2025年3月期 決算説明資料
2025年3月期 決算説明(要約) — グローブライド株式会社(証券コード:7990)
※出典:2025年5月23日 発表の決算説明資料を基に作成。投資助言は行いません。不明項目は「–」で記載。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:グローブライド株式会社(GLOBERIDE, Inc.)
- 主要事業分野:フィッシング(釣具)事業、ゴルフ事業、スポーツ事業、その他
- 代表者名:代表取締役社長執行役員 鈴木 一成
- 説明会情報
- 開催日時:2025年5月23日(決算説明資料)
- 説明会形式:–(資料のみ提示。形式は資料に明記なし)
- 参加対象:株主・投資家・アナリスト向け(想定)
- 説明者
- 代表取締役社長執行役員 鈴木 一成(主な発言:業績サマリー・中期計画の方向性等)
- その他:取締役常務執行役員(管理本部長)、経理部長 等(IR面談で対応)
- 発言概要:市況は依然不透明だが粗利率改善や販管費管理により公表予想を上回る利益を確保。フィッシングで需要減速・在庫調整の影響があり売上は未達。中期計画「新・中期経営計画2026」を推進し、ROE向上・株主還元を重視する旨。
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年3月期(2024年4月〜2025年3月)
- セグメント(報告セグメント)
- フィッシング事業:釣具(リール、ロッド等)、海外を含む主要事業
- ゴルフ事業:ゴルフクラブ・用品(ONOFF、FOURTEEN、RODDIO等)
- スポーツ事業:ラケットスポーツ、サイクル等(Prince、corratec、FOCUS等)
- その他:小規模事業(比率は低い)
業績サマリー(連結)
単位:百万円
– 主要指標(対前年比)
– 売上高:123,983(△2,024、△1.6%)
– 売上総利益:46,547(+554、+1.2%)
– 売上総利益率:37.5%(+1.0ポイント)
– 営業利益:6,508(△987、△13.2%)
– 営業利益率:5.2%(△0.7ポイント)
– 経常利益:6,492(△1,882、△22.5%)
– 当期純利益(親会社株主帰属):4,783(△799、△14.3%)
– 1株当たり利益:–(資料に明記なし)
– 予想比(会社公表予想との比較)
– 売上高:予想127,000 → 実績123,983(△3,016、△2.4%未達)
– 営業利益:予想5,500 → 実績6,508(+1,008、+18.3%)※公表を上回る
– 経常利益:予想5,100 → 実績6,492(+1,392、+27.3%)
– 当期純利益:予想3,400 → 実績4,783(+1,383、+40.7%)
– 会社説明:売上は未達だが、原価率改善や販管費削減で利益は公表値を上回った。
– 進捗状況(中期経営計画2026に対する現状)
– 中期目標(2027/3):売上 140,000、営業利益 10,000、当期純利益 7,000、ROE ≥12%、PBR ≥1.0、配当性向 ≥30%
– 2025/3実績に対する進捗
– 売上:123,983(2027目標比 達成度 約88%相当(期間差あり))
– 営業利益:6,508(目標比 65%)
– 当期純利益:4,783(目標比 68%)
– ROE:8.3%(目標12%に対し約69%の達成度)
– PBR:0.72(目標1.0に対し72%)
– 配当性向:38.4%(目標30%は達成)
セグメント別状況(主要数値)
(2025/3期 実績、単位:百万円・比率等)
– 事業別売上高(構成比)
– フィッシング事業:110,349(構成比 約89.0%)△2.2%(前期比)
– ゴルフ事業:6,444(約5.2%)+0.4%
– スポーツ事業:6,809(約5.5%)+5.9%
– その他:380(約0.3%)+6.2%
– 地域別(売上割合)
– 日本:53.4% / 米州:10.8% / 欧州:13.1% / アジア・オセアニア:22.7%
– セグメント利益(営業利益)
– 日本:営業利益 4,511(△3.2% 売上、営業利益率改善で+8.9%)
– 米州:売上 13,320(+6.4%) 営業利益 39(大幅減:前年は移転価格調整で利益計上の影響)
– 欧州:売上 16,280(+10.5%) 営業利益 665(前年は損失→増益)
– アジア・オセアニア:売上 28,186(△7.2%) 営業利益 5,131(△17.4%)
業績の背景分析
- 業績ハイライト・トピックス
- アウトドア・スポーツ・レジャー市場は、余暇の多様化(旅行等への分散)、物価高等で堅調さ欠く。
- フィッシング用品(特に一部釣具)で需要減速と市場在庫調整の影響があり売上減。
- 粗利は原価率改善で増加した一方、人件費・IT投資等販管費の増加で営業利益は減少。
- 会社想定(予想)に対しては売上未達も、原価率改善や販管費管理で営業利益等は上振れ。
- 増減要因(営業利益の内訳)
- 減収による粗利益減少:△2,113 百万円
- 原価率の良化(粗利改善):+1,476 百万円
- 販管費の増加(人件費等):△454 百万円(為替影響は+103 百万円程度の寄与)
- 競争環境
- 各地域とも消費マインド修復は緩慢。欧米は金利・エネルギー価格の高止まり、アジアは国ごとに差があり中国・韓国では低迷感。競争優位性は「日本品質の高付加価値品」「ブランド力(Daiwa/ONOFF等)」で維持・強化を図る方針(地域別戦略を推進)。
