2025年6月期 決算説明資料
デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(2025年6月期 決算説明まとめ)
注意:以下は提供資料(決算説明資料)に基づく整理です。投資助言は行いません。不明な項目は「–」としています。
基本情報
- 企業名:デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(Digital Information Technologies Corporation)
- 主要事業分野:業務系システム開発、組込系システム開発・検証、運用サポート、自社開発ソフトウェア販売、システム販売
- 代表者名:代表取締役社長 市川 聡
- 説明会情報
(資料上の代表者:代表取締役社長 市川 聡。IR窓口:経営企画本部 IR部 榎本 学)
– 報告期間:2025年6月期(決算期:6月30日)
– セグメント(構成と概要)
– ビジネスソリューション事業(業務システム開発、運用サポート)
→ 金融・公共・通信・製造等向けの業務システム、クラウド・運用サービス。
- エンベデッドソリューション事業(組込みシステム開発、組込みシステム検証)
→ 車載(IVI/CDC/ECU等)、半導体、IoT 向け開発・検証。
- プロダクトソリューション事業(自社製品群)
→ WebARGUS(サイバーセキュリティ)、xoBlos(業務効率化)、DD‑CONNECT(電子契約)等。グループ会社(ジャングル社)を含む。
- システム販売事業
→ 中小企業向け基幹システムの販売(楽一等)と周辺商材。
業績サマリー(2025年6月期 実績・前年同期比)
- 主要指標(単位:百万円)
- 売上高:24,159(+21.5%)
- 売上総利益:6,145(売上総利益率 25.4%)
- 販管費:3,131(販管費率 13.0%)
- 営業利益:3,013(+24.3%、営業利益率 12.5%)
- 経常利益:3,027(+25.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,178(+29.1%)
- 進捗状況(中期経営計画・年度目標に対する達成率等)
- 2025/6期は旺盛な需要とM&Aで大幅増収増益(15期連続増収増益)。2月の上方修正後の計画を上回る着地。
- 中期経営計画(2030年ビジョン)に対し、計画値の一部を前倒し達成する水準との記載。26/6期計画は上方修正(売上260億、営業利益30.5億等)。
- セグメント別状況(2025年6月期 実績)
- ビジネスソリューション:売上 13,198百万円(前期比 +18.2%)。うち業務システム開発が好調(金融、公共など)、運用サポートはクラウド系が伸長。
- エンベデッドソリューション:売上 7,816百万円(前期比 +13.3%)。車載関連が牽引、組込み検証の伸長が顕著。
- プロダクトソリューション:売上 2,277百万円(前期比 +107.8%)。ジャングル社のグループイン効果やライセンス収入増、電子契約SIが寄与。
- システム販売:売上 866百万円(前期比 +18.9%)。地域拠点拡大が寄与。
業績の背景分析
- 業績概要・ハイライト
- 主要因:旺盛なIT投資需要の取込み、M&Aでグループ化した2社(システム・プロダクト社、ジャングル社)のフル寄与、案件単価上昇、自社プロダクトの伸長。
- 売上・利益ともに過去最高を更新。売上総利益率は案件単価向上とプロダクト構成比の上昇で25.4%へ改善。
- 増減要因(前期比)
- 売上増加要因:ビジネス、エンベデッド、プロダクトの全セグメントが増収。プロダクトはM&Aフル寄与で倍増。
- 利益増加要因:売上総利益の伸びが販管費増(人件費増・のれん償却等)を上回り大幅増益。
- 特記事項:税額控除(賃上げ促進税制等)の適用で当期純利益は想定以上の水準。
- 競争環境・優位性
- 強み:車載(IVI等)・業務系で幅広い顧客基盤(約2,900社)、ニアショア拠点やグループ連携による開発体制、セキュリティ製品など自社プロダクトの保有。
- 競争上の留意点:車載・半導体関連は顧客の投資サイクルや国際通商政策の影響を受けやすい。
- リスク要因(資料記載・補足)
- 外部リスク:米国の通商政策による国内自動車メーカーの予算調整、為替変動、金利動向、一般的な景気・市場環境。
- 業務リスク:人件費上昇、エンジニア確保の競争、のれん償却等コスト増、サイバー攻撃リスク(逆にセキュリティ事業の需要は拡大)。
- 規制:EUのCRAや国内のJC‑STAR等サイバーセキュリティ関連規制の影響。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画の更新)
- 基盤収益ビジネスの強化(運用サポート拡充等)
- 次世代ビジネス創造(自社商品軸の拡大、生成AI/IoT等の新技術活用)
- 経営基盤強化(人材育成、DX、ESG対応、投資実行)
- M&A推進(「チャレンジ500」:2030年売上500億・営業利益50億の目標に向け積極的にM&A)
- 進行中の施策(会社としての主要施策)
