2025年10月期第3四半期決算説明資料
決算説明(要約)
セルソース株式会社 — 2025年10月期 第3四半期 決算説明資料(2025/09/11)
以下は提供資料(2025年10月期 第3四半期 決算説明資料)に基づく整理です。不明な項目は「–」と記載しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:セルソース株式会社(CellSource Co., Ltd.、東証プライム 4880)
- 主要事業分野:再生医療関連の加工受託サービス(血液由来、脂肪由来幹細胞、エクソソーム等)、医療機関支援サービス(旧コンサルティング)、医療機器販売、化粧品原料販売・OEM、メディカルフィットネス等
- 代表者:現代表取締役社長CEO 澤田(発表時)。発表資料では2025年11月1日付で代表交代(澤田氏は取締役会長へ、現代表取締役会長 山川氏が代表取締役社長CEOに就任予定)と明示
- 説明会情報
- 開催日時:2025年9月11日(資料日付)
- 説明者
- 発表者(役職):資料中に具体的な発表者名・進行者の明示なし。代表取締役等経営陣による説明を前提とした決算資料 → 発表者情報は資料上明示なし → 発表者・発言概要:全体サマリー・業績修正理由・施策・先行投資進捗などを提示
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年10月期(FY10/2025) 第3四半期(Q3累計)
- セグメント(名称と概要)
- 加工受託サービス:血液由来、脂肪由来幹細胞、エクソソーム関連等の受託加工(医療機関からの検体受託→加工→出荷)
- 医療機関支援サービス(旧コンサルティング):医療機関向けの経営支援・ハンズオン支援(自費診療特化型・ハイブリッド型向け)
- 医療機器販売:医療機関向け機器の販売
- 化粧品販売その他:化粧品原料販売、OEM等
- 戦略投資/新規事業:メディカルフィットネス(ブランド:リハスル™)、創薬/エクソソーム等の研究開発、海外展開等
業績サマリー
- 主要指標(百万円)
- 通期業績(当初 → 修正)
- 売上高:当初予想 4,501 → 修正予想 3,774(増減 -727、-16.2%)
- 営業利益:当初 370 → 修正 203(増減 -167、-45.1%)
- 経常利益:当初 372 → 修正 205(増減 -167、-44.9%)
- 当期純利益:当初 255 → 修正 112(増減 -143、-56.1%)
- 参考 前期実績(FY10/2024):売上高 4,355、営業利益 129、経常利益 236、当期純利益 237
- Q3(当期累計)実績(FY10/2025 Q3累計)
- 売上高(累計):2,818百万円(前年同期比 -15.7%)
- 営業利益(累計):123百万円(前年同期比 -68.2%)
- 当期純利益(累計):86百万円(前年同期比 -76.9%)
- Q3単四半期:売上高 997百万円、営業利益 106百万円、四半期純利益 75百万円(前Q比はいずれも増加)
- 進捗状況(業績目標に対する達成率)
- 通期修正予想(3,774百万円)に対するQ3累計達成率:売上高 74.7%(2,818 / 3,774)
- 当初(修正前)予想に対するQ3累計進捗は約87.4%(資料参照)
- 営業利益の通期修正目標に対する達成率:60.8%(123 / 203)
- セグメント別状況(Q3累計売上高、前年同期比)
- 加工受託サービス:1,874百万円(前年同期比 -8.5%)
- 医療機関支援サービス(旧コンサルティング):122百万円(前年同期比 -24.4%)
- 医療機器販売:572百万円(前年同期比 -19.6%)
- 化粧品販売その他:248百万円(前年同期比 -40.8%)
- 売上構成は加工受託が主導。Q3では加工受託の回復が全体増収を牽引
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト・トピックス)
