2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

東洋製罐グループホールディングス株式会社(コード 5901) — 2025年3月期 決算短信(連結)要約

注意:以下は提供資料に基づく整理です。投資助言は含みません。不明な項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業名:東洋製罐グループホールディングス株式会社
  • 主要事業分野:総合容器メーカー(包装容器)および関連事業(エンジニアリング・充填・物流、鋼板関連、機能材料、不動産等)
  • 代表者:取締役社長 大塚 一男
  • 本社/URL:https://www.tskg-hd.com/
  • 問合せ先:IR室長 木本 要/TEL 03-4514-2019
報告概要
  • 提出日:2025年5月14日(決算短信)
  • 対象会計期間:2024年4月1日〜2025年3月31日(2025年3月期)
  • 決算補足説明資料の有無:有(決算説明会:機関投資家・アナリスト向け)
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月19日
今後の予定(開示)
  • 定時株主総会:2025年6月20日
  • 配当支払開始予定日:2025年6月23日
  • 決算説明会:実施(機関投資家・アナリスト向け)
  • その他IR:投資有価証券売却(政策保有株式の一部売却を決議、2025年5月〜2026年3月予定、見込み売却益 110億円)
発行済株式
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):163,162,162株(2025年3月期)
  • 期末自己株式数:4,062,929株(うち信託保有株式 479,800株は自己株式に含む)
  • 期中平均株式数:167,061,518株(2025年3月期)
  • 時価総額:–(資料に期末株価は記載なし)
セグメント(報告セグメント)
  • 報告セグメント(5):
    • 包装容器事業:金属・プラスチック・紙・ガラス容器の製造販売(主力)
    • エンジニアリング・充填・物流事業:包装容器関連設備の製造販売、充填の受託、物流(運送・倉庫)
    • 鋼板関連事業:鋼板および鋼板関連製品の製造販売
    • 機能材料関連事業:磁気ディスク用アルミ基板、光学用機能フィルム、フリット等の製造販売
    • 不動産関連事業:オフィスビル・商業施設等の賃貸
  • 追加・変更:連結子会社の増加(PREMIER CENTRE 関連 3社を連結子会社化)、Crown Seal を連結範囲から持分法適用関連会社へ移行(連結子会社数:74社)
財務指標(要点)

※金額は百万円単位。比較は前期(2024年3月期)→当期(2025年3月期)

主要指標(連結)
  • 売上高:950,663 → 922,516(△28,146、△3.0%)
  • 営業利益:33,850 → 34,204(+353、+1.0%)
  • 経常利益:38,740 → 37,566(△1,174、△3.0%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益:23,083 → 22,394(△688、△3.0%)
  • 包括利益:60,547 → 54,778(△9.5%)
  • 1株当たり当期純利益:130.15円 → 134.05円
  • 総資産:1,180,784 → 1,201,615 百万円
  • 純資産:697,683 → 694,820 百万円
  • 自己資本比率:56.4% → 55.5%
  • 営業活動によるCF:64,582 → 94,062 百万円(増加)
  • 投資活動によるCF:△52,435 → △51,109 百万円
  • 財務活動によるCF:△27,811 → △18,768 百万円
  • 現金及び現金同等物期末残高:83,249 → 110,007 百万円
収益性・効率性(資料記載)
  • 売上高営業利益率:3.6% → 3.7%(わずかに改善)
  • 自己資本当期純利益率(ROE):3.5% → 3.4%(資料表示)
  • 総資産経常利益率:3.3% → 3.2%(資料表示)
  • キャッシュ・フロー対有利子負債比率:3.0年 → 2.5年(改善)
  • インタレスト・カバレッジ(倍):18.3倍 → 22.0倍(改善)

(参考)簡易総資産回転率(資料外、概算):922,516 / 1,201,615 ≒ 0.77回/年

財務安全性
  • 負債合計:483,101 → 506,794 百万円(増加)
  • 長期借入金・社債の増加あり(長期借入金 123,325 → 130,420、社債 10,000 → 20,000)
  • 自己資本比率は55.5%で高水準を維持
セグメント別(売上高・営業利益:当期)

(単位:百万円、外部売上高・営業利益)
– 包装容器事業:売上 602,447(+2.4%)/営業利益 27,005(+86.7%) — 主力で利益改善
– エンジニアリング・充填・物流事業:売上 146,407(△28.1%)/営業損失 △9,728(前期営業利益 9,422) — 製缶・製蓋機械の販売減少により大幅悪化、貸倒損失計上等が影響
– 鋼板関連事業:売上 89,987(+2.3%)/営業利益 7,694(+5.8%)
– 機能材料関連事業:売上 51,866(+32.1%)/営業利益 6,097(前期 28) — HDD・FPD向け市場回復で大幅増益
– 不動産関連事業:売上 8,080(+2.3%)/営業利益 4,550(△0.6%)
– その他:売上 23,726(+0.9%)/営業利益 1,537(+40.0%)

※地域別:日本売上 772,618 → 721,728?(資料断片あり。要注意)→ 資料内別表では当期:日本 721,728(合計922,516)。アジア 127,834、その他(米国等)72,952。その他地域で売上大幅減(米国等の縮小影響を示唆)。

