2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)

基本情報

  • 企業名:AGC株式会社 (AGC Inc.)
  • 上場市場・コード:東証 5201
  • 主要事業分野:建築ガラス、オートモーティブ(自動車用ガラス等)、電子(ディスプレイ用ガラス基板・電子部材等)、化学品(エッセンシャル/パフォーマンスケミカルズ)、ライフサイエンス(医農薬・バイオ医薬品CDMO)、セラミックス・その他
  • 代表者:代表取締役・社長執行役員 平井 良典
  • 連絡先:執行役員 広報・IR部長 玉城 和美(TEL 03-3218-5603)
  • URL: https://www.agc.com/

報告概要
– 決算短信提出日:2025年8月1日
– 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年6月30日(2025年12月期 第2四半期 中間期・連結、IFRS)
– 半期報告書提出予定日:2025年8月5日
– 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)/決算補足説明資料作成:有(TDnetおよび当社ウェブサイトに掲載)
– 配当支払開始予定日:2025年9月8日

発行済株式等
– 期末発行済株式数(自己株含む):217,434,681株(2025/6/30)
– 期末自己株式数:5,079,912株(2025/6/30)
– 期中平均株式数(中間期):211,999,347株(2025中間)
– 時価総額:–(開示なし)

今後の予定
– 半期報告書提出:2025/8/5(予定)
– 決算説明会資料:TDnetおよび当社サイトに掲載(既公開)
– その他(株主総会等):–(本資料に記載なし)

財務指標(要点、百万円単位で記載)

注:数値は決算短信(要約中間連結財務諸表)に基づく。
損益(連結・累計中間)
– 売上高:995,474 百万円(前年同期 1,015,195 百万円、△1.9%)
– 営業利益:54,022 百万円(前年同期 56,690 百万円、△4.7%)
– 税引前中間利益:33,751 百万円(前年同期 △92,388 百万円 → 前年は損失)
– 中間純利益(当期純利益・連結):18,357 百万円(前年同期 △106,744 百万円)
– 親会社所有者に帰属する中間純利益:13,905 百万円(前年同期 △114,500 百万円)
– 基本的1株当たり中間純利益:65.59 円(前年同期 △540.26 円)

財政状態(連結)
– 総資産:2,804,883 百万円(2025/6/30) ← 前期末 2,889,665 百万円(△848 億円)
– 負債合計:1,204,521 百万円(2025/6/30) ← 前期末 1,217,967 百万円
– 資本合計:1,600,361 百万円(2025/6/30) ← 前期末 1,671,697 百万円
– 親会社の所有者に帰属する持分:1,380,971 百万円
– 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):49.2%(前期末 49.7%)

キャッシュ・フロー(連結・中間累計)
– 営業活動によるCF:117,139 百万円(前年同期 142,227 百万円)
– 投資活動によるCF:△87,726 百万円(前年同期 △78,243 百万円)
– 有形固定資産及び無形資産の取得による支出:△91,739 百万円(中間)
– 財務活動によるCF:△33,770 百万円(前年同期 △107,222 百万円)
– 現金及び現金同等物の期末残高:100,492 百万円(期首 107,988 百万円、増減 △7,495 百万円)

主要比率(中間期ベース、計算は短信数値より)
– 売上高営業利益率:54,022 / 995,474 ≒ 5.4%
– 売上総利益率:235,903 / 995,474 ≒ 23.7%
– 税引前利益率:33,751 / 995,474 ≒ 3.4%
– 親会社帰属純利益率:13,905 / 995,474 ≒ 1.4%
– 総資産回転率(期間売上高 / 総資産):995,474 / 2,804,883 ≒ 0.355(中間期集計)
– 自己資本比率:49.2%
– 流動比率(流動資産 / 流動負債):962,726 / 721,312 ≒ 1.33
– 有利子負債(概算、短期+1年内返済+長期):161,568 + 95,510 + 393,714 ≒ 650,792 百万円
– 有利子負債/資本(概算):650,792 / 1,600,361 ≒ 0.41

セグメント別(当中間連結会計期間:2025/1/1–6/30、単位:百万円)
(外部顧客への売上高/セグメント営業利益=営業利益(百万円))
– 建築ガラス:売上 209,447 百万円(前年同期 223,470)/営業利益 3,236 百万円(前年同期 10,163)
– オートモーティブ:売上 255,572 百万円(前年同期 251,785)/営業利益 15,119 百万円(前年同期 10,551)
– 電子:売上 167,249 百万円(前年同期 168,620)/営業利益 24,424 百万円(前年同期 20,019)
– 化学品:売上 283,698 百万円(前年同期 288,558)/営業利益 22,543 百万円(前年同期 27,663)
– ライフサイエンス:売上 61,694 百万円(前年同期 61,647)/営業損失 △11,927 百万円(前年同期 △14,115)
– セラミックス・その他:売上 17,811 百万円(前年同期 21,112)/営業利益 590 百万円(前年同期 2,374)
– セグメント合計営業利益(調整前):53,986 百万円。連結営業利益との差(調整勘定等):35 百万円 → 連結営業利益 54,022 百万円。