- 通期の業績予想を下方修正(売上 -727百万円、営業利益 -167百万円等)。主因は医療機関支援サービス、加工受託、医療機器販売および化粧品原料販売の未達。
- Q3累計は前期比で減収だが、前Q(Q2→Q3)では売上・利益ともに回復(加工受託の増加が主因)。販管費のコントロールで前Q比の営業利益率は改善。
- 「Year 0」戦略に基づく先行投資(メディカルフィットネス等)やパートナーとの実証試験を継続。事業の選択と集中を進め、非注力事業(動物関連等)から撤退。
- 増減要因(主な寄与要因)
- 加工受託:ハイブリッド型整形向け営業施策の効果発現に時間がかかり、期待水準に届かず未達(加工受託全体で-251百万円)。
- 医療機関支援サービス:支援契約内容が当初想定から変更となり大幅減(-270百万円、-60%)。
- 医療機器販売:前年度の販売先増加の反動で売上減(-153百万円)。
- 化粧品原料販売:新規販路開拓が伸び悩み(-50百万円)。
- その他:エクソソームは受注の時期差で変動が大きいがビジネス自体は順調との記載。
- 期初想定から粗利は約-490百万円、販管費削減で約+320百万円、結果営業利益は約-160百万円の下方修正想定(資料の内訳による)
- 競争環境・競争優位性
- 再生医療領域での臨床ネットワーク(提携医療機関2,057院:前年同期比+134院)と加工受託ノウハウを強みとする旨の記載。
- 技術面ではエクソソーム等の研究・特許出願(順天堂大と共同で国際特許出願)や、保存液等の技術導入(ソラリスバイオとの提携)による品質・効率向上を目指す。
- ただし顧客の一部(自費診療特化グループ)に依存する構造やドクター依存の収益性など、脆弱性も指摘。
- リスク要因(資料で明示された主な外部要因)
- 市場環境の変化(広告効果の変動による集患の変化)
- 契約先変更・特定取引先に依存するリスク
- 品質・安全性の確保、製造体制の維持
- 法令・規制の変更、風評リスク、システム障害、サプライチェーン等
- また、通期見通しの不確実性に関する注意書きが明記(将来見通しに関する注意事項)
戦略と施策
- 現在の戦略(資料における方針)
- 事業の選択と集中:整形外科向け事業(特に自費診療特化型・ハイブリッド型)に経営資源を集中
- 経営支援体制の構築:自費診療特化型主要医療機関グループへのハンズオン支援を強化
- 先行投資:パートナー企業との実証試験、メディカルフィットネス(リハスル™)などの新規事業立ち上げ
- コスト管理:販管費の徹底的コントロール、拠点統合による地代家賃低減等
- 中期経営計画の発表時期は経営体制変更に伴い再検討(当初12月予定を見直し)
- 進行中の施策(具体プロジェクト)
- ハイブリッド型の重点医療機関(約50院弱)に対する集中営業を実施、Q4に1,000件/月のオーダー実現を目標
- 自費診療特化型向けの経営支援稼働中(ハンズオン)、一部の運営改善/ドクター確保等の施策は完了/進行と記載
- メディカルフィットネス『リハスル™千駄木店』をPOC拠点としてオープン(9/1プレオープン、10/2本オープン予定)
- ソラリスバイオ社との包括連携:有機溶媒不使用凍結保存液等の導入・共同開発
- 国際特許出願(血清由来EVsを用いた慢性期脳梗塞治療アプローチ)を順天堂大学と共同で完了
- セグメント別施策と成果
- 加工受託:ハイブリッド型重点医療機関への営業集中で前Q比で回復。エクソソーム関連は受注タイミングのブレがあり管理
- 医療機関支援:契約内容の変更により通期売上の未達が発生。自費診療特化型向けの事業計画整備、人事制度見直し等で改善を図る
- 医療機器/化粧品:販売チャネル安定化を図る。化粧品原料の新規販路開拓は課題残る
- 新規事業(リハスル™):POCを通じた顧客接点構築と将来的な店舗展開を目指す
将来予測と見通し
- 業績予想(次期・四半期予想)
