2026年3月期第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社スズケン(9987) 2026年3月期 第1四半期(連結)決算短信 要約(Markdown)

注意:本資料は提供された決算短信を整理したものです。投資助言は行いません。不明な項目は「–」としています。

基本情報
  • 企業名:株式会社スズケン
  • 上場:東証・名証・札証
  • コード:9987
  • URL: https://www.suzuken.co.jp
  • 主要事業分野:医薬品卸売、ヘルスケア製品開発、地域医療介護支援、スペシャリティ医薬品流通受託、医療関連サービス等
  • 代表者:代表取締役社長 浅野 茂
  • 問合せ先:経営管理部長 長縄 淳(TEL 052-961-2331)
  • その他(注目点):
    • 中期経営計画(最終年度が2026年3月期)。テーマは「既存事業の変革」と「新たな成長事業の準備」。
    • 自己株式取得(上限:5,200,000株、取得価額上限:260億円、期間:2025/5/15〜2026/3/19)。第1Qで759,800株取得(取得価額 4,011百万円)。
報告概要
  • 提出日:2025年8月13日
  • 対象会計期間:2025年4月1日〜2025年6月30日(第1四半期累計)
  • 決算説明資料:作成あり
  • 決算説明会:開催なし
セグメント(報告セグメント)
  • 医薬品卸売事業:医療用医薬品の卸売(流通プラットフォーム、物流網等)
  • ヘルスケア製品開発事業:医薬品製造・開発(バイオシミラー等含む)
  • 地域医療介護支援事業:保険薬局・介護関連事業
  • スペシャリティ医薬品流通受託事業:希少疾患薬などの受託流通(品質管理が厳格な流通)
  • 医療関連サービス等事業:デジタルヘルス等のサービス、外部ロジスティクス等
発行済株式等
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式を含む):72,167,204株(2026年3月期第1Q)
  • 期末自己株式数:859,974株(同)
  • 期中平均株式数(第1Q累計):71,857,945株
  • 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定(開示情報に基づく)
  • 次回決算発表(第2四半期累計および通期予想は既に公表):通期・中間業績予想は変更なし
  • IRイベント:決算説明会は当第1Qは開催なし。決算補足資料は作成あり。
財務指標(要点)

(単位:百万円、%は前年同四半期比)

連結業績(第1四半期累計:2025/4/1〜2025/6/30)
  • 売上高:592,872(+1.8%)
  • 営業利益:5,586(+5.3%)
  • 経常利益:5,783(+16.5%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,782(△23.8%)
  • 包括利益:2,488(△39.1%)
  • 1株当たり四半期純利益:52.63円

(前年第1Qは売上582,196、営業利益5,305、経常利益4,965、親会社株主純利益4,962、EPS 63.91円)

連結財政状態(2025/6/30)
  • 総資産:1,146,413
  • 純資産:402,293
  • 自己資本比率:35.1%(前年3月末 36.6%)
  • 自己資本(参考):402,162

主要BS項目(前連結年度末→当第1Q)
– 現金及び預金:102,655 → 111,273
– 受取手形及び売掛金:524,134 → 558,224
– 流動資産合計:844,099 → 880,419
– 負債合計:706,410 → 744,120

キャッシュフロー
  • 第1四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(決算短信注記)
  • 減価償却費(第1Q累計):2,921
収益性・効率性(第1Qベース)
  • 営業利益率(営業利益/売上高):5,586 / 592,872 = 約0.94%(前年第1Qは約0.91%)
  • 総資産回転率(売上高/総資産):592,872 / 1,146,413 = 約0.52(第1Qベース)
  • 四半期ROA(当期純利益/総資産):3,782 / 1,146,413 = 約0.33%(第1Qベース)
財務安全性(第1Q)
  • 流動比率(流動資産/流動負債):880,419 / 718,102 = 約122.6%
  • 負債比率(負債合計/純資産):744,120 / 402,293 = 約1.85(=185%)
  • 自己資本比率:35.1%

(注)上記は第1四半期時点のスナップショット。年度ベースの評価は通期数値と併せて確認する必要あり。

セグメント別情報(第1四半期:外部顧客への売上高・営業利益)

(単位:百万円、増減率は前年同期比)
– 医薬品卸売事業
– 売上高(外部):558,995(+? → 売上高セグメント計で573,282、前年外部548,645)
– 営業利益:4,299(+4.0%)
– 特記事項:事業の主力。医療用医薬品市場の伸長(抗悪性腫瘍剤、スペシャリティ等)が寄与。物流コスト等上昇下でも販売費・一般管理費の見直しで収益確保。
– ヘルスケア製品開発事業
– 売上高(外部):2,956(前年2, (表記)3,090 → 第1Qは2,956)
– 営業利益:853(△1.8%)
– 特記事項:一部製品(ウパシタ、ダルベpo等)伸長も薬価改定等で減収。
– 地域医療介護支援事業
– 売上高(外部):23,115(+0.2%)
– 営業利益:22(前年は営業損失△93 → 増益に転換)
– 特記事項:保険薬局の閉局で処方箋枚数減も介護事業の増収が寄与。
– スペシャリティ医薬品流通受託事業
– 売上高(外部):1,675(だがセグメント計は100,468。注:売上の多くは社内取引)
– 営業利益:275(+48.4%)
– 特記事項:既受託品の市場伸長と新規受託が大幅増収。大部分は医薬品卸売事業との内部取引。
– 医療関連サービス等事業
– 売上高(外部):6,129(△7.9%)
– 営業利益:236(+30.0%)
– 特記事項:外部ロジスティクスで減収もデジタルヘルス等の収益性改善で増益。

