2026年2月期 第1四半期決算説明資料
決算説明サマリ(Markdown形式)
対象資料:ローツェ株式会社 2026年2月期(第41期)第1四半期 決算説明資料
資料日付:2025年7月11日
出典:https://www.rorze.com/ir
基本情報
- 企業概要
- 企業名:ローツェ株式会社(RORZE CORPORATION)
- 主要事業分野:半導体・FPD(フラットパネルディスプレイ)・ライフサイエンス関連の自動化・搬送装置の開発・製造・販売
- 説明会情報
- 開催日時:2025年7月11日(決算説明資料の日付として記載)
- 説明者
- 報告期間
- 対象会計期間(当第1四半期):2025年3月~2025年5月(資料上:第1四半期、2026年2月期(FY'25)第1四半期)
- セグメント(事業区分)
- 半導体関連装置:ウエハソータ、EFEM、真空プラットフォーム、大気用搬送ロボット等。装置メーカー向け・エンドユーザー向け(デバイスメーカー・ウエハメーカー)に供給。
- 分析装置:ガス・薬液・ウエハ向けの分析機器群(GED、CSI、Expert 等)。半導体業界および業界外(研究機関、環境計測など)向け。
- FPD関連装置:前工程・後工程向けの大型搬送システム、レーザーカッティング、ディスプレイモジュール機器等(韓国子会社ローツェシステムズが関連)。
- ライフサイエンス関連装置:インキュベータ、自動培地交換システム、スケジューリングソフト、モバイルロボット等。大学、製薬企業、再生医療関連企業向け。
- 部品・修理 他:保守・部品供給等(当連結年度より一部を「分析装置」へ振替集計)。
業績サマリー(連結、単位:百万円)
- 主要指標(FY'25 Q1 実績 vs FY'24 Q1)
- 売上高:33,061(前年同期 29,288)112.9%
- 営業利益:8,441(前年同期 8,748)96.5%
- 経常利益:7,241(前年同期 11,361)63.7%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:5,263(前年同期 8,774)60.0%
- 期中平均レート(円/USD):152(前年同期 147)
- セグメント別売上高(FY'25 Q1 実績、百万円)
- 半導体関連装置:28,230(全体比 約85.4%)
- 分析装置:660(約2.0%)
- FPD関連装置:1,001(約3.0%)
- ライフサイエンス関連装置:110(約0.3%)
- 部品・修理 他:3,058(約9.3%)
- 進捗状況(通期見通しに対するQ1の進捗、資料記載)
- 売上高:通期予想128,190 に対し Q1 33,061 → 進捗率 25.8%
- 営業利益:通期予想30,345 に対し Q1 8,441 → 進捗率 27.8%
- 経常利益:通期予想30,618 に対し Q1 7,241 → 進捗率 23.7%
- 四半期(当期)純利益:通期予想23,499 に対し Q1 5,263 → 進捗率 22.4%
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト・トピックス)
- 半導体関連装置の第1四半期売上高が過去最高を記録。特に台湾顧客向けの前工程およびアドバンスドパッケージ関連装置の納入拡大が主因で売上が急増。
- 一方、営業利益・経常利益は前年同期比で減少。主因としては、前期Q3から連結対象となった子会社(資料ではNanoverse社の影響として言及)の費用増(人件費・のれん償却等)および為替の影響が挙げられる。
- 米国の関税政策については、当四半期の業績および取引関係において特段の直接的影響はないと記載。
- 増減要因(主な寄与)
- 売上増加要因:台湾向けを中心とした半導体装置(前工程・アドバンスドパッケージ関連)の納入拡大。部品・修理も増加。
- 利益減少要因:連結範囲拡大に伴う子会社費用増(連結営業利益に対するNanoverse社の影響:人件費469、研究開発費8、のれん償却額719、その他販管費304(百万円))、および為替影響(ドル高に伴う影響)。
- 製品別の動き:FPDは前四半期で大型搬送装置納入が剥落し減少、分析装置は前期の検収集中による反動減、受注は分野により底堅さあり(ウエハメーカー向け等)。
- 競争環境
- 市場トレンドとしてアドバンスドパッケージ(チップレット等)関連市場が拡大し、ローツェの搬送装置への需要領域が前工程+中工程で拡大している点を強調。
- リスク要因(業績影響の外部要因)
- 為替変動(ドル高等)が利益に影響。
- 半導体市場の景気循環、顧客構成の偏り(台湾・米国・中国の大口顧客動向)。
- 規制・関税・サプライチェーンの変動等(資料では現状影響は限定的と記載しているが将来リスクは存在)。
戦略と施策
- 現在の戦略(資料記載の方針)