財務の解説(決算短信の記載に基づく要点)
– 売上高は円高による換算影響や建築ガラスの欧州出荷減・ロシア事業譲渡の影響等により前年同期を下回る。
– 営業利益は収益改善施策の寄与がある一方で、原燃材料価格上昇などコスト悪化により減益。
– 税引前利益・当期純利益は、前年同期に計上したロシア事業譲渡関連の関係会社株式売却損や大幅な減損損失が剥落したため大幅改善。
– 財政面では資産・負債とも減少(有形固定資産や営業債権の減少等)、為替(円高)による在外営業活動体換算差額の減少が資本を圧迫。

配当

  • 中間配当(2025年12月期 中間):105 円(実施)
  • 期末配当(予想):105 円(会社予想)
  • 年間配当(予想):210 円(2025年通期見通し。直近発表からの修正:無)
  • 配当支払開始予定日(中間):2025/9/8

特別配当:直近開示では無し(当中間期における特別配当の記載なし)。

セグメント別状況・戦略(短信記載の要約)

  • 建築ガラス:欧州で出荷減、中国・アジアでは販売価格下落があり減収。営業利益は減少。ロシア事業譲渡の影響あり。
  • オートモーティブ:欧米出荷減だが日本増、品種構成改善および価格政策の効果で増収・増益。
  • 電子:液晶ディスプレイ向けガラス基板は出荷増、特殊ガラスは減少。電子部材(半導体関連)の出荷減および円高で減収だが、収益改善策で営業増益。
  • 化学品:エッセンシャルケミカルズ(例:塩化ビニル樹脂)価格下落で減収。パフォーマンスケミカルズは価格上昇で増収。営業利益は減少(定期修繕による製造原価の悪化等)。
  • ライフサイエンス:AGC Biologics(バイオCDMO)で設備稼働により一部出荷増があったが、前期の一時収入剥落、米国ボルダー拠点の生産不具合等により売上は横ばい、セグメントで損失計上。なお当中間期に一部拠点からの撤退決定に伴う減損を認識(下記参照)。
  • セラミックス・その他:セラミックス製品、物流・金融サービス等。

中長期計画との整合性

  • 報告内で示されている事項としては、収益改善施策の効果や各セグメントでの価格・品種構成の改善、ライフサイエンス事業の構造調整(拠点撤退・減損)などの取り組みが進められている旨が記載されている。

競合状況・市場動向(短信の記載に基づく観点)

  • 市場動向(短信記載の要旨)
    • 建築ガラス:欧州の需要減退、販売価格の地域差が業績に影響。
    • オートモーティブ:地域差はあるが製品構成改善・価格政策が奏功。
    • 電子(ディスプレイ・半導体部材):製品別で需給が異なり、半導体関連の出荷減が影響。
    • 化学品:製品(塩化ビニル等)価格の動向が収益に直接影響。
    • 為替(円高):売上・換算差額に影響。

今後の見通し(業績予想等)

  • 2025年12月期 通期業績予想(会社公表、2025/1/1–12/31)
    • 売上高:2,050,000 百万円(△0.9%)
    • 営業利益:120,000 百万円(△4.6%)
    • 税引前利益:97,000 百万円
    • 親会社所有者に帰属する当期純利益:57,000 百万円
    • 1株当たり当期純利益(予想):268.84 円
  • 業績予想の修正:当該期の連結業績予想について「有(直近公表からの修正あり)」と記載あり(詳細は別途公表資料参照)。
  • 今後のリスク要因(短信で示唆されている主な外部要因等)
    • 為替変動(円高・円安)による売上・換算差額への影響
    • 原燃材料価格の変動(コスト上昇リスク)
    • 需要変動:自動車、建築、ディスプレイ、半導体・電子部材等の市場動向
    • 生産上の不具合や拠点構成の変更(例:ライフサイエンス拠点の問題・撤退)
    • 会計上の見積り変更や減損リスク(下記参照)

重要な注記(会計・その他)

  • 会計方針の変更:当中間期におけるIFRS要求の会計方針変更:無/その他会計方針の変更:無
  • 会計上の見積りの変更:有(詳細は決算短信11ページ参照)
  • 減損損失(当中間期の主なもの):AGC Biologics, Inc.(米国)に関し、将来の受注見通し・稼働見込みの大幅低下等を受け、コロラド州の拠点(ボルダー等)撤退を決定し、一部資金生成単位で減損の兆候を認め、減損損失 7,724 百万円を認識。公正価値評価はレベル3(観察不可能なインプット含む)。
  • その他収益・費用の主な内訳:為替差損益、固定資産売却益、減損損失、事業構造改善費用等(当中間期は為替差損 6,069 百万円計上等でその他費用が減少)。
  • 前中間期(比較期間)にはライフサイエンスでの大規模減損(複数国のAGC Biologics子会社合計で多額の減損)およびロシア事業譲渡に伴う関係会社株式売却損が計上されていた点が当期比較での主要差異。
  • 監査等:第2四半期(中間期)決算短信は監査法人のレビュー対象外。

(留意事項)
– 本文は提供された決算短信(IFRS・連結)に基づき事実を整理したものです。投資判断や売買の助言は行いません。開示資料全文や補足説明資料、TDnetの開示をあわせてご確認ください。情報に欠落・不明な点は“–”で示しています。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5201
企業名 AGC
URL http://www.agc.com
市場区分 プライム市場
業種 建設・資材 – ガラス・土石製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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