(注)セグメント売上高には内部取引が含まれる項目あり。スペシャリティ事業の売上は内部取引比率が高い点に注意。

財務の解説(決算短信の説明より)
  • 売上はスペシャリティ医薬品等の新薬寄与で増収。新型コロナ関連商材は前年より減少。
  • 営業利益・経常利益は増加(営業はコスト管理と流通改善ガイドライン対応の効果等)。
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益が減少した主な要因:前年同期に実施した政策保有株式(投資有価証券)縮減の影響の反動。
  • 資産は流動資産の増加(現預金・売掛金増)。負債は支払手形及び買掛金等の増加で負債合計が増加。
  • 純資産は四半期純利益の計上がある一方、剰余金配当の支払、自己株式取得、為替換算調整の減少等で前期末比減少。
配当
  • 2025年3月期(実績):年間100円(中間50円、期末50円)
  • 2026年3月期(予想):年間100円(中間予想50円、期末予想50円) — 修正なし
  • 株主還元方針:安定配当を基本とし、中期経営計画の最終年度(2026年3月期)までの3年間平均で総還元性向100%以上を目指す旨を明示
  • 特別配当:無し(開示なし)
  • 自己株式取得:上記の通り実施中(既取得分:759,800株、取得価額 4,011百万円)
中長期計画との整合性
  • 中期経営計画(最終年度:2026年3月期)に向け、既存事業の変革と新たな成長事業の準備を推進。
  • 取り組み例:
    • ロジスティクスの自動化・省人化(首都圏物流センター稼働、中部圏物流センター着工予定)
    • スペシャリティ医薬品の流通基盤強化(トレーサビリティ「キュービックス」導入)
    • デジタルヘルス/情報事業の強化(コラボポータル、MCSとの連携で医療従事者との接点拡大)
    • 情報セキュリティ強化(取締役会下の「情報セキュリティ実務委員会」新設)
  • 進捗:第1Q時点で複数施策を展開、物流拠点整備やデジタルサービス提供を順次推進していると説明。
競合状況・市場動向(決算短信の記載に基づく)
  • 市場動向(短信での指摘)
    • 医療用医薬品市場は抗悪性腫瘍剤やスペシャリティ領域の伸長が見られる。
    • 為替変動、電力・エネルギーや原材料価格高騰、賃金上昇(人手不足)の影響が継続。
  • 競合他社との比較:決算短信内に具体的な同業他社との比較数値は記載なし(表現は中立に)。
  • 市場シェア等:–(短信に明示なし)
今後の見通し(開示された業績予想)

(通期・第2四半期累計は2025年5月13日公表時点の予想から修正なし)
– 第2四半期累計(〜第2Q)予想(2025/4/1〜2025/9/30)
– 売上高:1,232,000(+2.9%)
– 営業利益:16,000(△6.4%)
– 経常利益:17,000(△0.1%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:10,900(△46.2%)
– 1株当たり当期純利益:151.25円
– 通期(2025/4/1〜2026/3/31)予想
– 売上高:2,468,000(+2.8%)
– 営業利益:33,600(△9.5%)
– 経常利益:35,100(△9.6%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:32,800(△4.9%)
– 1株当たり当期純利益:455.13円

(注)予想は既存発表からの修正なし。将来見通しには前提・不確定要素がある旨注記あり。

リスク要因(短信の指摘より)
  • 為替変動
  • 電力・エネルギー価格や原材料価格の上昇
  • 労働力不足(賃金上昇等)
  • 流通管理基準(GDP)等の規制対応
  • 情報セキュリティ(ランサムウェア等の脅威)
  • 市場環境の変化に伴う価格転嫁の困難さ
  • 投資有価証券の価格変動等(過去に政策保有株式の縮減を実施)
重要な注記
  • 会計方針の変更:該当なし
  • 四半期連結財務諸表作成に特有の会計処理:該当なし
  • 四半期連結財務諸表に対する監査等:任意の期中レビュー実施(有限責任監査法人トーマツ)。レビューの結論に重要な事項はなし。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)
  • セグメント区分の変更:前年度より「スペシャリティ医薬品流通受託事業」を新たに独立した報告セグメントとして区分(量的増加のため)。過去期の数値は変更後区分にて表記。

必要な補足・未開示項目(決算短信に記載なし)
以上。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9987
企業名 スズケン
URL http://www.suzuken.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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