EPS・BPSに基づく評価
- 株価: 155.0円
- BPS（実績）: 13.31円
- EPS（会社予想）: -10.46円
現在の株価に対するBPSの倍率は、155.0 / 13.31 ≒ 11.65倍となっています。EPSが赤字であることから、株価とBPSの比較は現時点では難しいですが、BPSベースでは割高感が強く出ています。
株価推移
- 52週高値: 169.0円
- 52週安値: 97.0円
- 直近10日間の株価推移: 株価は150円から162円まで上昇しており、直近高値圏に接近しています。
移動平均線
- 50日移動平均線: 116.18円
- 200日移動平均線: 126.87円
現在の株価は、50日移動平均線と200日移動平均線を上抜けており、中長期的には上昇トレンドにあると判断できます。
主要財務指標
- 売上高（過去12か月）: 52.5億円
- 利益率（過去12か月）: -20.01%
- ROE（過去12か月）: -173.12%
- ROA（過去12か月）: -18.23%
過去数年分の傾向
- 売上高: 前年比で79.60%の成長を示しています。
- 損失が継続: 赤字が続いており、特にROEが非常に低い水準にあります。
競争優位性
- 技術力: 米国MITから技術を取得しており、技術開発に力を入れています。
- 市場シェア: 業界内でのシェアは明示されていませんが、米国では好調に推移していると報告されています。
課題
- 収益不安定: 欧州、日本では計画未達と報告されており、収益の不安定性がある。
経営陣のビジョン
- 技術革新: 自社技術の開発に注力しています。
- 市場拡大: 米国では営業人員を拡大し、欧州では代理店販売体制に回帰する計画です。
中期経営計画
- 収益目標: 2025年4月期の事業収益目標は6,040百万円。
- 利益目標: 営業利益△1,009百万円、経常利益△609百万円、純利益△959百万円。
収益モデル
- 医療製品: 主要収益源は自己組織化ペプチド技術を基にした医療製品。
市場ニーズへの適応力
- 技術革新: 継続的な技術革新により市場ニーズに対応できると判断できます。
技術開発の動向
- 技術: MITから取得した技術を応用した医療製品の開発に注力。
主力製品
- PuraMatrix: 自己組織化ペプチド技術を用いた医療製品で、主力製品。
配当
- 配当利回り（会社予想）: 0.00%
- 年間配当金予想: 0.00円
株主還元策
- 自社株買い: 情報なし
株価の変動傾向
- 直近10日間: 株価は上昇傾向にあり、出来高も高く投資家関心が集まっています。
出来高
- 出来高: 5,996,200株（本日）
総評
スリー・ディー・マトリックスは、技術革新に注力するバイオベンチャーです。技術力は高く評価できますが、収益不安定と赤字が続いている点が懸念されます。株価は高値圏に接近しており、技術革新と市場ニーズへの適応力が投資家に期待されています。ただし、赤字が続いており、株価とBPSの比較は慎重に行う必要があります。
企業情報
| 銘柄コード | 7777 |
| 企業名 | スリー・ディー・マトリックス |
| URL | http://www.3d-matrix.co.jp |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 精密機器 |
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