2025年12月期 第2四半期 決算説明資料
2025年12月期 第2四半期 決算説明(要約)
(資料日:2025年8月13日、作成元:かっこ株式会社)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:かっこ株式会社(Cacco Inc.) 証券コード: 4166
- 主要事業分野:SaaS型アルゴリズム提供事業(不正検知サービス、決済コンサルティング、データサイエンス等)
- 代表者名:代表取締役社長 岩井 裕之
- 説明会情報
- 開催日:2025年8月13日(資料日)
- 説明者
- 発表者(役職):代表取締役社長 岩井 裕之(想定)
- 発言概要:第2四半期の業績ハイライト、主力不正検知サービスの戦略転換(プロダクト単位→市場ドメイン単位)、O-PLUXのバージョンアップ完了によるコスト低減、O-MOTIONの機能強化(モバイル対応等)、今期の投資方針(研究開発・広告宣伝費の継続投資)、通期業績見通しの説明など
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年12月期 第2四半期(累計=第1四半期〜第2四半期、四半期累計) ※会計年度は12月期のため対象期間は概ね2025年1-6月
- セグメント(事業区分)
- 不正検知サービス(O-PLUX/O-MOTION 等):EC・金融等の不正注文・不正ログイン検知(ストック型収益が主力)
- 決済コンサルティングサービス:BNPL等の決済システム構築・コンサルティング(フロー収益型、一部SaaS提供)
- データサイエンスサービス:需要予測、最適化、アルゴリズム開発(ストック/受託型)
- その他:SaaS型BNPLシステム等
業績サマリー(FY2025 第2四半期 累計)
- 主要指標(単位:百万円)
- 売上高:407 百万円(YoY +17.3%)
- 営業利益:▲65 百万円
- 経常利益:▲64 百万円
- 当期純利益:▲64 百万円
- 通期予想(資料より):売上高 781 百万円(YoY +6.5%)、営業利益 ▲222 百万円、経常利益 ▲225 百万円、当期純利益 ▲225 百万円、EPS(予想)▲82.94円
- 進捗状況(計画進捗率)
- FY25 通期売上に対する2Q累計の進捗率:52.1%
- 営業利益・経常利益の進捗率表示は資料表記に従い「-」(東京証券取引所決算短信表記基準)
- ストック収益関連(不正検知サービス)
- 不正検知サービスのストック収益:315 百万円(YoY +28.6%)
- 売上高に占めるストック収益比率:77.3%(YoY +6.8pt)
- 平均月次解約率(Gross):0.39%(YoY ▲0.15pt)
- O-PLUX 決済時の審査件数(FY25 2Q累計):YoY +41.5%
- セグメント別(売上構成・比率:FY25 2Q累計)
- 不正検知サービス:売上構成比 約81.0%(主力)
- 決済コンサルティングサービス:約9.0%
- データサイエンスサービス:約7.0%
- その他:約3.0%
- (金額詳細は資料のサービス別内訳参照)
業績の背景分析
- 業績ハイライト
- 売上高は回復基調でFY25 2Q累計で407百万円(+17.3%)。四半期ごとに営業利益の赤字幅が縮小。
- 不正検知サービスの戦略転換(市場ドメイン単位でのマーケティング・セールス)によりリード増加・既存顧客売上拡大を実現。
- O-PLUX の導入顧客でのバージョンアップ完了によりサーバー費/データ費が低減し売上原価が改善。人件費最適化も寄与。
- 増減要因(業績に寄与した主な因子)
- 増収の主因:不正検知サービス(O-PLUX)売上の堅調増加、ストック収益の拡大
- 原価改善:導入顧客側でのO-PLUXバージョンアップによるサーバー/データ費削減
- 費用面:研究開発費・広告宣伝費への継続投資計画(3Q以降も投資継続を予定)
- 減収要因(通期見通しで影響):決済コンサルティングサービスの売上縮小(通期見通しの理由として言及)
- 競争環境・競争優位性
- 競争優位性:国内導入数No.1(東京商工リサーチ調査)による大量の不正データ蓄積 → 高精度検知モデル、データサイエンス技術・特許(3件)保有、国内製品による迅速なサポート体制
- 競合比較:資料中で機能比較表を提示(O-PLUXは幅広い不正種別に対応と主張)
- リスク要因(資料・一般的外部要因)
- 規制・ガイドラインの変化(ただし本事業はEMV 3‑Dセキュア導入や不正ログイン対策の必須化等で追い風と記載)
- 競合による機能・価格競争、技術進展による陳腐化リスク
- 顧客のIT投資動向や景気変動、顧客離脱(解約率の上振れ)
