2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
以下は、提供いただいた古河電池株式会社(6937)の「2025年3月期 決算短信(連結)」を個人投資家向けに整理した要約です。出典は同決算短信(2025年5月13日公表)です。不明項目は「–」としています。
基本情報
– 企業概要
– 企業名:古河電池株式会社
– 主要事業分野:鉛蓄電池・アルカリ蓄電池および整流器等の製造・販売、リチウムイオン電池(小型用途)、不動産賃貸等
– 代表者名:代表取締役社長 黒田 修
– 連結子会社等:連結子会社7社、非連結子会社5社、持分法適用関連会社1社(主にタイ・インドネシアに生産拠点あり)
– 報告概要
– 提出日:2025年5月13日
– 対象会計期間:2024年4月1日〜2025年3月31日(2025年3月期)
– 決算補足説明資料:作成有(同社ウェブサイト掲載予定)
– 決算説明会:開催無し(補足資料のみ)
– セグメント(報告セグメント)
– 自動車:四輪・二輪車用蓄電池(主力セグメント)
– 産業:機器操作用電池、UPS等(鉄道車両、データセンター向け等)
– リチウム:ドローン向け等のリチウムイオン電池(市場立ち上がり途上)
– 不動産:テナントビル賃貸
– 発行済株式
– 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):32,800,000株(2025年3月期末)
– 期末自己株式数:22,436株
– 期中平均株式数:32,777,613株
– 時価総額:–(決算短信に記載なし)
– 今後の予定(決算短信記載)
– 定時株主総会予定日:2025年6月24日
– 有価証券報告書提出予定日:2025年6月23日
– 決算説明会:無(補足資料は公開予定)
– IRイベント:決算短信に特記事項なし(決算説明会は実施しないと明記)
財務指標(要点)
– 連結損益(2025年3月期:対前期比較)
– 売上高:84,818百万円(+12.4%)
– 営業利益:5,500百万円(+70.1%)
– 経常利益:5,726百万円(+67.6%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:2,244百万円(△12.8%)
– 包括利益:4,062百万円(+13.3%)
– 1株当たり当期純利益(EPS):68.49円(前期78.56円)
– 営業利益率:6.5%(短信内記載)
– 連結貸借対照表(主要数値、2025年3月31日)
– 総資産:68,679百万円(前期65,461百万円)
– 負債合計:27,508百万円(前期27,554百万円)
– 純資産合計:41,171百万円(前期37,906百万円)
– 自己資本(参考):39,829百万円(前期36,666百万円)
– 自己資本比率:58.0%(前期56.0%)
– 有利子負債(短期+長期借入金合計):8,401百万円(前期6,657百万円 = 4,356+2,300 前期)
– キャッシュ・フロー(連結、2025年3月期)
– 営業活動によるCF:+4,544百万円
– 投資活動によるCF:△3,379百万円(主に有形固定資産取得)
– 財務活動によるCF:+757百万円
– 現金及び現金同等物期末残高:11,463百万円(前期8,809百万円)
– 指標(短信記載)
– 1株当たり純資産(BPS):1,215.13円
– インタレスト・カバレッジ・レシオ(キャッシュ・フロー/利払い):19.4倍
– 時価ベース自己資本比率:66.0%(但し時価は期末株価×発行済株式数で計算)
セグメント別(連結、当期:2025年3月期)
– 自動車
– 売上高:61,186百万円(前期比+11.9%)
– セグメント利益:3,994百万円(同+27.7%)
– コメント:国内およびタイ・インドネシア市場で販売堅調
– 産業
– 売上高:25,360百万円(同+14.1%)
– セグメント利益:1,760百万円(同+435.6%)
– コメント:鉄道車両向け、データセンター向け販売が堅調
– リチウム
– 売上高:106百万円(ほぼ横ばい)
– セグメント損失:314百万円(前期△269百万円)
– コメント:市場の立ち上がり途上で損失を計上
– 不動産
– 売上高:283百万円(同△2.5%)
– セグメント利益:61百万円(同△18.4%)
– コメント:賃料収入減少、修繕費増加
– その他
– 売上高:417百万円(+30.0%)
– セグメント損益:ほぼ均衡(当期は0百万円)
財務の解説(短信記載の背景)
– 売上増は主に自動車向け販売の回復・堅調な推移が寄与。
– 営業利益・経常利益は原材料や部品価格の上昇がある中でも販売増で改善。
– 当期純利益が前期から減少した要因には、製品保証費用や特別損失の影響等(下記参照)。
– 特別損失の主な内訳:
– 製品保証費用:1,858百万円(非常用バッテリーの液漏れに対する保証費用:対象ロットの補償等)
– 減損損失:354百万円(複数拠点の資産について回収可能価額まで減額)
– 投資面:有形固定資産取得等で投資CFマイナス(主に設備投資等)
配当
– 2024年3月期:期末配当21.00円(年間21.00円、配当性向 26.7%)
– 2025年3月期:期末配当なし(無配)— 決算短信で「無配」と明記。理由:2024年7月23日の公表内容に基づき、株式会社AP78による当社普通株式に対する公開買付け(TOB)実施予定を踏まえ、期末配当は行わない旨。
