2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

2025年3月期 決算短信(連結)要約 — 株式会社タカラトミー(コード 7867)

※出典:同社「2025年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」2025年5月13日発表資料を基に作成。投資助言は行いません。不明な項目は「–」と表記しています。

基本情報
  • 企業名:株式会社タカラトミー
  • 主要事業分野:玩具(ベビー含む)及び玩具周辺事業(カプセル玩具、アミューズメント機器、玩具菓子等)、小売(キデイランド)等の国内外展開
  • 代表者:代表取締役社長 富山 彰夫
  • 問合せ先:執行役員 連結管理本部長 廣岡 勝史(TEL 03-5654-1548)
  • 公式URL:www.takaratomy.co.jp
報告概要
  • 提出日:2025年5月13日
  • 対象会計期間:2024年4月1日〜2025年3月31日(2025年3月期)
  • 決算補足説明資料:作成有(機関投資家・アナリスト向け説明会あり。開催予定:2025年5月14日)
  • 有価証券報告書提出予定日:2025年6月25日
今後の予定(公表分)
  • 定時株主総会:2025年6月26日(予定)
  • 期末配当支払開始日:2025年6月27日(予定)
  • 決算説明会:機関投資家・アナリスト向け(2025年5月14日開催予定)
  • その他IRイベント:決算説明資料を速やかにウェブ掲載予定
セグメント
  • 報告セグメント区分:日本/アメリカズ/欧州/オセアニア/アジア
  • 各セグメントの概要(要点)
    • 日本:主力ブランド(トミカ、プラレール、リカちゃん等)、キデイランド、小売・イベント・ガチャ等。国内販売・インバウンド需要で好調。
    • アメリカズ:玩具・ベビー用品、Fat Brain Holdings、TOMY International等。地域全体で堅調も一部商品の市場低迷あり。
    • 欧州:トイ&ホビー商品中心。市場低調の中でも一部製品が堅調。
    • オセアニア:農耕車両玩具やベビー用品等が堅調。
    • アジア:中国を中心に「トミカ」等の販売拡大、ブランドストア出店、BEYBLADE Xの拡大等で成長。
発行済株式
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):93,616,650株(2025年3月期)
  • 期末自己株式数:3,965,831株
  • 期中平均株式数:89,736,931株
  • 時価総額:–(期末株価の情報が資料に含まれていないため省略)
  • 自己株式関連:役員向け株式交付信託等に係る自己株式が計上されている旨注記あり(信託内株式:当期末326千株、帳簿価額352百万円)
財務指標(主要数値)

単位:百万円(注記のないものは連結ベース)
– 売上高:250,235(前期比 +20.1%)
– 営業利益:24,870(前期比 +32.2%)
– 経常利益:24,033(前期比 +35.0%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:16,350(前期比 +66.7%)
– 1株当たり当期純利益(EPS):182.20円
– 総資産:165,770
– 純資産:106,398
– 自己資本比率:64.2%
– 営業活動によるキャッシュ・フロー:16,999(前期 29,175)
– 投資活動によるCF:△8,099
– 財務活動によるCF:△16,771
– 現金及び現金同等物(期末):56,067

