2025年8月期 第4四半期および通期決算説明会資料
以下は、提供いただいた「株式会社SHIFT(証券コード:3697) 2025年8月期 第4四半期および通期 決算説明会資料(2025/10/14)」を、個人投資家向けに指定の観点で整理した要約です。資料に記載がない項目は「–」とします。投資助言や価値判断は含めていません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社SHIFT(証券コード:3697)
- 主要事業分野:ソフトウェアテスト、ソフトウェア開発、ITコンサルティング、ERP、BPO、生成AI関連サービス等
- 代表者名:–(資料に明記なし)
- 説明会情報
- 開催日時:2025年10月14日(資料日付)
- 説明会形式(オンライン/オフライン):–(資料に記載なし)
- 参加対象:–(資料に記載なし)
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料に具体名/役職の記載なし)
- 発言概要:スライドを通じてFY2025の実績ハイライト、戦略「SHIFT3000」に向けた施策(営業・採用・サービス・M&A/PMI)を説明
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年8月期(FY2025)第4四半期および通期
- セグメント(資料記載)
- 主なセグメント名称と概要(資料の表現に基づく)
- ソフトウェアテスト関連サービス:テスト(PMO/セキュリティ等含む)。テストCoE(TCoE)等の拡大を重視。
- ソフトウェア開発関連サービス:設計・開発、運用保守等。高付加価値上流案件の拡大。
- その他近接サービス:デジタルマーケ、PC販売、教育や人材紹介、SaaSプロダクト(ワスレナイ等)、BPO等。
- またスライドでは「コンサル」「開発」「テスト」「BPO」「その他」といったサービス分類で説明あり。
業績サマリー
- 主要指標(FY2025通期・連結、単位は資料に従い百万円/億円で併記)
- 売上高:129,819 百万円(=約1,298億円、前年同期比 +17% / +192億円)
- 売上総利益:45,016 百万円(売上総利益率 34.7% 、前年同期比 +2.7pt)
- 販管費:29,387 百万円(販管費比率 22.6% 、前年同期比 +0.2pt)
- 営業利益:15,628 百万円(=約156億円、前年同期比 +48%)
- 経常利益:15,181 百万円
- 親会社株主に帰属する当期純利益:8,935 百万円(前年同期比 +74.3%)
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に明示なし)
- 進捗状況(業績予想に対する達成率)
- 売上高目標130,000百万円に対し達成率 99.9%
- 営業利益目標15,000百万円に対し達成率 104.2%
- 経常利益目標14,500百万円に対し達成率 104.7%
- 親会社株主に帰属する当期純利益目標7,900百万円に対し達成率113.1%
- セグメント別状況(FY2025 Q4累計ベース、資料より)
- ソフトウェアテスト関連サービス:売上高 84,295 百万円(前年同期比 +18.2%)、売総率 36.8%(+3.4pt)
- ソフトウェア開発関連サービス:売上高 40,128 百万円(前年同期比 +14.6%)、売総率 26.1%(+1.1pt)
- その他近接サービス:売上高 10,741 百万円(前年同期比 +29.0%)、売総率 45.4%(+2.5pt)
- (注)別スライドにサービス別の概算分解(コンサル ~85億、開発 ~500億、テスト ~580億、BPO ~30億、その他 ~130億等)あり。会社注記:サービス別売上は概算で連結と一致しない旨。
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト/トピックス)
- 売上は約+192億円(+17%)と堅調に成長。売総率は34.7%と過去最高水準へ改善。営業利益は156億円で大幅改善。
- 全領域で単価KPI(エンジニア単価、プロジェクト単価、顧客単価)が上昇トレンドを示し、KPIが過去最高水準。
- AIサービスの社内適用・外販、テストCoE(TCoE)需要、ERP領域の高成長、ワスレナイ(SaaS+BPO)によるBPO拡大等が寄与。
- 増減要因(業績の増減に寄与した主な要因)
- プラス要因:高稼働率の定着による売総率改善、顧客単価上昇(上流案件・ハイレイヤ案件増)、AI関連サービスの売上拡大、M&Aによる売上寄与(資料はM&Aで年間約+20億円規模の寄与を想定)、大型案件獲得。
- マイナス要因/コスト要因:販管費では営業強化のための人件費増・採用費、システム利用料増(円安の影響含む)、M&A関連ののれん償却や付随費用等。
- 競争環境
- 市場規模:IT市場を16兆円、BPO市場を40兆円等と推定(資料)。