- FY10/2025(当期)は既に上記の通期修正(売上3,774百万円、営業利益203百万円)を発表済み。次期FY(2026年10月期)の数値予想は資料上未提示 → 次期予想は現時点で明示なし(–)
- 中長期計画
- マクロ経済・外部環境の影響
- 為替・金利等の具体影響は明示なしだが、資料の将来見通し注意事項で「市場環境、法的規制、品質・安全性、製造体制、取引先、風評リスク、研究開発、広告戦略、システム障害等」が不確実性要因として挙げられている
- 事業特有では広告効果(集患)や医療機関の経営環境、主要顧客(医療法人グループ等)との契約動向が業績に影響しやすいと明記
製品やサービス
- 製品・主要サービス
- 加工受託サービス:血液由来(PRP系等)および脂肪由来幹細胞加工、エクソソーム関連加工
- 医療機関支援:ハンズオンの経営支援、運営改善、集患支援など
- 医療機器・化粧品:医療機器販売、化粧品原料販売・OEM
- 新規サービス:メディカルフィットネス『リハスル™』(医療監修の運動プログラム「バランスメソッド™」を提供)
- 提供エリア・顧客層
- 主に国内の整形外科(自費診療特化型・ハイブリッド型)、産科婦人科、美容領域などの医療機関。提携医療機関数 2,057院(当四半期末、前年同期比 +134院)
- 協業・提携
- ソラリスバイオ社:保存液等の技術導入・共同開発で包括的業務提携(2025/07/22締結)
- 順天堂大学:血清由来EVsに関する共同研究・国際特許出願
- NTTドコモ:膝の健康に関する情報発信のあり方で協議・検討中
- その他:医療法人グループ等との連携強化(主要顧客向け支援体制)
重要な注記
- 会計・集計に関する注記
- FY10/2025から業績数値は連結ベースで表記。前年比較に使用している前年実績は単体業績である点に留意(資料に明記)
- 加工受託件数の集計タイミング変更:FY10/2024より、加工受託件数の集計を「受託時」から「出荷時」に変更。FY10/2023以前の数値は遡及修正されていない旨の注記あり(比較時注意)
- Q4 FY10/2024に計上した「滑膜由来幹細胞加工受託サービスに係る契約損失引当金」が業績推移に影響している点に関する注記(試算値の提示あり)
- リスク要因(資料内での明示)
- 市場環境、法的規制、品質・安全性、製造体制、特定取引先依存、風評リスク、研究開発、広告宣伝戦略、システム障害など多数のリスクを開示
- その他(今後のイベント・重要告知)
- 経営体制変更:2025年11月1日付で代表取締役交代予定(山川氏が代表取締役社長CEO就任、澤田氏が取締役会長就任予定)
- 中期経営計画発表時期:新経営体制を踏まえ発表時期を再検討
- 新規事業の進捗:メディカルフィットネス「リハスル™千駄木店」プレオープン(9/1)、本オープン予定(10/2)。POCの実施継続
- 研究・特許:血清由来EVsに関する国際特許出願完了(順天堂大学との共同出願)
KPI(主要注目点)
- 提携医療機関数(期末):2,057院(前年同期比 +134院)
- 血液由来加工受託件数(当期累計):14,798件(前年同期比 -9.5%)
- 脂肪由来幹細胞加工受託件数(当期累計):1,083件(前年同期比 -8.1%)
- Q3単四半期の加工受託件数増加により前Q比での回復傾向を確認(詳細は月次推移参照)
(注)本要約は提示資料に基づき作成しています。資料にて明示されていない項目は「–」としています。将来見通しは資料に記載のとおり不確実性を伴うものであり、外部環境や顧客動向等で変動する可能性があります。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4880 |
| 企業名 | セルソース |
| URL | https://www.cellsource.co.jp |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。