2025年3月期 決算説明資料
株式会社アルマード — 2025年3月期 通期決算説明(まとめ)
以下は、提供いただいた決算説明資料(2025年5月)を元に整理した要点です。不明な項目は「–」で記載しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社アルマード(ALMADO)
- 主要事業分野:化粧品・健康食品の企画・販売(卵殻膜を核とした化粧品・機能性食品)、直販(自社EC)、TV通販、外販(一般流通・OEM)、海外展開
- 説明会情報
- 説明会形式:–(資料はスライド形式での開示)
- 参加対象:–(投資家・アナリスト向けの決算説明資料想定)
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料中に個別の発表者名/肩書は明示されていません)
- 発言概要(資料の要旨):
- 2025年3月期は売上高が上場後4期連続で2桁成長。直販(自社EC)の成長継続とROAS改善が主因。
- 人材投資を前倒し実施したため人件費率は上昇。TV通販やOEMなど一部事業に課題あり。
- ROEは財務レバレッジ向上により50%以上を維持。次期(26年3月期)は新商品投入や販路拡大、TVCM等で巻き返しを図る方針。
- 報告期間
- 対象会計期間:2025年3月期(2024年4月~2025年3月)
- セグメント(資料の表現)
- 直販(自社EC):定期会員(定期便)を中心とした直販チャネル。新規獲得施策・TVCM連動で拡大。
- TV通販:大型・中型番組などのテレビショッピングチャネル。四半期での番組成績に左右される。
- 外販(一般流通/OEM/海外):バラエティショップ・ドラッグストア・生協などの流通チャネルおよびOEM供給、海外向け販売(輸出・現地展開)。
業績サマリー(25年3月期 実績)
- 主要指標(単位:百万円、円)
- 売上高:8,477(前年 7,538)+12.5% YoY
- 売上総利益:5,924(前年 5,071)+16.8% YoY
- 販管費:4,978(前年 4,110)+21.1% YoY
- 営業利益:946(前年 960)▲1.5% YoY
- 経常利益:936(前年 963)▲2.8% YoY(資料注)
- 当期純利益(税後):650(前年 695)▲6.5% YoY
- 1株当たり当期純利益(EPS):70.4円(前年 73.0円)▲3.5% YoY
- 計画比(当期の会社計画との差異)
- 売上計画 9,100 → 実績 8,477(計画比 -6.8%)
- 営業利益計画 990 → 実績 946(計画比 -4.4%)
- 未達の要因:TV通販の上期不振、直販の上期における顧客獲得計画未達、及び人件費先行投資による販管費増
- 進捗状況(中期経営計画との関係)
- 売上については中期経営計画のネガティブケース水準は確保見込みだが、営業利益は中計想定を下回る見通し(25年3月期は中計想定に対して未達、26年3月期も保守的見通し)。
- 財務KPI:DEレシオは約1.1倍を維持しつつ財務レバレッジを向上させ、ROEは51.1%を維持(高水準)。
- セグメント別業績(25年3月期 実績)
- 直販(直販売上):5,255 百万円(全社売上の約62%)
- 傾向:定期会員数が前年比+9.1%で増加。新規獲得数は過去最高。CPAは通期で前年より上昇したが下期に改善。
- 外販(一般流通+OEM、海外含む):2,031 百万円(約24%)
- 傾向:一般流通(バラエティショップ・生協等)が好調(バラエティ・生協で増加、一般流通事業は前年より大幅成長:一般流通単独で前年比+29.6%等)。OEMは既存先向けは好調も新規取引先からのリピート受注が不振でほぼ前年並み。
- TV通販:1,190 百万円(約14%)
- 傾向:上期の大型番組不振により大幅減収。年度後半で持ち直すも上期のダメージを挽回できず。販売価格引下げ戦略が奏功せず、新規顧客獲得が伸び悩んだ。
業績の背景分析
- 業績ハイライト・トピックス
- 売上は上場後4期連続で2桁成長(25年3月期 +12.5%)。
- 直販部門の成長とROAS改善施策が全体増収を牽引。
- 人材投資の前倒しにより販管費(特に人件費)が増加。広告は概ね計画通りコントロール。
- 外販での販路拡大(バラエティショップ、生協)が成長源に。
- 卵殻膜に関する研究成果(骨代謝改善など)を公表し、ヘルスケア領域の拡大に向けた基盤を構築。
- 増減要因(売上・利益)
- 増収に寄与:直販の顧客獲得増、外販(一般流通)の拡大、ROAS改善施策。
- 減益に寄与:TV通販上期の大型番組不振による粗利減、計画以上の人材投資による販管費増。
- 競争環境
- 化粧品市場では同質化が進むため差別化訴求の重要性が増している点を指摘。
- 同業他社との生産性比較では、同社は大手化粧品会社に比べて「1人あたり売上高・営業利益」で高い生産性を維持している旨の比較データあり。
- リスク要因(外部)
- Web広告市場の逆風(CPA上昇、獲得効率低下)や消費者の節約志向が継続するリスク。
- TV通販・OEMチャネル依存に伴う売上変動リスク。
- 海外展開では米国・欧州向けの輸出許認可申請の遅延(当初予定より約1.5年後ろ倒し)や、米国関税政策等のマクロ面不透明性。
- 物流費上昇等のコスト増リスク(同社は抑制策を実施中)。
戦略と施策(現在の方針および進捗)
- 現在の戦略(中期・次年度の重点)
- 既存主力商品のさらなる浸透(特に直販での定期顧客拡大)。
- メンズブランド(スキンケア)拡大を主軸とし、ヘアケア商材の本格展開。