- エンドユーザー向けを中心に、前工程およびアドバンスドパッケージ関連装置で売上を牽引する方針。
- 米国・中国の装置メーカー向け装置も底堅い需要を想定。
- 連結拡大に伴う費用増が上半期にあるが、通期では生産効率化等により前期同水準の収益を目指す旨。
- 自己株式取得(株主還元の一環)を実施中。
- 進行中の施策(具体プロジェクト等)
- アドバンスドパッケージ向け製品投入・拡販(Tape Frame用ソーター、PLP用EFEM 等)。
- 生産効率化・収益向上施策(詳細は記載なし)。
- 自己株式取得:取得済み累計(2025年6月30日現在)取得株数 2,152,100 株、取得価額合計 3,471,924,469 円(取得上限:5,300,000株/50億円、取得期間 2025/4/14~2025/7/31)。
- セグメント別施策と成果
- 半導体関連装置:台湾向けの前工程・アドバンスドパッケージ案件で受注・納入拡大。受注残・売上ともに増加し四半期売上過去最高。
- 分析装置:ウエハメーカー向けで受注底堅く、ただしQ1は前期の検収集中反動で売上減。
- FPD関連:受注は当期売上並みを確保。前四半期の大型案件の反動でQ1売上は減少。
- ライフサイエンス:製品ポートフォリオ(インキュベータ、CellKeeper、CellFarm等)で市場展開継続。
将来予測と見通し(資料の見通しより、百万円)
- 次期(通期)業績予想(FY’25 通期)
- 売上高:128,190
- 営業利益:30,345
- 経常利益:30,618
- 親会社株主に帰属する当期純利益:23,499
- Q2(上半期累計)予想売上:63,711(Q2目標からの進捗率や説明は資料参照)
- 見通しの根拠(資料記載)
- エンドユーザー向け(前工程・アドバンスドパッケージ)の売上が通期を牽引。
- 装置メーカー向けも底堅い需要を想定。
- 上半期は連結子会社の費用増があるが、通期では生産効率化等で前期同水準の収益を見込む。
- 中長期(中期経営計画)について
- マクロ経済の影響
- 為替(円安/ドル高)が業績(特に利益)に影響。FY'25 Q1は平均152円/USDで前年よりドル高傾向。
- 半導体投資の地域別動向(台湾・中国・米国)や世界的な需要動向が業績に影響。
配当と株主還元
(ただし、自己株式取得を進めている旨を明示。累計取得状況は上記参照)
製品・サービス(主なもの)
- 半導体関連装置:ウエハソータ、N2パージウエハストッカ、アライナ、ロードポート、EFEM、真空プラットフォーム、大気用搬送ロボット 等
- アドバンスドパッケージ用装置:Tape Frame用ソーター、PLP用EFEM 等(中工程・前工程向けの新市場を想定)
- 分析装置群:GED_SEMI、GED_Q、GPD、CSI、MSAG、ASDM、Expert、ASASⅡ 等(ガス・薬液・ウエハ向け)
- FPD関連装置:INDEX超大型搬送システム、インライン搬送システム、レーザーカッティング装置、ディスプレイモジュール機器 等(韓国子会社製品含む)
- ライフサイエンス:SCALE48、CellKeeper®Ⅱ48Plus、CellFarm(L)-360(全自動培地交換)、Green Button Go(スケジューラ)等
- 協業・提携:資料内での具体的な外部提携(合弁・協業)の詳細は記載なし(Green Button Go は Biosero社製ソフト採用の記載あり)。
重要な注記
- 会計方針・集計方法の変更
- 当連結会計年度より、製品別売上高のうち「部品・修理 他」の一部を「分析装置」へ含めて集計しており、前年度分は当該方法により再集計した数値を使用している。
- リスク・注意点(資料冒頭の留保)
- 本資料の業績予想・将来予測は当社が現時点で入手可能な情報に基づくものであり、外部環境(経済動向・業界競争・市場・制度等)の変化により大きく変動する可能性がある旨。
- その他重要告知
- 自己株式取得を実施中(取得期間 2025/4/14~2025/7/31、上限 5,300,000 株・50億円)。現金は事業拡大投資資金確保のため維持しつつ一部自己株式取得を行っている旨。
- 棚卸資産は前四半期比で9%減少に転じた旨記載あり。B/Sの主要科目についてもスライド上で推移を提示。
(不明な項目は「–」と表記しています。
本サマリは提供資料に基づく整理であり、投資助言や推奨を行うものではありません。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
銘柄コード | 6323 |
企業名 | ローツェ |
URL | http://www.rorze.com/ |
市場区分 | プライム市場 |
業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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