2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

株式会社大阪ソーダ(4046) 2026年3月期 第1四半期決算短信(要約)

※資料:2026年3月期 第1四半期決算短信(提出日:2025年8月8日)。以下は開示資料に基づく事実整理です。投資助言は行いません。不明項目は「–」と表記します。

基本情報
  • 企業名:株式会社大阪ソーダ
  • 上場:東京証券取引所(コード 4046)
  • URL:https://www.osaka-soda.co.jp/
  • 代表者:代表取締役社長執行役員 寺田 健志
  • 問合せ先:執行役員 管理本部長 今村 徹(TEL 06-6110-1560)
  • 報告提出日:2025年8月8日
  • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)
  • 決算説明会:無、決算補足説明資料:無
  • 注:普通株式は2024年10月1日付で1株→5株の株式分割を実施。資料の1株当たり数値等は分割後ベースで算定。
セグメント(報告セグメント)
  • 基礎化学品:クロール・アルカリ、エピクロルヒドリン等(基礎化学原料)
  • 機能化学品:合成ゴム、合成樹脂、アリルエーテル類等(機能性化学品)
  • ヘルスケア:医薬品精製材料、医薬品原薬・中間体等
  • 商社部門ほか:生活関連商品、ガラス繊維等の販売・商社事業
発行済株式等
  • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):133,660,085株(2026年3月期1Q末)
  • 期末自己株式数:7,804,679株(同)
  • 期中平均株式数(四半期累計):125,855,505株(当第1四半期)
  • 時価総額:–(株価情報は開示資料に含まれず)
  • 備考:株式分割(1→5)反映済の数値
今後の予定(開示ベース)
  • 次回業績修正等:現時点で開示された業績予想の修正は無し(2025年5月9日発表の予想から変更なし)
  • 決算発表(第2四半期/通期):具体日程は記載無し(変更があれば別途開示)
  • 株主総会、IRイベント:具体日程は記載無し(決算説明会は実施無し)

財務指標・要点

単位明記がない数値は資料の通り「百万円」。増減率は会社資料の対前年同四半期(%)。

1)主要業績(連結・累計:2025/4/1–2025/6/30)
  • 売上高:24,284 百万円(前期比 +0.7%)
  • 営業利益:3,939 百万円(前期比 +19.0%)
  • 経常利益:4,446 百万円(前期比 +9.4%)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,047 百万円(前期比 +9.4%)
  • 1株当たり四半期純利益(分割後算定):24.22 円

(参考:前年同期は売上24,114、営業3,309、経常4,065、純利益2,785 百万円)

2)連結財政状態(2025/6/30)
  • 総資産:153,236 百万円(前期末153,935 → わずかに減少)
  • 純資産:117,272 百万円(前期末115,596 → 増加)
  • 自己資本比率:76.5%(前期末75.1%)
  • 主なB/S変動:
    • 現金及び預金:16,339 → 13,419 百万円(減少)
    • 電子記録債権:4,576 → 6,122 百万円(増加)
    • 流動負債合計:31,385 → 28,911 百万円(減少)
    • 固定負債合計:6,953 → 7,052 百万円(微増)
    • 利益剰余金:76,151 → 77,940 百万円(増加が純資産の主因)
3)損益計算書の要点(第1四半期累計)
  • 売上原価:16,501 百万円(前期17,107)
  • 売上総利益:7,782 百万円(前期7,007)
  • 販管費:3,842 百万円(前期3,697)
  • 営業利益率:約16.2%(3,939 / 24,284)
  • 経常利益率:約18.3%
  • 当期純利益率:約12.6%
  • 営業外・特別損益:為替差損167百万円計上、固定資産除却損48百万円など小幅
4)キャッシュフロー
  • 第1四半期の四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)。
  • 減価償却費(第1Q累計):1,023 百万円(前年第1Q 932 百万円)
5)収益性・効率性指標(簡易算出)
  • 総資産回転率(第1Q累計ベース):売上高 / 総資産 = 24,284 / 153,236 ≒ 0.16回/期
  • 売上高営業利益率:約16.2%(上記)

(注:年間化や四半期の季節性を考慮していない簡易算出値)

セグメント別(第1四半期累計:百万円)

※「顧客との契約から生じる収益」=外部売上高(資料より)
– 基礎化学品
– 売上高:9,604
– セグメント利益:1,232
– 備考:水島工場の製造設備不具合が解消され供給回復、エピクロルヒドリンは海外市況回復で販売増。セグメント売上は前年同期比 +6.0%。
– 機能化学品
– 売上高:7,044
– セグメント利益:1,042
– 備考:アクリルゴムは生産能力増強で増収。ただしエピクロルヒドリンゴムは自動車生産減少で減収、アリルエーテル類は塗料用途需要の低迷と中国市況軟化で減少。セグメント売上は前年同期比 -9.7%。
– ヘルスケア
– 売上高:3,056
– セグメント利益:1,676
– 備考:医薬品精製材料(糖尿病/肥満治療薬向け)が伸長。医薬品原薬・中間体は品目による増減あり。セグメント売上は前年同期比 +23.6%。
– 商社部門ほか
– 売上高:4,578
– セグメント利益:323
– 備考:生活関連商品は堅調、ガラス繊維は電子材料向け需要の弱含みで減収。セグメント売上は前年同期比 -4.2%。
– セグメント合計(営業レベル):売上合計 24,284、合計セグメント利益 4,275、調整(全社費用等)△335 → 連結営業利益 3,939

