2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

出光興産株式会社(5019) — 2026年3月期 第1四半期決算短信(連結)要約

※資料出所:出光興産 2026年3月期 第1四半期決算短信(日本基準、連結) 2025年8月8日公表。記載値の単位は特記ない限り百万円(兆円換算等は注記)。

基本情報
  • 企業名:出光興産株式会社(Idemitsu Kosan Co., Ltd.)
  • 上場市場・コード:東証(東) 5019
  • 主要事業分野(報告セグメント):
    • 燃料油(石油製品製造・販売等)
    • 基礎化学品
    • 高機能材(機能化学品、潤滑油、アグリライフ等)
    • 電力・再生可能エネルギー
    • 資源(石油・天然ガス開発、地熱、石炭等)
    • その他(保険、グループ内サービス等)
  • 代表者:代表取締役社長 酒井 則明
  • IR問合せ先:財務部IR室長 佐々木 真光/TEL 03-3213-9307
  • 会社URL: https://www.idemitsu.com
  • その他:当期決算補足資料作成および機関投資家・アナリスト向け決算説明会の開催あり。独立監査法人(有限責任監査法人トーマツ)による期中レビュー実施、重要な懸念なしとの結論。
報告概要
  • 提出日:2025年8月8日
  • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日〜2025年6月30日)
  • 決算説明資料作成の有無:有
  • 決算説明会の有無:有(機関投資家・アナリスト向け)
  • 会計方針変更等の有無:重要な会計方針変更なし。四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理あり(税金費用の見積り等)。一部連結子会社の事業年度を3月31日に変更(46社)に伴う期首調整あり(利益剰余金増加 929 百万円の調整)。
セグメント
  • セグメント名と概要(報告に準拠):
    • 燃料油:石油製品販売等(当四半期外部売上高:1,518,837 百万円)
    • 基礎化学品:基礎化学製品(121,742 百万円)
    • 高機能材:機能化学品、潤滑油、アグリライフ等(124,174 百万円)
    • 電力・再生可能エネルギー:電力販売、再エネ関連(23,651 百万円)
    • 資源:石油・天然ガス開発、地熱、石炭等(52,553 百万円)
    • その他:保険、グループ内サービス等(2,076 百万円)
  • セグメント損益の要旨(営業利益ベース、当第1四半期)
    • 燃料油:営業損失 △31,806 百万円(在庫評価影響、タイムラグ等の影響)
    • 基礎化学品:営業損失 △5,719 百万円(製品市況の悪化)
    • 高機能材:営業利益 9,345 百万円(潤滑油のタイムラグ影響や新規連結会社の寄与あり)
    • 電力・再生可能:営業損失 △704 百万円(トラブル解消や償却費減で改善傾向)
    • 資源:営業利益 10,321 百万円(生産減・価格下落の影響はあるがプラス)
    • その他:営業利益 105 百万円
    • セグメント合計(営業利益ベース):△18,562 百万円 → 連結調整等で連結営業損失 △21,015 百万円
発行済株式
  • 期末発行済株式数(自己株式含む):1,288,747,390 株(2026年3月期 第1Q末)
  • 期末自己株式数:64,110,545 株
  • 期中平均株式数(四半期累計):1,224,636,938 株
  • 備考:2025年4月30日に自己株式 69,331 千株を消却(資本剰余金および自己株式が各々減少)。時価総額:–(本文に未記載)
今後の予定
  • 通期業績予想の修正:無し(2025年5月13日公表の予想から変更なし)
  • 決算発表(次回):通期・中間等のスケジュールは本文に具体日程記載なし(四半期以外の予定は –)
  • 株主総会:–(本文記載なし)
財務指標(要点)

(単位:百万円。比較は前年同四半期および前期末を参照)
– 連結業績(第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30)
– 売上高:1,843,035(前年同期比 △18.5%)
– 売上総利益:104,603
– 販管費等:125,619
– 営業損益:△21,015(前年同期 122,511)
– 経常損益:△13,738(前年同期 136,828)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:5,243(前年同期 95,022;△94.5%)
– 1株当たり四半期純利益:4.28 円(前年同期 69.24 円)
– 包括利益:△13,438(前年同期 126,156)
– 財政状態(第1四半期末 2025/6/30)
– 総資産:4,387,260(前期末 4,775,586;減少 3,883 億円)
– 純資産:1,702,621(前期末 1,737,699;減少 351 億円)
– 自己資本(参考):1,678,370
– 自己資本比率:38.3%(前期末 36.0% → 改善)
– 負債合計:2,684,639(前期末 3,037,886;減少 3,532 億円)
– ネットD/Eレシオ:0.7(前期末 0.6)
– 現金及び預金:126,201(前期末 165,762)
– 流動資産合計:2,239,936
– 流動負債合計:1,753,621
– キャッシュ・フロー:
– 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(第1四半期)。当期の減価償却費は 22,829、のれん償却 2,321。

