1. 企業情報
企業名: 株式会社アールシーコア (証券コード: 7837)
概要:
株式会社アールシーコアは、日本の住宅建設会社で、主にログハウスや自然派提案型住宅の企画・製造・販売を手掛けています。また、別荘の運営や住宅地の仲介も行っています。BESSブランド住宅を販売し、自然派のライフスタイル提案に強みを持っています。
事業内容:
- 直販部門：BESSブランド住宅の企画・販売
- 販社部門：全国の地区販社向けにブランド・販売システム提供、部材キット供給
- BP社：LOGWAY運営、顧客への直接工事請負
設立年月日: 1985年8月26日
住所: 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町10-1 マンサード代官山
代表者名: 壽松木 康晴
従業員数: 220人
平均年齢: 39.9歳
平均年収: 7,680千円
2. 業界のポジションと市場シェア
業界内での競争優位性や課題:
- 競争優位性: 自然派のライフスタイル提案型住宅に強みがあり、BESSブランド住宅で高い知名度を持つ。
- 課題: 住宅市場の競争が激しく、新たな市場の開拓やブランドの再構築が求められる。
3. 経営戦略と重点分野
経営陣が掲げるビジョンや戦略:
- ブランド理念再構築
- 法人向け事業の拡大
- 宿泊・賃貸等の新たなファンづくり
- 自治体や企業との連携による地域貢献
中期経営計画の具体的な施策や重点分野:
- 事業多角化とブランド強化
- 新商品開発
- 自治体連携による地域貢献
4. 事業モデルの持続可能性
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力:
- 自然派住宅の需要は持続的であり、環境意識の高まりに応えられる。
- 新たな事業分野への進出や自治体との連携により、市場ニーズの変化に適応できる。
5. 技術革新と主力製品
技術開発の動向や独自性:
- 新外装「なみ鋼板」の発売や新モデル「風のログ」「晴七色」の開発により、技術革新を推進。
収益を牽引している製品やサービス:
- BESSブランド住宅が主力製品。
6. 株価の評価
EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較:
- EPS（会社予想）: (連)-135.57
- BPS（実績）: (連)547.17
- 現在の株価: 408.0円
PERやPBRなどの指標:
- PBR（実績）: (連)0.75倍
7. テクニカル分析
株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か:
- 52週高値: 860円
- 52週安値: 284円
- 現在の株価は52週高値から11.30%下落している。
8. 財務諸表分析
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上: 過去12か月で11.39B円
- 利益: 営業利益率 -7.33%
- キャッシュフロー: 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないが、現金及び預金は176百万円減少
- ROE: (連)-19.76%
- ROA: (連)-4.19%
過去数年分の傾向がわかる場合、比較する:
- 売上高は増収傾向（＋18.7%）
- 営業損失計上（前期比改善）
9. 株主還元と配当方針
配当利回りや配当性向の分析:
- 配当利回り（会社予想）: 0.00%
- 1株配当（会社予想）: 0.00円
自社株買いなどの株主還元策:
- 自社株買いの情報はなし
10. 株価モメンタムと投資家関心
株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）:
- 直近10日間の株価は下降傾向（408円から414円のレンジ）
株価への影響を与える要因など:
- 売上総利益率の低下と販管費の増加による営業損失
- 受注（契約）高の減少
11. 総評
各分析結果を簡潔にまとめ、全体的な見解を整理:
- 自然派住宅の企画・販売に強みを持つが、市場競争が激しく、新たな市場の開拓が求められる。
- 経営戦略はブランド再構築と事業多角化に焦点を当てている。
- 財務面では営業損失を計上しており、株価は52週高値から下落している。
12. 企業スコア
成長性: B（中立）：LTM売上成長率（YoY）は18.7%（増収）
収益性: B（中立）：営業利益率 -7.33%
財務健全性: B（中立）：自己資本比率38.4%
株価バリュエーション: B（中立）：PBR 0.75倍
企業情報
| 銘柄コード | 7837 |
| 企業名 | アールシーコア |
| URL | http://www.rccore.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – その他製品 |
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