- プロジェクトマネジメント強化、ローコード/アジャイル/生成AI活用の推進、PMP等資格取得推進。
- R&D部門新設、セキュリティ製品強化(Sentinel ARGUS のリリース、IoT版WebARGUSの開発)。
- 地方拠点拡充(函館、北陸拠点、事業本部再編による西日本体制強化)=高度ニアショア開発センター化。
- 人的投資(採用・研修)と社内システム刷新による将来基盤整備。
- セグメント別施策(主な施策と期待される効果)
- ビジネスソリューション:伴走型コンサル、AIコンサル、ローコード、金融分野のプロ集団確立、見積精度向上。
- エンベデッド:開発+検証一体提案、車載のSDV/機能安全参画、検証自動化(AI/RPA)、北米でADAS等への展開。
- プロダクト:DSP(中小向けセキュリティSaaS)展開、SentinelWebARGUS(ランサムウェア対策)拡販、xoBlosの導入拡大、DD‑CONNECTの大型案件獲得。
- システム販売:北陸営業所の安定化、リプレース販売とクロスセル拡大、ストック型クラウド商材の拡大。
将来予測と見通し(2026年6月期 予想)
- 業績予想(2026年6月期 通期、単位:百万円)
- 売上高:26,000(前期比 +7.6%)
- 営業利益:3,050(前期比 +1.2%、営業利益率 11.7%)
- 経常利益:3,050(前期比 +0.7%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:2,200(前期比 +1.0%)
- 上半期(第2四半期)予想
- 売上高(上半期見込み):12,500(通期予想に対し48.1%)
- 営業利益(上半期見込み):1,400(上半期比で減益見込み、要因は投資・年賀状ソフト販売減等)
- 中長期計画
- 中期(2025〜2027/6期)目標:2026年 売上260億・営業利益30.5億(上方修正)、2027年売上267億(据え置き)等。配当性向目標 50%以上、ROE 25%以上維持目標。
- マクロ要因の影響
- 需要見通しは概ね堅調だが、自動車関連の顧客予算調整、国際通商政策、為替・金利・景気変動が業績に影響を及ぼす可能性。
配当と株主還元
- 配当方針:配当性向目標を50%以上に引き上げ。自己株式取得も検討し総合的に株主還元を実施。
- 配当実績・予想
- 2025/6期(実績・予定):年間配当 計72円(期末増額により)
- 2026/6期(予想):年間配当 計75円(予想)
- 特別配当・自己株式取得
- 2024年8月〜12月に自社株式約4.8億円を取得(資料記載)。特別配当の記載はなし(通常配当・自己株式取得で還元)。
製品やサービス
- 主要製品・サービス(例)
- WebARGUS:改ざん検知/サイバーセキュリティ製品。サブスクライセンス増加、保険付与したDSPサービス提供開始。IoT版開発を推進。
- Sentinel ARGUS(SentinelWebARGUS):ランサムウェア対策のリアルタイム検知・ホワイトリストによるアクセス制限等を搭載。7月に本格リリース。
- xoBlos:業務効率化製品。既存顧客での横展開、展示会等で営業拡大。
- DD‑CONNECT:電子契約サービス(住宅建設業界等で導入SI込みで好調)。
- 年賀状ソフト(ジャングル社製):販売終了に伴う売上影響はあるが、法人向け商材強化で挽回目標。
- 提供エリア・顧客層
- エンドユーザー中心に幅広い業種(製造・通信・金融が中心)。海外拠点はDIT America(米国)。
- 協業・提携・M&A
- 直近のM&A:システム・プロダクト社、ジャングル社をグループ化。今後もM&Aを積極推進(チャレンジ500に向け)。
重要な注記
- 会計方針の変更:資料に大きな会計方針変更の記載なし(詳細は有価証券報告書等参照)。–(特段の記載なし)
- リスク要因:説明資料において「見通し情報」や一般的なリスク(市場、為替、金利、規制等)を明示。将来予想は前提条件変更により修正される可能性あり。
- その他重要告知・イベント:
- IR問い合わせ:経営企画本部 IR部 榎本 学(TEL:03-6311-6532 / E-mail: ir_info@ditgroup.jp)
- 中期経営計画の更新(2030年ビジョン、チャレンジ500)、非財務指標(女性管理職比率、IT資格取得等)の目標設定。
必要であれば、以下を別途整理します:
– セグメント別の四半期推移グラフ(数値表)
– キャッシュフロー・BSの主要項目要約(数値)
– 中期経営計画(戦略1〜3)とKPIの詳細(表形式)
(不明点・追加希望項目があれば知らせください)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3916 |
企業名 | デジタル・インフォメーション・テクノロジー |
URL | http://www.ditgroup.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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