2025年6月期 第2四半期決算説明資料
デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(決算説明:2025年6月期 第2四半期)まとめ
(注)不明な項目は「–」で記載しています。投資助言は含みません。
基本情報
- 企業名:デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社(Digital Information Technologies Corporation)
- 主要事業分野:業務系システム開発、組込系システム開発・検証、システム運用サービス、自社開発ソフトウェア販売、システム販売
- 代表者名:代表取締役社長 市川 聡
- 説明会情報
- 説明者
- 市川 聡(代表取締役社長) — 決算・通期予想の上方修正、事業戦略(中期経営計画・チャレンジ500等)、成長投資・配当政策等を説明
- 榎本 学(経営企画本部 IR部) — IR窓口(資料末尾に連絡先記載)
- (資料中のトピックスや事業別説明を担当した責任者等は資料に準拠)
- 報告期間:2025年6月期 第2四半期(中間期)
- セグメント(名称と概要)
- ビジネスソリューション事業:業務システム開発(金融、公共、通信、製造など)・運用サポート。システム開発を主軸にグループ子会社との協業推進。
- エンベデッドソリューション事業:組込みシステム開発(車載中心、IoT、半導体など)および組込みシステム検証。
- プロダクトソリューション事業:自社製品(WebARGUS、xoBlos等)・電子契約サービス(DD‑CONNECT)や、子会社(ジャングル:年賀状ソフト、DMB等)を含む製品販売・サブスクリプション。
- システム販売事業:中小企業向け基幹・販売システム(「楽一」等)および周辺機器販売。
業績サマリー(第2四半期:単位は百万円)
- 主要指標(2025年6月期 第2四半期 実績 vs 前期)
- 売上高:11,807(前年同期 9,575、前期比 +23.3%)
- 営業利益:1,600(前年同期 1,198、前期比 +33.5%)
- 経常利益:1,606(前年同期 1,187、前期比 +35.2%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,072(前年同期 811、前期比 +32.2%)
- 通期(2025年6月期)修正後予想(2024/6期実績との比較)
- 売上高:24,000(前期 19,888、前期比 +20.7%)
- 営業利益:2,900(前期 2,424、前期比 +19.6%)
- 経常利益:2,900(前期 2,409、前期比 +20.4%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,943(前期 1,686、前期比 +15.2%)
- 進捗状況(上半期実績に対する通期予想の進捗)
- 売上高進捗率:49.2%
- 営業利益進捗率:55.2%
- 経常利益進捗率:55.4%
- 当期純利益進捗率:55.2%
- セグメント別 2025/6期 第2四半期(実績、前年同期比)
- ビジネスソリューション:6,455(+20.3%)
- うち業務システム開発:3,817(+28.7%)
- うち運用サポート:2,637(+5.2%)
- エンベデッドソリューション:3,807(+14.6%)
- 組込み開発:2,715(+11.4%)
- 組込み検証:1,092(+23.5%)
- プロダクトソリューション:1,157(+129.4%) — ジャングル社の寄与やライセンス増が大きく寄与
- システム販売:387(+1.9%)
- 利益構成・率(第2四半期)
- 売上総利益率:25.7%(前年同期 24.3%)
- 販管費率:12.1%(前年同期 11.7%)
- 営業利益率:13.6%(前年同期 12.5%)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 第2四半期は旺盛な需要取り込みと、グループイン(M&A)した2社(システム・プロダクト社、ジャングル社)の寄与で大幅増収増益。過去2年間の不採算案件の影響を払拭して成長軌道に回帰。
- 全社で売上総利益の改善が販管費増を吸収し、各段階利益が増加。第2四半期は四半期ベースで過去最高を更新。
- 増減要因(増収増益に寄与した要因)
- 需要側:公共系高単価案件(上期ピーク)、車載分野の旺盛な投資、企業のIT投資需要の回復・拡大。
- 事業・製品:業務システム開発の回復、エンベデッドの車載案件の伸長、プロダクトのライセンス売上増・ジャングル社の年賀状・DMB等の寄与、電子契約(DD‑CONNECT)の大型SI受注。
- M&A:システム・プロダクト社、ジャングル社の売上が上乗せ。
- コスト:人件費・販管費は増加したが、売上総利益の伸びで吸収。
- 競争環境
- 具体的な市場シェア数値は資料に記載なし(–)。資料では金融回帰戦略、AI・ローコード等のトレンド技術提案、製品ラインナップ強化による差別化を明記。競合との相対比較は明示されていない(–)。
- リスク要因(資料記載および想定される外部要因)
- 一般的リスク:経済動向、金利・為替変動、顧客業界の投資意欲変化、競争激化。
- 事業特有のリスク:大型案件の採算・納期リスク、受注の季節性(例:ジャングル社の年賀状ソフト)、サプライチェーン・機器供給(システム販売のPC等)、人材確保・育成の遅れ。
- 開示上の注意:資料末尾に将来見通しに関する不確実性の注記あり。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画:2030年ビジョン / 新中期経営計画)
- 「チャレンジ500」:2030年6月期目標 売上高 500億円以上、営業利益 50億円以上、配当性向 50%以上(目標)
- 事業戦略:事業基盤(ソフトウェア開発・運用サポート等)の強化、成長要素(自社製品・セキュリティ、DX、生成AI、IoT等)の拡大、経営基盤強化(人材育成、R&D、ESG等)。
- M&A戦略:成長投資として積極的に実施(既存事業の高度化、新技術/販路/人材獲得を重視)。
