決算短信：小林製薬（4967）

2025年12月期　第2四半期（中間期）決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業名：小林製薬株式会社
• 主要事業分野：日用品・医薬品等の製造販売（国内事業、国際事業、その他）
• 代表者名：代表取締役社長 豊田 賀一
• 上場取引所：東京証券取引所
• 会社URL：https://www.kobayashi.co.jp/
• 問合せ先：執行役員 財務本部長 中川 由美（TEL 06-6222-0142）

報告概要

• 提出日：2025年8月5日
• 対象会計期間：2025年1月1日〜2025年6月30日（中間期）
• 決算説明会：有（機関投資家・アナリスト向け、資料作成有、開催予定日 2025/8/5、資料は同日ウェブ掲載予定）
• 半期報告書提出予定日：2025年8月8日
• 配当支払開始予定日：2025年9月4日

セグメント（報告セグメント）

• 国内事業：日本国内でのヘルスケア、日用品、カイロ、通販等の販売。
  • 当期：売上高 53,660 百万円、セグメント利益 8,194 百万円（前年同期比：売上高 △5.4%、利益 △16.2%）
• 国際事業：米国・中国・東南アジア等での製品販売（カイロ、熱さまシート、消炎鎮痛剤など）。
  • 当期：売上高 17,755 百万円、セグメント損失 △1,496 百万円（前年同期比：売上高 △6.4%、損失拡大）
• その他：運送業、合成樹脂容器、不動産管理、広告企画制作等（独立採算）。
  • 当期：売上高 3,106 百万円、セグメント利益 69 百万円（前年同期比：売上高 △6.2%）

発行済株式等

• 期末発行済株式数（自己株含む）：78,050,000 株（2025年12月期中間期）
• 期末自己株式数：3,711,181 株
• 期中平均株式数（中間期）：74,338,819 株
• 時価総額：–（本文に記載なし）

今後の予定（開示にあるもの）

• 半期報告書提出予定：2025年8月8日
• 決算説明会（機関投資家・アナリスト向け）：開催（2025/8/5）
• 配当支払開始予定：2025年9月4日
• 株主総会：–（本資料に記載なし）
• IRイベントその他：決算説明資料を当日ウェブ掲載予定

連結業績（累計：2025/1/1～6/30）

• 売上高：69,018（前年同期 73,136、△5.6%）
• 営業利益：6,648（前年同期 9,471、△29.8%）
• 経常利益：7,245（前年同期 10,434、△30.6%）
• 親会社株主に帰属する中間純利益：3,167（前年同期 1,436、＋120.5%）
• 1株当たり中間純利益（EPS）：42.61 円（前年同期 19.32 円）

（注）包括利益：当期 △896 百万円（前年同期 9,078 百万円）

連結予想（通期：2025年1月1日～12月31日：修正無）

• 売上高（通期予想）：171,000 百万円（＋3.3%）
• 営業利益（通期予想）：14,000 百万円（△43.7%）
• 経常利益：15,300 百万円（△43.0%）
• 親会社株主に帰属する当期純利益：10,500 百万円（＋4.3%）
• 1株当たり当期純利益（通期予想）：141.25 円

連結財政状態（貸借対照表の要点：2025/6/30）

• 総資産：260,710 百万円（前期末 265,368）
• 純資産：208,242 百万円（前期末 213,471）
• 自己資本（参考）：207,500 百万円
• 自己資本比率：79.6%（前期末 80.2%）
• 主な項目（当期）：現金及び預金 56,288、受取手形及び売掛金 32,973、有価証券 13,386、商品及び製品 21,648、建設仮勘定 25,266、のれん 7,805、商標権 6,800
• 流動負債合計：46,505、固定負債合計：5,962、負債合計：52,467

キャッシュ・フロー（中間）

• 営業活動によるCF：+14,206 百万円（前年同期 5,522）
• 投資活動によるCF：△8,361 百万円（前年同期 △14,879）
  • 主な投資：有形固定資産取得による支出 5,590 百万円、定期預金の出入金（預入 14,384、払戻 11,279）等
• 財務活動によるCF：△4,508 百万円（前年同期 △4,438、主に配当支払 4,382）
• 現金及び現金同等物期末残高：47,032 百万円（期首 45,973、増加 1,058）

収益性・効率性指標（計算値・概算）

• 営業利益率（中間）：6,648 / 69,018 = 9.6%（前年同期：9,471 / 73,136 = 13.0%） → 営業利益率低下
• 総資産回転率（中間期間売上 / 総資産）：69,018 / 260,710 = 0.265（6ヶ月ベース）
• 負債比率（負債 / 総資産）：52,467 / 260,710 = 約20.1%
• 流動比率（流動資産 / 流動負債）：135,971 / 46,505 ≒ 2.92 倍