財務の解説(資料に基づく要点)
  • 売上は海外での製缶・製蓋機械販売減少で減収。一方、包装容器事業で原材料・エネルギー価格の転嫁を実施し収益性を確保、機能材料関連は市況回復で増収増益。エンジニアリング事業の設備販売減少と貸倒損失計上により当該セグメントで損失計上が影響。
  • 営業CFは税金等調整前利益・減価償却の増加により大幅増(94,062百万円)で、現金は増加(110,007百万円)。投資では有形固定資産取得や連結範囲変更に伴う子会社株取得支出があり、財務では借入増や社債発行を行いつつ自己株式取得や配当を実施。
配当
  • 2024年3月期(実績):年間 90円(中間 45円/期末 45円)
  • 2025年3月期(実績):年間 91円(中間 45円/期末 46円)、配当総額 14,930百万円、連結配当性向 67.9%(資料)
  • 2026年3月期(会社予想):年間 114円(中間 57円/期末 57円) — 参考:連結配当性向目標は50%以上(中期方針)
  • 特別配当:当期は特別配当の記載なし。ただし政策保有株式売却に伴う特別利益計上見込み(投資有価証券売却益見込み 11,000百万円)があるため将来の一時的な利益には配当政策の算入除外ルール(原則)あり(会社方針参照)。

配当方針(中期):中期経営計画2025期間中は総還元性向80%目安、連結配当性向50%以上、期末46円を下限として段階的引上げ、自己株式取得を機動的に実施。
自己株式取得状況:2023年度200億円、2024年度342億円取得。2025年度は258億円取得予定。中期合計(2023–2027)で約1,000億円を目標。

中長期計画との整合性
  • 中期経営計画2025および「資本収益性向上に向けた取り組み2027」を継続推進。目標として資本効率改善・総還元性向80%等を掲げ、自己株取得や政策保有株売却を通じて資本効率向上を図る方針。
  • 当期は機能材料の回復や包装容器での転嫁効果、自己株取得の実行が見られるが、エンジニアリング事業の回復が中期計画達成の鍵の1つ。
競合状況・市場動向(資料での記述に基づく)
  • 市場環境:国内は雇用・所得環境改善で緩やかな回復。国際情勢の不安定化、物価上昇、金融市場変動などにより不透明感あり(会社コメント)。
  • セグメント別市場動向(資料):
    • 包装容器:飲料向け(缶、PET等)は引き続き需要、原料高の転嫁を実施。
    • エンジニアリング(機械):欧米の金利上昇を背景とする設備投資の見送りで海外販売が低迷。
    • 機能材料:HDD・FPD市況回復により需要改 善。
  • 競合比較:資料に同業他社との直接比較データは記載なし → 詳細は — 。
今後の見通し(会社予想)
  • 2026年3月期(予想、連結)
    • 売上高:960,000百万円(前期比 +4.1%)
    • 営業利益:45,000百万円(+31.6%)
    • 経常利益:48,000百万円(+27.8%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:46,000百万円(+105.4%) — 当期純利益の大幅増は「政策保有株式の売却による特別利益の計上等」を見込むため(会社説明)
  • リスク要因(資料記載・要点)
    • 国際情勢の不安定化、為替変動、物価・原材料価格の変動、金融市場の影響(設備投資抑制)
    • エンジニアリング事業の設備販売の回復時期不確実性
    • 貸倒リスク等の発生可能性
    • 会計・税制変更の影響(会社は注記で2022年改正会計基準適用の影響を開示)
重要な注記(会計・開示関連)
  • 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する基準)を期首から適用(遡及適用による前期修正あり、連結純資産等に影響:前期繰延税金資産 550百万円増等)
  • 連結範囲の変更:PREMIER CENTRE 関連 3社を新規連結、Crown Seal を持分法適用関連会社へ移行
  • のれん:当期にのれん発生(のれん残高 7,842 百万円、償却額 397 百万円)
  • 減損損失:当期 合計 5,868 百万円(主に東洋製罐 豊橋・滋賀等の資産で計上)
  • 重要な後発事象:取締役会(2025/5/1)で保有投資有価証券の一部売却決議(売却期間 2025年5月〜2026年3月、見込み売却益 11,000百万円)
  • 監査:決算短信は公認会計士または監査法人の監査の対象外と明記
補足(注目点)
  • キャッシュ創出力は改善(営業CF大幅増)しており、自己株買い・配当・借入を組合せた資本政策を積極的に推進している点が確認される。
  • セグメントでは「包装容器事業」と「機能材料関連事業」が業績押上げに寄与。一方で「エンジニアリング・充填・物流事業」の回復が業績全体の鍵。
  • 政策保有株式の売却(計画総額約6,000億円のうち一部)や自己株取得(中期で約1,000億円目標)等、資本効率改善施策の継続に注目。

必要であれば、以下の追加整理を行います(ご指定ください):
– セグメント別の詳細数値表(売上・営業利益の前年対比表)
– バランスシート主要項目の整理(流動資産・固定資産・負債内訳)
– キャッシュフロー詳細の年次比較(推移)
– 開示されたリスク/注記の抜粋と意味合いの整理

(以上)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5901
企業名 東洋製罐グループホールディングス
URL http://www.tskg-hd.com/
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – 金属製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。