- キャッシュ配分方針:中長期投資を重視しつつ株主還元も重視。資料ではキャッシュアロケーションの目安として「100億円」規模のキャッシュアウト計画(例示)と、M&A:30億、R&D等:35億、人材/設備:35億(概念図)。
- 進行中の施策(具体的プロジェクト)
- 生成AI関連:PoC推進、AI人材育成、製品やサービスへのAI組込検討。
- 北海道北斗市に「北斗AIサテライト」開設(地域DX・AI拠点、将来的な雇用創出)。
- セキュリティ製品(WebARGUS)の機能強化、新製品(SentinelARGUS)の販売予定(2月予定)。
- xoBlos(業務効率化製品):導入パック提供による販売促進、AIとの連携検討。
- DD‑CONNECT:建設・不動産向けなど大型SI獲得でサブスクリプション拡大。
- エンベデッド事業:『開発+検証』の一体提案、車載(IVI、CDC、ECU、ADAS)にリソース集中、検証自動化(AI・RPA)。
- 地方拠点・高度ニアショア:松山・函館・北斗等での拠点強化による人材活用とコスト効率化。
- グループ連携:子会社(シンプリズム、システム・プロダクト、ジャングル等)と協業・シナジー創出。
- セグメント別施策と進捗(要点)
- ビジネスソリューション:金融回帰戦略、PM力・見積精度向上、Salesforceやデータ分析等の付加価値サービス拡大、地方ニアショア。
- エンベデッド:車載中心に開発+検証体制で拡大、IVI/CDC/ECU/ADAS領域の強化、検証自動化。
- プロダクト:ライセンス増加戦略、製品ラインナップ拡充(プラットフォーム診断、脆弱性診断等)、AI・ドローン活用の新事業、ジャングル製品のB2B化推進。
- システム販売:法改正対応や拠点承継を活用し新規顧客獲得、アフターフォロー展開。
将来予測と見通し
- 次期(通期)業績予想(修正後・2025年6月期)
- 売上高:24,000百万円
- 営業利益:2,900百万円
- 経常利益:2,900百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,943百万円
- 予想の根拠(開示の要旨)
- 上期実績の需要取り込みとM&A貢献を下期にも継続(特にプロダクト事業の収益貢献を見込む)。
- 生成AI等の戦略的投資やインセンティブ施策を織り込みつつも、旺盛な企業投資需要を想定。
- 中長期計画(2030年ビジョン)
- 2030年目標:売上500億円、営業利益50億円以上、配当性向50%以上。
- 中期(2025–2027)では成長軌道の実現を目指し、R&D・M&A・人材投資等で成長投資を実行。
- マクロ経済の影響(考慮項目)
- 需要サイクルの変化、金利・為替変動、IT投資環境の国際動向、法令改正(電子帳簿保存法等)や半導体・機器の供給制約が業績に影響し得る。
配当と株主還元
- 配当方針:中期方針として配当性向目標50%以上を掲げ、安定配当・増配を総合的に勘案して実施。自社株取得も市場状況に応じて実施する方針。
- 2025年6月期(修正後予想)の配当:
- 年間1株当たり配当額:66円(期初想定60円 → 修正後66円)
- 内訳(想定):中間 30円、期末 36円(資料上のグラフに基づく)
- 配当実績(過去比較)
- 2022/6期:合計 25円(中間15、期末10、記念配含)
- 2023/6期:合計 36円(中間18、期末18)
- 2024/6期:合計 46円(中間23、期末23)
- 2025/6期(修正後予想):合計 66円(中間30、期末36)
- 特別配当・自社株買い:
- 2024年8月〜12月にかけて自社株式の購入を実施(総額 約4.8億円)。
製品やサービス
- 主要製品
- WebARGUS:サイバーセキュリティ製品(ライセンス型、機能強化・新製品予定)
- xoBlos(ゾブロス):業務効率化ソフト(導入パック等で拡販、AI組合せ検討)
- DD‑CONNECT:電子契約サービス(建設・不動産等で大型SI獲得)
- ジャングル社製品:年賀状ソフト、DMB(Data Migration Box)、PDF‑XChange Editor 等
- サービス提供エリア・顧客層
- 主に上場企業およびその関連会社向けにソフトウェア開発を提供(エンドユーザー売上比率は約80%)。システム販売事業は中小企業が主体。
- 開発拠点は本社(東京)を中心に川崎、大阪、愛媛(松山)、函館・北斗等の地方拠点、及び海外(DIT America)。
- 協業・提携
- グループ内協業(シンプリズム、システム・プロダクト、ジャングル等)を強化。
- 大手商社系システム会社等との協業(例:DevOpsツール活用等)。
- M&Aを通じた製品ラインや販路の強化を推進。
重要な注記
- 会計方針:資料内に特段の会計方針変更の記載は確認できません(–)。
- リスク要因(資料の特記事項)
- 資料末尾に「見通し情報に関する注意事項」あり。市場・経済情勢や為替、金利等の変動により実績が見通しと異なる可能性がある旨が明記されています。
- その他の重要な告知・イベント
- 北海道北斗市に「北斗AIサテライト」開設(地域DX、AI拠点として将来的に60名以上の雇用目標)。
- SentinelARGUS(ランサムウェア対策等の機能を想定)の販売予定(2月予定、資料記載)。
- 中期計画の目標値の一部を上方修正・精査中である旨の記載。
(問合せ先)
– 経営企画本部 IR部:榎本 学
– TEL: 03-6311-6532
– FAX: 03-6311-6521
– E-mail: ir_info@ditgroup.jp
– URL: https://www.ditgroup.jp
必要があれば、特定のスライドデータ(数値・グラフ部分)の抜粋表や、セグメント別の損益率・推移の表形式まとめも作成します。どの項目を詳しく表示しますか?
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3916 |
企業名 | デジタル・インフォメーション・テクノロジー |
URL | http://www.ditgroup.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。