2026年3月期 第1四半期決算説明資料
株式会社フォーラムエンジニアリング(東証プライム:7088)
2026年3月期 第1四半期(Q1) 決算説明資料 要約
以下は提供資料(「2026年3月期 第1四半期決算説明資料」)に基づき、個人投資家向けに整理した要約です。情報に不明点がある箇所は「–」としています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社フォーラムエンジニアリング
- 主要事業分野:エンジニア人材サービス(派遣/新卒採用支援/転職支援)、企業研修(コグナビカレッジ)、海外採用メディア(コグナビインディア)等
- 説明会情報
- 説明者
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月〜6月)
- セグメント(主な事業セグメントと概要)
- コグナビ派遣:主力事業。機械・電気系エンジニアの派遣(稼働者数・稼働単価の管理が中心)。
- コグナビ新卒:大学向けの新卒採用メディア。課金体系を成果報酬型から掲載料型へ移行中。
- コグナビ転職:派遣社員のクライアント企業への直接雇用(転籍)支援。
- コグナビカレッジ:大学教授等による企業向けエンジニア研修・リスキリング支援。
- Cognavi India(コグナビインディア):インドでの新卒採用メディア事業(会員学生の獲得・大学・企業の導入を進め、有償化へ移行中)。
- その他:連結調整等(連結会計でのグループ処理)。
業績サマリー(連結:単位は百万円)
- 主要指標(2026/3期 Q1 実績 vs 2025/3期 Q1)
- 売上高:9,228(前年 8,528)+699/+8.2%
- 売上総利益:2,882(前年 2,711)+170/+6.3%
- 売上総利益率:31.2%(前年 31.8%、▲0.6pt)
- 販管費:1,697(前年 1,570)+126/+8.1%
- 営業利益:1,185(前年 1,141)+44/+3.9%
- 営業利益率:12.8%(前年 13.4%、▲0.5pt)
- 経常利益:1,203(前年 1,160)+43/+3.7%
- 税引前利益:1,203(前年 1,160)+43/+3.7%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:810(前年 774)+36/+4.7%
- 1株当たり利益:–(資料に明示なし)
- 進捗状況(上期・通期目標に対する進捗)
- 上期業績予想(会社開示)に対するQ1進捗
- 上期売上目標(上半期):18,280 → Q1 9,228 → 進捗率 50.5%
- 上期営業利益目標:1,920 → Q1 1,185 → 進捗率 61.7%
- 上期経常利益目標:1,950 → Q1 1,203 → 進捗率 61.7%
- 上期当期純利益目標:1,300 → Q1 810 → 進捗率 62.3%
- 通期(cognavi Vision2026での数値)
- 通期売上目標:38,200百万円(表示)/営業利益目標:5,000百万円(表示)
- セグメント別(資料記載の主要数値)
- フォーラムエンジニアリング(主力):
- Q1 売上高:9,222 百万円(前年 8,523)+698/+8.2%
- Q1 営業利益:1,261 百万円(前年 1,242)+18/+1.5%
- コグナビインディア:
- Q1 売上高:9 百万円(前年 5)+4
- Q1 営業利益:▲81(前年 ▲95、改善+14)
- (注)資料のセグメント詳細はKPI等で補足されており、主要な収益源はコグナビ派遣が中心。
業績の背景分析
- 業績概要・ハイライト
- 主力のエンジニア人材派遣(コグナビ派遣)が順調に稼働増を実現し、売上・利益が増加。
- 稼働者数増(資料ではプラス100名の寄与)と派遣単価上昇(資料では+286百万円相当の寄与)が大きなプラス要因。
- コグナビ新卒は課金体系を成果報酬型から掲載料型に切替えた影響で、売上計上のタイミング差によりQ1は前年比較でマイナス影響。
