2026年3月期 第1四半期決算短信[日本基準](連結)

以下は、提供いただいた「三菱瓦斯化学株式会社 2026年3月期 第1四半期決算短信(連結)」(提出日:2025年8月7日、対象期間:2025年4月1日~2025年6月30日)に基づき整理した要点まとめです。投資助言は含みません。不明項目は「–」としています。

基本情報

  • 企業名:三菱瓦斯化学株式会社(コード番号 4182、上場:東証)

URL: https://www.mgc.co.jp/
– 主要事業分野:化学製品(グリーン・エネルギー&ケミカル、機能化学品、その他)
– 代表者:代表取締役社長 伊佐早 禎則
– 問合せ先:CSR・IR部長 たき澤 諭(TEL 03-3283-5041)
– その他:決算補足説明資料作成および証券アナリスト・機関投資家向け決算説明会を実施

報告概要
  • 提出日:2025年8月7日
  • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)
  • 決算説明会:有(2025年8月7日、アナリスト・機関投資家向け)
  • 決算補足資料:有(TDnetで開示)
セグメント(報告セグメント)
  • グリーン・エネルギー&ケミカル事業部門
    • 主な製品・事業:メタノール、アンモニア系化学品、エネルギー資源・環境事業、メタキシレンジアミン、キシレン分離/誘導品 等
  • 機能化学品事業部門
    • 主な製品・事業:無機化学品、エンジニアリングプラスチックス(ポリカーボネート等)、光学材料、電子材料(BT材料、OPE®等)、生活衛生ソリューションズ 等
  • その他の事業
    • 仕入販売等(報告セグメント外の事業)
発行済株式等
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):211,686,599株(2026年3月期1Q末)
  • 期末自己株式数:16,977,839株(2026年3月期1Q末)
  • 期中平均株式数(四半期累計):194,708,928株(2026年3月期1Q)
  • 時価総額:–(本資料に記載なし)
  • その他:潜在株式調整後EPSの記載なし(四半期EPSは普通株ベース)
今後の予定(資料に記載のあるもの)
  • 決算発表:本第1四半期の開示は2025年8月7日
  • 決算説明会:2025年8月7日(アナリスト・機関投資家向け)
  • 株主総会:–(本資料に記載なし)
  • IRイベント:決算説明会の開催、補足資料はTDnetで掲載

財務指標(連結:第1四半期累計/対前年比)

(単位:百万円。増減率は前年同四半期比)
– 売上高:177,977(△5.4%)
– 営業利益:10,982(△30.2%)
– 経常利益:13,830(△23.0%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:8,405(△28.4%)
– 包括利益:6,802(△75.1%)
– 1株当たり四半期純利益:43.17円

財政状態(当第1四半期末:2025年6月30日)
– 総資産:1,114,084 百万円(前期末 1,119,688)
– 純資産(連結):693,444 百万円(前期末 697,375)
– 自己資本(注記):663,196 百万円
– 自己資本比率:59.5%

主要注目項目(財務諸表要点)
– 流動資産合計:450,250 百万円(前期末 460,268)— 受取手形・売掛金等の減少等で流動資産減少
– 固定資産合計:663,833 百万円(前期末 659,419)— 建物・構築物等の増加で固定資産増加
– 流動負債:267,199 百万円(前期末 274,929)— 支払手形・買掛金等の減少
– 固定負債:153,440 百万円(前期末 147,382)— 長期借入金増加等
– 現金及び預金:76,940 百万円(前期末 68,246)

主要指標の計算値(当第1四半期実績ベース)
– 流動比率(流動資産 / 流動負債):約168.5%(450,250 / 267,199)
– 負債比率(負債合計 / 純資産合計):約60.6%(420,639 / 693,444)
– 営業利益率(営業利益 / 売上高):約6.17%(10,982 / 177,977)
– 純利益率(親会社株主帰属 / 売上高):約4.72%(8,405 / 177,977)
– 総資産回転率(当四半期売上高 / 総資産):0.160(四半期ベース;177,977 / 1,114,084)

(注)四半期単位の数値を単純計算しているため、年間化・比較には留意が必要です。

セグメント別(第1四半期:2025/4/1~2025/6/30)

(単位:百万円、外部顧客への売上高/経常利益ベース)
– 売上高(外部顧客)
– グリーン・エネルギー&ケミカル:66,130
– 機能化学品:108,810
– その他:3,036
– 計(連結):177,977
– セグメント別経常利益(損益)
– グリーン・エネルギー&ケミカル:3,901(経常利益ベース)
– 機能化学品:9,950
– その他:△250
– 調整額:228
– 計(連結経常利益):13,830
– セグメント別営業利益(別表:億円表示 → 百万円換算目安)
– グリーン:19(億円) ≒ 1,900 百万円(営業利益)
– 機能化学品:96(億円) ≒ 9,600 百万円
– その他:3(億円) ≒ 300 百万円
– 合計営業利益(連結):10,982 百万円

