,901百万円
– 流動負債:24,239百万円
– 固定負債:9,226百万円
– 負債合計:33,465百万円
キャッシュ・フロー(連結)
– 営業CF:+6,631百万円(前期 8,843百万円)
– 投資CF:△5,835百万円(前期 △4,466百万円) — 主に有形固定資産取得(5,801百万円)
– 財務CF:△640百万円(前期 △2,781百万円)
– 現金及び現金同等物期末残高:11,981百万円(前期 11,399百万円)
収益性・効率性(要点)
– 売上高営業利益率:5.3%(改善)
– 営業利益は増加(主因:合理化、売価反映等コスト吸収)
– 減価償却費:5,038百万円(増加)
– 総資産回転率等の詳細は原資料参照(総資産・売上の関係は示唆されているが明示的数値は要参照)
財務安全性
– 自己資本比率:54.5%(改善)
– 流動比率(簡易計算):流動資産45,597 / 流動負債24,239 ≒ 1.88 倍
セグメント別(主要数値・概況)
(当連結会計年度・外部顧客への売上高/セグメント利益:百万円)
– 機能品事業:売上 40,455 / セグメント利益 4,999
– 防振事業:売上 38,167 / セグメント利益 2,867
– ライフサイエンス事業:売上 980 / セグメント利益 251
– 金属加工事業:売上 5,342 / セグメント利益 80
– ホース事業:売上 4,710 / セグメント利益 205
– セグメント合計売上:89,657百万円(連結合計と一致)
(セグメントの特徴)
– 機能品・防振が売上の大半(合わせて約85%前後)を占める。
– ライフサイエンスは事業拡大フェーズで前期比売上増(+23.1%)・利益増。
– 金属加工は非採算部品の縮小により売上減(△20.7%)だが、採算性改善で利益は増加。
– 防振事業では上海子会社の不正事案や固定資産減損(282百万円)等の影響あり(特記事項参照)。
財務の解説(会社コメントからの要旨)
– 国内外の景気・自動車生産の地域差、原材料・労務費上昇等の影響を受けつつ、合理化・体質改善で収益性を改善。
– 上海フコク有限公司で発生した不正行為に伴う貸倒引当金・特別調査費用等、固定資産減損や税負担計上が純利益を抑制。
特別・重要項目
– 上海フコク有限公司での不正行為:貸倒引当金繰入、特別調査費用(213百万円計上)、法人税等(税負担増)を計上。
– 固定資産減損損失:282百万円(防振事業、上海子会社)
– 会計方針の変更:無し
– 連結範囲の変更:無し
– 決算短信は監査対象外(監査未完)
配当
- 2024年3月期:年間60.00円(中間27.5円、期末32.5円)
- 2025年3月期(実績):年間75.00円(中間37.5円、期末37.5円) 総額:1,208百万円、連結配当性向:41.2%
- 2026年3月期(会社予想):年間85.00円(中間42.5円、期末42.5円)— 10円増配予定、配当性向目安は連結30%、下限20円/年(中間・期末各10円)
特別配当:無し(当期は特別配当無し。将来の可能性は明記無し)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「新中期経営計画2026」(公表:2023年度)
- 目標(2026年度):売上高 1,200億円、営業利益率 8%、ROE 12%
- 会社コメント:当期は計画の2年目。既存事業強化と成長事業拡大、ESG重視の経営基盤改革に取り組むと明記。
- 今期実績(2025):売上 896.6億円、営業利益率 5.3% → 中期目標との乖離はある(会社は合理化等で目標達成を目指すと記載)
- 会社は2026年度通期見通しを開示(下記参照)しつつ、米国関税措置等の影響は現時点で試算困難なため業績見通しには織り込まず。
2026年3月期(2025/4/1〜2026/3/31)会社予想(連結)
- 売上高:88,000百万円(前期比△1.8%)
- 営業利益:5,000百万円(前期比+5.9%)
- 経常利益:5,000百万円(前期比+9.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:3,500百万円(前期比+19.4%)
- 1株当たり当期純利益(予想EPS):217.13円
- 会社注記:米国の関税措置等、今後の影響は現時点で合理的見積りが困難なため織り込んでいない
競合状況・市場動向(会社説明の要旨)
- 自動車業界:半導体供給不足の緩和で生産台数回復傾向だが、地域差あり。EV化の進展は継続だが需要の一部見直しも観測。
- 市場動向としては原材料価格や人件費上昇等のコスト圧力が継続。
リスク要因(会社記載の主要点)
- 国際情勢の不安定化(中国経済の鈍化、地政学リスク)
- 原材料費・労務費の上昇
- 為替変動の影響(会社は為替前提の変更が業績予想に影響を与える旨を記載)
- 米国の通商政策(関税措置等)の影響(現時点では合理的見積が困難で、通期見通しには織り込んでいない)
- 海外子会社(上海)での不正事案の影響(貸倒、調査費用、税負担等)
重要な注記(会計・その他)
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更:無し
- 退職給付制度の移行(子会社末吉工業):一部確定拠出年金へ移行。退職給付制度終了益166百万円を特別利益に計上(当連結会計年度)
- 固定資産の減損:防振事業(上海子会社)で282百万円の減損計上
- 連結子会社上海での不正行為:貸倒引当金等、特別調査費用等を計上(営業外費用等)
セグメント別の注目点(要約)
- 機能品:受注堅調、為替効果もあり売上増(+5.5%)・利益増(+15.3%)
- 防振:受注概ね堅調、売上微増(+1.1%)、セグメント利益は上昇(+33.9%)だが上海子会社関連で減損・不正処理等計上
- ライフサイエンス:国内受注好調で売上・利益ともに大幅増(売上+23.1%、利益+21.0%)
- 金属加工:非採算部品縮小で売上減(△20.7%)、採算改善により利益は増(+256.7%)
- ホース:東南アジアで需要減の影響で売上減(△11.0%)、利益は若干増加
今後の見通し(会社コメント要旨)
- 景気は緩やかな回復を見込む一方、依然として不透明な要素多数。
- 自動車生産は地域差あるが底堅い回復継続を想定。
- 2026年度は中期計画(新中期経営計画2026)の目標達成(売上1,200億、営業利益率8%等)に向け、既存事業強化・成長事業拡大・ESG重視の施策を推進。
- 2026年3月期通期見通しでは収益増(利益段階で増益)を見込むものの、米国関税措置等の不確実要素は織り込んでいない。
重要な免責・注記
– 決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外(監査未完)。
– 本要約は提供された決算短信に基づく事実整理であり、投資判断や助言を行うものではありません。
(必要であれば、主要財務数値(損益・BS・CF)の表形式まとめや、セグメント別比率の計算補助を追加します。どの情報を更に掘り下げますか?)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 5185 |
企業名 | フコク |
URL | http://www.fukoku-rubber.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 自動車・輸送機 – ゴム製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
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