- コグナビインディアは導入大学・企業の拡大を進め、有償化(掲載の有償化/サブスクリプション化)により早期収益化を目指す。Q1はまだ赤字計上だが改善傾向。
- 増減要因(Q1での寄与)
- プラス要因:
- コグナビ派遣:稼働者数増加(+100名)および派遣単価上昇。
- Cognavi India:営業利益への小幅寄与(+13百万円)。
- マイナス要因:
- コグナビ新卒:課金体系切替に伴う売上計上時期の相違(▲132百万円として表記)。
- 国内販管費増:人件費(スタッフ社員の定期昇給▲98)、採用費▲9、情シス費/ソフト償却費▲17、その他▲27(合計で販管費増)。
- 競争環境・優位性
- 強み:理工系(機電系)に特化した採用ネットワークと大学との関係性、派遣の高稼働率・単価上昇による高収益体質。
- 課題/競合:新卒領域の料金モデル移行など事業モデル転換のリスク、海外(インド)での競合に対する展開速度と有償化の成否。
- リスク要因(資料明記・該当箇所より)
- 将来見通しは不確実性を伴う(ディスクレーマー)。外的影響としては、需給動向(エンジニア需給)、大学/企業の採用動向、Cognavi Indiaでの有償化の成否、サイバーセキュリティ、気候変動対応(TCFD関連)、規制等の影響が挙げられている。
- 為替等は資料では直接言及が少ないが、海外事業拡大時の外部環境変動が影響し得ることに注意。
戦略と施策
- 現在の中期戦略(cognavi Vision2026)
- 1)コグナビ派遣:高収益体質を維持しつつ稼働増を実現
- 2)コグナビ新卒:大学とのつながりを活かし第2の収益柱化(掲載料型へ移行)
- 3)コグナビ転職:派遣→直接雇用の流れを捉え第3の収益柱化
- 4)コグナビカレッジ:大学教授による企業研修の企画・実施・支援
- 5)海外(インド):インドを足がかりに採用メディア事業をグローバル展開
- 次期中期計画(cognavi Vision2029)は11月中間決算で公表予定(資料記載)。
- 進行中の施策(具体例)
- コグナビ派遣:採用強化(外部媒体、ストック人材、社員紹介、カムバック採用、新卒採用)により中途・新卒採用を確保。稼働単価は上昇トレンド(Q1時点で4,214円、期初から+20円)。
- コグナビ新卒:課金体系を掲載料型へ切替(2026/2027卒から)し、5億円の売上を目標。Q1実績は43百万円で順調、と資料記載。
- コグナビカレッジ:大学と提携(計12大学、教授数約850名)、1Qで260名受講(うち基礎研修50名)。
- コグナビ転職:派遣社員からの「転籍」を中心に実施。会員ストック(派遣人材のデータ)を活用。
- Cognavi India:導入企業数をオンライン営業で短期間に拡大(14,105社導入)、導入大学68校、会員学生数は353,543名を突破。8月よりサブスクリプション型採用サービスを開始し、有償化を推進。
- セグメント別施策と進捗
- コグナビ派遣:採用チャネル多様化、面接設定率改善、休暇・稼働管理で効率化。
- コグナビ新卒:無料掲載(26卒)→27卒から有料へ移行、27卒の有償化は順調。会員数・掲載社数の拡大を図る(27卒掲載企業は7月末で149社)。
- Cognavi India:無償掲載拡大→会員数拡大→有償化(サブスクリプション)へ転換。IIT等の有力大学との契約を進め、Work in Japanプログラム等で日本企業向け就職紹介も開始。
将来予測と見通し
- 業績予想(会社の開示値)
- 通期(2026/3期)業績予想(資料の中期計画スライド)
- 売上高目標:38,200 百万円
- 営業利益目標:5,000 百万円
- 上期(会社開示):
- 上期売上(目標)18,280、下期19,920(合計=38,200)
- 上期営業利益(目標)1,920、下期3,080(合計=5,000)
- Q1実績と目標に基づく根拠:コグナビ派遣の稼働・単価上昇、コグナビ新卒の掲載料化による売上基盤化、Cognavi Indiaの有償化推進等。
- 中長期計画の進捗と達成可能性
