決算短信：東海染工（3577）

2024年３月期 決算短信〔日本基準〕（連結）

以下、提供いただいた「東海染工株式会社　2024年3月期 決算短信（連結）」に基づき、個人投資家向けの要点をMarkdown形式で整理しました。投資判断（売買助言）は行っていません。不明項目は「–」と記載しています。

基本情報

• 企業名：東海染工株式会社（コード 3577）
• 上場市場：東証（東 名）
• URL：https://www.tokai-senko.co.jp
• 代表者：代表取締役社長 鷲 裕一
• 問合せ先：取締役 管理部長 河西 勝　TEL: 052-856-8141
• 決算短信提出日：2024年5月9日
• 対象会計期間：2023年4月1日 ～ 2024年3月31日（2024年3月期）
• 決算説明資料作成の有無：無
• 決算説明会開催の有無：無

今後の予定（開示記載）

• 定時株主総会：2024年6月27日
• 配当支払開始日：2024年6月6日
• 有価証券報告書提出予定日：2024年6月28日
• IRイベント：特に予定記載なし（決算説明会なし）

セグメント（報告セグメント）

報告セグメントは6区分（概要は決算短信記載の定義に準拠）。
– 染色加工事業：織物・編物の染色加工、テキスタイル販売（天然・合成繊維）
– 縫製品販売事業：パンツ、パジャマ、カジュアルシャツ等の縫製品販売
– 子育て支援事業：託児、企業内保育・イベント託児、児童発達支援・放課後等デイ（当期より参入）
– 倉庫事業：繊維製品等の荷役・保管
– 機械販売事業：薬液濃度測定・制御機器の販売（国内外）
– 洗濯事業：ホテル等のリネン類クリーニングサービス
– その他：システム事業、不動産賃貸等

発行済株式

• 期末発行済株式数（自己株式含む）：3,614,252株（2024年3月期）
• 期末自己株式数：457,556株
• 期中平均株式数：3,156,836株（連結ベース）
• 時価総額：–（決算短信に金額記載なし）

財務指標（要点）

単位：百万円（注：短信は百万円未満切捨て）
主要損益（連結）
– 売上高：13,215 百万円（前期比 +1.2%）
– 営業利益：42 百万円（前期比 △17.2%）
– 経常利益：135 百万円（前期比 △28.6%）
– 親会社株主に帰属する当期純利益：129 百万円（前期は△100 百万円）
– 包括利益：810 百万円（前期 337 百万円）
– 1株当たり当期純利益（EPS）：41.11 円

主要財政（連結）
– 総資産：14,553 百万円（前期 13,938）
– 純資産：8,009 百万円（前期 7,316）
– 自己資本（注記）：6,835 百万円
– 自己資本比率：47.0%（前期 44.7%）
– 1株当たり純資産（BPS）：2,165.52 円

キャッシュ・フロー（連結）
– 営業活動CF：+531 百万円（前期 +189）
– 投資活動CF：△19 百万円（前期 △99）
– 財務活動CF：△439 百万円（前期 +26）
– 現金及び現金同等物 期末残高：2,680 百万円（前期 2,501）

その他指標（短信記載）
– 売上高営業利益率：約0.3%（短信記載）
– 経常利益率：約1.0%
– 自己資本当期純利益率（ROE）：2.0%（短信記載）
– 総資産回転率（計算値） ≒ 13,215 / 14,553 ≒ 0.91 回/年

資産負債のポイント
– 現金及び預金：2,680 百万円（増加）
– 投資有価証券：2,598 百万円（増加）
– 有形固定資産合計：4,889 百万円
– 短期借入金：1,215 百万円（減少）、長期借入金：1,250 百万円（減少）

セグメント別（主要数値・状況）

（当期＝2024年3月期、単位：百万円）
– 染色加工事業
– 売上高：8,997
– 営業損失：△275（営業赤字が続く）
– 備考：国内で加工料改定や受注取り込み進めるが原料・エネルギー高騰で価格転嫁不十分。海外（インドネシア）では店頭販売低迷による減収。
– 縫製品販売事業
– 売上高：426（+25.5%）
– 営業利益：43（大幅増益）
– 備考：イベント関連・量販向けが回復。
– 子育て支援事業
– 売上高：3,533（+6.0%）
– 営業利益：178（△14.0%）
– 備考：新規参入（児童発達支援・放課後等デイ）で施設開設、売上増。人件費等増で利益は減少。
– 倉庫事業
– 売上高：228（△5.6%）
– 営業損益：ほぼゼロ（当期は営業損失0百万円）
– 機械販売事業
– 売上高：85（+99.8%）
– 営業利益：2（黒字化）
– 洗濯事業
– 売上高：142（+19.4%）
– 営業利益：16（大幅増益）
– その他（システム・不動産等）
– 売上高：96
– 営業利益：77