- 競争優位性:テスト領域でのナンバーワンポジションを基点に、AI活用・TCoE・上流コンサル(ライズ・コンサルティング連携)等で差別化。人材採用力(年間採用数)を競争優位の源泉として強調。
- 競合比較:資料では大手SIer/大手コンサルとの単価差を示しつつ「単価上昇余地あり」との主張。ただし具体的な競合他社別比較データは限定的。
- リスク要因(外的要因)
- 人材需給:上流人材・ハイレイヤ人材の不足、採用競争の激化(需給ミスマッチ)。
- 為替:円安進行が販管費(システム利用料等)に影響。
- M&A関連:買収の大型化に伴うのれん償却・PMIリスク、買収が期待どおりシナジーを生まなかった場合の業績変動。
- 大型案件集中リスク:大型プロジェクト獲得は業績に寄与する一方で、案件の受注・遂行に不確実性あり。
- 技術・規制リスク:AI関連の機密データ取り扱いや規制動向、サイバーセキュリティ等のリスク。
戦略と施策
- 現在の戦略(中期経営計画や事業戦略)
- 「SHIFT3000」:中長期目標として売上3,000億円規模の達成を目指すロードマップ(段階的にSHIFT1000→SHIFT2000→SHIFT3000)。売上成長、売総率向上、販管費比率低下を組み合わせる。
- 中核施策:①営業確変(人員増、ハイレイヤ営業、単価UP、リピート率向上)、②人事・採用確変(年間採用3,000人規模、プロ・ハイ層採用強化、新卒500名目標)、③サービス確変(TCoE、ERP、AIモダナイゼーション、BPOのBPaaS化、ワスレナイ/ナクサナイ等プロダクト)、④M&A・PMI確変(大型化・加速、サブファンド活用)。
- 進行中の施策(具体的プロジェクトや進捗)
- 営業強化:FY2026に向け営業増員(新規採用予定90名/スライドでは+40名+50名の想定で合計90名)。営業売上/人の引上げや顧客フォロー強化(フォローコール、ROI設定、課題抽出→提案の仕組み)を実施。SEP(拡大チーム)での高成長実績確認→人員増強。
- 採用・人事:FY2025採用実績 2,217人。プロ・ハイ層割合をFY2024の22.6%からFY2025で32.0%へ拡大。新卒採用の強化(2025年新卒380人、2026年見込み500人)。採用費率・採用単価等の管理。
- サービス開発:ワスレナイ(SaaS資産管理PF)導入社数2,413社、ユーザー数61.4万。新プロダクト「ナクサナイ」をローンチ。AI活用サービス(生成AI利用率 社内約90%、AI関連売上連結で約5.9億円/月の規模)やTD AI Assistant(テスト向けAIツール)等。
- M&A/PMI:FY2025に5件公表(例:ALH、KINSHA、OZsoft等)、FY2026も公表済み案件あり。SHIFTグロース・キャピタル(サブファンド)設立(初号30億円)など資金調達体制構築。PMI型の成長実績(ジョイン後3年で売上・EBITDA拡大、過去の25社で減損無しの実績)。
- セグメント別施策と成果
- テスト:AI適用による生産性向上(テスト案件で生産性287%等のパイロット実績)、TCoE拡大(金融向けTCoE FY2026 31億円想定)。
- 開発/ERP:ERP領域で地方中小向けの展開を強化、SaaS ERPやロールアウト/バージョンアップで高成長。ERP領域は高成長(スライドで29%の高成長注記)。
- コンサル:ライズ・コンサルティング・グループ連携による上流営業とシャワー効果(コンサル案件から他サービス受注)を拡大。コンサル売上はFY2025で約85億円へ成長(+42%/年)。
- BPO:ワスレナイを起点にBPR+BPOモデルで拡大。BPO売上はFY2025で約30億円規模。ナクサナイで更なる面拡大を計画。
将来予測と見通し
- 業績予想(次期・FY2026目標、資料より)
- FY2026目標(資料)
- 売上高:1,500億円(FY2025実績 1,298億円 → +202億円/年の増加を目標)
- 売上総利益率(売総率):34.5%(FY2025 34.7%)
- 販管費比率:22.5%(FY2025 22.6%)
- 調整後営業利益:200億円(資料内で「調整後営業利益」を重視)
- 中長期目標(SHIFT3000ロードマップ)
- FY2027–28(SHIFT2000目標) 売上2,000億、売総率 35%、販管費 20%、調整後営業利益 350億(目標到達想定 FY2027〜FY2028)
- FY2030(SHIFT3000目標) 売上3,000億、売総率 38%、販管費 16%、調整後営業利益 750億(想定達成 FY2030〜)
- 見通しの根拠:営業増員とハイレイヤ営業の強化、採用拡大(年間最大3,000人規模)、サービス単価上昇、AIによる生産性向上、M&Aの大型化・加速(サブファンド等を活用)等を組み合わせるシナリオ。
- 中長期計画の進捗可能性