- 市場シェアの明確数値は資料上限定的(地域戦略でシェア拡大を目標)。
- リスク要因(業績影響)
- 為替変動、欧米の金融引き締めや金利動向、中国の景気減速、地政学リスク、米国の関税政策
- 市場在庫調整、消費減速、サプライチェーンの混乱等
- 人件費・エネルギー・原材料価格の上昇
戦略と施策(中期経営計画2026)
- 基本方針(新・中期経営計画2026)
- 「攻めの経営」を堅持し、持続的な成長基盤の構築を目指す。
- 重点戦略:事業戦略、財務戦略・資本政策、経営基盤強化(人的資本・ESG等)
- 主要戦略(抜粋)
- フィッシング事業:世界を4ブロックに分けた地域別戦略を実行(各地域に合わせた製品・サービスでシェア拡大)
- ゴルフ/スポーツ事業:ブランド力強化(ONOFF、FOURTEEN、RODDIO、Prince等)
- 人材投資:教育体系強化、従業員エンゲージメント向上
- サステナビリティ:カーボンニュートラル・生物多様性・資源循環等の取り組み
- IR強化:資本コスト低減のため投資家とのエンゲージメント強化
- 進行中の施策・投資計画
- キャッシュアロケーション(2025/3期〜2027/3期累計目安)
- 営業CF 想定 約2,200億円(資料上のスケール記載を要約)
- 成長投資 約130億円(新製品金型、自動化、省力化、研究開発、DX等)
- 更新投資 約30億円(老朽設備更新等)
- 株主還元 約60億円(配当中心)
- 生産性向上・在庫管理強化(物流機能革新、生産管理のレベルアップ)
- ブランド施策:プロアングラー活用のプロモーション、地域専用品展開
- セグメント別施策(抜粋)
- フィッシング(日本):釣りファン育成(Web/アプリ/アフターサービス)、国内需要掘り起こし
- フィッシング(海外):米州は取引店拡大、欧州は国別チャネル戦略、アジアは高付加価値商品の拡販
- ゴルフ/スポーツ:ブランド価値向上を通じた安定収益化
将来予測と見通し(2026年3月期予想)
- 2026/3期 連結予想(百万円)
- 売上高:130,000(+6,016、+4.9% vs 2025実績)
- 営業利益:7,000(+491、+7.6%)
- 営業利益率:5.4%(+0.1ポイント)
- 経常利益:6,800(+307、+4.7%)
- 当期純利益:4,800(+16、+0.4%)
- 根拠・前提
- 市況は不透明だが全体としては緩やかな回復を想定
- 人件費・IT費用等の増加は見込むが、生産性向上・効率的なコスト管理で利益改善を図る
- 中長期計画(2027/3期目標)
- 売上 140,000、営業利益 10,000、当期純利益 7,000
- 重要経営指標:ROE ≥12%、PBR ≥1.0、配当性向 ≥30%
- マクロ経済の影響
- 為替、金利、インフレ、地政学・関税リスクが見通しに影響する旨を明記
配当と株主還元
- 配当方針
- 配当性向30%以上を目標に、安定的かつ継続的な増配を実施
- 配当実績(1株当たり配当金)
- 2024/3期:70円
- 2025/3期(実績):80円(14期連続増配)
- 会社計画:2026/3期 90円、2027/3期 100円
- 配当性向
- 2025/3期 実績配当性向:38.4%(目標30%超を確保)
- 特別配当:資料に特別配当の記載なし(無し)
製品・サービス(主要)
- 主要製品(フィッシング)
- リール:CERTATE、ルビアス 等
- ロッド:STEEZ 等
- 米州向けにTATULAシリーズ等
- ゴルフ主要ブランド
- ONOFF(ONOFF AKA等)、FOURTEEN、RODDIO
- その他スポーツブランド
- Prince(ラケットスポーツ)、corratec / FOCUS(サイクルスポーツ)
- 販売状況
- フィッシングが売上の大半を占める。高付加価値品・地域専用品の拡販を重視。
- 協業・提携
- 資料内に明確な新規M&Aや提携の記載なし(地域プロモーションでプロアングラーを活用等の協業施策あり)
重要な注記
- 会計方針
- 決算説明資料内における会計方針の変更は特段の記載なし(詳細は有価証券報告書等を参照)
- リスク要因(特記事項)
- マクロ要因(為替・金利・インフレ・地政学)、市場在庫調整、関税政策、原材料・エネルギーコスト、人件費上昇等が業績に影響。
- その他
- 棚卸資産は金額ベースで増加(42,208百万円、+9.2%)しているが、内容は適正水準と説明。
- キャッシュ・フロー:営業CFが大幅に減少(12,405→2,042 百万円)、フリーCFはマイナス(6,091→△2,143 百万円)となっている点は注意。
ご参考(抜粋)
– 2025/3期主要数値(百万円)
– 売上高 123,983 / 営業利益 6,508 / 経常利益 6,492 / 当期純利益 4,783
– 中期目標(2027/3期)
– 売上 140,000 / 営業利益 10,000 / 当期純利益 7,000 / ROE ≥12% / 配当性向 ≥30%
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7990 |
| 企業名 | グローブライド |
| URL | http://www.globeride.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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