– 2026年3月期(予想):無配予定(決算短信記載)
– 特別配当:当期における特別配当は無し
中長期計画との整合性
– 中期経営計画(2022〜2025)に掲げる主要方針(短信より):
– SDGsに貢献するグローバル戦略推進
– 基幹事業(鉛電池)の収益向上
– 次世代電池・新製品開発およびソリューションビジネス(ESS等)の立上げ
– 人材育成による革新力の蓄積
– 決算短信では、売上高・営業利益が増加している点を示している一方、リチウム事業は市場立ち上がり途上で損失、製品保証費や減損の発生など短期的な影響がある旨を記載。
競合状況・市場動向(短信記載のポイント)
– 市場動向:
– 世界的な自動車の電動化は長期トレンドで継続
– 再生可能エネルギー拡大に伴うESS等の需要拡大が見込まれる
– 一方で円安や原材料コスト上昇、地政学リスク、為替変動、価格競争激化等の課題あり
– 競合他社との比較:決算短信に具体的な他社名や比較数値の記載なし → 該当項目は「–」
今後の見通し(会社予想・短信記載)
– 2026年3月期(2025年4月1日〜2026年3月31日)連結業績予想(会社公表)
– 売上高:84,000百万円(△1.0%)
– 営業利益:4,600百万円(△16.4%)
– 経常利益:4,700百万円(△17.9%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:4,060百万円(+80.9%)※EPS予想:123.87円
– 会社コメント:引き続き事業拡大・利益増大を目指すと記載(詳細は補足資料参照)
リスク要因(短信に記載・確認できる主な点)
– 外部マクロ要因:為替、原材料高、世界経済の不透明性(米欧の金融引締め、中国経済停滞リスク等)
– 業界要因:鉛蓄電池需要の成長鈍化、価格競争の激化
– 事業固有リスク:製品保証費用(実際に当期で1,858百万円を計上)、減損リスク
– コーポレート面リスク:公開買付け(TOB)実施による経営・上場面への影響(下記参照)
重要な注記・その他(短信からの抜粋)
– 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する会計基準)を適用(連結財務諸表への影響は無しと記載)
– 重要な特記事項:
– 株式会社AP78による当社株式に対する公開買付け(TOB)について:
– 公開買付者:株式会社AP78(設立2024年2月、サステナブル・バッテリー・ホールディングス株式会社が100%出資の構成)
– 買付価格:1株あたり金1,400円
– 買付予定株数(下限):3,070,600株(上限は未定)
– 会社の取締役会は、TOBが開始された場合に賛同の意見を表明し、株主に対して応募を推奨する旨の決議を行っている(公開買付者は当社の完全子会社化、上場廃止を企図していることを前提としている旨の記載あり)
– 開始時期:公開買付者は2025年6月下旬頃を目途に開始を目指すとするが、国内外の競争法手続等の進捗により変動の可能性あり
– 上記を踏まえ、会社は期末配当・次期配当ともに無配を予定している旨を明記
– 主要な一時項目
– 製品保証費用:1,858百万円(特別損失)— 2023年6月〜2024年6月納品分の一部ロットにおける液漏れ対応
– 減損損失:当期354百万円(複数拠点の設備等)
– 決算短信の注意:決算短信は会計監査人の監査対象外(監査済みではない)旨を明記
補足(経営方針・戦略)
– 決算短信で掲げる中長期戦略の要点(抜粋)
– ソリューションビジネス(ESS等)や次世代電池の開発・事業化
– 海外パートナーシップ拡大による海外市場展開
– 生産効率化、インドネシア事業の収益力強化等
– 人材育成による持続可能な革新力の蓄積
不明・省略項目
– 時価総額:決算短信に株価は記載されていないため「–」
– 競合企業の具体名・比較数値:決算短信に記載なし → 「–」
主要数値(要約表、単位:百万円)
– 売上高(連結):84,818(+12.4%)
– 営業利益(連結):5,500(+70.1%)
– 経常利益(連結):5,726(+67.6%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:2,244(△12.8%)
– 総資産:68,679
– 純資産:41,171
– 自己資本比率:58.0%
– 有利子負債:8,401
– 営業CF:+4,544
– 現金残高:11,463
参考情報(重要な開示/時系列)
– 定時株主総会:2025年6月24日(予定)
– 有価証券報告書提出予定:2025年6月23日
– TOB関連:買付価格1,400円/下限買付予定数3,070,600株/会社はTOB開始時は賛同・応募推奨を決議済み
(注)本要約はご提供の決算短信に基づく事実の整理です。投資判断や投資助言は行っておりません。追加で「特定指標の算出(例:流動比率、ネット有利子負債等)」「過去数期との比較チャート」「補足資料(決算説明資料)の要約」が必要でしたらお知らせください。必要に応じて数値計算も行います。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6937 |
企業名 | 古河電池 |
URL | http://www.furukawadenchi.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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