- ヘルスケア(機能性表示食品)領域の拡大:卵殻膜×GABAの機能性表示食品等の投入。
- 販路多角化(バラエティ・生協・ドラッグストア・地上波TVショッピング等)でROAS改善を図る。
- OEM新規先開拓の加速、海外ビジネス再構築(欧米向け申請対応、米国現地製造の検討など)。
- 進行中の施策・進捗
- メンズブランドのTVCMを4月より展開、初期反響は想定以上で新規獲得増加の兆し。
- ヘアケアは4月よりWEBテストマーケティングを開始、秋口の本格展開を目指す。
- 機能性表示食品「ファルコアクティブサプリメント」(男性向け)を2024年10月に上市、今期はさらに3商材の上市予定。
- 外販ではバラエティ・生協チャネルの拡大で売上増加。OEMは新規取引先3社の開拓を優先課題に設定。
- 海外:米欧の申請対応遅れでスケジュール再構築中。香港・台湾・ベトナム等で現地チャネル拡大を推進。
- セグメント別主な施策と効果
- 直販:CPAの許容を緩和して積極的に新規顧客を獲得(過去最高を更新)。下期はCPA重視にシフト。
- TV通販:価格訴求から差別化訴求へ転換、新規商材投入・地上波進出でターゲット拡大を図る。
- 外販:ドラッグストア・生協での取扱拡大、バラエティは取扱店数増で拡大。OEMはリピート化が課題。
将来予測と見通し(26年3月期 計画)
- 26年3月期 業績予想(会社計画、単位:百万円)
- 売上高:10,000(+18.0% 前期比)
- 直販:6,180(+17.6%)
- 外販:2,470(+21.6%)
- TV通販:1,350(+13.4%)
- 売上総利益:6,970(+17.7%)
- 販管費:5,920(+18.9%)
- 営業利益:1,050(+11.0%)
- 当期純利益(税後):720(+10.8%)
- EPS:77.7円(+10.3%)
- 1株当たり配当:65.0円(計画、前期と同額)
- 見通しの根拠(会社記載)
- 主力のメンズ商材とヘアケアの育成、外販チャネル拡大、生協・バラエティの成長加速、TV通販での新商材と地上波進出による巻き返しを前提。
- 広告投資・人的資源を積極投入し、顧客基盤の拡大(特に定期便顧客)を優先。
- 中長期計画の進捗と相違点
- 中期経営計画(23年5月公表)の想定に対し、売上はネガティブケース水準の確保を見込むが、営業利益はWEB広告変化や人材確保コスト等により中計想定を下回る見通し(26年3月期営業利益見通し 10.5億円は中計目標の13~15億円より下方)。
- マクロ経済の影響
- Web広告市場の変化、消費マインドの低下、米国の関税政策等が業績見通しに影響するリスク要因として指摘。
配当と株主還元
- 配当方針(記載)
- 総還元性向75%以上、ROE50%以上を維持する方針を掲げる(中長期の資本政策)。
- 配当実績/見込
- 25年3月期:配当実施(詳細金額は資料に示唆あり)。26年3月期見込み:65円/株(前期と同額)。
- 資本政策では積極的な株主還元を実行、剰余金水準の適正化を確認。
- 特別配当
- 25年3月期の配当関連で「特別5円」等の表示が一部スライドにあり(文脈からは期中特別配当の実行を示唆)→詳細は開示資料/有価証券報告書等で確認が必要。
製品・サービス
- 主要製品
- 化粧品:卵殻膜を活用した美容液等(例:チェルラーブリリオ等)
- 機能性表示食品:卵殻膜×GABA配合の「ファルコアクティブサプリメント」(2024年10月上市)。26年3月期はさらに3商材上市予定。
- メンズ向けオールインワン(ファルコ)やヘアケア商品など新育成商材を展開中。
- サービス/提供チャネル
- 直販(自社EC):定期便(サブスク)を軸にCRM強化。
- TV通販:大型・中型番組、地上波TVショッピングへの展開。
- 外販:ドラッグストア、バラエティショップ、生協、OEM供給。
- 海外:実店舗展開や現地流通チャネル交渉(香港・台湾・ベトナム等)、米欧向けは輸出許認可対応中。
- 協業・提携
- 健康食品大手企業との協業商談、現地大手流通との商談等を進行。OEM先・流通先の開拓継続。
重要な注記
- 会計方針の変更:資料中に特段の会計方針変更の記載は無し(詳細は決算短信/有報参照)。
- 事業上の留意点(特記事項)
- 海外(米国・欧州)向け輸出許認可の申請において、提出データ量が想定を超過し遅延が発生。事業開始目標を当初計画より後ろ倒し(約1.5年)に再設定。
- 人材投資の前倒しにより販管費(人件費)が増加している点。
- TV通販・OEMの業績回復は同社の収益改善にとって重要な鍵である旨の記載。
- その他(今後のイベント等)
- 26年3月期:TVCMや地上波進出、ヘアケア本格展開、機能性表示食品の追加上市(3商材予定)、OEM新規先3社開拓等の主要施策を計画。
(参考データ)
– 25年3月期 実績抜粋(百万円)
– 売上高:8,477、営業利益:946、当期純利益:650、EPS:70.4円
– 26年3月期 会社計画(百万円)
– 売上高:10,000、営業利益:1,050、当期純利益:720、EPS:77.7円、配当(見込):65円/株
不明点・補足が必要な箇所があればお知らせください。開示資料(決算短信、有価証券報告書、IR資料)を参照すれば、発表日時・発表者名・詳細な会計注記などの補完が可能です。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4932 |
| 企業名 | アルマード |
| URL | https://www.almado.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。