（注）上は中間期の単純計算値。年率換算や詳細は慣習により異なるため参考値。

セグメント別詳細・解説

• 国内事業：
  • 概要：今春発売の10品目の新製品（例：「漢方ナイトミン 抑肝散錠」「熱中対策 肌キンキンボディミスト」「ゴミサワデー 抗菌プラス」等）が売上増に寄与。訪日外国人増加（インバウンド）も追い風。
  • 回復要因：2024年3月の紅麹関連製品自主回収による広告停止の影響は一巡、2025年4月以降に広告再開（6月からTV広告順次再開）し、第2四半期から増収に転じる。
  • 一方で通販（定期購入）の解約増により通販は減収。
• 国際事業：
  • 概要：米国でのカイロ、熱さまシート等を中心に積極投資。2023年買収のFocus社のサプリ新製品が寄与。
  • 地域別：米国は増収（7,888 百万円、＋14.0%）／中国・東南アジアは発熱患者減少や在庫調整で需要低迷し減収。
  • 結果：セグメント損失拡大（△1,496 百万円）。
• その他：売上・利益とも小幅減少。

財務の背景説明（決算短信より）

• 当中間期は原材料高・エネルギーコスト上昇や地政学リスク等の不確実性の下、売上高は減少、営業利益・経常利益は前年同期比で減少した。
• 親会社株主に帰属する中間純利益は、特別損失（製品回収関連損失）が前年同期ほど大きくは無かったこと等により前年同期を上回った。
• 貸借対照表では受取手形・売掛金の減少や商品在庫の増加、建設仮勘定の増加等が総資産の増減要因。純資産は為替換算調整勘定の減少等で減少。
• キャッシュは営業CFが大幅に改善し現金残高は増加。

配当

• 中間配当（実績）：44 円（2025年12月期中間） ← 前期中間 43 円から増配
• 期末（予想）：60 円（通期合計予想 104 円） ← 前期合計 102 円から据え置き予想（実質増）
• 特別配当：無（注記：直近の配当予想からの修正無し）

中長期計画との整合性

• 本資料における中期経営計画の進捗に関する詳細言及：–（決算短信中に明確な中期計画進捗数値の記載なし）

競合状況・市場動向（決算短信に基づく言及）

• 市場トレンド：新型コロナ収束に伴う経済活動回復、インバウンド回復が追い風。一方で原材料・エネルギー価格上昇や地政学的リスクが消費に下押し圧力。
• 競合比較・市場シェア：–（決算短信に同業他社比較は記載なし）

今後の見通し（業績予想等）

• 2025年通期連結業績予想：前回公表から変更なし（売上高 171,000 百万円、営業利益 14,000 百万円、当期純利益 10,500 百万円）
• 当中間期までの実績を踏まえ、会社は通期予想を維持。詳細の前提・リスクは添付資料（P.4等）参照。

主なリスク要因・重要な注記

• 紅麹関連製品の健康被害・自主回収問題：
  • 2024年3月公表以降、製品回収・補償対応を継続中。中間期において製品回収関連損失 2,912 百万円を特別損失として計上（企業向け回収費用、被害者への補償費用、引当金繰入等）。
  • 補償や回収費用については合理的に見積もれる範囲は引当計上しているが、訴訟等で現時点で合理的見積りに至らない範囲があり、追加費用発生の可能性あり（偶発債務）。
  • 製品回収関連損失引当金（貸借対照表上の引当金）：製品回収関連損失引当金 4,186 百万円（流動負債）等。
• 会計方針の変更：グローバル・ミニマム課税制度に係る会計処理・開示の取扱いを期首から適用（詳細は注記）。
• 監査・レビュー：第2四半期決算短信は公認会計士／監査法人のレビュー対象外である旨の注記あり。
• その他リスク：為替変動、原材料価格、需要変動、地政学リスク等（決算短信参照）。

重要な注記事項

• 連結範囲の重要な変更：無
• 中間連結財務諸表作成に特有の会計処理の適用：無
• 会計上の見積りの変更・修正再表示：一部会計方針変更あり（上記グローバル・ミニマム課税関連）
• 第2四半期決算短信はレビュー対象外

（注意）
– 本要約は提供された決算短信の記載内容に基づく事実の整理・要約です。投資勧誘・助言を行うものではありません。資料中に記載のない事項は“–”としています。必要に応じて原資料の該当ページ（注記・添付資料）をご確認ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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