2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
東洋機械金属株式会社(証券コード:6210) 2024年3月期 決算短信(連結)要約
以下は、提出資料(提出日:2024年4月24日)に基づき、個人投資家向けに整理した要点です。投資助言は行いません。不明箇所は「–」としています。
基本情報
- 企業名:東洋機械金属株式会社
- 主要事業分野:成形機(射出成形機、ダイカストマシン等)の製造・販売、メンテナンス等
- 代表者:代表取締役社長 田畑 禎章
- 問合せ先:執行役員 経営企画室長 酒井 雅人(TEL:(078)942-2345)
- 上場取引所:東証
- コード:6210
- 公式URL:http://www.toyo-mm.co.jp/
報告概要
- 決算短信提出日:2024年4月24日
- 対象会計期間:2023年4月1日~2024年3月31日(2024年3月期)
- 決算説明資料:作成あり(決算説明会は「無」)
- 有価証券報告書提出予定日:2024年6月25日
- 定時株主総会:予定日 2024年6月25日
- 配当支払開始予定日:2024年6月26日
セグメント
- 単一セグメント(成形機の製造販売)として計上。内部的には主に「射出成形機」「ダイカストマシン」の製品別構成が示されている。
発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):20,703,000株(2024年3月期)
- 期末自己株式数:168,020株(2024年3月期)
- 期中平均株式数(連結):20,532,135株(2024年3月期)
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定(決算短信記載)
- 有価証券報告書提出予定:2024年6月25日
- 定時株主総会:2024年6月25日
- 配当支払開始予定:2024年6月26日
- 決算説明会:今回「無」(補足資料は作成あり)
- IRイベント等:記載なし(–)
要点(2024年3月期 vs 前期)
- 売上高:28,842(▲18.3%)
- 売上原価:23,555
- 売上総利益:5,286
- 販売費及び一般管理費:5,405
- 営業損失:△119(前期は営業利益1,319)
- 経常損失:△64(前期は経常利益1,538)
- 親会社株主に帰属する当期純損失:△1,293(前期は当期純利益648)
- 包括利益:△739(前期 1,050)
- 1株当たり当期純損失:△62.99円
- 総資産:30,062
- 純資産(連結):18,584
- 自己資本比率:60.3%
- 現金及び現金同等物(期末):6,167
主要財務比率・指標(算出値)
- 売上高営業利益率(営業利益/売上高):△119 / 28,842 ≒ △0.4%
- 売上総利益率(粗利率):5,286 / 28,842 ≒ 18.3%
- 販管費比率:5,405 / 28,842 ≒ 18.7%
- 総資産回転率(売上高/総資産):28,842 / 30,062 ≒ 0.96 回/年
- 流動比率(流動資産/流動負債):21,912 / 8,866 ≒ 247%
- 有利子負債(期末、主要項目の合計概算):短期借入金 2,000 + 長期借入金 100 + (1年内返済予定の長期借入金160は流動)=概算 2,260 百万円
- 有利子負債/純資産(概算):2,260 / 18,584 ≒ 0.12
(注)上記は決算短信の数値から筆者が計算した概算値です。厳密な定義やグルーピングにより差異が生じる場合があります。
セグメント別(製品別)売上・受注
- 射出成形機
- 受注高:19,451(▲20.4%)
- 売上高:21,580(▲21.3%)
- 海外売上:15,481(▲22.6%)→ 海外比率 約71.7%
- ダイカストマシン
- 受注高:7,087(+4.6%)
- 売上高:7,261(▲7.8%)
- 海外売上:5,163(▲11.3%)→ 海外比率 約71.1%
- 製品別構成比(売上高):射出成形機 約74.8%、ダイカストマシン 約25.2%
キャッシュ・フロー(連結)
- 営業CF:+552(前期+256)
- 投資CF:△643(前期△565)
- 財務CF:△370(前期△470)
- 現金及び現金同等物(期末):6,167(前期6,502、増減 △335)
財務の解説(決算短信の記載より)
- 受注・売上は世界的な需要低迷(特に中国)や円安に伴う原材料・燃料価格上昇の影響で減少。
- 生産量低下に伴う固定費回収不足、部材価格高騰で製品原価が増加し、営業損失を計上。