- FY2025で売上増・収益性改善のトレンドは確認。次フェーズは採用(量×質)と営業(量×質)の確度向上、M&Aの大型化とPMI成功の継続が鍵。資料では確変シナリオ(営業確変、採用確変、サービス確変、M&A確変)を示し、前倒し達成を目指す計画。
- マクロ経済の影響
- 為替(円安)による販管費増、金利や国内外経済環境の変化が影響要因として明記。加えて人材需給・採用環境の変動が業績に直接影響。
配当と株主還元
- 配当方針:–(資料に明確な配当方針記載なし)
- 配当実績(中間・期末・年間):–(資料に記載なし)
- 特別配当:–(資料に記載なし)
製品やサービス
- 主要製品・プロダクト(資料より)
- ワスレナイ(SaaS Management PF、資産管理/アカウント管理等):導入社数2,413社、ユーザー数61.4万(25/8末実績)。BPO化で売上拡大中。
- ナクサナイ(Asset Management PF):資産/契約の一元管理を無償提供で拡大(新規プロダクト)。
- AI関連プロダクト:生成AIツール群(生成AIチャット・ノープロンプト生成AIツール等)、TD AI Assistant(テスト設計AI)、AIドキュメントリバース等。社内の生成AI利用は従業員の約90%まで普及。
- テストCoE / TCoE:大規模プロジェクト横断のテストサービス(金融向けTCoEはFY2026に30億円超の体制拡大を想定)。
- 主要サービス提供エリア・顧客層
- 主に国内の大手/中堅企業(金融、製造、流通、通信、官公庁など幅広いインダストリー)、地方中小企業向けサービス拡大(特にERP・SaaS導入等)を推進。
- 協業・提携
- ライズ・コンサルティング・グループとの連携(上流のコンサル案件からの「シャワー効果」=他サービス受注増をKPI化)。
- M&Aを通じたグループ連携強化(グループ横断のシェアードサービス、PMI支援によるBPO転換等)。
- SHIFTグロース・キャピタル(サブファンド)設立予定により資金面での協業・投資を強化。
重要な注記
- 会計方針/会計処理:
- 資料注記として、FY2024 Q3・FY2025 Q3時点で未確定として暫定的な会計処理を行っていた部分について、関連する数値・情報を置き換えている旨の注記あり。
- 「調整後営業利益」の定義:のれん償却費、顧客関連資産に係る減価償却費、M&Aに関するアドバイザー費用やDD等の付随コストを足し戻した指標(成約に至らないケースも含む)。資料では約20億円/年を調整項目として想定。
- リスク要因(特記事項)
- 将来見通しに関する注意事項:スライド末尾に一般的な見通し(forward‑looking statements)に関する免責・注意が記載(市場環境、為替、金利、その他経済変動等で実績が変更され得る旨)。
- その他重要な告知:
- FY2025は5件のM&A公表、FY2026も既に2件公表。M&Aの大型化を推進中で、サブファンド等の資金調達体制を強化。
- 外部評価:日経平均採用(2025/10/1より)、MSCI ESGレーティング AAA継続等の外部評価についての記載あり。
(補足メモ:資料で目立つポイント)
– FY2025の特徴:売上約1,298億円、売総率34.7%で収益性が大幅に改善。主要ドライバーは高稼働率の定着、単価向上、AI導入・サービスの拡大、M&A。
– 「SHIFT3000」戦略では、営業・採用・サービス・M&Aの4つの“確変(変化を起こす要素)”を組合せ、FY2026以降の年次で段階的に成長加速を図ると明示。
– AIの社内外での活用を強調(社内生成AIは90%利用、AI関連引き合い多数、AIを軸とした高付加価値サービス化を推進)。
– 採用面は積極的で、FY2025で2,217人採用、FY2026は3,000人規模を目標。プロ・ハイ層採用割合を増やす方針。
不明点・資料に記載がなかった項目(省略表記)
– 代表者名、説明会の開催形式・参加対象、決算報告書提出日、配当関連(方針・期中実績の詳細)、EPS(1株当たり利益)の明示数値等:上記は資料に明確な記載がなかったため「–」と記載しています。
ご希望があれば、以下の追加対応を実施します(いずれも投資助言は含みません):
– セグメント別詳細数値やKPI(エンジニア単価、顧客単価、プロジェクト単価等)を表形式で整理する。
– M&A一覧(公表済の取得先・売上・従業員数など)の表作成。
– 「SHIFT3000」ロードマップにおける主要前提(採用数、営業増員、M&Aシナリオ等)の整理と感度分析(想定の条件整理)。
必要であれば、どれを優先してまとめるか教えてください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 3697 |
企業名 | SHIFT |
URL | http://www.shiftinc.jp/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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