売上構成（比率・概算）
– 染色加工が売上の約68%（最大セグメント）。子育て支援が約27%。ただし染色加工は赤字が継続しており、子育て支援・縫製・洗濯などが利益を支える構造。

財務の解説（短信要旨の整理）

• 売上は微増（+1.2%）で前年比ほぼ横ばい。収益面では原材料・エネルギー高騰が影を落とし、染色加工部門での価格転嫁が不十分なため営業利益は減少。
• 一方、投資有価証券売却益やその他の包括利益（有価証券評価差額金の増加）等により、親会社株主に帰属する当期純利益は129百万円の黒字化（前期は損失）。
• キャッシュは良好に増加（営業CFプラス）。有利子負債は短期・長期とも減少しているが、財務活動CFは借入返済等でマイナス。
• 資産面では投資有価証券が増加し、自己資本比率は改善（47.0%）。

配当

• 2024年3月期（実績）
  • 中間配当：無配（0円）
  • 期末配当：20円／株
  • 年間配当：20円／株
  • 配当総額：63 百万円
  • 配当性向（連結）：48.6%（短信表記）
• 2025年3月期（予想）
  • 中間配当：無配（予想）
  • 期末配当：未定（現時点では未定と明示）

中長期計画との整合性 / 進捗

• 同社は中期的に加工場再編での受け皿確保、特殊加工や新素材対応、海外での設備・技術強化、子育て支援事業・洗濯事業の拡大を掲げている。今期は子育て支援で新規事業（児童発達支援等）を開始、洗濯事業の受注拡大と価格改定実施などの施策を実行。
• 次期業績予想（2025年3月期）：売上高13,900百万円、営業利益200百万円、経常利益200百万円、親会社株主に帰属する当期純利益10百万円。今期実績と比較すると営業利益改善を見込む計画。

競合状況・市場動向（短信の記載要旨）

• 国内：染色加工業界は原材料・エネルギー高騰が続き、加工料金の適切な価格転嫁が課題。業界再編（廃業・事業縮小）が進む懸念があり、生産キャパシティ減少や現場力低下の危惧。
• 海外（インドネシア等）：安価な輸入品の流入で店頭需要が低迷していたが、インドネシア政府による輸入規制（2023年10月実施）の影響で国内市場は回復傾向。
• 同業比較・ポジショニング：短信では直接の同業比較数値は記載なし。染色加工が収益面で課題を抱える一方、子育て支援や縫製・洗濯での回復が見られる構成。

今後の見通し・リスク要因

• 今後見通し（会社予想）：2025年3月期は売上13,900m、営業利益200m、経常利益200m、当期純利益（親会社株主）10mを見込む。
• 主要リスク要因（短信より）
  • 原材料価格・エネルギー価格の高騰、為替変動、国際情勢の不透明さ（地政学リスク等）
  • 国内外の需要動向、価格転嫁の進捗、競争環境（輸入品等）
  • 新規事業（子育て支援等）の採算性、人件費等コストの増加
  • 決算後事象：2024年4月25日に同社浜松事業所で火災発生。固定資産・棚卸資産に被害が出ており、翌連結会計年度への影響がある可能性がある（影響額は調査中）。

重要な注記・会計方針等

• 会計方針の変更：なし（開示）
• 連結範囲の変更：なし
• 決算短信は監査報告の対象外（公認会計士又は監査法人の監査の対象外である旨の注記）
• 重要な後発事象：浜松事業所の火災（2024年4月25日）あり。影響を調査中。

要点（短く）

• 売上は横ばいで13,215百万円。営業利益はわずかな黒字（42百万円）に留まり、染色加工事業が主要売上だが営業赤字を続ける一方、子育て支援・縫製・洗濯等が利益を支える構図。
• 親会社株主帰属当期純利益は129百万円で黒字化（前期は損失）。営業CFは改善し現金余力は増加（期末現金2,680百万円）。
• 配当は期末20円（年間20円）。次期は中間無配、期末未定。
• リスク：原材料・エネルギー価格、為替、国際情勢、及び4/25発生の火災の影響（現在調査中）。

（出典：東海染工株式会社「2024年3月期 決算短信〔日本基準〕（連結）」2024年5月9日。記載数値は決算短信の記載に基づく。記載のない項目は「–」としてあります。）
必要であれば、上記の数値を表形式にして出力することや、次期予想と今期実績の差分分析（増減要因分解）を作成します。どの形式をご希望か指示してください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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