2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

以下は、ご提供いただいた「株式会社NSD(9759) 2026年3月期 第1四半期決算短信(連結)」を基に、個人投資家向けに整理した要点まとめです。出典は同社決算短信(2025年7月31日公表)。不明な項目は「–」と記載しています。投資助言は行いません。

基本情報

  • 企業名:株式会社NSD(NSD Co., Ltd.)
  • コード:9759(東証)
  • URL:https://www.nsd.co.jp/
  • 主要事業分野:情報サービス(システム開発事業、ソリューション事業、ITインフラ等)。グループ注力領域は「DAS事業(DX・AI等を活用したシステム開発/ソリューション)」。
  • 代表者:代表取締役社長 今城 義和
  • 問合せ先:執行役員コーポレートセクレタリー部長 鯛 真輔(TEL: 03-3257-1250)
  • その他:決算補足説明資料作成あり、決算説明会は開催なし(今回)。

報告概要
– 提出日:2025年7月31日
– 対象会計期間(第1四半期累計):2025年4月1日〜2025年6月30日
– 連結範囲の変更:無
– 四半期財務諸表作成に特有の会計処理:有(詳細は本文P.9参照)
– 公認会計士/監査法人によるレビュー:無

セグメント(報告セグメント)

  • システム開発事業(内訳表示あり)
    • 金融IT(金融向けソフトウェア開発)
    • 産業IT(産業向けソフトウェア開発)
    • 社会基盤IT(公共・通信・電力等)
    • ITインフラ(インフラ構築等)
  • ソリューション事業(セキュリティ、株主優待サービス、医療・ヘルスケア等)
  • ※セグメント間内部取引あり。調整額(セグメント外の全社費用等)あり。

発行済株式

  • 期末発行済株式数(自己株式を含む):86,000,000株(2026年3月期1Q)
  • 期末自己株式数:9,535,947株(2026年3月期1Q)
  • 期中平均株式数(四半期累計):76,464,128株(2026年3月期1Q)
  • 時価総額:–(株価情報は決算短信に記載なし)

今後の予定(開示に基づく情報)

  • 決算補足説明資料掲載:2025年7月31日(同社HPに掲載)
  • 決算説明会:当第1四半期は開催なし
  • 株主総会日程:–(記載なし)
  • IRイベント等:–(記載なし)

財務指標(要点)

主な連結数値(第1四半期累計:2025/4/1–2025/6/30、百万円、対前年同期増減率)
– 売上高:27,298(+8.0%)
– 営業利益:3,557(+7.9%)
– 経常利益:3,635(+9.0%)
– 親会社株主に帰属する四半期純利益:2,182(+4.4%)
– 1株当たり四半期純利益:28.54円

通期業績予想(2026年3月期・変更なし)
– 売上高:113,200百万円(+5.0%)
– 営業利益:17,100百万円(+1.5%)
– 経常利益:17,300百万円(+1.5%)
– 親会社株主に帰属する当期純利益:12,000百万円(+1.7%)
– 1株当たり当期純利益(通期):156.94円

貸借対照表(主要項目、百万円)
– 総資産:83,427(前期末90,485)
– 総負債:19,699(前期末22,233)
– 純資産:63,727(前期末68,252)
– 自己資本比率(開示値):75.3%

主要キャッシュ等・流動性
– 流動資産合計:47,743百万円
– 流動負債合計:12,477百万円
– 当第1Qの現金及び預金:23,623百万円(前期末27,358、前年比減少)
– 四半期キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)

計算指標(当第1Qベース、四捨五入)
– 営業利益率(営業利益/売上高):約13.0%
– EBITDA:4,178百万円(EBITDAマージン 15.3%)※同社算出
– 総資産回転率(売上高/総資産):約0.33回
– 流動比率(流動資産/流動負債):約3.83倍
– 負債比率(負債/資産):約23.6%
– 負債/純資産比(D/E):約30.9%

セグメント別(売上高・営業利益:百万円、前年同期比較)
– 売上高(合計):27,298(+2,016/+8.0%)
– 金融IT:8,358(+474、+6.0%)
– 産業IT:6,661(+704、+13.6%)
– 社会基盤IT:5,710(+621、+12.2%)
– ITインフラ:3,149(+238、+8.1%)
– ソリューション事業:3,418(△83、△2.4%)
– セグメント利益(合計、調整前):3,743(調整額△185で営業利益3,557)
– 金融IT:1,592(セグメント利益構成比 ~42.5%)
– 産業IT:898(~24.0%)
– 社会基盤IT:965(~25.8%)
– ITインフラ:507(~13.5%)
– ソリューション事業:△220(損失)

財務の解説(短信の記載を要約)
– 売上増は主にシステム開発事業の伸長(産業IT、社会基盤IT、金融ITの受注拡大)。
– 注力のDAS事業(クラウドを利用したDX関連等)は増収(システム開発領域で前年同期比+12.3%)。
– ソリューション事業は医療・ヘルスケア分野で減収・採算悪化し、事業としては損失を計上(第1Qで営業損失220百万円)。
– 総資産は現金・売掛金の減少等で前期末比減少。純資産は配当支払い(6,652百万円)による減少がありつつ当期純利益で増加。