(同社公表の主要指標)
– 売上高営業利益率:9.9%
– 自己資本当期純利益率(ROEに相当):15.8%
– 総資産経常利益率:14.5%

損益計算書の要点
  • 売上総利益:101,349(売上高に対する粗利率が向上)
  • 販売費及び一般管理費:76,478(増加)
  • 特別損失:252(前期2,960 → 大幅減。前期は大きな減損計上あり)
  • 税引前利益:23,805、法人税等計7,454 → 当期純利益16,350
貸借対照表の要点
  • 流動資産合計:114,402(現金減少、売掛金・在庫増)
  • 固定資産合計:51,367(工具器具備品や建物など増加/のれんは減少)
  • 有利子負債(注記ベース):短期・長期合計 約4,172(1年内返済予定の長期借入金3,472+長期借入金700)
  • 純資産:106,398(利益剰余金増・自己株式取得の影響等)
キャッシュ・フローのポイント
  • 営業CFは税金支払い増(法人税等支払7,706等)や運転資本増加により減少。
  • 投資CFは有形固定資産取得(5,828)等で支出増。
  • 財務CFは借入返済・配当・リース債務返済・自己株式取得等による支出。
収益性・効率性(抜粋)
  • 売上成長率:+20.1%(2025/3)
  • 営業利益率:9.9%(同)
  • 経常利益率(概算):24,033/250,235 ≒ 9.6%
  • 当期純利益率(概算):16,350/250,235 ≒ 6.5%
  • EPS:182.20円(前期107.73円)
  • ROE(同社指標):15.8%
  • 自己資本比率:64.2%(改善)
  • 総資産回転率(簡易):売上高/総資産 = 250,235 / 165,770 ≒ 1.51回/年(概算、同社未明示の指標の補助算出)
セグメント別(2025年3月期)
  • 売上高(外部顧客への売上高、百万円)
    • 日本:193,317
    • アメリカズ:31,061
    • 欧州:7,150
    • オセアニア:2,755
    • アジア:15,951
    • 計:250,235
  • 営業利益(百万円)
    • 日本:27,682
    • アメリカズ:△155(損失)
    • 欧州:△333(損失)
    • オセアニア:132
    • アジア:2,668
    • 全社調整等含め連結営業利益:24,870
  • セグメント別コメント(要旨)
    • 日本:定番ブランド(トミカ、プラレール等)の大人向け展開(TOMICA PREMIUM、プラレール リアルクラス等)、メディアミックス(BEYBLADE X 等)、カードゲーム(デュエル・マスターズ、名探偵コナンカード等)および小売(キデイランド)やガチャ拡大が主因で増収増益。
    • アジア:中国での販売拡大(TOMICA BRAND STORE 上海オープン)やアジアでの大会等により売上拡大・営業増益。
    • アメリカズ・欧州:市場環境の違いや一部製品の弱さで営業はマイナスだが、Fat Brain Holdings等の寄与で売上は堅調。
    • 減損関連:当期の減損損失は29(百万円)と小幅。前期には大きな減損(2,727)が計上されていた(内訳にのれん2,440等)。
財務の解説(業績背景)
  • 全体の売上・利益増は主に日本・アジアセグメントの好調によるもの。中でも大人向け商品の拡充(Kidults向け)やIP展開(BEYBLADE X、デュエル・マスターズ等)、小売・ガチャの拡大、デジタルサービス(DUEL MASTERS PLAY’S等)が寄与。
  • 営業CFは前期比で減少(29,175 → 16,999)している。主因は税金等支払増(法人税等)と売上債権・棚卸資産の増加。投資活動は有形・無形資産取得が増加。
  • 財務安全性は高く、自己資本比率64.2%と堅調。手元現金は56,067に対し有利子負債は少額であり(約4,172、期末残高ベースの概算)、ネットキャッシュの状況は良好。
配当
  • 2024年3月期(実績):年間50円(中間17.5円、期末32.5円:期末に記念配当8円を含む)
  • 2025年3月期(実績):年間64円(中間28円、期末36円)
    • 配当総額:5,758百万円
    • 配当性向(連結):35.1%
    • 純資産配当率(連結):5.6%
  • 2026年3月期(予想):年間64円(中間32円、期末32円)、配当性向予想 41.0%
  • 特別配当:2024年期には記念配当(8円)が含まれていたが、2025期は特別配当なし。将来の特別配当は会社方針・業績次第。