- 当期純損失には、海外子会社での元従業員による私的流用に係る貸倒引当金や特別調査費用、繰延税金資産取り崩しに伴う法人税等調整額(648百万円)等が影響。
配当
- 2023年3月期(実績):年間30円(中間15円、期末15円)
- 2024年3月期(実績):年間35円(中間17円50銭、期末17円50銭)、配当総額 718百万円
- 2025年3月期(予想):年間35円(中間17円50銭、期末17円50銭)、配当総額 718.7百万円(予定)
- 特別配当:なし(記載なし)
- 配当性向:2024年は当期純損失のため比率の記載なし(実績では2019?年の比較等は別表参照)
セグメント別情報・戦略
- セグメントは単一(成形機製造販売)。製品別では射出成形機が主力、ダイカストマシンも取り扱い。
- 決算短信での記載戦略(主な施策)
- 2027年3月期を最終年度とする新中期経営計画を策定(新パーパス・ビジョン・基本方針等)
- 重点施策(例)
- 販売拡大と原価戦略の実行
- 販売予測に基づく営業スタイルの確立
- 環境配慮型・高付加価値製品の投入と品質保証体制強化
- 大型製品対応を見据えた設備投資と生産体制構築
- 戦略的調達(品質・価格・納期重視)
- 基幹システムとDXによる業務改善
- カーボンニュートラル・人材育成
- 多様な人材が活躍できる職場づくり
- コンプライアンス重視の企業活動
- 製品動向(当期)
- 射出成形機:国内の自動車・工業部品関連が大幅減、中国のIT・医療機器、米州の生活用品関連も減少。東アジア・東南アジアで家電・工業部品関連は増。
- ダイカスト:国内は工業部品・自動車関連増、中国で工業部品増だが自動車は減、インドで自動車関連増。
中長期計画との整合性
- 第3期中期経営計画(2022年度~2024年度)は最終年度。新たに2027年3月期を最終年度とする中期経営計画を策定。
- 新中計では、収益構造改革、販売拡大、製品の高付加価値化、設備投資、DX等を掲げる。業績低下の局面からの回復に向けた施策が示されているが、短期的には外部環境リスクが継続すると明記。
競合状況・市場動向
- 決算短信では同業他社との比較データは提示されていないため、競合比較は「–」。
- 市場動向(会社の認識)
- 世界的な需要低迷(特に中国の景気減速)
- 円安進行による原材料(鉄鋼等)・燃料価格高騰
- 電気自動車や電子部品関連は回復傾向の分野として期待
- 地政学的リスク(ロシア・ウクライナ情勢、中東)や世界的金融引き締めが不透明要因
今後の見通し(業績予想:連結、2025年3月期)
- 売上高:31,000(前期比+7.5%)
- 営業利益:300(前期は営業損失119)
- 経常利益:400(前期は経常損失64)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:100(前期は△1,293)
- 会社は上記予想を前提条件および留意事項とともに添付資料で示している(為替等の前提は添付資料参照)。
リスク要因(決算短信で挙げられている主な項目)
- 為替変動(急激な円安など)
- 原材料・資源エネルギーの価格高騰
- 受注環境の悪化(特に中国・米国の設備投資低迷)
- 部材の長納期化
- 海外子会社での不正事案等による追加費用や信用リスク
- 地政学リスクおよび世界的な景気停滞
重要な注記・その他
- 会計方針の変更:無し
- 連結範囲の変更(重要な子会社の異動):無し
- 決算短信は公認会計士・監査法人の監査対象外(注記あり)
- 期中の重要事象:海外子会社での元従業員による私的流用事案に関する貸倒引当金計上、特別調査委員会による調査費用計上
- 役員異動(予定、就任・退任日:2024年6月25日)
- 新任取締役候補:中村 孝夫(現 技術本部長)
- 退任予定取締役:三輪 恭裕(現 生産イノベーション本部長)
- 新任監査役候補(非常勤・社外候補):佐和 周(公認会計士・税理士)
- 退任予定監査役:高橋 正哉
補足:上記は決算短信(2024年4月24日公表)と添付資料を基に筆者が整理・一部計算した要約です。数値の厳密な確認や詳細な分析は、原資料(決算短信・有価証券報告書・補足資料)をご確認ください。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6210 |
| 企業名 | TOYOイノベックス |
| URL | https://toyo-invx.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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