配当

  • 2025年3月期(実績):年間合計 87.00円(期末87.00円、期中は0.00)
  • 2026年3月期(予想):年間合計 89.00円(第2四半期末 0.00、期末 89.00円)
  • 直近の配当予想修正:無
  • 特別配当:無し(記載なし)

セグメント別詳細(状況と戦略)

  • システム開発事業(金融IT / 産業IT / 社会基盤IT / ITインフラ)
    • 状況:全体で増収。金融は基幹システム更改中心に堅調、産業は自動車関連で受注順調、社会基盤は通信・運輸・公共で受注堅調。ITインフラも銀行・公共等で堅調。
    • 戦略:DAS事業(DX系、クラウド、生成AI等)を成長ドライバーに据え、受注拡大を推進。日立製作所との業務提携(2024年12月に基本合意)により生成AI等の技術連携・人材交流を進める。
  • ソリューション事業
    • 状況:一部(セキュリティ、株主優待サービス)は堅調だが、医療・ヘルスケアでの減収・採算悪化があり、第1Qは営業損失を計上。
    • 戦略・課題:イノベーション戦略事業本部で新ソリューション創出と販売力強化を図る。医療・ヘルスケア分野の利益率改善が課題。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画(5ヵ年)目標:2026年3月期までに連結売上高1,000億円(1000億円超)を目標に掲げていたが、同社は2024年3月期に2年前倒しで当該目標を達成したと記載。
  • 進捗:当期(最終年度)においてもDAS・M&A・業務提携等の施策を継続しており、通期見通し(1,132億円)でも目標水準を上回る見込み(注:通期見通し113,200百万円=約1,132億円)。
  • コメント:中期計画の主要施策(DX強化、M&A、提携)は継続実行中という記載。

競合状況・市場動向(開示内容の範囲内)

  • 市場環境(短信の記載):国内では雇用・所得環境改善を背景に緩やかな景気回復。IT投資(DX、生成AI活用、基幹システム刷新等)は堅調で受注環境は良好。ただし、エネルギー・原材料価格や米国通商政策、中国景気の不確定要素がリスクとして挙げられている。
  • 競合比較:同社資料には同業他社との定量比較は記載なし → 比較情報は「–」。
  • 市場ポジション(短信ベースの所見記載のみ):DAS領域を注力分野とし、DASでの伸長を強調。M&Aと提携を通じて付加価値サービスの提供体制を強化中。

今後の見通し(短信に基づく)

  • 業績予想:通期業績予想は前回公表から変更なし(2025年5月8日発表の見通しを踏襲)。
    • 通期:売上113,200百万円、営業利益17,100百万円、当期純利益12,000百万円(EPS 156.94円)
  • 第2四半期(累計)予想:売上54,500百万円、営業利益7,600百万円、当期純利益5,000百万円(EPS 65.39円)
  • リスク要因(短信で明示された主な外的要因)
    • エネルギー・原材料価格の動向
    • 米国の通商政策や中国景気の停滞による下押しリスク
    • 個人消費への影響(物価上昇継続)
    • セグメント別ではソリューション事業(特に医療・ヘルスケア)における利益率の改善が課題
  • 備考:業績見通しは合理的な前提に基づくが、実際の業績は様々な要因により変動し得る旨の注記あり。

重要な注記・会計上のポイント

  • 会計方針の変更:無
  • 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用の見積実効税率等の適用がある旨)
  • 修正再表示:無
  • のれんの変動:当第1四半期に株式会社アートホールディングスの株式を追加取得しており、のれん増加(セグメント別に254百万円、187百万円、20百万円、11百万円、98百万円等の増加が発生した旨の注記)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第1四半期累計期間のCF計算書は作成していない(注記)。
  • 減価償却等:当第1Qの減価償却費(のれん除く) 290百万円、のれん償却額 330百万円。
  • 監査レビュー:第1四半期に対する監査法人レビューは実施されていない。

要点のサマリ(結論的整理・事実のみ)

  • 第1四半期は売上高27,298百万円(+8.0%)、営業利益3,557百万円(+7.9%)と増収・増益。DAS(DX・クラウド等)が牽引。
  • 一方でソリューション事業で減収・採算悪化があり、当該事業は第1Qで営業損失を計上。ソリューションの利益率改善が短期的な課題。
  • 財務体質は自己資本比率高く(75.3%開示)、流動性も高い(流動比率約3.8倍)。配当は通期89.00円予想(期末のみ)。
  • 中期目標(連結売上高1,000億円超)は既に達成済みで、通期見通しもそれを上回る水準とされている。M&Aや業務提携(例:日立)などにより成長機会を追求している旨の記載。

(補足)開示にない事項は「–」で表記しています。必要であれば、特定項目(例:当社株価ベースの時価総額や同業他社比較)の取得・算出を行い、追補できます。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 9759
企業名 NSD
URL http://www.nsd.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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