主要比率(資料数値からの計算値)
  • 営業利益率(当四半期、営業損益/売上高):△21,015 / 1,843,035 = 約 △1.14%
  • 総資産回転率(売上高/総資産):1,843,035 / 4,387,260 = 約 0.42 回

(注:上記は当期累計ベースの単純計算。季節性・年換算考慮なし)

セグメント別(詳細)
  • 燃料油セグメント:売上高 1,518,837、セグメント営業損失 △31,806。原油価格下落に伴う在庫評価影響や販売タイムラグの影響が主要要因として挙げられている。
  • 基礎化学品:売上高 121,742、営業損失 △5,719。製品市況悪化の影響。
  • 高機能材:売上高 124,174、営業利益 9,345。潤滑油やアグリライフの寄与によりプラス。
  • 電力・再エネ:売上高 23,651、営業損失 △704。前年のトラブル解消や償却費減で改善。
  • 資源:売上高 52,553、営業利益 10,321。生産数量減や原油価格下落の影響はあるが利益はプラス。
  • 貢献度(概観):燃料油・基礎化学品が損益を押し下げ、高機能材・資源が黒字で部分的に補填。
財務の解説(会社記載の主な要因)
  • 売上・利益減少の主因は原油価格の下落による在庫評価差及び販売価格のタイムラグ影響、製品市況の悪化、中国の設備増強による一部製品のマージン悪化、石炭市況下落等。電力セグメントは前年のトラブル解消や減損に伴う償却費減で改善が見られる。
  • 資産・負債ともに売掛金・棚卸資産・買掛金の減少により前期末比で減少。為替換算調整勘定の変動等で純資産は減少するも、自己資本比率は改善。
配当
  • 2025年3月期 実績:中間 18.00 円、期末 18.00 円、年間合計 36.00 円
  • 2026年3月期(予想):中間 18.00 円、期末 18.00 円、年間合計 36.00 円(公表予想からの修正なし)
  • 特別配当:当四半期時点で特別配当の記載なし
中長期計画との整合性
  • 通期業績予想(2025/4/1–2026/3/31、直近公表値/2025年5月13日公表):
    • 売上高 7,900,000/営業利益 37,000/経常利益 56,000/親会社株主に帰属する当期純利益 50,000/1株当たり当期純利益 40.83 円
    • 当四半期累計の売上高は通期予想に対し約 23.3%(1,843,035 / 7,900,000)。営業利益は通期目標に対してマイナス(第1四半期は営業損失)。
  • 会社は通期予想の前提条件に基づき現時点で予想を据え置き。詳細の前提は添付資料参照。
競合状況や市場動向(決算短信に記載された主な点)
  • 市況(原油・石炭・化学製品価格等)の変動が業績に直接影響。燃料油セグメントは在庫評価と販売タイムラグに敏感。
  • 高機能材では中国の設備増強がマージンに影響。
  • 競合他社比較・市場シェアに関する定量記載は本短信に詳細なし(–)。
今後の見通し/リスク要因(短信記載)
  • 会社は通期見通しを据え置き。将来に関する記載は合理的な前提に基づくが、実際業績は為替、原燃料価格、市況、需給、規制等により大きく変動する可能性がある旨の注意書きあり。
  • 主な業績影響リスク(短信内で言及):原油価格変動、製品市況、販売タイムラグ、為替変動、連結子会社の営業状況等。
重要な注記
  • 会計方針の変更:無し(重要な会計方針変更はなし)。ただし四半期作成に特有の処理あり(税金費用計算等)。
  • 連結範囲の変更:一部連結子会社(46社)の決算期を3月31日に変更、または仮決算で連結(当期から適用)。これに伴う利益剰余金の増加 929 百万円の調整あり。
  • 自己株式の消却:2025年4月30日付で自己株式 69,331 千株を消却。資本剰余金と自己株式がそれぞれ減少。
  • 四半期連結財務諸表に対する監査/レビュー:有限責任監査法人トーマツによる期中レビューを実施(結論:重要な不適正事項は認められない)。

不明な項目や本文に記載のない項目は「–」と表記しています。必要であれば、特定の項目(例:セグメント詳細の前年比数値、通期想定の前提、キャッシュフローの詳細等)について本文の添付資料から更に抜粋して整理します。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5019
企業名 出光興産
URL http://www.idemitsu.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 エネルギー資源 – 石油・石炭製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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