- 資料では2025年5月の修正開示値から主要目標の変更はないと明記。中期計画の次段階(cognavi Vision2029)は公表予定で、今期は派遣事業の安定成長+新卒掲載料化・海外有償化の立ち上げにより計画進捗中と説明。
- マクロ要因の影響
- エンジニア需給:人口減少によるエンジニア不足が続くため派遣単価は上昇継続見込み(資料記載)。
- その他(資料で言及):気候変動対応(TCFD)、サイバーセキュリティ対応、海外展開に伴う外部環境(大学・企業の受容性)等が業績に影響。
配当と株主還元
- 配当方針:資料では「2025年5月に開示した配当予想より変更なし」とし、通期配当目標を維持。明確な政策文(例:配当性向方針の固定化)は記載なし。
- 配当予想(2026年3月期)
- 通期:62.5円(中間 31.0円/期末 31.5円)
- 過去の配当性向推移(資料抜粋)
- 配当性向(%)は年度により変動。26/3期見込みの配当性向は約96.6%(資料のグラフ参照)。
- 特別配当:資料上は特別配当の記載なし(特別配当に関する明示的な記載なし)。
製品・サービス(主な内容)
- 主要サービス
- コグナビ派遣:機械・電気系エンジニアの派遣サービス、稼働管理・採用支援を実施。
- コグナビ新卒:大学向け採用メディア(求人掲載、イベント「コグフェス」、学生セミナー等)、課金を掲載料型へ移行中。
- コグナビ転職:派遣社員の転籍支援(ダイレクト採用につなげる施策)。
- コグナビカレッジ:大学教授と連携した企業向け研修(基礎・カスタマイズ研修等)。
- コグナビインディア:インドの新卒採用メディア、学生会員数の拡大と有償掲載/サブスク化で収益化を図る。Work in Japanプログラム等も開始。
- サービス提供エリア・顧客層
- 国内:製造業(機電系)大手など(ターゲット企業数1,400社等)。
- 海外:インドの大学(IIT含む)および企業(導入企業14,105社)。
- 協業・提携
- 大学連携:国内で多数の大学セミナー実施、コグナビカレッジは計12大学と提携(教授数合計約850名)。
- 海外提携:SRM大学 AP校(印日学生交流プログラム)などの教育交流。
- Cognavi India:IIT含む多数大学との導入、企業向けサブスクリプションサービス開始。
重要な注記
- 会計方針・連結
- 2024年3月期より連結会計に移行(資料注記)。これにより過年度比較は連結基準での提示が適用されている。
- 表明されたリスク等(資料)
- 将来予想に関する記述にはリスクと不確実性が伴う点、及び公開情報の引用に基づいている点を明記(ディスクレーマー)。
- サステナビリティ関連ではTCFDに基づく情報開示やカーボンニュートラル目標(2050年)への取組みを記載。Scope1/2の実績数値等は単体で開示(例:2024年度Scope1 83t、Scope2 135t 等)。
- その他(今後のイベント・告知)
- 「cognavi Vision2029」は11月の中間決算で公表予定(資料記載)。
- IR問い合わせ先:ir@forumeng.co.jp(資料末尾記載)
必要に応じて、より詳細なKPI(コグナビ派遣の稼働人数、稼働率、派遣単価の推移、コグナビ新卒の掲載社数・登録会員数の推移、コグナビインディアの会員数・導入大学数等)は資料中に数値表・グラフが多数ありますので、抜き出しを行って別途提示できます。ご希望があればどの切り口(例:セグメント別売上構成、派遣KPI詳細、インド事業のLTV/収益化見込み等)で深掘りするかをお知らせください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 7088 |
企業名 | フォーラムエンジニアリング |
URL | https://www.forumeng.co.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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