配当

  • 2025年3月期実績(注記あり:株式分割の影響で表示が異なる)
    • 第2四半期(中間):45.00 円(分割前表示)
    • 期末:10.00 円(分割後表示)
    • 注:分割を考慮しない場合の2025年度の期末配当は50円、年間合計95円となる旨注記あり。
  • 2026年3月期(予想、分割後表示)
    • 中間(第2四半期末・予想):10.00 円
    • 期末(予想):10.00 円
    • 年間合計(予想):20.00 円
  • 直近公表の配当予想からの修正:無し

中長期計画との整合性(開示内容)

  • 中期経営計画「Shape the Future‑2025」(2023–2025年度)の最終年度。基本方針:
    • 既存事業の基盤強化(生産効率向上、設備更新投資、コスト削減)
    • 新製品創出力の強化(次世代蓄電池材料、植物性乳酸菌OS‑1010等)
    • サステナビリティ経営の推進(ESG開示改善、機関投資家対話、累進配当の導入等)
  • 進捗・投資:
    • 松山工場の新設備は2024年9月完工、営業生産は2025年7月より開始(前倒し)。
    • 尼崎工場増強工事は2025年9月完工予定(約1年前倒し)。
    • 全固体電池向け高イオン伝導性ポリマーの開発はNEDO採択、パイロット設備の建設検討。
    • 植物性乳酸菌OS‑1010はヒト試験開始、販売網構築に着手。
  • 人的資本・ESG:ESGスコア改善、オフィス移転(本社移転:2025年8月)、業務改革等で人材育成・職場環境向上に取り組み。

競合状況・市場動向(開示ベース)

  • マクロ・市場リスク(会社が言及):
    • 米国の関税措置、中国経済停滞、物価上昇など景気下振れリスク
    • 為替変動(第1Qで為替差損167百万円計上)
    • 特定用途(自動車向け等)の需要変動(機能化学品に影響)
  • 競争優位性に関する記載:
    • ヘルスケア分野や次世代材料の研究開発投資、設備増強により成長分野での供給体制強化を進めている旨。

今後の見通し・リスク要因

  • 業績予想(会社公表、2026年3月期)
    • 第2四半期(累計:通期の上半期累計)予想:
    • 売上高:50,200 百万円(+0.1%)
    • 営業利益:8,000 百万円(+14.8%)
    • 経常利益:8,500 百万円(+18.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:5,700 百万円(+17.1%)
    • 1株当たり当期純利益(累計):45.20 円
    • 通期予想:
    • 売上高:102,000 百万円(+5.8%)
    • 営業利益:17,000 百万円(+28.3%)
    • 経常利益:18,100 百万円(+27.9%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:12,300 百万円(+19.0%)
    • 1株当たり当期純利益(通期):97.70 円
    • 注記:第2四半期累計・通期ともに、2025年5月9日発表の予想から変更なし。将来の変化は適時開示予定。
  • 主なリスク要因(開示に基づく):為替変動、原材料価格変動、米国関税・中国景況の影響、需要変動(自動車・電子材料等)、設備投資の遅延や生産トラブル、規制・承認関連(ヘルスケア製品の試験・承認等)

重要な注記・会計方針

  • 四半期連結会計に関する特有の会計処理:適用なし
  • 会計方針の変更・見積り変更・修正再表示:無し
  • 第1四半期連結財務諸表に対する監査(レビュー):無
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)

要点まとめ(チェックリスト)

  • 売上は微増(+0.7%)だが、営業利益は大幅増(+19.0%)で利幅が改善。
  • セグメントではヘルスケアが大幅増(+23.6%)、基礎化学品も増収、機能化学品は減収。
  • 総資産はほぼ横ばいだが自己資本比率は改善(75.1%→76.5%)。現金は減少、電子記録債権が増加。
  • 研究開発・次世代材料やヘルスケア分野への投資・設備増強が進展(松山工場稼働、尼崎増強等)。
  • 為替・中国景況・特定用途需要の変動など外部リスクに留意。

不明または開示無しの項目:時価総額、今後の具体的IR日程、株主総会開催日等は資料に記載無し(–)。追加情報が必要でしたら、どの項目を優先して深掘りするか指示ください。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4046
企業名 大阪ソーダ
URL http://www.osaka-soda.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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