- その他一般リスク(為替変動、法規制変更、サプライチェーン等)→ 資料では将来見通しに関する一般的な注意喚起あり
戦略と施策
- 現在の戦略(FY2025の成長戦略)
- 不正利用対策レギュレーション強化の追い風を活用し、O-PLUXでシームレスな不正対策を提供して顧客拡大
- プロダクト単位から市場ドメイン単位(EC、金融等)へのマーケティング・セールス戦略へ転換し顧客獲得を加速
- O-MOTION(不正ログイン検知)の新規機能開発(モバイルアプリ対応、追加認証、導入負荷軽減)で採用範囲拡大
- 業務提携・M&Aを活用した新規事業領域構築で非連続成長を目指す
- 進行中の施策・進捗
- O-PLUX:導入顧客のバージョンアップ完了→サーバー/データ費低減を実現
- O-MOTION:モバイルアプリ対応を2025年7月にリリース済
- マーケティング:市場ドメイン単位の組織・施策転換によりリード増加傾向
- 投資:3Q以降も研究開発費・広告宣伝費への投資を継続予定
- セグメント別施策
- 不正検知サービス:O-PLUX の機能強化、O-MOTION の導入促進、パートナー連携(ECカート等)強化
- 決済コンサルティング:BNPLパッケージ等の提供、実績を活かしたワンストップ支援
- データサイエンス:月額契約で活用可能な「データサイエンス分室」構想、最適化・予測等の導入事例を展開
- 全社:業務提携・M&Aによる領域拡張(具体案件は未開示)
将来予測と見通し
- FY2025 通期業績予想(資料)
- 売上高:781 百万円(YoY +6.5%)
- 営業利益:▲222 百万円
- 経常利益:▲225 百万円
- 当期純利益:▲225 百万円
- EPS(予想):▲82.94 円
- 予想の根拠(資料中の説明)
- 主力O-PLUXの売上増(通期で+111百万円を見込む)が見込まれる一方、決済コンサルティングの売上縮小影響と、新規顧客獲得/収益拡大のための市場ドメイン単位への転換および新機能開発投資により営業利益は▲222百万円を見込む
- 中長期計画
- 「不正検知サービスを基盤としたセキュリティ領域の拡大」「業務提携・M&Aによる事業領域の拡張」で中長期的な収益拡大を目指す(具体的数値目標は資料に未記載)
- マクロ経済の影響
- 資料では主に業界トレンド(EC拡大、不正被害増加、規制強化)が追い風と説明
- 為替・金利等のマクロ影響に関する具体的言及はなし → 一般的な外部リスクはあり(–)
製品・サービス(主なもの)
- 主要製品/サービス(概要・状況)
- O-PLUX Payment Protection(不正注文・決済検知):EC向けの代金未払い等不正注文をリアルタイム検知。APIでのリアルタイム審査(所要時間中央値0.5秒)。国内導入数No.1の実績。FY25 2Q累計で売上好調。
- O-PLUX Account Protection / O-MOTION(不正ログイン検知):ログイン行為・デバイス情報をリアルタイム分析しなりすまし等を防止。O-MOTIONのモバイルアプリ対応(2025年7月リリース)等で展開を拡大中。
- 鉄壁PACK for フィッシング:フィッシング対策パッケージ(ドメイン検知、DMARC可視化、サイト監視等)。
- SaaS型BNPLシステム(後払い決済パッケージ):BNPL導入支援/システム提供。
- データサイエンスサービス:需要予測、最適化アルゴリズム等。月額型の「データサイエンス分室」など。
- 販売状況・顧客層
- 不正検知サービスが売上の約8割を占める(FY25 2Q累計で81%)
- 多様な導入事例・業種(小売、チケット、金融、BNPL事業者、EC等)。パートナー連携(ECカート、決済事業者等)を拡大中。
- 協業・提携
- パートナー・アライアンス(ECカート各社、カード会社・決済代行会社等)を多数掲載(資料参照)。業務提携・M&Aでの領域拡大方針を明示。
重要な注記
- 開示上の注意点:資料末尾に将来見通しに関する一般的な免責(前提の変化等により実際の結果が異なる可能性)を記載
- その他重要告知:IR連絡先(ir@cacco.co.jp、IRサイトURL)が資料に掲載。四半期の詳細な数値は決算短信等を参照すること。
(注)
– 本要約は提供資料に基づく事実整理であり、投資助言や価値判断は行っていません。資料に記載のない項目は「–」と表記しています。詳細は当社の決算短信・有価証券報告書・IR開示資料をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 4166 |
企業名 | かっこ |
URL | https://cacco.co.jp/ |
市場区分 | グロース市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。