中長期計画との整合性
  • 中長期経営戦略 2030(新方針、2025年3月期より開始)
    • 目標(2030年3月期):売上高 3,000億円(300,000百万円)、営業利益率 10%
    • その他KPI:EPS成長率 継続10%以上、ROE 継続11%以上、自己資本比率 約50%、総還元性向 原則50%、PBR 3倍目標
  • 進捗:2025年3月期は売上・利益ともに過去最高を更新。年齢軸(Kidults等)と地域軸(アジア優先)を成長ドライバーとする戦略を拡大中。短期的にはアジア展開を優先し、北米・欧州でのブランド展開も併進。
競合状況・市場動向(開示内容の要旨)
  • 市場動向:国内は少子化だがインバウンド需要や大人向け消費の拡大により玩具市場は緩やかに回復・拡大。日本IPの海外人気が高まっている。
  • 競合比較:決算短信では具体的な同業他社の数値比較は記載なし → 同業他社との直接比較は資料内に記載なし(→ 「–」)。
  • 強みとして同社はロングセラーブランドの保有、商品化技術、企画開発力、マーケティング力、IP管理能力を挙げている。
今後の見通し(連結業績予想:2026年3月期)
  • 連結予想(2025年4月1日〜2026年3月31日)
    • 売上高:260,000(+3.9%)
    • 営業利益:22,000(△11.5%)
    • 経常利益:21,800(△9.3%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:14,000(△14.4%)
    • 1株当たり当期純利益:156.01円
  • 会社見解:外部環境(米国通商政策、世界経済の下振れ懸念、物価上昇、金融市場変動等)に留意しつつ、年齢軸・地域軸の施策を推進していくとしている。
リスク要因(開示内容の要旨)
  • マクロ要因:米国通商政策、為替変動、世界経済の下振れ、物価上昇
  • 事業面:IP価値毀損リスク、製品の市場受容性、供給チェーン・原材料価格変動、海外展開に伴う現地事情や法規制
  • 財務面:金融市場変動等による資金調達・評価影響
  • その他:会計上の見積り変更・会計方針の変更等(本期に減価償却方法の変更あり。影響は「軽微」との注記)
重要な注記(会計・その他)
  • 会計方針の変更/見積りの変更:当連結会計年度より、工具・器具及び備品のうちアミューズメント機器の減価償却方法を定率法から定額法へ変更(グループの運用方針変更を受けたもので、財務諸表への影響は軽微と記載)。
  • 減損等:当期の減損損失は29百万円(前期は2,727百万円)。前期には米国ののれん等で大きな減損を計上。
  • 役員向け株式交付信託等:信託保有株式は自己株式として計上し、算定上の控除等に影響。
  • 決算短信は監査対象外(公認会計士または監査法人の監査の対象外)である旨の注記あり。
  • 将来見通しに関する注意事項:業績見通しは現時点の情報・仮定に基づくものであり変動要因によって実績は異なる可能性あり。
要点のまとめ(短め)
  • 2025年3月期は売上250,235百万円、営業利益24,870百万円、当期純利益16,350百万円といずれも過去最高を更新。成長は主に日本・アジアセグメントの寄与(Kidults向け商品、IP展開、ガチャ・小売等)。
  • キャッシュフロー面では営業CFが減少し、手元現金は前期末比で減少したが、自己資本比率は64.2%と財務基盤は堅調。
  • 2030年目標(売上3,000億、営業利益率10%)に向けて年齢軸・地域軸の拡大を掲げる。翌期(2026年3月期)は売上増を見込む一方、利益は減少見込み(会社公表の予想)。
  • 会計上はアミューズメント機器の償却方法変更等の注記事項あり。主要リスクはマクロ要因や通商政策、為替、原材料価格等。

必要であれば、以下を追加で作成します(ご指定ください)
– セグメント別の比率グラフ(売上・営業利益比率)サマリ表
– 主要財務比率の時系列(過去3期)計算と解説
– 決算短信の重要注記(減損・会計方針変更等)の精緻な抜粋

(以上)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7867
企業名 タカラトミー
URL http://www.takaratomy.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – その他製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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