セグメント別の状況(業績要因:原文の記載に基づく)
– グリーン・エネルギー&ケミカル
– メタノール市況の下落によりメタノール事業は減収減益。
– メタノール・アンモニア系化学品は販売数量増ながらMMA等市況下落の影響で概ね前期並み。
– エネルギー資源・環境事業は発電用LNG販売減で減収、ヨウ素販売増で増益。
– メタキシレンジアミンは欧米・中国向け需要低迷、固定費増で減収減益。
– キシレン分離/誘導品はオルソキシレンチェーンからの撤退で売上減だが固定費減等で利益改善。
– 機能化学品
– 無機化学品:先端半導体向けハイブリッドケミカルは堅調だが生産能力増に伴う減価償却増と円高で減益。
– エンジニアリングプラスチックス:ポリカーボネート販売価格下落と為替影響、海外拠点の評価損等で減収減益。
– 光学材料:スマートフォン向けは堅調で前年同期並み。
– 電子材料:BT材料の需要回復やOPE®の販売増等で増収、小幅増益に留まる(品質対応費用等あり)。
– 生活衛生ソリューションズ:輸出減等はあるが事業再編(製品移管)の影響で概ね前年同期並み。

財務の解説(短信記載ポイント)

  • 業績総括では、世界経済の不確実性(米国の追加関税等)、サプライチェーンの見直し、為替変動の影響が強調されている。
  • 減収減益の主要要因:円高、メタノール市況下落、ポリカーボネート価格下落、無機化学品の固定費増、メタキシレンジアミンの需要低迷、オルソキシレン事業撤退(売上減だが一部は固定費削減で利益寄与)等。
  • 非営業面では、持分法による投資利益が為替差益等により増加(メタノール関連持分法損益が営業収益に寄与)しているが、営業利益の悪化を補うまでには至らず経常利益は減少。
  • 総資産は前期末比で減少(56億円減)。流動資産減(受取手形・売掛金等の減少)、固定資産増(建物・構築物の増加)。純資産は為替換算調整勘定の減少等により減少。

配当

  • 2025年3月期(実績):中間 45.00円、期末 50.00円、年間 95.00円
  • 2026年3月期(予想):中間 50.00円、期末 50.00円、年間 100.00円(直近公表の配当予想からの修正はなし)
  • 特別配当:今回の短信での特別配当は無し(記載なし)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画「Grow UP 2026」(2024年度より開始)に基づき、「事業ポートフォリオの強靭化」「Uniqueness & Presence事業へのフォーカス」「イノベーション」「重点管理事業の再構築」等の施策を推進中と明記。
  • 進捗の定量的な評価や目標達成見通しの詳細数値は短信中に限定的(記載は施策の継続、進展の記述にとどまる)。詳細は補足資料および今後の開示参照が必要。

競合状況・市場動向(短信に基づく記述)

  • 市場動向(短信記載)
    • 世界経済はインフレ鈍化傾向ながら不確実性(米国の追加関税、金融政策、中東情勢等)でボラティリティ高く、為替変動やサプライチェーン再編が需要に影響。
    • 半導体関連やスマートフォン、AIサーバー向け需要等の動向が電子材料などに影響。
  • 競合比較:–(本短信に同業他社との比較データは記載なし)
  • 市場優位性等の定量評価:–(本短信では記載なし)

今後の見通し(業績予想等)

  • 業績予想(連結:2026年3月期、修正あり/単位:百万円)
    • 第2四半期累計(通期中間):売上高 360,000(△7.2%)、営業利益 24,000(△28.9%)、経常利益 27,000(△27.9%)、親会社株主に帰属する当期純利益 20,000(△19.1%)
    • 通期:売上高 750,000(△3.0%)、営業利益 46,000(△9.5%)、経常利益 50,000(△17.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益 36,000(△21.0%)、1株当たり当期純利益 184.87円
  • 注記:業績予想は前提やリスクを伴うものであり、同社は2025年5月12日に業績予想を修正している旨を記載。今回の短信でも「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照するよう記載あり(業績予想の「有」は本短信に明示)。

リスク要因(短信で示された主要要因・想定される外部要因)

  • 為替変動(円高の影響が業績にマイナス要因)
  • 原材料・製品市況(メタノール、MMA、ポリカーボネート等の価格変動)
  • 需要変動(半導体、スマートフォン、AIサーバー等の最終需要)
  • 貿易政策(米国の追加関税等)
  • 固定費(生産能力増強に伴う減価償却・固定費増)
  • その他:サプライチェーン再編、地政学的リスク、規制変化 等

重要な注記(会計・監査関連)

  • 会計方針の変更:無
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:無
  • 連結範囲の重要な変更:無
  • 添付の四半期連結財務諸表は任意の期中レビューを受けており、監査法人による期中レビューの結果「重要な点において不適正と信じさせる事項は認められなかった」との結論(東陽監査法人)
  • 業績予想の修正:あり(同社が2025年5月12日に公表した修正あり。詳細は「業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)

短評(ファクトのみ)

  • 第1四半期は売上高・利益とも前年同期比で減少。主因は円高と製品市況の下落(特にメタノール、ポリカーボネート等)および一部製品の需要低迷、加えて生産能力増強に伴う固定費(減価償却)増等。
  • 一方で持分法による投資利益は増加(メタノール関連での為替差益等)。総資産・純資産は若干の減少だが自己資本比率は高水準(59.5%)を維持。
  • 配当予想は年間100.00円(中間50円、期末50円)と公表(直近修正なし)。

(参照)
– 本要約は提示された決算短信(2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結))の記載に基づいて作成しています。不明項目は「–」としています。詳細・補足説明は同社のTDnet開示資料および決算説明資料をご参照ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4182
企業名 三菱瓦斯化学
URL http://www.mgc.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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